U-22 ALL IBARAKI – U-20関東大学選抜 / IBARAKI Next Generation Cup 2023


12月24日、ケーズデンキスタジアム水戸で最終日を迎えたIBARAKI Next Generation Cup 2023。

U-18日本代表とU-18ウズベキスタン代表との試合に続いて、U-22 ALL IBARAKI vs U-20関東大学選抜が行われ、U-20関東大学選抜のメンバーとして、川崎フロンターレU-18出身の中央大の田中幹大、拓殖大の田鎖勇作も試合に臨みました。



【NEXT Generation Cup 2023 U-22 ALL IBARAKI vs U-20関東大学選抜】
12月24日(日) 午後2時キックオフ ケーズデンキスタジアム水戸 くもり

ここまで1勝1分け、1PK勝ち、1PK負け、勝ち点5のU-22 ALL IBARAKI。
先発は、GK1眞方大輔(國學院大)、最終ラインは右から5石橋衡(中央大)、15福原陽向(東洋大)、キャプテンの3国府田宗士(流通経済大)、6小林栞太(駒澤大)、ボランチは7村田楓太(新潟医療福祉大)、8村山剛琉(國學院大)、右MF14武沢健伸(早稲田大)、左MF13田中吟侍(日本大)、前線には10舟崎歩武(中央大)、9菊池快(日本大)。


眞方、国府田、小林、福原、村山、舟崎、武沢、菊池は鹿島アントラーズユース出身。石橋と村田は明秀日立高、田中は水戸ホーリーホックユース出身という構成。

U-22 ALL IBARAKIの先発メンバー




1勝1分け、1PK勝ち、1PK負け、勝ち点5のU-20関東大学選抜。
先発は、GK1岩瀬陽(中央大)、最終ラインは右から19常藤奏(中央大)、キャプテンの22丸山大和(東海大)、8飯島大地(桐蔭横浜大)、4入江羚介(順天堂大)、ボランチは15佐藤未来也(関東学院大)、7松橋啓太(東海大)、右MF3田中幹大(中央大)、左MF6杉山耀建(中央大)、前線には17松森堅誠(産業能率大)、9本間凜(国士舘大)。

田中幹大は先発。田鎖はベンチスタート。

U-20関東大学選抜の先発メンバー



第1試合に続いて、曇り空、師走の冷たい空気の漂うケーズデンキスタジアム水戸。それでも、開放されたメインスタンドには、選手の家族らや多くのサッカーファン、地元の選手たちの活躍を見ようと集まった子供たちなどが集まり、声援を送る。いい雰囲気のなか、キックオフの時を迎えました。

立ち上がり、1分にはエリア右へ抜け出したのは、田中幹大。するどいターンからのシュートは枠をとらえますが、眞方がセーブ。
しかし、いい試合の入り方を見せたU-20関東大学選抜。3分には、IBARAKIが縦に入れてきたところをカットし、下がり目で受けた松森の縦パスを、本間がおさめ、スルーパス。
これに抜け出した田中幹大がシュート。ここでも、眞方のセーブに遭い、得点とはなりませんでしたが、立て続けにチャンスをつくっていきます。

シュートを打つ田中幹大選手



高い位置でボールをものにする時間をつくり、左サイド、高い位置へ入江が上がるなど、ペースを握っていくU-20関東大学選抜。
GKの岩瀬も正確なボールを前線へ供給。うまく、右サイドへ本間が流れ、起点をつくっていきます。

杉山や田中幹大も中央に寄り、最終ラインの丸山が縦に速いパスを付けるなどし、前に出ていくU-20関東大学選抜。
12分には、中央に寄った常藤から左へ展開すると、高い位置へ抜け出した杉山が折り返し。松橋がシュートを打ちますが、IBARAKIの守りが阻んでいきます。


IBARAKIも、中央で村田や村山がうまく間を持ち上がり、前に出る場面をつくり、14分には、左サイド、高い位置へ菊池が抜け出しますが、これには田中幹大、常藤が対応。
さらに積極的に浮き球を入れ、中盤でボールを競り合う場面をつくっていくと、15分には、武沢がエリア右へ。しかし、シュートは岩瀬がセーブ。

17分にはU-20関東大学選抜、うまくエリア左へ本間が進入。折り返しから田中幹大がシュートを打ちますが、本間がオフサイドを取られ、シュートには結びつかず。

さらに松森、菊池がうまくかかわって、高い位置での時間をつくるU-20関東大学選抜。しかし、IBARAKIも眞方、国府田、石橋を中心に堅い守りを披露。しのいでいきます。


