フロンターレU15生田 – 東京ヴェルディジュニアユース / 関東ユース第5節

4月6日は、ヴェルディグラウンドへ。

関東ユース(U-15)サッカーリーグは第5節。
川崎フロンターレU-15生田は、東京ヴェルディジュニアユースとの試合に臨みました。

【川崎フロンターレU-15生田関東ユース(U-15)サッカーリーグ1部第5節 vs 東京ヴェルディジュニアユース】
4月6日(土)　午後1時半キックオフ　ヴェルディグラウンド　くもり　40分ハーフ

ここまで1勝2分け1敗、勝ち点5、得点3、失点4のフロンターレ生田。
先発は、GK1植木琉斗、最終ラインは右から17藤間貴洋、2對馬羽琉、5笹倉拓真、22草野心音、ボランチは4今廣遥碧、7武内勇人、右MF8小田脩人、左MF11木村風斗、トップ下キャプテンの10全天海、前線には9十河晟央。

ヴェルディはここまで2勝2敗、勝ち点6、得点7、失点11。

先発は、GK1小島望蒼、最終ラインは、右から13西川翔愛、5川本悠祐、15渡部直宏、右に31田春虹星、左に6原田爽潤、ボランチは4ゼイナー大耀、その前にキャプテンの10若槻蓮、8高橋琉生、前線には9沼田晃人、19尾家英元。

多くの両チームの選手の家族らが集まったヴェルディグラウンドは、曇り空。
フロンターレのサポーターが幕を出す一方で、ヴェルディも10人ほどのサポーターが集まり、多くの幕を出し、チャントやコールで選手たちを鼓舞。
それぞれのアカデミーに対する期待を大きく感じる、いい雰囲気の中、試合は始まりました。

立ち上がりは、ヴェルディ、GKの小島に、CBの川本や西川、渡部がかかわって組み立てに。
それに対して、フロンターレ生田は、十河、全を先頭に連動してプレス。小島が中央のゼイナーへつけたところでは全が厳しい寄せ。
ゼイナーもうまくキープを図り、全のファールとはなりましたが、球際に厳しくプレー。

3分にはヴェルディが中央に差し入れてきたところ、武内がカット。今廣から右サイド、小田脩人につながり、小田脩人から受けた全は、前に持ち出していきますが、ヴェルディの戻りも速く決定的な場面にはつながらず。

すると5分、ヴェルディは、正面からいったん左に振り、エリア外正面でうまくおさめた尾家がターンで振り切り、シュート。
これがゴールへ決まり、0-1。先制点はヴェルディに入ります。

さらに縦にパスをつけてくるヴェルディに対し、今廣がカット。自陣に下りた全から左サイドにいったん展開し、對馬から間で受け直した今廣は縦につけますが、ヴェルディはこれをカットし、左サイドに展開。高橋から原田とつながり、原田は高い位置へ持ち込んで折り返し。
對馬が対応したところ、右サイドに流れたボールを拾ったヴェルディは、田春のパスに、尾家がエリア左へ。ここは藤間、對馬が寄せていき、シュートにはつながりませんでしたが、ヴェルディがゴールへ迫る時間が続いていきます。

フロンターレ生田も7分には、左サイド、持ち上がった草野が裏を突くパス。エリア左へ全が動き出しますが、小島が前に出てカバー。

さらに木村が背後を取り、斜めに仕掛け。しかし、ヴェルディの対応に遭い、右サイドからの攻めに。しかし、フロンターレ生田も植木がカバー。

すると11分には、守備から攻撃へ転じたフロンターレ生田、武内が前に持ち上がり、スルーパス。エリア外左、全が抜け出し、エリア左へ仕掛け、角度のないところからシュートを打ちますが、ワンタッチあり、右コーナーキックに。

草野が左足でボールを入れるも、これはシュートには結びつかず。それでも、左サイドに流れたボールを、笹倉が粘ってフロンターレ生田のスローインに。

最終ラインに戻し、笹倉や對馬、草野がかわり、全も中央に下り、今廣とかかわって組み立てに。
しかし、ヴェルディも間に突けたところを狙い、カット。

13分には、對馬のフィードに、エリア左、全が抜け出し、マイナスの折り返しを入れていきますが、ヴェルディのエリア内での集中力が高く、シュートにはつながらず。

すると15分にはヴェルディ、ゼイナーから左サイド、原田へつなげると、原田は正面へ仕掛け、折り返し。すると、うまく抜け出した尾家がシュート。
決定的な場面でしたが、これは上にそれていきます。

小田脩人や武内がかかわり、左サイドでは草野や木村、全がかかわって再びボールを回していくフロンターレ生田。

高い位置で十河がキープ。正面へ全が迫る場面をつくりますが、ヴェルディの守備の距離感も良く、これに対応。

今廣から受けた小田脩人が間を縫うように前に持ち込もうとしていきますが、ヴェルディの守備が対応。

21分には、正面でボールをものにした全から右サイドに展開すると、抜け出した小田脩人が折り返し。しかし、エリア内、十河には惜しくも合わず。

飲水タイムを挟んで、今度はヴェルディが、川本のパスから左サイド、原田が仕掛けたり、うまく浮き球を高い位置で沼田がおさめたりするなどしていきますが、フロンターレ生田は小田脩人や對馬がカバー。さらにラインを高め、前に出てくるヴェルディに対し、コンパクトに対応。

