9月8日、Anker フロンターレ生田で行われた関東ユース(U-15)サッカーリーグ1部第14節、東京ヴェルディジュニアユースに1-4で敗れた川崎フロンターレU-15生田。

試合後に久野智昭監督とキャプテンの全天海に話を聞きました。

 

試合の記事は◇フロンターレU15生田 – 東京ヴェルディジュニアユース / 関東ユース第14節

 

 

「ゴール前の質というところは、ユースも含めてですけど、これからサッカーやっているうちは一生ついてくるものだと思うので。

そこは本当にこだわってやるしかないと思うので。そこは引き続き、質を求めながらやっていければと思います」

久野智昭監督

 

 

 

 

 

〇残念ながら敗戦となりましたけど、試合の内容や結果についてはどう受け止めていますか？

内容も結果も、ミーティングの時には、気持ちのところが大事だよという話をしたなか、最初に失点してしまいましたけど。

そこから、粘り強くはないですけど、やろうとはしてくれていたかな、と思うので。

そこはもちろん技術のところがまだまだ足りないですし。「もっとできるはずなのにな」って見ていましたけど。

〇内容としてはけっして点差がつくような内容ではなかったと思うんですけど、それはどうですか？

そうですね。もちろん対策を必ずしてくるので。前、固められて1点で終わったということは、質が入れば点数入るかなと思いながら見ていたんですけど。

ほんの少しの技術のところがまだまだ足りないのかな、と。守備のところで言うと、全国大会で粘り強くできたことができていなかったのかな、と。

〇次はLAVIDA戦になりますけど、それに向けてはどういった準備を？

首位のLAVIDAと戦うので。前節(前半戦の対戦で)負けて今日もヴェルディに負けてしまったので。LAVIDAも前節負けているので(●0-2)。そのへんも２連敗しないように。やっていきたいと思います。

〇これからも今日みたいに対策されることもあるのかなと思うんですけど、それを超えるためにはどうします？

ゴール前の質というところは、ユースも含めてですけど、これからサッカーやっているうちは一生ついてくるものだと思うので。

そこは本当にこだわってやるしかないと思うので。そこは引き続き、質を求めながらやっていければと思います。

〇また、サポーターの方にメッセージをいただいてもいいでしょうか？

またクラブユースとは違う、リーグ戦になってくるので。何とかしがみついて、上にしがみついてやっていきたいので。

引き続き応援よろしくお願いします。

〇目指すのはやはり優勝だと思いますし、上位に入れば予選免除で高円宮杯にも出られますしね。

※関東ユース(U-15)サッカーリーグ1部で4位以上に入れば、高円宮杯の出場権が得られる。

そうですね。一戦一戦、戦って、結果が優勝だったり。4位入賞だったり出てくればいいと思うので。

まずは一戦必勝でやり続けることが大事かなと思います。

 

 

「僕たちは練習でしか、練習をしないとうまくならない集団だと思うので。

練習の時から強度とかを出して、一個一個質の高いところをやっていけばいいかなと思います」

MF10　全天海

 

 

〇今日の試合、残念ながら負けてしまいましたけど、どう感じました？　負けた原因などは？

まずは自分たちのペースがあったなかで、1点しか取れなくて、やられたというところもあって。相手はカウンターで、僕たちが押し込んでいる分、守りの人数が少なくて。

そこで隙を突かれてやられたというのが4回。続いてしまって。すごく、全国チャンピオンになったのに、ふがいない試合しちゃったな、という感じです。

 

〇相手が対策しているなって思ったんですけど、それはピッチの上でも感じるものってありました？

そうですね、攻撃の時に、人数はかけているんですけど、やっぱりボックスをしかれちゃって。そこで崩すのもけっこう難しくて。

ゴール前崩したとしても、ゴール前の決定力というところでなかなかうまくいかなくて。外してしまったところもあったので。

まだまだ詰めが甘いなっていう感じでした。

 

〇多分これからも対策してくるチームが出てくると思うんですけど、それは超えないといけないと思うんですけど、そのためにはどうしますか？

そうですね。やっぱりチャンピオンになったというのもあって、対策してくるチームというのは、動画とかもありますし。

絶対一個一個攻撃のところだったり、守備のところだったり対策してくると思うんですけど、それでも突いていくのが、敵の隙を突いていくのがフロンターレですし。

それができないと、まだまだ自分たちの力がないということだと思うので。もっと攻撃のクオリティーだったり守備の球際のところだったりとか、まだまだ自分たちの足りないところはいっぱいあるので。

鍛えていかないといけないと思っています。

 

〇また明日が休みになって、火曜日から練習になってという感じだと思うんですけど。それでみんなで話したりします？

まずは全国明けの初戦ということで、こんな試合したらいけなかったですし。この試合に関しては全員で共有して、足りないところ、だめだったところ、試合前の入りとかも含めて、もっと自分たちに対してやらないといけないことがあると思うので。

そこをまずしっかり振り返って。自分たちのところをもっと良くしていくということと、僕たちは練習でしか、練習をしないとうまくならない集団だと思うので。

練習の時から強度とかを出して、一個一個質の高いところをやっていけばいいかなと思います。

 

〇次が首位のLAVIDAが相手になりますけど、それに向けて、意気込みを教えてもらってもいいでしょうか？

首位ですけど、2連敗は絶対やっちゃいけないですし。ここで勝つか負けるかで僕たちの順位も決まってくると思うので。

絶対負けられないですし。僕たちにできることはこの1週間死に物狂いでやることしかないと思うので。

しっかりやっていきたいと思います。

 

〇今日もサポーターの方が来ていました。そういったサポーターの方にメッセージをいただいてもいいでしょうか？

サポーターのみなさんは本当にいつも応援してくれていて。自分たちの力になっているんですけど。

僕たちの力不足で1-4で負けてしまって。すごくみんなも悔しい思いをしていますし。

サポーターに対しても「申し訳ないな」っていう気持ちがあるので。

次また、この生田で試合をするときには、僕たちの実力は存分に発揮して。

もっともっと見ていて楽しいサッカーをできるようにするので。

これからもしっかり応援続けてほしいなと思っています。

 

 

◇

悔しい敗戦を喫したフロンターレU-15生田。それでも、この結果を受け止めて、もっともっと強くなるために、Anker フロンタウン生田でトレーニングを積んでいきます。

首位のFC LAVIDA(勝ち点33)との勝ち点差は残り試合6で、12。

少し離されてしまいましたが、1試合1試合しっかり戦って、ここまでの結果を積み上げてきたのがフロンターレU-15生田。

次戦以降も、目の前の試合に対して、力を尽くして、勝利を目指していくはずです。

 

(文中敬称略)

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