フロンターレU15 – アントラーズノルテ / メトロポリタンリーグ

10月16日、川崎フロンターレU-15が1部への昇格を目指した関東ユース(U-15)サッカーリーグ2部第22節、鹿島アントラーズノルテ戦に続いて、新日鐵住金グラウンドでは二年生らの公式戦、メトロポリタンリーグが行われました。

【川崎フロンターレU-15 メトロポリタンリーグvs鹿島アントラーズノルテ】
10月16日(日)午後4時キックオフ　新日鐵住金グラウンド　晴れ　35分ハーフ

フロンターレはここまで7勝1分け4敗。先発はGK21川合我空、DFは右から23内海太瑚、38松永竜之介、22神橋良汰、27鈴木康平、ボランチは25戸水利紀、35横澤悠馬、右MF37平田流衣、左MF34堀川洸、トップ下26猪狩祐真、FW29鈴木大登

立ち上がりから後ろからつなぎ、川合や横澤、戸水が最終ラインに加わり組み立てを図るフロンターレに対して、アントラーズノルテは前からプレスをかけてボールを奪いにかかりにいき、フロンターレもボールを失うと連動してボールを持った選手に対してプレスをかけていき、ともにせめぎあう展開に。

6分にはフロンターレ、猪狩のパスに鈴木大登がエリア右抜け出しますがオフサイド。13分にはアントラーズノルテの選手からボールを松永がうまく奪い、川合に戻しますが、川合が蹴ろうとしたボールにアントラーズノルテの選手が果敢にプレスをかけにいくと、ボールは当たってそのままゴールへ吸い込まれていきます。0-1。フロンターレとしては少しもったいない形で先制点はアントラーズノルテへ。

さらに攻勢に出るアントラーズノルテは細かくパスをつないだところからシュートを放つも上に。エリア内へさらに迫りますが松永が体を張った守備でしのいでいきます。

フロンターレも鈴木康平のクロスなどからゴールへ迫り、25分には戸水のスルーパスにエリア左鈴木大登が抜け出してシュートを打つもわずかに左へ。内海が高い位置から仕掛け、鈴木大登がさらにスルーパスに抜け出すなどしてゴールへ迫りますが、アントラーズノルテのGKらに阻まれてなかなか決めることはできず。33分には鈴木康平のクロスに堀川が飛び込みますが惜しくも触ることはできず。前半は0-1。アントラーズノルテがリードをしてタイムアップとなります。

後半立ち上がりはフロンターレ、2分右サイドに平田が抜け出ると折り返したボールに鈴木大登がシュートを打つもここはアントラーズノルテのGKの好守。直後には右サイド、猪狩が抜け出てGKと1対1になりますが判定はオフサイド。アントラーズノルテも直後にはスルーパスに29番が抜け出ますが、川合がすばやく前へ出てシュートを打たせず。

フロンターレは連動したプレスといい距離感でのボール回しからペースをにぎり、平田や堀川らがゴールへ迫っていきます。

20分には鈴木康平に代わり32横山航大が入り左MFに。内海が左SB、平田が右SB、堀川が右MFに。

すると次の1点はフロンターレへ。左サイドから細かくパスをつないで攻勢に出ると、エリア左猪狩がシュートを打つと最後は堀川が押し込んで1-1。追い付きます。

畳み掛けるフロンターレは戸水のパスを受けた鈴木大登が戻したボールを戸水が再び受けてエリア正面からミドルシュートで狙うもワンタッチあり、決まらず。さらに猪狩のパスから鈴木大登が抜け出してシュートを打つもGKに阻まれてコーナーキックとなりますが、左コーナーキック、戸水がボールを入れると、松永が合わせてゴールネットを揺らします。2-1。ゴールの裏でアップをしていた選手たちとピッチの選手たちが喜びを分かち合います。

さらに追加点を狙うフロンターレは29分には戸水のスルーパスに堀川が抜け出すもオフサイドに。31分には横山を起点に鈴木大登がエリア右からシュートを打ちますがGKの好守に阻まれて決めることはできず。しかし、33分、またもフロンターレはコーナーキックを得ると、左から戸水が入れたボール、最後は内海が決め3-1。突き放します。

試合はこのまま、3-1でタイムアップ。攻守にひたむきにプレーをし続けたフロンターレ、見事に逆転で勝利をおさめることになりました。

フロンターレは8勝1分け4敗、得点30、失点21、得失点差＋9、勝ち点25に。11月20日、等々力第一サッカー場にて行われるクマガヤSC戦がこの大会の最後の試合となります。

前半0-1 後半3-0 計3-1
得点:堀川洸、松永竜之介、内海太瑚

フロンターレの先発:21川合我空、23内海太瑚、38松永竜之介、22神橋良汰、27鈴木康平、25戸水利紀、35横澤悠馬、37平田流衣、34堀川洸、26猪狩祐真、29鈴木大登
交代:鈴木康平→32横山航大
控え:33鴨打賢哉　31橋本結人　36柴崎蒼　40松森創平

(文中敬称略)