國學院大U22C – 東京国際大U22F / インディペンデンスリーグ2部Bブロック


10月1日は、國學院大たまプラーザキャンパスグラウンドへ。

インディペンデンスリーグ2部Bブロック、國學院大U-22C vs 東京国際大U-22Fが行われ、川崎フロンターレU-18出身、東京国際大のDF溝田大和が試合に臨みました。

【インディペンデンスリーグ2部Bブロック 國學院大U-22C vs 東京国際大U-22F】
10月1日(日) 午前10時半キックオフ 國學院大たまプラーザキャンパスグラウンド 晴れ

まだまだ厳しい暑さの続く國學院大たまプラーザキャンパスグラウンド。ピッチ脇では、國學院大のメンバー外の選手たちが、にぎやかに応援する中、始まった試合。

しばらくSUBが続いていた溝田は、先発。左SBに入ります。

立ち上がりから、試合はラインを高く保ち、うまく前線の選手が間をで受けることで、東京国際大がゴールに迫る展開に。1分にはエリア外正面で受けた狩野斗希が枠をとらえたミドルシュート。
これには國學院大のGK金澤広希が反応し、セーブ。

さらに東京国際大が中央に鋭い縦パスを入れ、右に展開。佐藤旭が高い位置へ抜け出すなどしていきます。

一方の國學院大も6分には、右サイド、裏を突くパス。これに長谷川士が抜け出し、エリア外右へ。シュートを打ちますが、左にそれていきます。

中盤で激しい競り合いが続く中、國學院大は、右サイドへのパスから打開を図りますが、東京国際大は、溝田がすばやく戻り、CBと連係してカバーするなどし、攻撃の芽を摘んでいきます。


全体的にエリア前に東京国際大が迫る時間が続く中で、國學院大も球際の厳しさを見せ、決定的な場面は許さず。11分には、負傷交代のアクシデントがあったなか、ピッチ脇の声援も力に変え、プレーを続けていきます。


それでも、飲水タイムをはさんで、徐々にゴールに近づいていくのは東京国際大。中盤でボールを回し、縦パスに小林倫太郎が正面へ抜け出すなど、ゴール前で時間をつくっていきます。
溝田も機を見て、オーバーラップを仕掛け、縦に仕掛けるだけではなく、斜めのランニングで正面へ持ち込むなど、攻撃に色どりを加えていきます。

24分には、最終ラインからのフィードに東京国際大、小林が正面へ。しかし、國學院大のGK金澤がエリア外に出てクリアする好守。

さらに30分には東京国際大、立て続けにコーナーキックを得て、シュートを打つなど、チャンスをつくっていきますが、國學院大の体を張った守りもあり、ゴールとはならず。

なかなかいい形でボールが入らなかった國學院大も、33分には、エリア外正面、うまく間で小林空雅が受け、そのパスに長谷川がエリア右へ。しかし、オフサイドを取られてしまいます。

すると、東京国際大は再び攻勢に。溝田も縦に速いパスを入れ、追い越す動きを見せるなどしていきます。
41分には、右サイド、佐藤が折り返すと、正面で小林がシュート。しかし、上に。

直後には、左サイド、高い位置からクロス。遠いサイド、佐藤が迫りますが、國學院大の守りが阻み、右コーナーキックに。
東京国際大がコーナーキックをさらに立て続けに得て、ゴールをおびやかす時間が続きますが、なかなか決めきれない時間が続いていきます。

アディショナルタイムに入り、45+3分には、國學院大に決定機。東京国際大のGK川満誌杏が飛び出したところ、小林がエリア外正面でシュートを打ち亜mすが、東京国際大はライン上でカバーする素晴らしい守り。
前半は0-0でタイムアップとなります。



後半、立ち上がりからラインを高く保つ東京国際大。
溝田も、前半よりも高い位置でプレーする機会を増やしていき、2分には左サイド、高い位置からクロス。これは金澤のセーブに遭いましたが、積極的に攻撃に加わっていきます。

