フロンターレU15生田(1年) –横河武蔵野FC / 川崎市ルーキーフェスティバル上位トーナメント1回戦

4月3日最終日を迎えたU-15年代の新1年生たちが対象の川崎市サッカー協会主催の「川崎市ルーキーフェスティバル」。

前日予選リーグを2連勝。首位で上位トーナメントに進出した川崎フロンターレU-15生田の1年生たちは、横河武蔵野FC U-15との1回戦に臨みました。

【川崎フロンターレU-15生田(1年)　川崎市ルーキーフェスティバル上位トーナメント1回戦 vs 横河武蔵野FC U-15】
4月3日(水)　午後0時半キックオフ　等々力第一サッカー場　雨　15分ハーフ

フロンターレ生田の先発は、GK50中島嵩登、最終ラインは右から2徳政岬、3望月輝夢、5上野煌士郎、15月見里遥希、ボランチは8笠倉蓮央、14髙橋一真、右MFキャプテンの7新堀隼、左MF18都島ダヒル光真、前線には9保坂俊哉、17中島温。

横河武蔵野FC U-15は予選リーグでは1勝1分け。フロンターレU-15等々力と対戦した初戦は1-1で引き分けています。

雨が降り続く等々力第一サッカー場。選手の家族らが見守る中、始まった試合は、立ち上がり、フロンターレ生田が最終ラインの望月や上野も縦にパスを入れながら、前に出ていく展開に。

徳政の縦パスに、エリア外右へ抜け出した新堀に対して、横河武蔵野のファールがあり、フリーキックを得るなどしていきます。

横河武蔵野も、右サイド、22の浮き球のパスに、10が高い位置へ抜け出そうとしますが、上野がカバー。体をしっかり入れていき、ゴールキックにしていきます。

中島嵩登や望月、上野に髙橋一真も間に顔を出しながら、ボールを回していくフロンターレ生田。
横河武蔵野も鋭い出足から、最終ラインの4が前に出てカットしていきますが、保坂がプレスバック。

再びボールを回していくフロンターレは、フードに中島温が高い位置へ動き出し。セカンドボールを横河武蔵野がものにしていも、髙橋一真が奪い返し、そこから左サイド、津美里、都島へ。しっかり攻撃につなげようとしていきます。

横河武蔵野も、選手が関わり合いながら、テンポの良いパス回しも見せますが、フロンターレ生田は位置取りよくそれをカット。

9分には、横河武蔵野、10から7と右サイドに展開し、22が高い位置へ持ち出していきますが、都島が低い位置をカバー。
右コーナーキックとなり、キッカーの5は左足でニアにボールを入れていきますが、中島嵩登がパンチング。

セカンドボールを拾った横河武蔵野は、人をかけ、フロンターレ生田陣内でプレーする時間を増やしますが、フロンターレ生田はコンパクトに、間に入れさせないように対応していきます。

再びボールをつないでいくフロンターレ生田は、裏を突いたパスに、都島が左サイド、高い位置へ。これは横河武蔵野の体を張った守りが阻むも、14分には、望月から徳政とつながり、徳政は浮き球のパス。エリア正面右、抜け出したのは中島温。シュートを打つとこれが決まり、1-0。

先制はフロンターレ生田に入ります。

さらにフロンターレ生田は、15分、正面で中島温がキープ。そのパスに、エリア正面右へ髙橋が動き出しますが、ここは横河武蔵野の守りに遭い、シュートまでは行けず。
前半は1-0でタイムアップとなります。

後半フロンターレ生田は、GK51根岸佑成、最終ラインは右から13志田龍彦、4藤崎琉久、3望月輝夢、2徳政岬、ボランチは8笠倉蓮央、6戸澤蓮太、右MFキャプテンの7新堀隼、左MF18都島ダヒル光真、前線には9保坂俊哉、17中島温。

立ち上がりには、横河武蔵野がボールを奪い、右に展開。しかし、徳政のカバーから再びボールをものにしていくフロンターレ生田。

2分にヒア、厳しい寄せから戸澤がボールをものにし、そこから左サイド、都島へ。都島から中央の戸澤を経由し、右サイド、志田へ。
高い位置へ持ち出した志田はエリア内へ折り返しますが、横河武蔵野はエリア内でこれに対応。
そこから攻撃に転じた横河武蔵野は、10が左サイドから高い位置へ持ち込んでいきますが、藤崎が粘り強い寄せ。
それでも、エリア正面へ持ち込んだ10はシュートまで持ち込んでいきますが、根岸がセーブします。

新堀の浮き球のパスに、正面へ保坂が動き出すなど、間をうまく突きながら、前に出ていくフロンターレ生田。
横河武蔵野もGK1を中心に、集中した対応を見せ、そこから正確なキックで右サイドにつなげていきますが、フロンターレ生田は厳しくプレス。
簡単には前には行かせず、対応していきます。

6分には、左サイド、抜け出した徳政から都島とつながり、都島はクロス。正面で保坂がシュートを打ちますが、GK1がセーブ。
7分には、下がり目で受けた保坂のスルーパスに、新堀がエリア右へ。これは横河武蔵野の守備の対応に遭い、シュートは打てず。

しかし、8分、フロンターレ生田は、左サイド、徳政がサイドチェンジ。これをおさめた新堀がエリア右へ持ち込み、シュートを打つとこれが決まり、2-0。
ついにフロンターレ生田が突き放します。

追いかける横河武蔵野の攻勢に対しては、望月がカバー。そこからしっかり新堀につなげ、こぐ駅に転じていくフロンターレ生田。
エリア内へ横河武蔵野が進入しそうになっても、笠倉が粘り強く足を出して、前にはいかせないなど、いい対応を継続。

ラインを高め、間にパスを差し入れ、横河武蔵野が前に出てくる時間が続いていきますが、コンパクトに対峙し続けていきます。

すると12分には、浮き球をエリア外正面で保坂が競りに行くと、これに対して横河武蔵野のファールがあり、フロンターレ生田はフリーキックを得ます。
キッカーは、笠倉。左足で直接狙ったシュートは、GK1が足で反応するも、止めることはできず。ゴールの中へ。3-0。
素晴らしいゴールが決まり、フロンターレ生田が突き放します。

直後には横河武蔵野、右サイド、10が背後を取り、仕掛けていきますが、都島が対応。
右コーナーキックとなりますが、それをしのいだフロンターレ生田は、徳政から都島とつながり、そのパスに保坂がエリア右へ抜け出いますが、これはオフサイド。

15分には中央、厳しい寄せからボールを奪った新堀が縦パスを入れると、保坂が正面へ抜け出し、シュート。しかし、GK1がセーブ。

試合はタイムアップとなり、3-0。

横河武蔵野も何度もエリア近くに持ち込んでチャンスをつくる中、守備でも献身的にプレーを続けたフロンターレ生田。
三つの素晴らしいゴールも生まれ、準決勝への進出を決めました。

前半1-0 後半2-0 計3-0

得点：中島温、新堀隼、笠倉蓮央

フロンターレ生田の先発：50中島嵩登　2徳政岬　3望月輝夢　5上野煌士郎　15月見里遥希　8笠倉蓮央　14髙橋一真　7新堀隼(ｃ)　18都島ダヒル光真　9保坂俊哉　17中島温
後半のメンバー：51根岸佑成　13志田龍彦　4藤崎琉久　3望月輝夢　2徳政岬　8笠倉蓮央　6戸澤蓮太　7新堀隼(ｃ)　18都島ダヒル光真　9保坂俊哉　17中島温

(文中敬称略)