それでも、高い位置でのプレーを続けていくU-20関東大学選抜。スローインを下がり目で本間がおさめると、入江が高い位置へオーバーラップ。互いの呼吸が合ってきていることをうかがわせるプレーが続いていきます。

IBARAKIも、田中がうまく間でおさめ、左へ展開しようとしますが、田中幹大が低い位置をカバー。
さらに菊池がおさめ、小林が左サイド、高い位置へ上がっていく場面をつくりますが、U-20関東大学選抜は、コンパクトに、体を張った守りで対抗。

すると26分には、中央の佐藤未来也から松森とつながり、松森のスルーパスに、本間がエリア内へ。シュートを打ちますが、わずかに枠外。

佐藤未来也や松橋を中心にセカンドボールをものにし、中央に寄った田中幹大がボールを奪い取るなどしていくUU-20関東大学選抜。田中との連係から常藤が高い位置をうかがい、最終ラインからのフィードに、田中幹大がエリア内への動き出しを見せるなど、長いボールからもゴールを狙っていきます。

34分には、うまく右サイド、流れて受けた田中幹大が仕掛けて、折り返しますが、これをしのいだIBARAKI。中央の村山から右サイド、高い位置へ攻撃参加した福原へ。
福原はいったん、石橋に預けて受け直し、クロスを入れていきますが、U-20関東大学選抜はブロック。

どちらも球際の厳しさを見せていくIBARAKIとU-20関東大学選抜。
35分には、佐藤未来也に対して、IBARAKIにファールがあり、U-20関東大学選抜のフリーキックに。
これをすばやくリスタートすると、エリア内へ抜け出したのは本間。うまく剝がして、シュートを打つとこれが決まり、0-1。
先制点はU-20関東大学選抜に入ります。

ゴールを決める本間凜選手



直後には、IBARAKI、村山の縦パスに、舟崎がエリア正面右へ抜け出しますが、丸山がこれには対応。
38分には、U-20関東大学選抜、佐藤未来也の浮き球のパスに、田中幹大がエリア正面やや右へ。これをGKの眞方が外に飛び出し、阻もうとしたところ、エリア外正面で本間がシュートを打ちますが、IBARAKIの最終ラインがエリア前で必死の守り。しのいでいきます。

IBARAKIも正面へうまく持ち込んだ武沢のパスに、舟崎が右サイド、高い位置へ抜け出す場面をつくりますが、入江が対応し、起点とはさせず。

U-20関東大学選抜は、右サイド、常藤の縦パスを田中幹大がおさめ、中盤で受けた松橋は左へ展開。両サイドをうまく使いながら、前に出ていきます。

43分には左クロスを、遠いサイドで常藤が競り、エリア外正面、こぼれ球に詰めた丸山がシュート。しかし、上に。
すると44分には、IBARAKI、うまく間で受けた武沢は、右サイド、高い位置の石橋へパス。石橋のパスに、エリア右へ舟崎が進入。シュートを打ちますが、岩瀬がセーブ。

右コーナーキックとなり、小林が左足でボールを入れていきますが、これをしのいだU-20関東大学選抜。
前半は0-1。U-20関東大学選抜がリードし、ハーフタイムへ。

 



後半関東大学選抜は、GKが岩瀬から12笠島李月(拓殖大)、佐藤未来也に代わり16井野佑優(国士舘大)。IBARAKIは、右MF舟崎、左MF武沢、前線には田中、菊池と位置を入れ替え。


立ち上がりはテンポの良いパス回し、とセカンドボールへの反応の良さからIBARAKIが高い位置での展開をつくり、4分には、菊池から左サイドに展開すると、舟崎から武沢につながり、武沢は左クロス。
これに飛び込んだ石橋がヘディングシュート。しかし、左に。

さらに中央でうまくはがした村田が縦につけると、これをおさめた田中から左サイドへ展開。竹沢が高い位置へ仕掛けていきますが、常藤が粘り強く対応。
6分には、小林の浮き球のパスに左サイド、高い位置へ抜け出した田中がクロス。ニアに菊池が飛び込みますが、さわることはできず。

すると、7分には、U-20関東大学選抜。田中幹大が右サイド、高い位置でボールをカット。エリア外右から速いボールを入れていきますが、これは眞方がセーブ。
だんだんと前半同様に、うまく最終ライン、中央に両サイドを使いながら、前に出る時間をつくれるようになっていくU-20関東大学選抜。
10分には、高い位置へ抜け出した常藤が右クロス。これに本間が頭で合わせるも、ワンタッチあり、枠はとらえられず。
左コーナーキックとなり、入江が左足でボールを入れると、遠いサイドに飯島が迫りますが、IBARAKIはしのいでいきます。

