10月22日は、横浜国立大フットボール場へ。
プレミアリーグEASTは第19節を迎え、川崎フロンターレU-18は横浜F・マリノスユースとの一戦に臨みました。
【川崎フロンターレU-18 プレミアリーグEAST第19節 vs 横浜F・マリノスユース】
10月22日(日) 午後4時キックオフ 横浜国立大フットボール場 晴れ 150人
前節旭川実業に8-0で勝利、11勝4分け2敗、勝ち点37、得点48、失点12、得失点差+36、3位につけるフロンターレ。
先発は、GKキャプテンの1濱﨑知康、最終ラインは右から2江原叡志、6由井航太、5土屋櫂大、4元木湊大、ボランチは25矢越幹都、10尾川丈、右MF22加治佐海、左MF11岡野一恭平、前線には14岡田泰輝、9岡崎寅太郎。
マリノスは、4勝5分け9敗、勝ち点17、得点20、失点30、得失点差-10。
先発は、GK31鈴木魁、最終ラインは右から3舩木大輔、30和田悠青、4畑野優真、6埜口怜乃、ボランチは27上西遥喜、キャプテンの8桑原颯太、右MF17飯村太基、左MF7白須健斗、トップ下10望月耕平、前線には12大當侑。
6月24日朝億ラウンドで行われた第9節では、フロンターレが4-0で勝利しています。
夕方に差し掛かり、少し涼しさも感じる横浜国立大フットボール場。ピッチ脇には、両選手の家族らはもちろん、フロンターレもマリノスも多くのサポーターが集まり、熱を帯びた雰囲気に。
声を出しての応援こそできないものの、両チームのサポーターがともに多くの幕を出し、選手たちを見つめる中、キックオフの時を迎えました。
立ち上がりはマリノス、上西から右サイドに展開すると、飯村が右サイドの高い位置へ。クロスを入れようとしますが、フロンターレは体を張ってブロックし、右コーナーキックに。
右コーナーキック、上西が右足でボールを入れると、セカンドボールを拾い、右サイド、残っていた上西につながると、上西のパスに、エリア右、抜け出した望月がシュート。
しかし、濱﨑がセーブ。
しのいだフロンターレは、右サイドで加治佐や矢越が連係。正面の尾川につながり、尾川から左サイドの元木へ。元木に対しては、マリノスにファールがあり、チャンスにはつながらなかったものの、フロンターレらしくテンポの良いパス回しを出せるように。
5分には、セカンドボールをエリア正面で矢越が回収。そのシュートは、白須の体を張った守りに阻まれたものの、フロンターレが最終ライン、由井や土屋、元木が加わりながら、組み立てを図れるように。
GKの濱﨑も、左サイド、フリーの岡野一に正確なつなぎを見せ、長短のパスを交えながら、相手陣内でプレーする時間が増えていきます。
8分には、中央で尾川がカット。右サイド、加治佐につながると、うまくエリア正面へ向いた加治佐のパスに、岡田がエリア正面へ。前に持ち込んだ岡田はシュートを打とうとしますが、マリノスは体を張り、ブロック。
最後は鈴木がセーブ。
直後には、加治佐から江原と右サイドでつながり、エリア外右に持ち込んだ江原はクロス。しかし、エリア内、マリノスはクリア。
マリノスは、中央でフリーキックを得ると、上西がエリア前に浮き球を供給。しかし、由井がボールをうまくものにし、チャンスをつくらせず。
GKの鈴木に、和田や桑原がかかわって、後ろからマリノスが組み立てを図る場得mんでは、尾川がすばやく寄せ、前を向かせず。
再びフロンターレがボールを動かす展開となり、右サイド高い位置で、江原や加治佐、矢越が動かし、濱﨑も中央の加治佐へ正確な浮き球を供給。
セカンドボールも、尾川や矢越、岡田がものにし、そこからゴールへ向かう動きを見せていきます。
