6月22日のAnker フロンタウン生田。
川崎フロンターレU-15生田の1年生たちが、関東ユース(U-13)サッカーリーグ、柏レイソルA.A.TOR`82戦に臨みました。
【川崎フロンターレU-15生田(1年) 関東ユース(U-13)サッカーリーグ1部A第3節 vs 柏レイソルA.A.TOR`82】
6月22日(土) 午後4時半キックオフ Anker フロンタウン生田 Anker Field 晴れ 30分ハーフ
ここまで1勝1分けのフロンターレ生田と、1勝1敗のレイソルA.A.との試合。
フロンターレ生田の先発は、GK51根岸佑成、最終ラインは右から2徳政岬、3望月輝夢、5上野煌士郎、15月見里遥希、ボランチはキャプテンの8笠倉蓮央、6戸澤蓮太、右MF7新堀隼、左MF20佐々木風雅、前線には9保坂俊哉、11佐藤慶。
駒澤補助競技場で行われた関東クラブユース選手権準々決勝、川崎フロンターレU-15生田 vs FC東京U-15むさしの時と比べると雲がかかりはじめ、少し強い風も吹くAnker フロンタウン生田。
フロンターレ生田も、レイソルA.A.も多くの選手の家族らが観客席に集まり、選手たちを見守るなか、キックオフの時を迎えました。
立ち上がり、レイソルA.A.は左サイド、うまく間で受けた12が高い位置へ。エリア内へ仕掛けようとしていきますが、上野がカバーしていきます。
1分にはフロンターレ生田、左サイド、月見里が中央へ持ち出し、受けた戸澤はスルーパス。エリア正面へ佐藤が抜け出しますが、これはオフサイド。
しかし、フロンターレ生田は月見里から受けた佐々木が左サイドから斜めに仕掛ける動き。これにはレイソルA.A.の守備の対応があるも、再びマイボールにしたフロンターレ生田は、中央に寄ってボールを受けた佐々木のパスに、エリア外正面へ飛び出した新堀がミドルシュート。これは上に外れましたが、フロンターレ生田が相手陣内でプレーを重ねていきます。
中央に顔を出した新堀から佐々木とつながり、佐々木のパスに、正面へ保坂が動き出すなど、エリア前でのプレーを続けていくフロンターレ生田。
レイソルA.A.は4分、右サイド、26の浮き球のパスに、エリア内へ99が抜け出しそうになりますが、上野が対応。上野は笠倉につなげ、そこから再びフロンターレ生田が前へ。
笠倉は右サイドに展開。徳政から新堀とつながり、新堀のスルーパスに、佐藤がエリア右へ。これにはレイソルA.A.のGK31が前に出て阻んで、シュートには至りませんでしたが、フロンターレ生田がいいかたちをつくっていきます。
5分にはさらにフロンターレ生田、笠倉が右サイドを突く縦パス。新堀から徳政とつながり、徳政は高い位置から折り返し。
これはGK31がまたもセーブ。
しかし、7分にはさらにフロンターレ生田、左サイド、戸澤から佐々木、佐々木から月見里へつながり、月見里が中央に持ち込み、そのパスにエリア内右、抜け出したのは新堀。カットインから左足でシュートを打つとゴールネットが揺れ、1-0。フロンターレ生田が先制します。
たたみかけるフロンターレ生田は、さらに間で受けた戸澤がいったん保坂に預け、エリア内への飛び出し。これはレイソルA.A.が体を張って阻んで、左コーナーキックに。
新堀が右足でボールを入れると、上野が頭で合わせますが、レイソルA.A.はブロック。
セカンドボールを拾い、右サイドに展開したフロンターレ生田は、保坂がドリブルで仕掛けていきますが、レイソルA.A.の守りも粘り強く、これをしのいでいきます。
望月や上野、間で笠倉がかかわり、保坂に縦パスを入れた笠倉が再び高い位置で受け直し、そこから左サイド、流れた保坂へつなげるなどして、高い位置でプレーをしていくフロンターレ生田。笠倉や戸澤がテンポの良いパス回しを見せ、レイソルA.A.が中央に縦パスを入れてくるところでは、戸澤が厳しい寄せからマイボールにするなどしていきます。
