11月最初の週末となった4日と5日も各地で大学サッカーの試合があり、川崎フロンターレアカデミー出身の選手たちがそれぞれの試合に臨みました。
この記事では、そうした選手たちのことをつづっていきたい、と思います。
【関東大学サッカーリーグ1部】
・第20節
関東大学サッカーリーグ第20節には、桐蔭横浜大のMF山内日向汰、日本大のDF栗田悠巨、MF田中慶汰、FW五木田季晋、拓殖大のMF田鎖勇作が出場しました。
11月4日(土)
△法政大 vs 桐蔭横浜大△
前半1-0 後半1-2 計2-2
◇桐蔭横浜大
MF8 山内日向汰 (4年) フロンターレU-18 先発 1アシスト
法政大戦に臨んだ桐蔭横浜大。フロンターレ加入内定の山内は、キャプテンとして先発フル出場。
試合は、前半、45分木村恵風のゴールで法政大が先制。後半、62分には髙橋馨希がPKを決めて、2-0。
桐蔭横浜大は、70分途中出場の肥田野蓮治のゴールで1点差とすると、90+6分にはこちらも途中出場、渡邉啓吾のゴールで2-2。
桐蔭横浜大が終盤に追いつき、2-2。引き分けています。なお、山内は渡邉のゴールで、1アシストを記録しました。
桐蔭横浜大は7勝7分け6敗、勝ち点28、得点38、失点31、得失点差+7。6位で全日本大学サッカー選手権の出場圏内にいます。
△日本大 vs 東洋大△
前半1-1 後半1-1 計2-2
◇日本大
DF4 栗田悠巨 (4年) フロンターレU-18 先発
FW14 田中慶汰 (2年) フロンターレU-18 先発
FW18 五木田季晋 (1年) フロンターレU-18 途中出場
東洋大戦に臨んだ日本大。栗田は先発フル出場。田中慶汰は先発し、56分まで出場。五木田は56分から出場しました。
試合は、10分東洋大が中山昂大のゴールで先制。16分日本大は熊倉弘達がPKを決めて、1-1に。
後半、50分東洋大は大宮アルディージャU-18出身の1年、高橋輝のゴールで勝ち越すも、90+3分日本大は熊倉弘達のゴールで2-2。
勝ち点1を分け合っています。
日本大は8勝7分け5敗、勝ち点31、得点34、失点25、得失点差+9。順位は全日本大学サッカー選手権の出場圏内の5位。
△拓殖大 vs 東海大△
前半0-0 後半1-1 計1-1
◇拓殖大
MF6 田鎖勇作 (2年) フロンターレU-18 先発
東海大戦に臨んだ拓殖大。田鎖は先発、90+1分まで出場。
試合は、50分三浦敏邦がPKを決め、拓殖大が先制。しかし、51分丸山大和のゴールで1-1。
引き分けに終わっています。
拓殖大は、4勝5分け11敗、勝ち点17、得点22、失点56、得失点差ー34、1部残留圏内の9位。
残り2試合となった関東大学サッカーリーグ1部。今季は11位と12位が自動降格、10位が2部3位との1部参入プレーオフに臨むことになります。
9位拓殖大を勝ち点2差で、追うのは、フロンターレU-18出身のFW有田恵人やFW田中幹大のいる10位中央大。
自動降格の11位は、勝ち点14の国士舘大、12位が勝ち点13の法政大となっています。
【関東大学サッカーリーグ2部】
・第20節
関東大学サッカーリーグ2部第20節では、産業能率大のFW猪狩祐真、早稲田大のDF森璃太、DF神橋良汰、関東学院大のDF佐々木輝大、日本体育大のGK青山海が試合に臨みました。
11月4日(土)
〇産業能率大 vs 青山学院大●
前半2-0 後半2-0 計4-0
◇産業能率大
FW10 猪狩祐真 (3年) フロンターレU-15→日大藤沢 先発 1ゴール
青山学院大戦に臨んだ産業能率大。猪狩は先発し、70分まで出場。
試合は、27分猪狩のゴールで産業能率大が先制すると、33分には松森堅誠のゴールで2-0。
後半、54分には松山碧、84分には佐久間翔土のゴールで突き放した産業能率大が4-0で勝利しています。