15分には、尾川から加治佐、加治佐から江原とつながり、、江原はエリア外右で折り返し。これに岡野一が迫りますが、鈴木がセーブ。
さらに由井が出足よくボールをカット。やや前に持ち上がり、右サイドに展開。江原がクロス。左へ流れたボールを拾い、さらに岡田が折り返し。セカンドボールをものにした矢越がエリア外右、持ち込んでシュートを打ちますが、マリノスの体を張った守りが阻んでいきます。
岡田や岡崎も時には下がり目に下り、献身的な姿勢を見せ、多くのセカンドボールをものにしていくフロンターレ。マリノスが右サイド、飯村につなげる場面では、元木が厳しく寄せ、フロンターレボールのスローインにするなど、1対1でも強さを見せ、流れを渡さずにプレーを続けていきます。
18分には左サイドでのスローインの流れから、岡崎がエリア正面へ。岡崎はシュートを打ちますが、ここでもマリノスは体を張った守り。
右コーナーキックとなり、エリア外左、おさめた尾川は正面へ持ち出し、ミドルシュート。ここでもマリノスが体を張って、阻んでいきます。
尾川、矢越を中心に、ボールをテンポ良く回し、選手それぞれが切れのある動きを見せ、チャンスをつくっていくのはフロンターレ。20分には、元木の左サイド、スペースを突いたパスに、岡野一が抜け出し、鋭い切り返しの連続からエリア左へ。ここでもマリノスの守りが阻んで、左コーナーキックとなり、キッカーの元木はショートコーナーを選択。元木がクロスを入れると、土屋がヘディングシュート。しかし、上に。
フロンターレはさらに、パスを間に差し込み、相手にボールが渡りそうになっても尾川や由井がこぼれ球を回収。そこから横に入れるのではなく、縦につけて、攻撃にテンポを出していきます。
23分には岡野一のスルーパスに、岡田がエリア左へ。岡田は折り返しますが、アンリの巣はブロック。さらに正面、尾川の縦パスに、岡崎がエリア正面右へ。
岡崎は反転からシュート。しかし、マリノスの守りに遭い、右コーナーキックに。
右コーナーキック、加治佐がニアに入れると由井が飛び込みますが、マリノスはクリア。セカンドボールを拾い、再び右サイドで受けた加治佐から、正面の岡野一へ。
岡野一はミドルシュート。しかし、上に。
マリノスがエリア前のスペースに入れてくる場面では、由井・土屋に加え、尾川や岡田もすばやく寄せ、囲い込んで自分たちのボールにしていくフロンターレ。
左サイド、岡野一のパスを正面で受けた矢越が岡崎とのパス交換から、エリア内へ持ちっ込もうとするなど、うまく連係しながら、ゴールに迫っていきます。
28分には、マリノス、下がり目、白須のスルーパスに望月がエリア正面へ抜け出しそうになりますが、江原がしぼってこれをカバー。
さらに29分には、畑野のフィードに、大當がエリア外右へ。ここでは濱﨑がエリア外に出て、カバー。守備でも集中して、いい対応を続けていきます。
マリノスは、望月がうまく間で受けることで、ボールを回す場面をつくっていきますが、望月の縦パスを正面で受けた飯村が右に展開、舩木につなげようとする場面では、元木がカバー。
チャンスはつくらせず、いい対応を続けていきます。
30分には、フロンターレ、岡崎が高い位置でカット。右サイド加治佐へ。加治佐から右、江原へつながり、江原から受けた矢越は、エリア外正面へ持ち出し、そのパスに岡田がエリア外正面やや左へ。
これに対して、マリノスはファール。フロンターレはフリーキックを得ます。
キッカーは矢越。直接シュートを打ちますが、鈴木がセーブ。
マリノスも直後には、エリア外正面でのフロンターレのボール回しを狙い、望月がカット。そのスルーパスに、飯村がエリア正面へ抜け出しそうになりますが、濱﨑がカバー。
