2月18日はJR御殿場線富士岡駅から徒歩で50分ほど。時之栖スポーツセンターうさぎ島グラウンドへ。ジャパンユースプーマスーパーリーグは前週雪の影響を受けて2試合が中止になったため、この日は7試合目。川崎フロンターレU-18は大垣工業との試合に臨みました。
【川崎フロンターレU-18 ジャパンユースプーマスーパーリーグ vs大垣工業】
2月18日(土)午後1時半キックオフ 時之栖スポーツセンターうさぎ島グラウンド 曇り 40分ハーフ
フロンターレの先発はGK16早坂勇希、DFは右から27小川達也、38澤田泰大、24養日幹大、30島崎元、ボランチは29横田大祐、25古岡佑斗、右MF31上野綜太、左MF32古屋雄帆、トップ下17大曽根広汰、FW28山田新
大垣工業はGK17栗田玲央、DFは右から9三田村侑真、15大槻啄也、8寺倉拓哉、14三輪啓汰、ボランチは16川合温、35堤竜馬、右MF4加藤直人、左MF41谷透弥、トップ下13宮下大輝、FW11高橋優希
空には雲が立ちこめてどこか冷たい空気が漂う中、試合は始まりました。
立ち上がり、大垣工業が前へ。2分には左へ展開し高橋が抜け出してエリア前へ折り返しますが、早坂がキャッチ。さらにエリア前のフロンターレのボール回しを狙ってプレスを掛けてマイボールにすると、宮下がシュートに持ち込みますが養日がブロックして枠へは飛ばさせず。
フロンターレは横田、古岡に古屋がかかわって中盤でボールを回していくのに対して、大垣工業はボールを奪うとシンプルに裏を狙ったパスを出していきます。8分は加藤がエリア右からスルーパスで狙ってきますが、澤田がここはカバー。しのいでいくと、フロンターレは9分、左サイドからの古屋のパスに大曽根がエリア前へ抜け出し、シュートを放つとゴールネットを揺らします。1-0。先制点はフロンターレへ。
さらにフロンターレは左サイドからの島崎のサイドチェンジを右サイドで上野が受けると、GK栗田が前へ出ているところを狙って上野はループシュートを放ちます。ボールはゴールの中へ決まって、2-0。
畳みかけていくフロンターレは、14分には古屋からのパスをエリア前で受けた上野のパスに山田が抜け出してシュートを打ちますが、ボールは左へ。さらに直後にも左サイドの島崎がエリア前の大曽根へパスを出すと、大曽根はミドルシュートを選択しますが、これはGK栗田の正面。
一方の大垣工業も18分にセンターラインのやや前辺り、右サイド寄りでファールを受けると、寺倉のフリーキックのこぼれ球をエリア正面で拾った高橋がシュートを放つと、枠を捉えますが、早坂がこれを後ろへ弾き飛ばす好セーブ。ゴールは許さず。
フロンターレはボールを失っても、山田や大曽根が守備に戻ってボールを奪い返して、大垣工業に流れを渡さず。23分には古屋が左サイドでボールを奪い、大曽根へパスを出すと、エリア前の大曽根から右へ出たボールに抜け出した上野がエリア右からゴール左へシュートを決めて、3-0。
大垣工業も27分にはエリア内左で高橋がファールを受けてPKを得ると、高橋自らがこれを決めて3-1とします。
しかし、フロンターレは、養日や澤田がボールを持ち上がって前へ。島崎や小川も高い位置取りで、それぞれ古屋と上野と連係しながら両サイドから攻勢に出ていきます。
30分には島崎からのパスに抜け出した横田がエリア左からシュート。しかし、ボールは右へ。さらに古屋が奪ったボールをエリア正面で受けた大曽根がシュートを放つとボールはバーに。こぼれ球に山田が詰めてエリア左へ展開すると、古屋がシュートを放ちますが、これは右へ。
大垣工業も直後には左サイドへ展開すると、谷が左から中へ仕掛けてきますが、小川が粘り強く対応し得点機にはつなげさせず。
すると次の1点もフロンターレへ。上野のスルーパスに山田が抜け出し、エリア外からループシュートを放つとゴールへ決まって、4ー1。前半は4ー1でタイムアップとなります。