産業能率大は9勝1分け10敗、勝ち点28、得点34、失点34、得失点差0、2部残留圏内の8位。
猪狩は得点を12まで伸ばし、駒澤大の鈴木心月と並び、2部の得点ランクトップに立っています。
11月5日(日)
△早稲田大 vs 関東学院大△
前半1-0 後半1-2 計2-2
◇早稲田大
DF2 森璃太 (4年) フロンターレU-18 先発
DF27 神橋良汰 (3年) フロンターレU-18 先発
◇関東学院大
DF22 佐々木輝大 (2年) フロンターレU-15→鹿島学園 SUB
早稲田大 vs 関東学院大では、森は先発、15分で交代。神橋は先発フル出場、佐々木は控えに入りました。
試合は、25分に小松寛太のゴールで早稲田大が先制。追いかける関東学院大は47分オウンゴールで同点に。
早稲田大は73分石川真丸のゴールで勝ち越すも、90+2分関東学院大は橋本丈がフリーキックを決め、2-2。
勝ち点1を分け合うことになりました。
早稲田大は8勝7分け5敗、勝ち点31、得点42、失点26、得失点差+16、6位。
関東学院大は12勝3分け5敗、勝ち点39、得点52、失点27、得失点差+25、2位。次節に勝利すれば、初の1部昇格が決まります。
●立正大 vs 日本体育大〇
前半0-0 後半0-2 計0-2
◇日本体育大
GK12 青山海 (2年) フロンターレU-18 SUB
立正大戦に臨んだ日本体育大。青山は控え。
試合は0-2。日本体育大が五十嵐琉偉、左合修土の得点で勝利しています。
日本体育大は9勝5分け6敗、勝ち点32、得点32、失点29、得失点差+3、5位。
【関東大学サッカーリーグ3部】
・第20節
関東大学サッカーリーグ3部第20節には、慶應義塾大のMF山崎健翔、FW茅野優希が出場しました。
●慶應義塾大 vs 東京経済大〇
前半1-1 後半1-2 計2-3
◇慶應義塾大
MF13 山崎健翔 (4年) フロンターレU-15→桐蔭学園 先発
FW29 茅野優希 (3年) フロンターレU-15→慶應義塾高 途中出場 1ゴール
東京経済大戦に臨んだ慶應義塾大。山崎は先発し、75分まで出場。茅野優希は49分から出場しました。
試合は、15分熊澤維吹のゴールで慶應義塾大が先制。しかし、東京経済大は43分岡田倫太朗のゴールで1-1。
後半、東京経済大は64分仲佐友希のゴールで勝ち越すと、70分には二宮樹希のゴールで1-3。
慶應義塾大は90+1分茅野優希の今季4点目となるゴールで1点差とするも、2-3でタイムアップ。東京経済大が勝利しています。
2部と3部の入れ替えは、上位2チームが自動昇格。2部の9位 、10位との2部参入プレーオフには、3部の3位と4位が出場するという規定。
慶應義塾大は12勝3分け5敗、勝ち点39、得点37、失点21、得失点差+16、4位。
3部は首位城西大が勝ち点46、2位神奈川大が勝ち点42で自動昇格圏内。
続いて3位に勝ち点39、得失点差+19の専修大。慶應義塾大も、自動昇格の可能性が残されています。
3部の残留争いは、12位に勝ち点12の東京学芸大、11位に勝ち点13の共栄大。10位は、MF澤田泰大(4年)=フロンターレU-18、MF内海太瑚(3年)=フロンターレUー18、DF柴崎蒼(3年)=フロンターレU-15→市立橘、MF中村荘太(1年)=フロンターレU-15→桐蔭学園=がいる明治学院大。6勝2分け12敗、勝ち点20、得点25、失点37。
3部と都県リーグとの入れ替えは、12位が自動降格で、関東大学サッカー大会の優勝チームが自動昇格。10位と11位のチームは、それぞれ関東大学サッカー大会で3位、2位となったチームとの3部参入プレーオフに臨むことになります。
【東海学生サッカーリーグ1部上位リーグ】
・第2節(延期分)