マリノスはさらに、和田、畑野の最終ラインに、桑原もかかわってボールを回していこうとしますが、フロンターレは高い位置から連動、厳しくプレス。岡崎や加治佐が高い位置でボールを奪う場面をつくっていきます。
38分には加治佐がエリア正面やや右へ。これに対して、マリノスはブロック。岡田が正面、詰めて左へ展開。岡野一がエリア正面へ入れると、セカンドボールを拾った元木がエリア外正面へ。
元木はミドルシュートを打ちますが、上に。
直後には、中央へマリノスが入れてきたところ、加治佐がカット。エリア外正面右に持ち込んで、ミドルシュート。しかし上に。
フロンターレは、江原や尾川、加治佐、矢越が高い位置で動かし、マリノスがカットし、中央に付けてきても尾川が奪い返しそこから攻めに。
矢越が、うまく岡崎に速いパスをつけ、そこから右サイド、江原がクロスを入れる場面をつくっていきます。
43分には、濱﨑の浮き球のパスを、加治佐がおさめ、そのパスに、岡崎がエリア正面やや右へ。岡崎はシュートを打ちますが、鈴木がセーブ。
アディショナルタイムは2分。
すばやい寄せと、2人、3人が囲い込んでボールを奪い取っていく距離感の良さから、流れを渡さないフロンターレ。
46分には、江原の右クロスに、岡田がエリア正面やや右へ飛び込みますが、鈴木がセーブ。
さらに右サイドで加治佐、江原とつながり、正面の尾川へ。尾川のスルーパスに、岡崎がエリア正面へ抜け出し、シュートを打ちますが、鈴木がセーブ。
右コーナーキックとなり、加治佐がボールを入れると、土屋がシュート。セカンドボールを拾い、矢越が右に展開すると、加治佐のクロスに由井が飛び込みますが、鈴木がセーブ。
チャンスをつくり続けたフロンターレ。しかし、マリノスの最後のところでの守備も素晴らしく、前半はタイムアップ。0-0でハーフタイムへ。
後半、立ち上がりにはマリノス、大當から右へ展開、飯村が高い位置へ。飯村はクロスを入れていきますが、濱﨑がセーブ。
すると、試合は再びフロンターレがボールを握る展開に。尾川や矢越、加治佐も中央に顔を出し、ボールを動かす時間が続いていきます。
5分には、右サイド、加治佐がクロスを上げるとエリア左おさめたのは岡野一。相手をうまく引き付け、そしてかわして、シュートを打つと、マリノスにハンドがあり、フロンターレがPKを得ます。
キッカーは岡崎。GKの鈴木をじっくり見て、放ったシュートはポストに当たりながらも決まり、1-0。岡崎の2試合連続のゴールで、ついにフロンターレが先制します。
たたみかけるフロンターレは、直後には元木の縦パスに、岡野一がエリア正面やや左へ、シュートをマリノスが阻んだところ、こぼれ球に加治佐、岡崎が迫りますが、惜しくもさわることはできず。
するとマリノスも、桑原が中央、間で受け左右に動かし、ボールを回していき、6分は、エリア外正面、抜け出した白須がシュート。これは枠をとらえますが、濱﨑がセーブ。
マリノスが右コーナーキックを得ます。
しかし、このコーナーの流れからフロンターレは、カウンターに持ち込み、加治佐が右サイド、高い位置へ。
加治佐から岡崎へつながり、岡崎が正面へ持ち込んで、そのパスに、エリア左へ抜け出したのは岡野一。
マリノスは2人が寄せてきましたが、じっくり引き付けて、巧みにかわしてシュートを打つとこれが決まり、2-0。岡崎に続き、岡野一も2試合の連続のゴール。フロンターレが突き放します。
由井、土屋、矢越も右サイド、下がり目で受けながら、ボールを回していくフロンターレ。マリノスが中央につけてきても、尾川がカバー。フロンターレのテンポの良いパス回しが続いていきます。