11分には、保坂から右サイド、徳政へつながり、徳政は高い位置から折り返し。レイソルA.A.の守りが阻んだところ、セカンドボールを拾ったフロンターレ生田、笠倉のパスにエリア内へ戸澤が飛び出しますが、これはレイソルA.A.の守備に遭い、シュートまでは行けず。しかし、思い切りのよい飛び出しからゴールをおびやかしていきます。
13分にはさらにフロンターレ生田、望月から上野、上野から月見里と最終ラインでつながり、月見里のフィードに、保坂がエリア左へ。しかし、これはオフサイド。
徳政が中央寄りに持ち出し、佐々木や月見里、戸澤がかかわり、最終ラインに戻し、上野や望月、笠倉がかかわってボールを回していくフロンターレ生田。
14分には上野のフィードに、保坂がエリア正面へ動き出しますが、GK31が対応。
飲水タイムをはさんで、16分にはさらにフロンターレ生田。左サイドでボールをおさめた佐々木から下がり目の月見里へ。月見里はフィード。
こぼれ球を拾った戸澤がエリア外正面でミドルシュート。これは上に。
さらに18分には、中央に寄った月見里の縦パスに、佐々木が左サイドから斜めに抜け出し、エリア内へマイナスに折り返すと、おさめた佐藤がターンからシュート。これは左に。
根岸も望月や上野とかかわって、間に戸澤、佐々木が中央に寄りながら、ボールを回していくフロンターレ生田。
レイソルA.A.もフロンターレ生田のエリア外正面での組み立てを狙い、19分には、26がカット。エリア正面右へ持ち込んでいきますが、上野がブロック。
攻撃に転じたフロンターレ生田は、20分中央の笠倉がスルーパス。エリア内へ戸澤が飛び出しますが、レイソルA.A.も体を張った守り。
佐々木が左サイド、仕掛けてコーナーキックを得るなどしていくフロンターレ生田。
レイソルA.A.もGK31から左サイド、2に正確なボールを供給。しかし、佐藤が戻ってカット。
21分にはレイソルA.A.がボールをカットしたところ、奪い返した右サイド、徳政から保坂とつながり、保坂のスルーパスにエリア正面右、抜け出したのは佐藤。
シュートを打つとこれが決まり、2-0。攻撃から守備へ。守備から攻撃へ。切り替えの良さが実って、フロンターレ生田が追加点をものにします。
さらにフロンターレ生田は、月見里が間を縫うようにエリア正面への仕掛け。戸澤も左サイド、高い位置へ顔を出すなどし、相手のエリア近くでプレーする時間をつくり、佐々木との連係から佐藤がエリア左へ動き出すなど、ゴールに向かう動きを続けていきます。
26分にはフロンターレ生田、保坂のプレスバックからボールをものに。佐藤から右サイド、徳政へつながり、徳政から中央、笠倉へ。笠倉の左サイドを突くパスに、月見里が抜け出し、エリア左へ。これはレイソルA.A.が体を張り、ブロック。
左コーナーキックとなり、新堀がボールを入れると、こぼれ球をエリア内、おさめた上野のシュートは枠をとらえますが、ライン上で47がブロックする好守。
後ろからつないでいこうとするレイソルA.A.に対し、佐藤がプレス。GK31が前にボールを送ったところ、上野が跳ね返し、相手陣内でのプレーを続けていくフロンターレ生田。
29分にはレイソルA.A.が間にボールをつけてきたところ、望月が対応。上野から徳政とつながり、徳政から中央の笠倉、戸澤へ。戸澤から佐藤とつながり、佐藤のパスに保坂がエリア右へ。GK31が阻んだところ、こぼれ球を拾った佐藤のパスに、再び保坂がエリア右へ。しかし、GK31が粘り強くボールをセーブしていきます。
31分にはさらにフロンターレ生田、徳政から保坂とつながり、保坂はクロス。エリア内、飛び込んだ佐々木のヘディングシュートは枠をとらえますが、GK31がセーブ。
GK31はすばやくリスタート。右サイドに展開していきますが、佐々木がカバー。
ここでも切り替えの良さを見せたフロンターレ生田。前半は2-0でタイムアップとなります。
後半そのままのメンバーで臨んだフロンターレ生田。
