2023年も残すところ、あとわずか。年末に入っても、各地で大学サッカーの試合があり、川崎フロンターレアカデミー出身の選手たちが、それぞれの試合に臨んでいます。
12月16日から27日にかけては、天皇杯の東京都予選につながる「東京都サッカートーナメント 学生系の部 予備予選」、「全日本大学サッカー新人戦」、「IBARAKI Next Generation Cup 2023」の3大会で、フロンターレアカデミー出身の選手たちが、試合に出場するなどしました。
【東京都サッカートーナメント学生系の部 予備予選 】
東京都サッカートーナメント学生系の部 予備予選には、早稲田大のDF神橋良汰、日本体育大のGK青山海が試合に臨みました。
・2回戦
12月16日(土)
〇早稲田大 vs 日本体育大●
前半1-1 後半2-2 計3-3 PK4-2
◇早稲田大
DF4 神橋良汰 (3年) フロンターレU-18 先発 1ゴール
◇日本体育大
GK1 青山海 (2年) フロンターレU-18 SUB
早稲田大 vs 日本体育大。神橋は先発。青山は控えに。
試合は、前半13分、日本体育大が松原海斗のゴールで先制。追いかける早稲田大は、25分フリーキックから神橋がヘディングでゴールを決め、1-1。
後半、日本体育大は、4分に小林隆のゴールで勝ち越すと、11分には松原がこの日2点目となるゴールを決め、1-3。
しかし、早稲田大は、22分駒沢直哉のゴールで1点差とすると、45+4分に駒沢がゴールを決め、3-3。
試合の決着はPK戦へ委ねられ、早稲田大が4-2で制し、代表決定戦進出を決めました。
神橋はフル出場。PK戦では3人目のキッカーを務め、PKを決めています。
・代表決定戦
12月27日(水)
〇早稲田大 vs 法政大●
前半1-2 後半2-1 計3-3 PK7-6
◇早稲田大
DF4 神橋良汰 (3年) フロンターレU-18 先発
法政大との代表決定戦に臨んだ早稲田大。神橋は先発しフル出場しました。
試合は、前半5分法政大が石井稜真のゴールで先制。早稲田大は14分に駒沢直哉のゴールで追いつくも、25分法政大は再び石井が決めて、1-2。
後半6分、法政大は渡邉光陽のゴールで突き放すも、早稲田大は30分本保奏希のゴールで1点差に。45+1分早稲田大は松尾倫太郎が退場となり、10人に。
しかし、45+3分オウンゴールで追いつき、PK戦へ。
早稲田大は、これを7-6で制しました。神橋はPK戦では7人目のキッカーを務め、PKを決めています。
【全日本大学サッカー新人戦】
全日本大学サッカー新人戦には、新潟経営大のMF入江流星が、試合に出場しました。
12月18日(月)
〇札幌大 vs 新潟経営大●
前半1-1 後半1-0 計2-1
◇新潟経営大
MF7 入江流星 (2年) フロンターレU-18 先発
12月19日(火)
●新潟経営大 vs 福岡大〇
前半0-3 後半0-2 計0-5
◇新潟経営大
MF7 入江流星 (2年) フロンターレU-18 先発
12月20日(水)
●新潟経営大 vs 明治大〇
前半1-2 後半1-5 計2-7
◇新潟経営大
MF7 入江流星 (2年) フロンターレU-18 SUB
グループリーグ初戦となった札幌大戦では、入江は先発フル出場。第2節の福岡大戦では、先発し77分まで出場。最終節の明治大戦では控えに入り、出場の機会はなし。
新潟経営大は3敗でこの大会を終えています。
【IBARAKI Next Generation Cup 2023】
12月21日から24日にかけ、茨城県内で行われたIBARAKI Next Generation Cup 2023には、U-20関東大学選抜のメンバーとして、中央大のFW田中幹大、拓殖大のMF田鎖勇作が試合に臨みました。
12月21日(木)
△U-20関東大学選抜 vs U-18日本代表△
前半0-1 後半1-0 計1-1 PK3-4
◇U-20関東大学選抜
MF3 田中幹大 (2年) フロンターレU-18 先発
MF10 田鎖勇作 (2年) フロンターレU-18 先発
U-18日本代表との試合に臨んだU-20関東大学選抜。MF登録での選出となった田中幹大は、先発しフル出場。田鎖は先発し83分まで出場。
試合は、1-1。大会規定により行われたPK戦は3-4でU-18日本代表が勝利しています。
なお、この試合では、U-18日本代表のメンバーとして、川崎フロンターレU-18のGK濱﨑知康、MF由井航太、DF土屋櫂大が先発出場。
フロンターレU-18の先輩後輩5人が同時にピッチに立ちました。
12月23日(土)
●U-18ウズベキスタン代表 vs U-20関東大学選抜〇
前半0-0 後半0-1 計0-1 PK7-8
◇U-20関東大学選抜
MF3 田中幹大 (2年) フロンターレU-18 先発
MF10 田鎖勇作 (2年) フロンターレU-18 途中出場
U-18ウズベキスタン代表戦では、田中幹大は先発し、前半のみ出場。田鎖は83分から出場しました。
試合は0-1。産業能率大の松森堅誠のゴールでU-20関東大学選抜が勝利。PK戦は7-8。こちらも、U-20関東大学選抜が勝利。田鎖は3人目のキッカーを務め、PKを決めています。
12月24日(日)
●U-22 ALL IBARAKI vs U-20関東大学選抜〇
前半0-1 後半0-2 計2-2 PK5-4
◇U-20関東大学選抜
MF3 田中幹大 (2年) フロンターレU-18 先発
MF10 田鎖勇作 (2年) フロンターレU-18 途中出場
U-22 ALL IBARAKI戦に臨んだU-20関東大学選抜。
田中幹大は先発し78分まで出場。田鎖は78分から出場しました。
試合は0-2。U-20関東大学選抜が勝利。PKは5-4。こちらはU-22 ALL IBARAKIが勝利。田鎖は5人目のキッカーを務め、PKを決めました。
U-20関東大学選抜は、勝ち点を8まで伸ばし、勝ち点7のU-18日本代表を上回り、IBARAKI Next Generation Cup 2023の優勝チームとなりました。
このほか、12月17日には東海学生サッカー連盟による「JUFA Tokai AWARDS 2023」が行われ、東海学生サッカーリーグ1部のベストイレブンに東海学園大のMF常安澪(4年)=フロンターレU-18、ガイナーレ鳥取加入内定=が選ばれました。
川崎そだちでは、2024年シーズンも時に、会場に足を運びながら、選手たちのことを伝えていきたいと思います。
(文中敬称略)
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