11分には、土屋がフィード。セカンドボールを矢越が拾い、そのパスに、江原が右サイド、高い位置へ。江原がクロスを入れると、飛び込んだ岡崎がヘディングシュート。しかし、鈴木がセーブ。
マリノスも、舩木が中央を使い、右に展開。飯村が高い位置へ。しかし、岡野一がブロック。さらに飯村のパスに、大當がエリア右へ。しかし、由井が寄せ、最後は濱﨑がセーブ。
12分には、マリノスが右サイドから持ち込んだところ、元木・岡野一が寄せて、今度はフロンターレのボールに。
岡野一が左サイドから正面へ持ち込み、シュートを打ちますが、鈴木がセーブ。
13分には由井のフィードに、岡田が抜け出し、そのパスに岡崎が正面へ。岡崎はシュート。これは左に。フロンターレのチャンスが続いていきます。
マリノスも、右サイド、飯村、舩木の連係からエリア近くでの場面をつくりますが、元木がブロック。さらに由井が対応し、シュートは打たせずに、対応していきます。
12分には再び、フロンターレ、土屋のフィードを岡野一が左サイドでおさめ、ボールは正面の矢越へ。矢越は浮き球のパス、岡崎がエリア内、抜け出しますが、ここはマリノスの守りに遭い、左コーナーキックに。
左コーナーキック、元木はショートコーナーを選択。クロスを入れると、セカンドボールを拾ったフロンターレは、エリア内へ浮き球。これを由井が競り、岡田が迫りますが、鈴木がセーブしていきます。
マリノスは飯村に代わり43浅田大翔。
流れを変えようとするマリノスでしたが、ボールを握るのはフロンターレ。右サイドでのパス回しから加治佐がエリア内へ進入するなどゴールへ迫り、マリノスが右サイド、舩木や浅田がかかわって高い位置でつないでくる場面では、元木に加え、岡野一も低い位置まで戻り、対応。守備でもいいプレーが続いていきます。
フロンターレは23分、岡田に代わり13髙橋宗杜。
再三正確なキックを見せていた濱﨑がこの時間でも、両サイドに正確なボールを供給するなど、うまく長いボールも使いながら、フロンターレは前に出ていきます。
25分には、元木のフィードを、岡野一がおさめ、そのパスに岡崎が左サイド、高い位置へ。岡崎がクロスを入れると、ゴール正面、加治佐が飛び出し、ヘディングシュート。しかし、鈴木がセーブ。
27分には、土屋のフィードに、元木が左サイド、高い位置へ。元木は正面へ速いパス。これをおさめた髙橋宗杜がシュート。しかし、左に。
一方のマリノスも、直後には白須が高い位置でカット。その折り返しに、浅田がエリア内へ。しかし、江原がカバー。素晴らしい対応を見せていきます。
マリノスがボールをものにしても、髙橋宗杜が持ち味である前からの守備で、追い込み、自分たちのスローインにするなどしていくフロンターレ。中央では尾川がセカンドボールをものに。
また、フィードに、エリア前に抜け出そうとする大當に対しては、土屋が厳しい寄せ、浮き球に対しては、由井がボールをおさめ、そこから前に付けるなど、いい対応の連続。守備から攻撃へのつながりを見せていきます。
32分には、髙橋宗杜がうまく前を向き、そのパスに岡野一がエリア正面へ。鋭い切り返しからのシュートは枠をとらえますが、鈴木がセーブ。
一方のマリノスも、33分には、エリア外正面、おさめた大當のパスに、白須がエリア外左へ。白須のシュートは枠をとらえますが、濱﨑がセーブしていきます。
マリノスは34分、望月に代わり29横山俊介。
フロンターレも36分には加治佐に代わり7志村海里、岡崎に代わり18八田秀斗。
