1ショット日記「欠かせない存在に」


開幕から1カ月が過ぎたJリーグ。
多くのフロンターレアカデミー出身の選手たちが各地で奮闘する中、左SBとして、出場を重ねているのが、FC岐阜のDF小川真輝。

名古屋グランパスとのプレシーズンマッチで“長良川デビュー”を果たすと、J3リーグ開幕戦、大宮アルディージャ戦では途中出場。

以降、YBCルヴァンカップの大宮戦も含め、すべての試合でメンバー入り。第5節のFC今治戦以降、4試合続けて先発に名前を連ねるなど、同じく左SBを主戦場とする北朝鮮代表のMF文仁柱らと切磋琢磨しながら、ピッチに立ち続けています。

 

FC岐阜の小川真輝選手


4月10日岐阜メモリアルセンター長良川競技場で行われたJ3リーグ第9節、カターレ富山戦では久しぶりにベンチスタートとなり、0-0で迎えた82分から出場。

積極的にエリア近くにも顔を出すと、コーナーキックのこぼれ球に詰めてゴールを狙う場面もつくり、1対1の守備の場面でも、焦れずに粘り強く対応。平日夜にもかかわらず、集まった多くのサポーターのためにも、勝利が欲しい状況の中、奮闘を続けました。

現在首位大宮アルディージャ(勝ち点20)を、勝ち点差2で追うFC岐阜。悲願のJ2復帰を目指し、そしてそれを実際に争っているチームの中で、欠かせない存在になりつつある。そんな姿を見られたことは、とてもうれしいものがありました。

これからも、多くの試合でピッチに立ち、多くの人々を喜ばせるようなプレーを見せていきますように。活躍、楽しみにしています。

 

 

【J3リーグ第9節 FC岐阜 vs カターレ富山】
4月10日(水) 午後7時キックオフ 岐阜メモリアルセンター長良川競技場 晴れ 3278人

前半0-0 後半1-1 計1-1

得点:田口裕也=PK(FC岐阜) 松本孝平(富山)


(文中敬称略)

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