延期となっていた東海学生サッカーリーグ1部上位リーグ第2節には、東海学園大のMF常安澪が出場しました。
11月4日(土)
●常葉大 vs 東海学園大〇
前半0-1 後半0-1 計0-2
◇東海学園大
MF13 常安澪 (4年) フロンターレU-18 先発 1ゴール
常葉大戦に臨んだ東海学園大。常安は先発、フル出場。
試合は2分村田達哉のゴールで東海学園大が先制。88分には常安がゴールを決め、0-2。
東海学園大が勝利しています。
東海学園大は12勝2分け5敗、勝ち点38、得点42、失点24、得失点差+18、4位。3位静岡産業大との勝ち点差は3。上位3チームが出場できる全日本大学サッカー選手権大会出場の可能性を残して、残り2試合に臨みます。
【関西学生サッカーリーグ1部】
・後期第10節
関西学生サッカーリーグ1部後期第10節では、立命館大のMF戸水利紀、MF秋葉拡人が出場しました。
●立命館大 vs 桃山学院大〇
前半0-1 後半0-1 計0-2
◇立命館大
MF25 戸水利紀 (3年) フロンターレU-18 先発
MF24 秋葉拡人 (2年) フロンターレU-18 途中出場
桃山学院大戦に臨んだ立命館大。戸水は先発フル出場。秋葉は63分から出場。
試合は0-2。桃山学院大が勝利。
立命館大は7勝4分け10敗、勝ち点25、得点32、失点46、得失点差-14、9位。
【東京都サッカートーナメント学生系の部予備予選 東京カップ】
・2回戦
天皇杯の東京予選につながる東京都サッカートーナメント学生系の部予備予選 東京カップでは、日本大文理学部のMF城田優、創価大のDF鈴木康平が出場しました。
11月5日(日)
●日本大文理学部 vs 成蹊大〇
前半0-1 後半1-0 計1-1 PK4-5
◇日本大文理学部
MF4 城田優 (1年) フロンターレU-15→日大藤沢 先発
成蹊大戦に城田は先発し69分まで出場。試合は成蹊大がPK戦を制して、勝ち上がりを決めています。
〇創価大 vs 上智大●
前半2-1 後半0-0 計2-1
◇創価大
DF5 鈴木康平 (3年) フロンターレU-15→創価高 先発
上智大戦で鈴木康平は先発し70分まで出場。試合は2-1。創価大が勝利しています。
【北信越大学サッカー新人戦予選リーグ】
北信越大学サッカー新人戦予選リーグには、金沢星稜大のMF小野寺瑠、新潟経営大のMF入江流星が先発出場しました。
11月4日(土)
〇金沢星稜大 vs 富山大●
前半3-0 後半4-1 計7-1
◇金沢星稜大
MF8 小野寺瑠 (2年) フロンターレU-18 先発
富山大戦に小野寺は先発し、後半26分まで出場。試合は7-1。金沢星稜大が勝利しています。
11月5日(日)
〇新潟経営大 vs 金沢学院大●
前半0-0 後半2-0 計2-0
◇新潟経営大
MF7 入江流星 (2年) フロンターレU-18 先発 1ゴール
金沢学院大戦に先発した入江はフル出場。試合は新潟経営大が2-0で勝利。入江は87分にチーム2点目のゴールを決めています。
【大学対抗Jr.リーグ戦】
大学対抗Jr.リーグ戦には慶應義塾大のGK川合我空が出場しました。
11月5日(日)
〇慶應義塾大 vs 東京経済大●
前半1-0 後半0-0 計1-0
◇慶應義塾大
GK91 川合我空 (3年) フロンターレU-18 先発
東京経済大戦に川合は先発フル出場。
試合は、鬼丸瞳斗のゴールで慶應義塾大が勝利しています。
大学サッカーリーグはいよいよ終盤戦に入ります。すべてのチームが幸せになることはできないかもしれない。それでも、ピッチで残したものが、それぞれにとって良い未来につながっていくことを願っています。
それぞれの活躍をとても楽しみにしています。
(文中敬称略)
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