37分には、元木のパスを間で髙橋宗杜が受け、岡野一や尾川もかかわって左サイドでパスを回していくと、尾川のパスに元木がエリア正面へ。
元木のシュートはブロックに遭い、左コーナーキックに。
矢越がボールを入れると、セカンドボールを拾った尾川が、前に持ち出し、ミドルシュート、しかし、ここでもマリノスの体を張った守り。
しかし、交代を重ねても、フロンターレはゴールを目指す姿勢尾を続けていきます。
39分には、浮き球のパスに八田がエリア内へ。マリノスが寄せてきたところ、八田は右サイドに展開。江原がクロスを入れるも、マリノスの守備に対応され、シュートには結びつかず。
しかし、フロンターレは髙橋宗杜や八田らが高い位置からプレス。簡単には前には行かせない。前線からの守備でも、流れを渡さず。
声を出しての声援はできない横浜国立フットボール場でしたが、フロンターレのサポーターたちは選手のワンプレーワンプレーに、拍手を送り、その背中を押していきます。
41分には再びフロンターレ。尾川が自陣の正面でマイボールにし、そこから志村が右サイドの高い位置へ。志村の折り返しのセカンドボールを髙橋宗杜が拾い、左サイド、元木へ。
元木の速いパスに、髙橋宗杜がエリア正面へ。髙橋宗杜はシュート。しかし、鈴木がセーブ。
43分マリノスは白須に代わり28関野愛紀、上西に代わり14德田佑真。
44分、フロンターレはセカンドボールを江原が拾い、右サイドからクロス。これにエリア内、うまく抜け出したのは八田。シュートを打つとボールはゴールのなかへ。
八田のうれしいプレミアリーグEAST初ゴールで、フロンターレが突き放します。
フロンターレはここで尾川に代わり30林駿佑、岡野一に代わり17柴田翔太郎。
マリノスが浮き球を入れてくる場面では、エリア内、元木がしぼって対応。ボランチに入った林も、中盤で球際の厳しさからボールを奪い、また、濱﨑が左サイド、開いた柴田へ正確なボールをつけるなど、守備でしっかり対応し、また、攻撃へつながるプレーをフロンターレは続行。マリノスが最終ラインで持つ場面では、髙橋宗杜がプレスをかけるなどしていきます。
試合はタイムアップとなり、3-0。フロンターレは勝利。
プレミアリーグEASTは、この日市立船橋に2-0で勝利した青森山田が勝ち点を44までのばし、首位に。続いて尚志が勝ち点43。消化試合が1少ないフロンターレU-18は勝ち点40で3位。10月25日、延期となった市立船橋戦に臨みます。
前半0-0 後半3-0 計3-0
得点:岡崎寅太郎=PK、岡野一恭平、八田秀斗
フロンターレの先発:1濱﨑知康 2江原叡志 6由井航太 5土屋櫂大 4元木湊大 25矢越幹都 10尾川丈 22加治佐海 11岡野一恭平 14岡田泰輝 9岡崎寅太郎
交代:岡田→13髙橋宗杜 加治佐→7志村海里 岡崎→18八田秀斗 尾川→30林駿佑 岡野一→17柴田翔太郎
控え:16菊池悠斗 8名賀海月
マリノスの先発:31鈴木魁 3舩木大輔 4畑野優真 30和田悠青 6埜口怜乃 27上西遥喜 8桑原颯太(c) 17飯村太基 7白須健斗 10望月耕平 12大當侑
交代:飯村→43浅田大翔 望月→29横山俊介 白須→28関野愛紀 上西→14德田佑真
控え:20山下将真 2三橋拓真 42齊藤芭流
◇試合後、岡崎寅太郎、八田秀斗、岡野一恭平の3選手と長橋康弘監督に話を聞きました。
「ベンチにも、スタメンと遜色ないか、それ以上の選手がいるので、そういった選手の力も借りながら、全員で勝っていければ」
FW9岡崎寅太郎
-ナイスゲームでした!
ありがとうございます!
-まず、得点シーンについて振り返ってもらえますか?
