青森山田の2年ぶり4度目の優勝で幕を閉じた第102回全国高校サッカー選手権大会には、
7人のフロンターレアカデミー出身の選手たちが、登録メンバーに名前をつらねました。
この記事では、そうした選手たちのことをつづっていきたいと思います。
【仙台育英】宮城県代表
MF20 中西大晴 (2年) フロンターレU-15

●1回戦 vs 神戸弘陵学園 途中出場
12月29日(金) 前半0-2 後半0-2 計0-4
宮城県代表の仙台育英には、フロンターレU-15出身のMF中西大晴が登録。
仙台育英は1回戦、神戸弘陵戦に0-4で敗れ、1回戦で敗退。
中西は55分から出場しました。
【堀越】東東京代表
MF14 仲谷俊 (2年) フロンターレU-12→ジェフユナイテッド市原・千葉U-15

〇1回戦 vs 今治東 先発
12月29日(金) 前半0-0 後半2-0 計2-0
△2回戦 vs 初芝橋本 先発
12月31日(日) 前半0-0 後半0-0 PK8-7
〇3回戦 vs 明桜 先発 1ゴール
1月2日(火) 前半1-0 後半0-0 計1-0
〇準々決勝 vs 佐賀東 先発 1ゴール
1月4日(木) 前半1-0 後半1-1 計2-1
●準決勝 vs 近江 先発
1月6日(土) 前半0-3 後半1-0 計1-3
東東京代表、初のベスト4進出を果たした堀越では、フロンターレU-12→ジェフユナイテッド市原・千葉U-15のMF仲谷俊が全5試合に先発。
特に3回戦の佐賀東戦では、決勝点、準々決勝の佐賀東戦でも1ゴールと、2試合連続のゴールを決め、堀越としては初めてとなるベスト4進出に、大きく貢献しました。
【日大藤沢】神奈川県代表
DF22 栁沼俊太 (3年) フロンターレU-15


△2回戦 vs 近江 途中出場
12月31日(日) 前半1-0 後半0-1 計1-1 PK3-4
神奈川県代表では、日大藤沢のDF栁沼俊太が2回戦、近江戦で68分から出場。
U-15時代を過ごしたフロンターレの本拠地、等々力陸上競技場のピッチに立ちました。
また、日大藤沢では、メンバー入りこそならなかったものの、MF23伊藤颯飛(3年)、FW29岩坪瑛太(2年)のフロンターレU-15出身の2選手も登録メンバーに名前をつらねました。


【静岡学園】静岡県代表
MF28 佐々木雄基 (1年) フロンターレU-15

フロンターレ加入内定のFW神田奏真(3年)がいる静岡学園では、MF佐々木雄基が登録メンバーに入りました。
静岡学園は、初戦となった2回戦の広島国際学院戦を1-1、PK3-4で終え、大会から去ることに。佐々木はメンバーには入りませんでした。
しかし、プレミアリーグWESTでは、第13節の横浜FCユース戦でデビューをするなど、1年目から静岡学園のトップチームにも絡んだのは立派なもの。
2024年の飛躍に期待がかかります。
【長崎総科大附】長崎県代表
FW9 坂本錠 (2年) フロンターレU-15→川中島中

●1回戦 vs 帝京長岡
12月29日(金) 前半1-1 後半1-2 計2-3 途中出場
長崎県代表の長崎総科大附では、フロンターレU-15→川中島中のFW坂本錠が、1回戦の帝京長岡戦に70分から出場。
長崎総科大附は、後半アディショナルタイムに決勝点を決められ、1回戦で大会を去ることになりました。
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フロンターレのアカデミーを離れて、大きな舞台に臨んだ7人の選手たち。高校生活最後の大会となった栁沼や伊藤の次のステージでの活躍はもちろん、そのほかの5人のことも応援しています。さらにはこの舞台を目指している多くの選手たち、ここに立てずに高校生活を終えた選手たちのこれからも楽しみにしています。
(文中敬称略)
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