京都産業大 – 立命館大 / 関西学生サッカーリーグ1部後期第4節


9月30日、関西学生サッカーリーグ1部は再開初戦の後期第4節を迎え、ヤンマースタジアム長居の第1試合では、京都産業大と立命館大が対戦。
川崎フロンターレU-18出身、立命館大の戸水利紀、秋葉拡人も試合に臨みました。


【関西学生サッカーリーグ1部後期第4節 京都産業大 vs 立命館大】
9月30日(土)午前11時半キックオフ ヤンマースタジアム長居 晴れ

10勝2分け2敗、勝ち点32、得点35、失点16、得失点差+19、首位の京都産業大。

先発は、GK1山本透衣、最終ラインは右から16大串昇平、5横窪皇太、4西村翔、2西矢慎平、ボランチは6川上陽星、32伊藤翼、右MF14城水晃大、左MF11夏川大和、トップ下キャプテンの10食野壮磨、前線には8中野歩。

立命館大は、5勝3分け6敗、勝ち点18、得点24、失点27、得失点差-3、6位。
先発は、GK1永田健人、最終ラインは右から24秋葉拡人、18加藤寛人、29木村誠之輔、8花城怜志、ボランチは26市河太一、その前に25戸水利紀、23西村洸大、右に11小西宏登、左に28中野瑠馬、前線にはゲームキャプテンの9大谷優斗。

戸水が先発に。そして、攻撃的なMFとしての出場が続いていた秋葉が右SBに入る、という陣容に。また、立命館大にはフロンターレU-15→尚志のDF22安江海ラウルがいますが、この日はメンバー外。


京都産業大と立命館大の前期の戦績は2-1で京都産業大が勝利しています。


10月がすぐそこに来ているというのに、厳しい暑さが続くヤンマースタジアム長居。それでも、開放されたメインスタンドには、選手の家族らやサッカーファン、そして、熱い声援を繰り広げる選手たちの姿も。
暑さにも負けない熱のこもった雰囲気のなか、試合は始まりました。



立ち上がり、ともに後ろからビルドアップを試みる両チーム。立命館大は、GKの永田も縦に正確なパスを供給するなどし、相手陣内で時間をつくり、2分には、左サイド、高い位置で中野がカット。正面やや左へ持ち込んで、シュートを打ちますが、横窪が体を張り、ブロックしていきます。

さらに立命館大のGK、永田が低い弾道の正確なボールを入れると、左サイドから中野がまたも抜け出しそうになりますが、京都産業大の守りが阻んでいきます。

一方の京都産業大も4分には、西矢がエリア左へ抜け出していきますが、これには小西がエリア内へ戻り、カバー。

左コーナーキックとなり、夏川が右足でボールを入れると、遠いサイドで川上がシュート。しかし、立命館大は体を張り、ブロック。
再び左コーナーキックとなり、夏川が入れると、エリア正面やや左、こぼれ球を拾った食野がミドルシュート。しかし、枠はとらえられず。


京都産業大は、間でうまく受けた食野が好パスを連発。存在感を見せ、6分には、そのスルーパスに、中野がエリア右へ。しかし、立命館大も粘り強い守りで対抗。
7分には、右サイドで、城水がクロス。遠いサイド、飛び込んだ、夏川がヘディングシュート。しかし、左に。

一方の立命館大も、9分にはサイドチェンジをおさめた中野がエリア正へ仕掛けるも、大串のカバーに遭い、左コーナーキックに。
キッカーの西村は、グラウンダー、マイナスのボールをエリア正面へ供給。戸水がミドルシュートを打ちますが、枠はとらえられず。


立命館は、次第に間で西村、戸水が受け、、CBの加藤や木下がもくわわり、ボールを動かす時間をつくれるように。
左SBの花城のフィードに、正面へうまく大谷が動き出すなど、ゴール前での場面を増やしていきます。

11分には、戸水のスルーパスに、秋葉がエリア外右へ。秋葉はミドルシュートを打ちますが、山本がセーブ。



一方の京都産業大も、13分には食野のスルーパスに、中野が正面へ。しかし、木下、加藤が挟み込むようにして、対応。

さらに15分には再び中央、うまく持ち上がった食野のスルーパスに、中野が正面へ抜け出しそうになりますが、ここでも立命館大の守りが対応していきます。


直後には立命館大、右サイド寄りで受けた戸水は、左サイドを突く好パス。これに花城が抜け出し、正面へ折り返しますが、横窪がクリア。
左コーナーキックに。西村がボールを入れると、セカンドボールを拾った立命館大は、右サイド、小西のスルーパスに、エリア右、大谷が抜け出しますが、山本が体を張った素晴らしい守り。