得点のシーンはPKだったんですけど、いいかたちで攻撃できて、左にいる恭平に入って、恭平のシュート自体は自分はこぼれ、狙っていたんですけど、恭平が打ったシュートが相手の手、当たって。で、恭平がPKを自分に「蹴れ」っていうふうに言ってくれて。
自分は普段、残ってPKの練習、多くやっているので。それはもちろん、自信ありましたし、普段から、この前も話したんですけど、井澤(井澤明己)とか、ハマ(濱﨑知康)と一緒にやっているんで。もう自信もって、蹴ることができました。
-改めて見て、「蹴り方変わったなあ」って思ったんですけど、どうですか? 手ごたえとかありますか?
今日は1回ジャンプした時に、キーパーが動かなかったので。動かなかったらどっちに蹴るっていうのは事前に決めているところなので。
動かなかったから、今日決めたケースに蹴ろうと思って、蹴ったんですけど、思ったよりコースがちょっとずれて、ポスト当たったんで。
最初、焦ったんですけど。軌道見て、「大丈夫だな」と思って。
-ポストに当たって入った、っていう感じですかね。
はい。
-改めて、今日神奈川ダービーでしたけど、1週間どんな思いで練習してきましたか?
そうですね。去年は横浜FCさんもいて、神奈川ダービー2回。ホーム・アンド・アウェー含めて4回あったんですけど、今年は2回しかない中で、やっぱりマリノスの選手ともつながりあったり、ライバル意識持っている選手がけっこう多くいる中で、そこは「ぜってー負けねえぞ」っていうふうに、声を聞きながらやっていました。
-今日サポーター、たくさん来ていましたけど。すごかったですね。どうでした?
後半入る前に、円陣組んだ時に、「ここ、ホームかな?」みたいな声が、俺らの中で出ているくらいで。
もう本当に相手のサポーターよりも、多くの方が駆けつけてくれて。本当に安心して、というか気持ち入れること、できましたし。
本当に力になっているので、本当にありがたいです。
-次は中2日で市立船橋戦ですけど、それに向けて、意気込みなど教えてください。
ちょっと連戦というところでは、きつさもあるんですけど、そこはやっぱり今はベンチにも、スタメンと遜色ないか、それ以上の選手がいるので、そういった選手の力も借りながら、全員で勝っていければいい、と思っています。
「しっかり優勝に貢献できるように、自分のプレーをして結果を残せるように、頑張りたい」
FW18 八田秀斗
-お疲れさまでした。
お疲れさまでした!
-ナイスゴールでした。あれは初ゴール…
初ゴールです。
-改めて得点シーンについて振り返ってもらっていいですか?
こぼれ球をエイジくん(江原叡志)が拾って、そこからクロスが来て、合わせたんですけど、エイジくんのクロスが良かったんで。良かったです。
-ここまでちょこちょこ出ていて、得点やっぱり欲しかったと思うんですけど、改めて、決めてみてどうですか?
いっぱいチャンスもらっているのに、生かせてなくて、ゴールとかアシストとか結果を残したかったので。すごいゴール取れて、うれしいです。
-今年いろんなポジションをやっていて、ボランチとか、練習試合では右SBもやっていて。どうですか?
コーチたちにもいろんなポジションできるのは、ひとつの強みと言ってもらっていて。
自分も頭とかいろんな部分使って、たくさんのポジションできるように心がけていて。
FWが一番やりやすいんですけど、ボランチとかもできるようになって、自分のプレーの幅、広げたいなと思っているので。たくさんチャレンジしています。
-将来的にこのポジションやりたい、とかそういうものはありますか?
4-3-3のインサイドハーフとかは、すごいやってみたくて。トップチーム見ていると、脇坂さんとかうまいし、すごい楽しいプレーをしているので。
4-3-3のインサイドハーフはやってみたいな、っていうのはあります。
-じゃあ、参考にしているのは脇坂泰斗…
あとは、橘田さんとか、すごいゴールにもかかわれるし、守備もできるっていうところは見ているので。そこはすごく参考にしています。
-長橋さんが以前にボールにかかわってリズムをつくれるのがいいところだというようなことを言っていて。それは自分でも実感しますか?