ボールをものにした今廣が、十河につけ、全が高い位置へ持ち込もうとしたり、左サイド、背後を取った木村が前に仕掛け、クロスを上げようしたりするなどしていきます。

ヴェルディも前線の尾家がおさめ、沼田が右サイド、高い位置へ持ち込もうとしていきますが、草野が対応。

さらに中盤でカットしたところから、右へ展開すると、若月や田春が高い位置で動かしていきますが、武内がカバーしていきます。

植木が中央に顔を出した小田脩人に縦パスをつけ、草野や笹倉、對馬がかかわってボールを再び回していくフロンターレ生田。
すると39分、木村がスルーパス。これにエリア内、十河が粘り、前に持ち込んでいくと、ヴェルディにファールがあり、フロンターレ生田はPKを得ます。

キッカーは十河。これを決めて、1-1。フロンターレ生田が追いつきます。

32分にはヴェルディ、沼田から左サイドに顔を出した若月とつながり、若月の浮き球のパスに、沼田がエリア左へ。
ここは今廣のカバーでしのぐも、セカンドボールを拾ったヴェルディは、沼田からエリア外左、原田へ。
原田はミドルシュート。これは右に。

さらに右サイド、仕掛けた田春からゼイナーとつながり、最後はエリア外左、尾家のシュートは枠をとらえますが、植木がセーブ。

しかし、34分、ヴェルディは、若月から左サイドに展開。原田が折り返すと、これを若月が決めて、1-2。再びヴェルディがリードします。

直後には、エリア左、木村が仕掛けますが、これには小島が対応。

するとヴェルディは、小島から川本、高橋とつながり、右サイド、田春へ。田春のパスに、エリア外右、若月がシュートを打ちますが、植木がセーブ。

フロンターレ生田も、右サイドで全、十河が粘り、下がり目で受けた藤間の縦パスに、右サイド高い位置で十河が粘り、スローインを得て、その流れから小田脩人がクロスを入れていきますが、シュートには結びつかず。

さらに正面、武内の縦パスから全、十河へつながり、左サイド、草野が高い位置をうかがっていきますが、ヴェルディも1対1の強さを見せ、前にはいけず。

アディショナルタイムには、植木から今廣とつながり、今廣の縦パスに、全が左サイドから斜めの動き出しを見せますが、ヴェルディが対応していきます。
前半は1-2。ヴェルディがリードしハーフタイムへ。

後半フロンターレ生田は、藤間、草野に代わり37荒井瑞樹、6加藤昊が入り、荒井瑞樹が右SB、加藤昊はボランチ、今廣が左SBに。

しかし、立ち上がりのヴェルディは、左サイド、原田が仕掛けて、左コーナーキックを得て、高橋が右足でボールを入れるとこれがオウンゴールを誘い、1-3。
フロンターレ生田は突き放されてしまいます。

3分には、フロンターレ生田、右サイド、小田脩人のパスに、十河がエリア右へ持ち込んで折り返し。エリア正面、全がシュートを打ちますが、ヴェルディは体を張りブロック。

4分には、加藤昊がボールを奪い、その縦パスに全がエリア外左へ。全はシュートを打ちますが、小島がセーブ。

すると5分にヴェルディ、左右に動かし、左サイド、原田がクロス。これに対しては、フロンターレ生田は体を張り、ブロック。

セカンドボールを拾い、下がり目、間で沼田が受け、そのパスに尾家がエリア外右へ。シュートを打ちますが、これは左に。

小田脩人のパスに、荒井瑞樹が高い位置へ顔を出すなど、フロンターレ生田は前に出ていこうとしますが、ヴェルディはカット、
中盤で若月がボールを奪うなどしていき、フロンターレ生田としてはなかなかいいかたちが作れない時間が続いていきます。

8分には、ヴェルディ、右サイド、田春が高い位置から持ち込み、最後は正面で若月がシュート。これは左にそれていきます。

11分ヴェルディは、高橋、西川に代わり11根本晃大朗、3松宮聖。

サイドにうまく展開し、クロスを入れるなどしてくるヴェルディに対し、今廣や笹倉が対応。そこから前に出ていこうとするフロンターレ生田。
右サイドで十河や小田脩人、荒井瑞樹がかかわって高い位置でボールを回す時間をつくりますが、ヴェルディの守備の距離感がよく、なかなかチャンスにはつながらず。

それでも18分にはヴェルディが左サイドから持ち込んできたところ、加藤昊が奪い、荒井瑞樹から對馬、笹倉とつながり、下がり目で受けた全が縦に持ち込み、右サイド、十河へ。十河から受けた小田脩人はエリア外正面右でシュート。しかし、小島がセーブ。