1分には、笠倉から受けた徳政がサイドチェンジ。左サイド、月見里が粘り強く残し、佐々木へ。佐々木から左サイド、流れた佐藤につながり、佐藤は正面へのパス。
これに飛び出した戸澤がミドルシュート。左にそれましたが、いいかたちをつくっていきます。
レイソルA.A.も、左サイドでボールをカット。スパースを突くパスに、99が抜け出しますが、これはオフサイド。
レイソルA.A.が高い位置からプレスをかけてくるところ、根岸や望月、上野がかかわり、ボールを動かし知恵くフロンターレ生田。
間で受けた戸澤のパスに、月見里が高い位置へ動き出すなどしていきます。
レイソルA.A.がつないでいこうとする場面では、佐藤がプレスバック。そのパスに、佐々木がエリア内へ動き出すなどしていくフロンターレ生田。
レイソルA.A.が右サイドから持ち込もうとする場面では、月見里が奪い返し、再びボールをつないでいきます。
5分には、戸澤との連係から前に持ち出した佐々木。左サイドに展開すると、月見里がクロス。エリア内、おさめた保坂に対してはレイソルA.A.が寄せ、こぼれ球を拾った佐藤のシュートは枠をとらえますが、GK31がセーブ。GK31はすばやくリスタート。左サイドに正確なボールを入れていきますが、徳政がカバーしていきます。
6分には、根岸から上野と最後尾でつなぎ、上野のフィードに新堀がエリア外正面右へ。新堀のミドルシュートは枠をとらえますが、GK31がセーブ。
7分にはさらにフロンターレ生田、左サイドでのスローインの流れから保坂が仕掛け、そのパスに佐々木がエリア左へ。佐々木の折り返しにエリア正面左、佐藤がシュートを打ちますが、これはポストに。
直後にはレイソルA.A.。左サイド、裏を取った39が高い位置から折り返し、しかし、エリア正面を笠倉がカバー。
攻撃に転じたフロンターレ生田は、右サイドに展開。新堀が低い位置からエリア正面へ浮き球を入れると、佐藤が競ったところ、ボールをおさめた戸澤がエリア内へ持ち込みますが、GK31が対応していきます。
レイソルA.A.も9分には、正面でボールをカット。右サイドに展開すると、そこからのパスにエリア左、39が抜け出しますが、フロンターレ生田は体を張り、ブロック。
左サイドに展開し、クロスを入れていきますが、根岸がセーブ。
根岸は上野にボールを預け、上野はフィード。エリア正面、抜け出した保坂はオフサイドを取られましたが、切り替えの速さを見せていきます。
11分にはさらにレイソルA.A.。左サイドで2がカット。39が高い位置へ持ち込み、折り返すとニアで40がシート。しかし、根岸がセーブ。
さらにレイソルが26や右SBの9、右サイド、高い位置へ流れた40がかかわってフロンターレ生田の陣内で時間をつくり、高い位置からのプレスでボールをものにする場面も作りますが、フロンターレ生田は
これをしのいでいきます。
12分フロンターレ生田は、5人を交代。徳政、望月、戸澤、新堀、佐藤が下がり、右SBに13志田龍彦、右のCBに4藤崎琉久、ボランチの14髙橋一真、右MFに17中島温、前線に18都島ダヒル光真。
すると14分にはフロンターレ生田、左サイド、背後を取った中島温がクロス。これにエリア内、飛び込んだのは佐々木。ヘディングシュートが決まり、3-0。
フロンターレ生田が突き放します。
右サイド、志田が高い位置でうまくボールをキープ。中央に持ち出し、左サイド、佐々木につなげるなどしていくフロンターレ生田。
髙橋一真がうまく間で受け、そのパスに都島がエリア内へ飛び出すなど、ゴールに迫っていきます。
飲水タイムをはさんで、フロンターレ生田は都島が下がり目でおさめて左サイドに展開。佐々木から受けた月見里がクロス。これはGK31がセーブ。
GK31はすばやくリスタート。左サイドに正確なボールを入れていきますが、中島温がカバー。再びフロンターレ生田は、最終ライン、藤崎、上野に間で髙橋が間で受けるなどしていきます。