そうですね、ライン間で、相手と相手の間でボール受けて、さばいたり、ゴールにかかわるプレーっていうのが自分の強みだと思っているので。そこは自分でも自覚しています。
-今日はサポーターの前で“バラバラ”もやりましたけど、どうでした?
全然慣れていなくて。でも、すごいうれしかったです。
-今日すごいサポーター来てましたけど、雰囲気、どうでした?
毎試合、青森とか北海道、応援に来てもらっていて。恩返しというか、その応援に応えたいなっていうのがあったんで。ゴール決めれて良かったです。
-次は中2日で市立船橋戦になります。何かこういったプレーをやりたいとか、あったら教えてください
。
途中出場で結果、残せたのはあるんですけど、もっとプレーにかかわらないといけない、と思うので。連戦続くんですけど、しっかり優勝に貢献できるように、自分のプレーをして結果を残せるように、頑張りたいです。
-最後にサポーターにメッセージを。
今日のゴールで名前と顔を覚えてもらえたと思うので。また僕のゴールでチーム勝たせられるよう、頑張るので。応援よろしくお願いします。
「シュートの意識は上がってきたので。そこも自信につながっているのかな、って思います」
MF11 岡野一恭平
-得点シーンについて振り返ってもらえますか?
コーナーのカウンターで、トラからいいボール来て、ディフェンス2人、うまくかわせて、うまく流し込めて良かったです。
-やっぱり前節得点を決めたことが自信になっている?
そうですね。今日も何本か、シュート意識していて。前半、後半、何本か打ったんですけど、もっと決めれたシーンもあったので。
けど、シュートの意識は上がってきたので。そこも自信につながっているのかな、って思います。
-ドリブルで行くところと、シュートに行くところの使い分けとか変わってきたのかなって思うんですけど、それはどうですか?
最後の判断のところの、ドリブルでかわしきらずに、シュート打つところだったり、そういうの見せるとドリブルもさらに生きてくると思うので。意識しています。
-改めて。1週間、神奈川ダービーということでどんな思いで準備してきましたか?
もう、いつもと変わらないですけど、とにかく自分たちが少しでもうまくなる、成長するっていうところを今週はやってきて。
なおかつ神奈川ダービーで、知っている選手も多かったので。負けられなかったので。勝てて良かったです。
-ちっちゃいころから知っている選手とやれるのは、うれしいとか?
そうです。お互い、知っている選手なので。負けられないですし。そうですね、勝てて良かったです。
-今日もすごいサポーターの人、来ていて。どうでした?
日曜の夜に、たくさんの人が来てくれて。後押ししてくれて。感謝しかないですし。残り4試合、優勝して、優勝することが恩返しになると思うので。引き続き勝てるように、頑張りたいです。
-中2日で市立船橋戦になります。どういったプレーをしたいですか?
今日に引き続き、得点、アシストで勝利に貢献するというところと、守備陣が体張ってくれて、ゼロで来ているので。失点しないように、守備も頑張りたい、と思います。
-今日は守備の部分でもいいプレーが多かったと思うんですけど、それはどうですか?
後ろの選手たち、ハマ(濱﨑知康)とか、土屋とかミナト(元木湊大)とか、由井とかエイジ(江原叡志)もですけど、声をかけて自分のことを動かしてくれるので。
その指示をしっかり聞いて、動いたら取れるので。いい連係かなと思います。
-サポーターにメッセージ、いただけますか?