後半も攻勢に出ていくフロンターレは、立ち上がりから山田とのパス交換から上野がエリア右へ抜け出しシュートを放つもGK栗田がこれを阻む好守。
大垣工業も6分にはエリア前でボールを加藤がカットして、ゴールへ迫りますが、横田がすばやくカバー。さらにエリア右から高橋が仕掛けてきますが、養日が体を寄せてシュートは打たせず。直後にはフロンターレ、右サイド上野のクロスをエリア内左で収めた山田がボールを後ろへ戻すと、大曽根がこれに反応捨てシュートを放ちますが、ボールは栗田の正面に。さらに中盤から左へ展開すると、島崎が左サイドの高い位置から上げたクロスに山田がエリア内へ抜け出して頭で合わせてゴールネットを揺らしますが、オフサイド。
12分にも横田のパスにエリア外左へ山田が抜け出して、シュートを打つもGK栗田が枠内を捉えたボールを弾き出して、追加点とはさせず。ここで大垣工業は左SBの三輪に代わって23堀部啓悟。
大垣工業も14分には左サイドの裏へ加藤が抜け出しますが、養日が寄せてシュートには持ち込ませず。さらに17分には加藤がボールを奪うと左へ出したボールに谷が抜け出しますが、養日がボールをうまくカット。攻撃の芽を摘んでいきます。
フロンターレは19分には上野に代わって7桝谷岳良が右MFに。20分には大垣工業、谷が左から仕掛けてエリア前へパスを出すと、加藤がシュートを放ちますが左へ。
フロンターレは、島崎が左サイドの高い位置へ上がり、小川も機を見て前へ出てさらに押し込んでいきます。23分には島崎が左サイドからクロスを上げるとエリア右、桝谷が頭で合わせたシュートがゴールネットを揺らして、5-0。さらに攻勢に出るフロンターレは、左サイドから島崎がエリア内へ入れた低いボールに古屋がエリア右で詰めてシュートを放つとこれも決まって6-1。28分には大曽根が右サイドでボールを奪ってパスを送ると、エリア右へ抜け出した山田がシュートを決めて7-1。
ここで大垣工業は38安藤高斗が加藤に代わってピッチへ。
大差が付いても攻勢に出ていくフロンターレは、33分には小川の左コーナーキックをエリア内右で拾った古岡がシュートを決めて、8ー1。古屋や桝谷もサイドに張るだけではなく、中盤に顔を出すなどしてさらにボールを回していきます。ロスタイムには大垣工業、エリア右から高橋が抜け出してシュートを打つとこぼれ球を決めて、8ー2とされますが、試合はここでタイムアップとなりました。
前半4-1 後半4-1 計8-2
得点:大曽根広汰、上野綜太2、山田新2、桝谷岳良、古屋雄帆、古岡佑斗(川崎)
フロンターレの先発:16早坂勇希、27小川達也、38澤田泰大、24養日幹大、30島崎元、29横田大祐、25古岡佑斗、31上野綜太、32古屋雄帆、17大曽根広汰、28山田新
大垣工業の先発:17栗田玲央、9三田村侑真、15大槻啄也、8寺倉拓哉、14三輪啓汰、16川合温、35堤竜馬、4加藤直人、41谷透弥、13宮下大輝、11高橋優希
交代:三輪→23堀部啓悟 加藤→38安藤高斗
昨年まで先発する機会の少なかったメンバーが多く名前をつらねたフロンターレ。ゴールを重ねても貪欲にさらに追加点を狙っていく選手たちそれぞれが印象に残る試合となりました。
(文中敬称略)























































以下の写真は練習試合から。40分行われ、16早坂勇希、14小川真輝、4伊従啓太郎、34高吉正真、23デューク・カルロス、15池谷祐輔、13奥山璃空、7桝谷岳良、31上野綜太(28山田新)、18村田聖樹、26宮代大聖というメンバーで臨み、11-0。得点者は宮代大聖3、村田聖樹3、桝谷岳良3、上野綜太2。
















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