19分には、うまく間で受けた佐々木がエリア正面左へ持ち込み、そのパスに保坂がエリア正面へ。保坂は鋭いターンからシュート。しかし、GK31がセーブ。、
さらに都島がおさめ、左サイドに展開。月見里につながり、月見里が間にパスを入れると、髙橋が高い位置へ抜け出していきますが、レイソルA.A.はブロック。
フロンターレ生田はセカンドボールを保坂が拾い、レイソルA.A.がボールをカットしても都島がプレスバックからマイボールに。
21分には、ルーズボールを拾った月見里がカットインからエリア内へ持ち込んでいきますが、レイソルA.A.の守備が阻んでいきます。
攻勢を続けていくフロンターレ生田、22分には上野が持ち上がり、左サイド、月見里へ。月見里がクロスを入れると、遠いサイドで中島温が折り返し。
エリア内、飛び出したのは笠倉。シュートを打つとゴールへ決まり、4-0。
素晴らしい連係からフロンターレ生田がゴールを決めます。
さらにフロンターレ生田は、うまく間で受けた都島や髙橋、佐々木がかかわって高い位置でボールを回し、失ってもすぐさま月見里が奪い返していきます。
25分には、レイソルA.A.が正面の99から右サイド、18につなげたところ、月見里がカット。前に持ち上がった月見里のパスに、都島がエリア左へ。
都島はシュートを打ちますが、レイソルA.A.は体を張り、ブロック。最後はGK31がセーブ。
26分には、保坂が間で受け、佐々木に預け、佐々木はエリア左へのパス。抜け出した保坂がカットインからシュート。しかし、右に。
レイソルA.A.も直後には、左サイドでボールをカット。66が高い位置へ。しかし、志田が体を張ってブロック。
するとフロンターレ生田は、根岸から中央の笠倉へ。笠倉から右サイド、受けた志田は中央へ。志田から右サイド、流れた中島温が粘り、右サイドでのスローインに。
その流れから下がり目で受けた保坂は右サイドを突くパス。動き出した中島温に対しては、レイソルA.A.の守りの対応があり、再び右サイドでのスローインに。
その流れからサイドを左に変えたフロンターレ生田。エリア左、抜け出したのは髙橋。間を縫うように前に持ち込み、鋭い切り返しからシュートGK31の間をすり抜けるように、これが決まり、5-0。フロンターレ生田が突き放します。
29分にはさらにフロンターレ生田、上野から中央の笠倉へつながり、笠倉は浮き球のパス。エリア正面、抜け出した佐々木はシュート、しかし、GK31がセーブ。
直後には、佐々木からエリア外正面、都島につながり、都島のスルーパスに保坂がエリア左へ。これはオフサイドとはなりましたが、点差が開いても、さらにゴールへ向かう姿勢を見せていくフロンターレ生田。高い位置へ抜け出した月見里が折り返すなどしていきます。
試合はタイムアップとなり、5-0。フロンターレ生田は勝利を収めました。
見事な連係や最後のところでの個人技など、さまざまな得点の形を見せたフロンターレ生田。前線の選手だけではなく、ボランチの選手も次々にエリア内へ飛び出すなど、厚みのある攻撃を見せたことが心に残るものがありました。
これからも、とても楽しみにしています。
前半2-0 後半3-0 計5-0
得点:新堀隼、佐藤慶、佐々木風雅、笠倉蓮央、髙橋一真
フロンターレ生田の先発:51根岸佑成 2徳政岬 3望月輝夢 5上野煌士郎 15月見里遥希 6戸澤蓮太 8笠倉蓮央(c) 7新堀隼 20佐々木風雅 9保坂俊哉 11佐藤慶
交代:徳政→13志田龍彦 望月→4藤崎琉久 戸澤→14髙橋一真 新堀→17中島温 佐藤→18都島ダヒル光真
控え:50中島嵩登
(文中敬称略)
◇以下の写真は練習試合から
This work is licensed under a Creative Commons Attribution-NonCommercial-NoDerivatives 4.0 International License.