今日も寒い夜の中、応援ありがとうございました。中2日で、次は市立船橋戦なので。しっかり勝って、次につなげたいと思います。
「とにかく2巡目は得点も取れているんですけど、何といったって守備だと思います」
長橋康弘監督
-試合の振り返りからお願いします。
まず試合前に青森山田が2-0で勝ったことを受けて、まず「自分たちが勝つしかない」と、それと対戦相手がマリノスっていうことで、選手たちもかなり意識している部分がトレーニング中から見受けられたので。
そうしたところを整理して、とにかく勝つことと、モチベーション高く練習でやってきたことを出しましょう、というところで入りました。
見事に選手たちはやってくれたと思います。
-前半あれだけ、攻めていて。得点入らないまま、終わってしまいましたけど、ベンチから見て、どう思っていました?
やっぱりチャンスがあっただけに、得点は欲しかったですけど、ひとつアタッキングサードで、「自分が、自分が」っていうプレーが、少し多かったかなっていうところで。
あれをもう一個大きなチャンスにするには、パスという判断も必要なのかなっていうところはあったんですけど、ただ、そのぶん、「自分がやってやる」っていう気持ちが見えていたので。
ここはちょっと辛抱かなっていう。ただ、あの時間帯にカウンター受けていたら、難しいゲームになっていたのかなっていうふうに思いますね。
-特にハーフタイムとか、「もうちょっとパスを選択」とかそういった指示をしたわけではなくて…
一応ハーフタイムには、もう一個判断。ボールを自分が持って、ゴールに迫るのか。パスをもう一個挟んで、さらにおっきいチャンスにするのかというところの判断は、やっぱり選手たちは「自分が決めてやろう」という気持ちが出ていたので。周りの選手がその判断を持たせてあげようというところで。「チャンスだ!」と思ったら、走っている選手が「よこせっ!」っていう声を出してほしいな、なんてふうに話はしたんですけどね。
-じゃあ、普段から言っている、「声を出しながらやろう」というところが出たのかなという。
そうですね。なかなか選手たち、「自分が、自分が」っていう気持ちでやっていますので。周りが気づかせてあげるっていうのが大事なんでしょうかね。
-3点取れて、また無失点というのも大きいのかな、と思うんですけど、守備でもすごい良いプレー多かったと思うんですけど。
はい。とにかく2巡目は得点も取れているんですけど、何といったって守備だと思います。
彼らがしっかり攻めているときから、しっかりとしたリスク管理もしていますし、ボールが来た時にはもう、とにかくファーストディフェンダーが強く行って。カバーをしっかり、ということで。
やるべきことがすごく整理されたなかで、声出しながらやってくれていると思いますので。継続してやってほしいなと思います。
-次は中2日で市立船橋戦になりますけど、ちょっと期間は短いですけど、どういった準備をしていきますか?
とにかくコンディションと。水曜に向けて、今から大事だ、という話を選手たちにはしたので。そのへんのところを気を付けながら。あとは水曜日、万全な準備をするというところと、やっぱり交代の選手。
個の力が大事になってくると思いますので。そこを含めてやっていきたいと思います。
-今日、サポーター、すごい雰囲気つくってくれたと思うんですけど。それはどうですか?
間違いなく、サポーターの力を借りました。また。あのサポーターの力がなければ、本当に難しいゲームになっていたと思いますし。
そういうゲームを、昔たくさん見てきたことがありますので。やっぱり選手たちって、そういう応援してくれている方のために、力を出そうというところ、選手たち、本当に感謝の気持ち忘れずにやってくれると思っていますし。
また、今日みたいに気持ちが出たゲームというのを、届けるために継続して頑張っていきたいと思いますので、また応援よろしくお願いします。
◇前半から多くのチャンスをつくりだし、後半は三つのゴールを決めて、見事快勝をおさめたフロンターレ。その裏には、後半戦7試合中6試合で無失点を達成している守備での頑張りもある、ということも見逃せません。
残りは4試合。攻守に一体感を持って、プレーを重ねていった先にどんなものを得られるのか。とても楽しみにしています。
(文中敬称略)
※写真はかんちさん、まゆげカワウソさんからもいただきました。
ありがとうございます。
◇まゆげカワウソさん撮影
◇かんちさん撮影
◇だいち撮影
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