飲水タイムをはさんで、フロンターレ生田は全、武内に代わり18西川航雅、39吉田琉海が入り、西川は十河とともに前線、吉田が左SB、今廣がボランチに。
吉田はこれが関東ユース初出場となります。

21分には、ヴェルディ、エリア外左、仕掛けた原田がクロスを入れると、遠いサイド、田春が飛び込みますが、これは上に。

さらに左サイドでのスローインの流れから尾家がエリア左へ仕掛けていきますが、フロンターレ生田はブロック。
追いかける中でも、体を張り、対応。

加藤昊、今廣がかかわって、吉田が西川との連係から高い位置へ持ち込み、クロスを入れるなどしていくフロンターレ生田。
26分には、自陣からのフリーキックを十河が競り、右サイド、荒井が高い位置へ持ち込み、折り返し。エリア正面、飛び出した加藤昊がシュート。
これは惜しくも左。

27分には、左サイド、木村が高い位置へ持ち込み、クロス。セカンドボールを拾い、十河がエリア右へ仕掛けますが、ヴェルディは体を張りブロック。
右コーナーキックとなり、吉田が左足でボールを入れると、笹倉が合わせますが、小島がセーブ。

すると30分にはヴェルディ、右サイド、田春から中央で受けたゼイナーから左サイド、原田へ。原田のキープからエリア左へ、根本が進入。シュートを打ちますが、これは右。

ヴェルディはここで若月に代わり16松並木絆吏。

32分にはヴェルディ、フロンターレが下がり目で受けた十河のパスに、小田脩人が中央を持ち上がろうとしますが、それをコンパクトな守りで阻み、ゼイナーのパスに、左サイド、裏を取った原田がエリア左への仕掛け。しかし、ここは荒井瑞樹が粘り強く対応していきます。

フロンターレ生田は小田脩人から受けた十河が前に運び、加藤昊もかかわって動かし、最終ラインの對馬がうまく間に顔を出した小田脩人につけ、小田脩人のパスに、荒井瑞樹が高い位置へ仕掛ける場面をつくっていきます。

35分には、對馬のフィードに西川がエリア前に飛び出しますが、小島がセーブ。

さらに今廣から左に展開。木村との連係から吉田が左サイドからクロス。しかし、ヴェルディはエリア内で対応。

37分には、再び對馬のフィードに、エリア内へ西川が飛び出しますが、ここでもヴェルディ、小島の対応に遭い、シュートまでは行けず。
さらに荒井瑞樹の縦パスに、十河がエリア右へ。これはヴェルディの対応に遭い、右コーナーキックに。

吉田がボールを入れると、笹倉が遠いサイドで折り返しますが、小島がセーブ。

直後には、右サイドでルーズボールを拾った加藤昊の縦パスに、十河がエリア右へ進入。
しかし、ここでもヴェルディの体を張った守りに遭い、得点にはつながらず。

ヴェルディは、沼田に代わり7進藤史哉、原田に代わり22児玉都武、尾家に代わり27名執悠仁。

アディショナルタイムは4分。高い位置でキープを図るヴェルディに対し、厳しく寄せ、そこから前に持ち込んでいこうとするフロンターレ生田。
43分には、エリア外左で西川がファールを受け、フリーキックに。

小田脩人のキックに、吉田が頭で合わせますが、これは右に。

試合はタイムアップとなり、1-3。勝利したのはヴェルディとなりました。

2連敗となったフロンターレ生田。

この後30分行われた練習試合では、西川や23オビオラクリスティアンチノンソ龍、15渡部真己がゴールを決めて3-1。
出場時間がここまで少ない選手たちがゴールを決めたことは、これからに必ずつながるはず。

攻守に、チームで目をしっかり合わせて、ピッチの上でそれぞれの力が合わさって素晴らしい試合をまた、できますように。ここからの巻き返しをとても楽しみにしています。

前半1-2 後半0-1 計1-3

得点：十河晟央=PK(フロンターレ生田)　尾家英元、若月蓮、オウンゴール(ヴェルディ)

フロンターレ生田の先発：1植木琉斗　17藤間貴洋　2對馬羽琉　5笹倉拓真　22草野心音　4今廣遥碧　7武内勇人　8小田脩人　11木村風斗　10全天海(ｃ)　9十河晟央
交代：藤間→37荒井瑞樹　草野→6加藤昊　全→18西川航雅　武内→39吉田琉海
控え：16加藤直介　3坂井暉絃　20小田浩資　15渡部真己　23オビオラクリスティアンチノンソ龍

ヴェルディの先発：1小島望蒼　13西川翔愛　5川本悠祐　15渡部直宏　4ゼイナー大耀　10若月蓮(ｃ)　8高橋琉生　31田春虹星　6原田爽潤　9沼田晃人　19尾家英元
交代：高橋→11根本晃大朗　西川→3松宮聖　若月→16松並木絆吏　沼田→7進藤史哉　原田→22児玉都武　尾家→27名執悠仁
控え：43牧岡泰佑