両チームともに、チャンスをつくり、それを好守が上回る引き締まった展開が続いていきます。


18分にはさらに立命館大、中盤で戸水、市河が動かし、市河の浮き球のパスに、大谷が正面へ。しかし、横窪が対応し、最後は大谷のファールに。

一方の京都産業大は、横窪が持ち上がり、その左サイドを突く縦パスに、食野がエリア外右へ。これに対しては、立命館大が体を張った守り。

京都産業大のコーナーキックとなりますが、立命館大はセカンドボールを拾い、戸水が中央、空いたスペースを上がっていきますが、京都産業大の伊藤が厳しく、粘り強い寄せで阻んでいきます。


飲水タイムをはさんで、立命館大は、左サイド、花城のフィードに、中野が正面への動き出し。これは京都産業大が阻むも、セカンドボールを拾った立命館大は、今度は右に展開。
小西のパスに、大谷が正面右へ抜け出しますが、横窪がカバー。

攻勢は続き、右サイド、市河から戸水とつながり、戸水のスルーパスに、中野がエリア正面へ。決定的な場面でしたが、GKの山本の好セーブで、ゴールとはならず。
立命館大の左コーナーキックとなり、セカンドボールを拾った立命館大は左サイドで戸水、西村とつながり、西村のパスに、中野がエリア外左へ。
中野のパスに、エリア正面やや左、戸水が抜け出しますが、ここでも京都産業大の守りが阻んでいきます。

すると30分には、京都産業大、GKの山本がエリア前にボールを送ると、中野がエリア正面への動き出し。これは立命館大の木下がカバーにいくも、ボールをクリアしきれず、右コーナーキックに。
キッカーの夏川が右足でボールを入れると、ゴール正面、西村がキープ。西村からの戻しを、エリア外正面で受けた食野がシュートを打つと、ゴールネットを揺らし、1-0。

京都産業大が先制します。


追いかける展開となった立命館大は戸水や西村、市河がかかわってボールを動かし、36分には、右サイドで戸水がスルーパス。秋葉がエリア右へ抜け出し、シュートを打ちますが、山本がまたもや好セーブ。
右コーナーキックとなり、花城が左足でボールを入れると、こぼれ球に反応した戸水が、エリア外右でシュート。しかし、力が入ったのか、枠はとらえられず。


38分には戸水のパスに、うまく右サイド、裏に抜け出した大谷から、小西へつながり、小西がクロスを入れると、エリア左、中野が抜け出しますが、ここでも京都産業大が堅守で対抗。

さらに立命館大が、最終ラインから組み立てを図る京都産業大に対し、前から連動してプレス。マイボールにしていくと、42分には左サイド、下がり目の戸水の浮き球のパスに、中野がエリア外左へ。
中野は仕掛けていきますが、京都産業大が阻んで、スローインに。

最終ラインに戻し、小西も下がり目で受け、動かしていく立命館大。GKの永田の正確なキックに、中野が斜めの動き出し。
セカンドボールも拾い、高い位置でのプレーを続けていきます。

アディショナルタイムに入り、45+1分には、中盤、間で受けた西村の縦パスに、戸水がエリア外右へ。戸水は切り返して、シュート。
京都産業大が阻んだところ、こぼれ球に反応した花城がエリア外左でシュート。しかし、左に。

京都産業大も、45+2分には、食野がうまく間で受け、右へ展開すると、大串が高い位置へ上がり、折り返しますが、立命館大の守りが阻んでいきます。

前半は1-0。京都産業大がリードして、ハーフタイムへ。



ともに交代はなく、始まった後半。立ち上がりには、立命館大のファールで、京都産業大がエリア外左でフリーキックを得ますが、これをしのいだ立命館大は、カウンターに。
市河のパスに、戸水がエリア外正面へ抜け出していきますが、京都産業大のファールに遭い、シュートまでは行けず。