IBARAKIは、田中、武沢、村山が左サイドでうまくかかわり、ボールを動かし、13分には、エリア左へ武沢が進入。しかし、シュートは飯島が体を張り、ブロックしていきます。

すると14分、U-20関東大学選抜は左サイド、高い位置でスローインを得ると、その流れから入江、菊池とつながり、菊池の折り返しに、エリア右、飛び込んだのは常藤。ボールはゴールの中へ。0-2。
U-20関東大学選抜が突き放します。

 

常藤奏選手が決め、U-20関東大学選抜が突き放す



U-20関東大学選抜は、ここで松森に代わり5桑子龍空(東海大)が入り、最終ラインを3バックにするなど、位置を入れ替え。

16分には、IBARAKIも、テンポの良いパス回しから、福原が左サイドを突くパス。これに小林が抜け出しますが、田中幹大が低い位置をカバーしていきます。

再び前に出ていくU-20関東大学選抜は、20分、右サイド、高い位置へ抜け出した常藤が折り返すと、エリア右、うまく入り込んだ本間がシュート。しかし、惜しくもポスト。

IBARAKIは24分4人を交代。GKが眞方から12木村和輝(関東学院大)、村山に代わり11渕上涼太(中央大)、舟崎に代わり2今井啓太(順天堂大)、田中に代わり18馬目隼乃介(鹿島アントラーズユース)。

そこからIBARAKIがボールを回していく時間が続いていきますが、U-20関東大学選抜は、コンパクトに、粘り強い守り。パスを回されながらも、シュートは打たせない、落ち着いた対応を見せていきます。

30分には、サイドチェンジが右サイドに通り、常藤の縦パスを田中幹大がおさめ、本間に預けた田中幹大は、エリア右へ進入しますが、これはオフサイド。

IBARAKIも、国府田から左へ展開。受けた小林から菊池とつながり、菊池が左サイドから仕掛けていきますが、常藤が対応していきます。

U-20関東大学選抜は、33分、田中幹大に代わり14佐藤遼(城西大)、杉山に代わり18石本勝悟(山梨学院大)、松橋に代わり10田鎖勇作(拓殖大)。

 

途中出場の田鎖勇作選手



34分には、左サイド、入江のパスをうまく中央で受けた田鎖が左サイドを突くパス。しかし、これはオフサイド。

IBARAKIもさらに選手を交代。菊池に代わり、U-17ワールドカップの日本代表メンバーでもある鹿島アントラーズユースの20徳田誉。さらに国府田に代わり4石井徹(産業能率大)。
最終ラインは右から石橋、福原、石井、今井、ボランチは村田、武沢、右MF小林、左MF渕上、前線には徳田、馬目に。

35分には、IBARAKI。小林の裏を突くパスに抜け出した渕上がエリア左へ。シザーズも交え、シュートを打つと、ボールはポストを直撃。

U-20関東大学選抜は、本間に代わり11岡本岳(拓殖大)、入江に代わり2竹田航進(拓殖大)。

左サイド、高い位置へ思い切りの良い仕掛けを見せるなどする今井に対し、スタンドから大きな歓声がわくなか、進んでいく終盤。
IBARAKIは最終ライン、石井が左サイドを突くパスを入れるなど、うまく間を突くながら前に出ていきますが、U-20関東大学選抜は、常藤が低い位置で粘り強い守り。その攻めに向き合っていきます。

IBARAKIはさらに交代。武沢に代わり16佐藤雄(桐蔭横浜大)。
42分には、左サイドから今井が斜めの仕掛け。中央に持ち出していきますが、これには田鎖が対応。田鎖から岡本につながり、岡本から受けた佐藤遼は高い位置で粘り、右コーナーキックに。
U-20関東大学選抜は高い位置でキープを図りますが、これには今井が寄せ、IBARAKIがマイボールにしていきます。

徳田や小林、佐藤雄がかかわり、高い位置へ今井が仕掛ける場面をつくっていくIBARAKI。しかし、常藤がカバーしていきます。

アディショナルタイムは4分。コンパクトな守りを見せるU-20関東大学選抜に対し、攻勢を強めていくIBARAKI。

47分には、石井が持ち上がり、左へ展開。抜け出した今井が仕掛けていきますが、これには常藤が対応。
左コーナーキックとなり、小林がボールを入れると、遠いサイドで合わせますが、枠はとらえられず。

