7月9日、等々力陸上競技場で行われたかわしん杯ジュニアサッカー大会準決勝。
川崎フロンターレU-12の4、3年生たちと対戦、1-0で勝利した中野島FCホワイトを率いたのは、フロンターレU-18出身の岡本一輝監督。
2011年12月、フクダ電子スクエアで行われた湘南ベルマーレユースとのプリンスリーグ関東1部昇格決定戦では、決勝ゴールを決める活躍をするなど、長年U-18を応援してきたサポーターにとって、大きな記憶に残る選手の一人であると思います。
フロンターレU-18を卒団後、桐蔭横浜大を経て、カンボジアのアンコール・タイガーFCでプレー。カンボジアでの日々を「テルのカンボジア蹴記」として、川崎そだちに寄稿してくれました。
2019年3月にサッカー選手を引退した後は、かつて自身がプレーした中野島FCで、指導者となった岡本監督。
昨年はアイリスオーヤマ第7回プレミアリーグU-11 チャンピオンシップ2022で優勝を果たすなど、結果も残しています。
この日、フロンターレと対戦した中野島FCホワイトも、ゴールに迫るフロンターレに対し、体をしっかり張った好守で向き合う一方で、自分たちの力でチャンスをつくりだすこともできる素晴らしいチームで、岡本監督の指導者としての日々が充実したものであるということをうかがわせるものがありました。
この先も何度もフロンターレとも対戦するであろう岡本監督の中野島FC。
そのなかからは、やがて、フロンターレでプレーし、かつての岡本監督のように、サポーターの心に残るような活躍を見せる選手も出てくるのではないでしょうか。
川崎そだちは、これからも岡本監督の歩んでいく道を応援しています。
そして、どんな選手が育っていくのか、とても楽しみにしています。
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