京都産業大は、GKの山口に横窪、西村、伊藤や川上がかかわって組み立て。それに対して、立命館大は、大谷、戸水らが連動して前からプレス。
マイボールにしていくと、4分には、右サイド、秋葉から中盤やや右で受けた戸水が浮き球のパス。これに正面へ大谷が抜け出しそうになりますが、山口が阻んでいきます。

一方の京都産業大も、5分には、中盤下がり目でうまく前を向いた食野から右へ展開。大串が高い位置へ上がり、折り返しますが、これをしのいでセカンドボールをものにした立命館大は、中野が左サイドから斜めの仕掛け。しかし、京都産業大の守りが阻んでいきます。

右サイドでスローインを得ると、秋葉が高い位置へオーバーラップするなど、ゴールに向かう動きを続けていく立命館大。
GKの永田も中央へ正確なパスを入れ、これを戸水がおさめ、つながった市河の浮き球のパスに、大谷が正面へ動き出すなどしていきます。

10分には、京都産業大、エリア外正面、下がって受けた中野がスルーパス。食野がエリア正面やや左へ抜け出しますが、木下がクリア。
左コーナーキックとなり、夏川がボールを入れると、横窪がバックヘッドで合わせますが、枠はとらえられず。

京都産業大は、中野も中盤まで下りてプレスバックにいき、そこから左サイドに展開。夏川が高い位置へ動き出していきますが、秋葉が体を張った守りで対応。
守備でもいいプレーを見せていきます。

14分には、さらに京都産業大、食野のパスに、西矢が左サイド、高い位置へ。西矢は折り返しますが、立命館大の守りが対応していきます。



京都産業大は、中野に代わり13中田樹音、城水に代わり7福井和樹。

15分には京都産業大、夏川が正面へ持ち込み、夏川から受けた食野はエリア正面でシュート。枠右をとらえますが、永田がすばらしい反応。

さらに京都産業大が、中央、間で夏川が受けるなどしながらテンポの良いパス回しを見せ、19分には、左サイド、西矢との連係から高い位置へ上がった食野が折り返すと、正面で福井がシュート。
しかし、立命館大は体を張り、ブロック。

直後にはフィードに、中田がエリア正面へ。これに対して、立命館大はファール。京都産業大がPKを得ます。

キッカーは中田。ゴール左を狙ったシュートは、永田がセーブ。再三好守を見せていた永田。ここでも、素晴らしいプレーを見せていきます。

ピンチをしのいだ立命館大も、22分には、エリア外右、戸水や秋葉が動かし、右サイド、小西がクロス。エリア内、飛び出した大谷が反応するも、左に。

23分には、左サイド、中野が仕掛け、折り返すとニアで大谷がシュート。しかし、枠外。

飲水タイムをはさんで、立命館大は秋葉に代わり36野山大翔。大谷に代わり19守岡晃希。


27分には京都産業大、左サイド、西矢から正面の食野へ。食野から右サイド、福井につながり、福井の正面へのパスを受けた食野はターンからシュート。
枠をとらえますが、永田がセーブ。

右コーナーキックとなり、福井は左足で遠いサイドに正確なボールを入れていきますが、京都産業大にファールがあり、シュートに発案がらず。

京都産業大が、下がり目で食野が受け、福井や夏川とかかわってボールを回していく展開が続いていきます。

すると30分京都産業大は、正面の食野から左へ展開。川上がクロスを入れると、エリア外右、こぼれ球を拾った大串がシュート。これが決まり、2-0。
京都産業大が突き放します。

直後には立命館大、西村から戸水とつながり、戸水のスルーパスに、中野がエリア左へ。
しかし、京都産業大の粘り強い守りに遭い、左コーナーキックに。

西村がボールを入れると、正面でセカンドボールを拾った戸水から花城とつながり、花城はシュートを打ちますが、ここでも京都産業大が体を張り、防いでいきます。


35分京都産業大は夏川に代わり29末谷誓梧。西村に代わり33小野成夢。立命館大は中野に代わり27澤田忠和、西村に代わり17平川絢大。

終盤に入り、ブロックを組んで、構える京都産業大に対し、立命館大がボールをつないでいく時間が続いていきますが、京都産業大は、正面で戸水の縦パスを受けた野山に対し、前を向かせずに対応するなど、いい守りを続けていきます。