試合はタイムアップとなり、0-2。勝利したのはU-20関東大学選抜に。
試合後に行われたPK戦は5-4でIBARAKIが勝利。

この結果、勝ち点8のU-20関東大学選抜が、IBARAKI Next Generation Cup 2023を優勝。2位は勝ち点7でU-18日本代表。
3位は勝ち点6のU-22 ALL IBARAKI、4位は勝ち点1のU-18ウズベキスタン代表となりました。


前半0-1 後半0-1 計0-2
PK5-4
得点:本間凜、常藤奏(U-20関東大学選抜)

U-22 ALL IBARAKIの先発:1眞方大輔(國學院大)
5石橋衡(中央大) 15福原陽向(東洋大) 3国府田宗士(流通経済大)=c 6小林栞太(駒澤大)
7村田楓太(新潟医療福祉大) 8村山剛琉(國學院大) 14武沢健伸(早稲田大) 13田中吟侍(日本大) 10舟崎歩武(中央大) 9菊池快(日本大)
交代:眞方→12木村和輝(関東学院大) 舟崎→2今井啓太(順天堂大) 村山→11渕上涼太(中央大) 田中→18馬目隼乃介(鹿島アントラーズユース) 国府田→4石井徹(産業能率大) 菊池→20徳田誉(鹿島アントラーズユース) 武沢→16佐藤雄(桐蔭横浜大)
控え:17前田航星(仙台大) 19壱岐健斗(鹿島アントラーズユース)

U-20関東大学選抜の先発:
1岩瀬陽(中央大)
19常藤奏(中央大) 22丸山大和(東海大)=c 8飯島大地(桐蔭横浜大) 4入江羚介(順天堂大)
15佐藤未来也(関東学院大) 7松橋啓太(東海大) 3田中幹大(中央大) 6杉山耀建(中央大)
17松森堅誠(産業能率大) 9本間凜(国士舘大)
交代:岩瀬→12笠島李月(拓殖大) 佐藤未来也→16井野佑優(国士舘大) 松森→5桑子流空(東海大) 田中幹大→14佐藤遼(城西大) 杉山→18石本勝悟(山梨学院大) 本間→11岡本岳(順天堂大) 入江→2竹田航進(拓殖大)
控え:13三輪椋平(順天堂大)

 

◇試合後、田鎖勇作、田中幹大の2選手に話を聞きました。

「来年はチームとしては、1部昇格を前提として。

個人としても結果を残せるように。数字を残せるように頑張っていきたい」

MF田鎖勇作

田鎖勇作選手

 

-お疲れさまでした。改めて、今日はちょっと短い時間でしたけど、自分のプレーはどうでした?

そうですね。勝っている状況で、2-0の状態で試合に入ったので、監督からも「守備を意識しろ」と指示があって、そのなかで自分の持ち味でもあるので、ボール奪取とか。
そう言うのは何度か内容面で見せられたので、良かったかな、と思います。

-この大会を通して、自分のプレーはどうでした?

1試合目しか、長い時間は出なかったですけど、それもやっぱり経験だと思うので。自分の実力が足りなかったというのもありますし。
1試合目なんかは自分の課題である攻撃の部分が、けっこう多く出せて。チャンスもつくれて、あとは決めきるという部分を自分のチームで成長していければ、今後もつながってくると思うので。
あと、2・3試合目は少しの時間でしたけど、そういうところで何ができるかっていうのを、自分でもっと整理して、やっていけばいいのかなと思います。


-この1年間、振り返ってどうでした?

個人としては多く公式戦に出させてもらって。やっぱり試合に出て、感じることもありますし。出てみないと、レベルだったり、自分の成長にならないと思うので。
まず1年間通じて、率直に充実していた1年間だったというふうに思いますね。

-来年はすごい大切な1年になると思うんですけど、来年はどんな1年にしたいですか?

3年生になるので。進路じゃないですけど、自分の目標、ぶらさないように。どう成長していくかをこの休み期間に、自分の課題だったりをもう1回見つめ直して。
来年はチームとしては、1部昇格を前提として。個人としても結果を残せるように。数字を残せるように頑張っていきたいと思います。


-最後にフロンターレのサポーターに改めて、メッセージをいただけますか?