6分には出血があり、選手が1人治療のためピッチ外に出て、一時10人となるアクシデントに遭いながらも、中盤でいい形でボールが入り、うまくサイドに展開し、東京国際大がゴールに迫る場面が続いていきます

9分には、左サイドから市川星空が折り返すと、正面でシュートを打つも、左へ。

コーナーキックを得ると、精度の高いボールからゴールをおびやかす場面が続き、セカンドボールも溝田が回収し、うまく右サイドに展開するなどしていきます。

15分には、エリア外正面、うまく間で受けた狩野が浮き球のパス。これに小林が抜け出しますが、GKの金澤がカバー。

しかし、16分、東京国際大は、中盤、面川大地の縦パスを正面で受けた小林が、右サイドに展開すると、エリア外右、抜け出した佐藤がミドルシュート。これが決まり、0-1。
東京国際大がついに先制します。


19分にはさらに東京国際大、交代で入った中村拓夢が中央でカットし、左サイド、流れた狩野へ預け、エリア外正面で受け直し、シュート。しかし、右に。

直後には、溝田が対角線に浮き球のパス。これを右サイドでうまく國學院大の選手に当てて、スローインを得た東京国際大。
その流れからエリア正面で、小林がシュートを打つとこれが決まり、0-2。東京国際大が突き放します。

國學院大も球際の厳しさを見せるなか、それでもそれを上回っていくのは東京国際大。
溝田も、左サイドで粘り強く、厳しい寄せからマイボールに。そこから正確な浮き球のパスを、小林に供給。攻撃につながるようなかたちで、プレーをしていきます。

飲水タイムをはさんで、24分には國學院大、うまくエリア正面へ雨宮輝太が持ち込みますが、國學院大の守りに遭い、シュート亜ふてず。
攻撃に転じた東京国際大は、溝田が縦パス。そこから左へ展開。クロスに途中出場の髙橋凛央が反応。エリア正面でシュートを打ちますが、枠はとらえらえrず。

しかし、直後には、エリア外正面、持ち込んだ狩野がシュートを打つと、ゴール右に決まり、0-3。さらに東京国際大が突き放します。


33分にはさらに東京国際大、フリーキックのこぼれ球を拾い、中村がパス交換からエリア左へ。シュートは枠をとらえますが、國學院大はライン上でクリアする好守。

コーナーキックのセカンドボールを拾って、東京国際大がゴールに迫る時間は続き、36分には、左サイドから右へ展開すると、飛び出した途中出場の伊藤竜海が決めて、0-4。


國學院大は、右サイド、裏を突くパスで打開を図りますが、これには溝田が粘り強い守りで、それをさせず。

40分には國學院大、右コーナーキックのこぼれ球に正面で金子慎之介がシュートを打ちますが、枠はとらえられず、

すると43分、東京国際大は、中村が右サイドを突くパス。これに抜け出した伊藤のシュートは國學院大が阻むも、こぼれ球を高橋が押し込み、0-5。
東京国際大が突き放します。

アディショナルタイム、さらに正面へ抜け出した小林がシュートを打つなど、チャンスをつくり続けた東京国際大。
試合は0-5でタイムアップとなり、東京国際大が勝利しました。

試合後、フロンターレとは違うサッカーにも徐々に慣れてきた、と語ってくれた溝田。
その言葉通り、1対1でしっかりとした対応を見せるだけではなく、後半には、流れの中から、右サイドにも顔を出すなどし、チームの攻撃を活性化させるプレーをしていたことが、印象的でした。

これから出場機会を重ねて、どんな活躍を見せていくのか。とても楽しみにしています。


前半0-0 後半0-5 計0-5

得点:佐藤旭、小林倫太朗、狩浦斗希、伊藤竜海 、高橋凛央 (東京国際大)


(文中敬称略)

円陣を組む東京国際大の選手たち
左SBに入った溝田大和選手

後半へ

 

試合は0-5。東京国際大が大勝をおさめた
試合後の溝田大和選手。活躍を楽しみにしています

 

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