39分にはさらに京都産業大に交代。西村に代わり14野濵友哉。

41分には京都産業大、食野に代わり28滝口晴斗。

京都産業大も守りに比重を置きながら、機を見て、ゴールを狙う姿勢を見せ、45分には末谷がエリア正面へ。しかし、木下がブロック。
左コーナーキックとなり、京都産業大はショートコーナーを選択。川上のシュートは枠をとらえますが、永田がセーブしていきます。

アディショナルタイム、45+2分には、立命館大、エリア正面やや左、うまく受けた平川のシュートは枠をとらえますが、山本がセーブ。

一方の京都産業大も、45+3分には高い位置でカット、左サイド、末谷のパスに、西矢がエリア正面へ。シュートを打ちますが、永田がセーブ。

サイドチェンジを交えながら、ボールを動かし、糸口を探っていく立命館大。
45+5分には、エリア外正面で守岡に対して、京都産業大がファール。
フリーキックを得ると、キッカーの花城は左足で直接、弧を描くようなシュート。しかし、枠はとらえられず。

さらに、右サイド、小西のパスに、戸水がエリア外右へ。戸水は西矢の股を通すパス。これにエリア右、平川が抜け出し、シュート。しかし、山本がセーブ。
試合はタイムアップとなり、2-0。

京都産業大が勝利しました。

ここまでリーグで2番目に少ない失点数を誇る京都産業大の守備を打ち破ることはできませんでしたが、多くのチャンスをつくった立命館大。
これから上位に進出する可能性を秘めているのでは、と思わされるものがありました。

中盤で何度も好パスを出すだけではなく、積極的にシュートを打つなど、確かな存在感を見せた戸水。
そして、右SBというポジションでも、積極的に高い位置へ顔を出し、決定的なシュートを打つなどした秋葉。

それぞれが見せたプレーが、とてもうれしいものがありました。

これから、シーズンの終盤に向けて、どんな結果を残していくのか、とても楽しみにしています。


前半1-0 後半1-0 計2-0

得点:食野壮磨、大串昇平(京都産業大)




京都産業大の先発:1山本透衣 16大串昇平 5横窪皇太 4西村翔 2西矢慎平 6川上陽星 32伊藤翼 14城水晃大 11夏川大和 10食野壮磨(c) 8中野歩
交代:中野→13中田樹音 城水→7福井和樹 夏川→29末谷誓梧 西村→33小野成夢 食野→28滝口晴斗 
控え:12林憲太朗 25楠瀬海 18掛見直央 36原田輝

立命館大の先発:1永田健人 24秋葉拡人 18加藤寛人 29木下誠之輔 8花城怜志 26市河太一 25戸水利紀 23西村洸大 11小西宏登 28中野瑠馬 9大谷優斗(c)
交代:大谷→19守岡晃希 秋葉→36野山大翔 中野→27澤田忠和 市河→17平川絢大 西村→14野濵友哉
控え:21栗林颯 34大川翔 10工藤大雅 32小関晴人

(文中敬称略)

残暑のヤンマースタジアム長居

キャプテンを務めた大谷優斗選手、秋葉拡人選手、戸水利紀選手

写真撮影に臨む

京都産業大の先発メンバー

右SBとして先発した秋葉拡人選手
戸水利紀選手

秋葉拡人選手
厳しい競り合いが続く

厳しいマークにあった中野瑠馬選手
戸水利紀選手
秋葉拡人選手

ミドルシュートを打つなど、積極性が光った
戸水利紀選手

立命館大がゴールに迫る中、京都産業大の守備陣も光った
戸水利紀選手

秋葉拡人選手

戸水利紀選手

中野瑠馬選手がシュート

秋葉拡人選手

戸水利紀選手がシュート

食野壮磨選手が決め京都産業大が先制

秋葉拡人選手がシュート

戸水利紀選手もシュートを打つ

前半は1-0

後半へ

小西宏登選手、戸水利紀選手
秋葉拡人選手
戸水利紀選手

大谷優斗選手

永田健人選手がPKをストップ

戸水利紀選手
交代で下がる秋葉拡人選手

大串昇平選手が決め、2-0
戸水利紀選手
途中出場の平川絢大選手
戸水利紀選手

股を通すパスからちゃんすを演出

山本透衣選手が好守を見せる
2-0でタイムアップ

CC BY-NC-ND 4.0 This work is licensed under a Creative Commons Attribution-NonCommercial-NoDerivatives 4.0 International License.

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