いつも温かいご声援ありがとうございます。今年一年、チームとしては苦しい思いをしましたけど、個人としては成長できているという実感はあるので。
来年はさらに自分の課題のところを、もう1回見つめ直して、成長していきたいと思います。応援よろしくお願いします。

 

「あのサポーターがいて、あのチームで、将来プレーしたいって、大学来ても思えているので。
そこに行けるように、等々力に立てるように、日々頑張っていきたいと思います」FW 田中幹大

田中幹大選手

 

-お疲れさまでした。今日プレーを振り返ってみてどうですか? けっこうシュートも打ったりとか。

そうですね、最初立ち上がりはやっぱりシュート意識していて。シュートうまく打てたんですけど、全体的にあまりボール、思うように受けれなくて。今日の試合は悔しい場面が多かった感じですね。

-それでも、けっこうチャンスはつくれていたと思うんですけど、それでも課題を感じる部分は多かった感じですかね。

そうですね。チーム全体としても、ラストの精度っていうところは、最後のシュートだったり、パスだったりっていうところをずっと課題にしてきて。
そこが合っていれば、得点っていうところもできたので。このオフと、来シーズンに向けて、精度というところは上げていきたいと思います。


-逆に自分として、手ごたえを感じたところってありますか?

自分の強みの動き出しだったりは、海外の選手が相手でも通じるところがあったので。自分のストロングのところはどんどん生かして、伸ばしていくのと、質だったり技術はしっかりウィークを消していくのが大事かなと思います。

-今年1年間振り返ってみてどうでした?

今年は初めて、自分で1部で戦って。ユースの時でも上のリーグで戦うっていうことはなかったので。初めて自分がやる、最高峰のレベルで。
通用するところもあれば、全然足りないところもあったので。すごい成長できた1年だったと感じていて。でも、足りないところも明確に分かって。
すごい濃い1年だったかな、と思います。

-来年はどんな1年にしたいですか?

3年でプロ決まる人もいるし、進路も気にしていかないといけない年になるので。かなりの結果にこだわって、逆算して。プロになるっていうところから逆算した行動をとっていきたいと思います

-じゃあ、数字にも表れるような感じで。

はい。

-じゃあ、改めてフロンターレのサポーターにメッセージをいただけますか?

今年1年間トップももちろん、ユースも、会場に行ったりとかしていて。あのサポーターがいて、あのチームで、将来プレーしたいって、大学来ても思えているので。
そこに行けるように、等々力に立てるように、日々頑張っていきたいと思います。応援よろしくお願いします。

 

それぞれに最後に課題などを感じながらも、その中でやるべきことを見つめ、ぶれずに3年目へ向かおうとしている2選手。

来年はこれからのサッカー人生において、とても大切な一年になると思います。そういったなかで、どんな活躍を見せるのか。サッカー選手として、どんな存在になっていくのか。とても楽しみにしています。



(文中敬称略)

田中幹大選手は先発

U-20関東大学選抜の先発メンバー

U-22 ALL IBARAKIの先発メンバー

1試合目に続いて2試合目も選手名などはアルファベット表記
U-20関東大学選抜の杉山耀建選手
田中幹大選手

立ち上がり、シュートを打つ田中幹大選手

田中幹大選手。自陣のエリア近くに下がり、献身的な守備も見せた

U-20関東大学選抜、中央大のGK岩瀬陽選手
田中幹大選手

ゴール前に飛び込むU-20関東大学選抜、国士舘大の本間凜選手
田中幹大選手

本間凜選手

本間凜選手が決めて、U-20関東大学選抜が先制する

田中幹大選手

U-20関東大学選抜、関東学院大の佐藤未来也選手

後半へ
田中幹大選手

常藤奏選手が決めて、U-20関東大学選抜が突き放す

田中幹大選手、杉山耀建選手

U-20関東大学選抜、順天堂大の入江羚介選手。FC東京U-15むさし時代にはフロンターレU-15と対戦した

出場の準備を進める田鎖勇作選手
田中幹大選手
下がる田中幹大選手。田鎖勇作選手はピッチへ
田鎖勇作選手

田鎖勇作選手
U-20関東大学選抜、順天堂大の岡本岳選手
田鎖勇作選手
U-20関東大学選抜のキャプテン、丸山大和選手(東海大)
田鎖勇作選手
0-2でタイムアップ。U-20関東大学選抜が勝利し、優勝を決めた

PK戦。U-22 ALL IBARAKIの石井徹選手(産業能率大)。鹿島アントラーズユース出身
U-20関東大学選抜の佐藤遼選手(城西大)
U-20関東大学選抜の石本勝悟選手(山梨学院大)。鹿島アントラーズユース出身

スタンドを沸かせたU-22 ALL IBARAKIの今井啓太選手(順天堂大)
田鎖勇作選手

PKを決めてみせる

PK戦はU-22 ALL IBARAKIに軍配が上がった

 

MVPに選ばれたU-20関東大学選抜の佐藤未来也選手

 

 

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