9月16日はAnkerフロンタウン生田へ。
川崎フロンターレU-15生田の1年生たちが、メトロポリタンリーグ、東京ヴェルディジュニアユース戦に臨みました。
【川崎フロンターレU-15生田(1年) メトロポリタンリーグ vs 東京ヴェルディジュニアユース】
9月16日(日・祝) 午後1時半キックオフ Anker フロンタウン生田 Anker Field くもり 35分ハーフ
本来U-14年代が対象のリーグ戦であるメトロポリタンリーグ。
しかし、フロンターレU-15生田の2年生と1年生の一部が、9月14日から15日にかけて、愛知県豊田市へ遠征に行っていたため、今回はAnker フロンタウン生田に残ってトレーニングを続けてきたフロンターレU-15生田の1年生たちが、上の年代のヴェルディとの試合に臨むことに。
先発は、GK50中島嵩登、最終ラインは右から4藤崎琉久、3望月輝夢、13志田竜彦、ボランチはキャプテンの8笠倉蓮央、その前に14髙橋一真、10吉澤瑛杜、右に17中島温、左に20佐々木風雅、前線には9保坂俊哉、18都島ダヒル光真。
ヴェルディの先発は、GK51小野和紘、最終ラインは右から42矢坂仁、32河野宏太郎、36朝倉啓介、ボランチは16松並木絆史、その前に18石川大雅、28山野内創、右に22児玉都武、左に23梅野琥南、前線には34槇原悠翔、47大井然。
空にはうっすらと雲がかかり、前日のプレミアリーグEAST、前橋育英戦の行われた前橋育英高崎グラウンドのような厳しい日差しこそないものの、じっとりと汗がにじみ出てくるような蒸し暑いAnker フロンタウン生田。
ピッチ脇の観客席などから両チームの選手の家族らが見守るなか、キックオフの時を迎えました。
立ち上がりは、ヴェルディ。1分にはエリア正面右を突くパスに大井が抜け出す決定的な場面。しかし、中島嵩登が前に出て飛び出し、これを阻む好守。
さらにヴェルディは、2分には、エリア右、うまくうけた多いから右サイドに展開すると、クロスに正面へ石川が飛び出しますが、シュートはまたも中島嵩登がセーブ。
直後には、エリア外正面、持ち込んだ石川がまたもシュート。しかし、中島嵩登がここでも反応。ボールはクロスバーに。
左コーナーキックとなり、大井がボールを入れると、ヴェルディはその流れからこぼれ球を拾い、エリア右でシュート。ここでも中島嵩登がセーブ。
立て続けにゴールに迫られるフロンターレ生田ですが、最後のところで中島嵩登が好守を連発。しのいでいきます。
するとフロンターレ生田は、4分、志田から笠倉、笠倉から髙橋と中央でつながり、髙橋がうまくボールをキープし、右サイド、中島温へ。
背後をとった中島温がエリア右へドリブルで持ち込み、クロス。遠いサイド、佐々木が折り返すも、ヴェルディのGK小野がセーブ。
シュートにはつながりませんでしたが、フロンターレ生田もエリア前に迫っていきます。
ヴェルディも直後には、フロンターレ生田が左サイドから持ち込んできたところをしのいで、そこから左サイドに展開すると、大井がエリア外左へ。
しかし、望月がブロック。左コーナーキックとなりますが、大井が入れたボールは中島嵩登がセーブ。
だんだんと自分たちでボールを動かせるようになったフロンターレ生田は、中央間で笠倉が受け、そのパスに中島温が背後をとる動き。
これはヴェルディが阻むも、セカンドボールを拾い、後ろから組み立てを図るフロンターレ生田。
しかし、GKの中島嵩登に戻したところを、槇原がカット。ここでフロンターレ生田はエリア内でファール。
ヴェルディがPKを得ます。
キッカーは槇原。これを決めて、0-1。先制点はヴェルディへ。
さらにヴェルディは、最終ラインの河野が中央に速いパス。そこから、左サイドに展開。梅野から山野内につながり、山野内は左クロス。
中島嵩登が阻んだところ、こぼれ球をヴェルディは拾いますが、志田がエリア内をカバー。
志田は一気に高い位置へ持ち上がり、間で受けた吉澤は左サイドを突くパス。これはうまくつなげることはできませんでしたが、フロンターレ生田は守備から攻撃へ結びつけようとしていきます。
10分には、望月の縦パスを中央で受けた吉澤。左サイドに展開。都島がドリブルで仕掛け、セカンドボールを拾ったフロンターレ生田は中島がエリア右へ。
シュートは小野のセーブに遭い、決まりませんでしたが、たたみかけるのはフロンターレ生田。
直後には中島温が右サイドでボールをカット。そのパスに吉澤が正面へ。ここではヴェルディの守りに遭いますが、高い位置でボールをものにするプレーを続けていくフロンターレ生田。右サイドでは中島温、左サイドでは佐々木が仕掛けるプレーを見せていくと、13分には、左サイドの折り返しを正面で受けた笠倉は縦パス。都島が抜け出しますが、ヴェルディの守りに遭い、左コーナーキックに。
キッカーは笠倉。左足でボールを入れると、エリア内で中島温が競り、最後はエリア正面右、こぼれ球に詰めた吉澤がシュート。
これが決まり、1-1。ついにフロンターレ生田が追い付きます。
17分にはさらにフロンターレ生田、左サイド、佐々木がドリブルで仕掛け、そのパスに都島がエリア左へ。
都島が後ろへ戻すと、エリア外左、志田がミドルシュート。これは右に。きわどいシュートを打って、ヴェルディのゴールをおびやかしていきます。
ヴェルディの攻めにも、藤崎が髙橋につながるようにして対応。望月もかかわって後ろから組み立てを図るフロンターレ生田。
18分には、志田のフィードに保坂が正面へ。しかし、オフサイド。
ヴェルディも正面でのパス交換や高い位置でのボールカットからフロンターレ生田のゴール前に迫りますが、志田が1対1で対応。また、髙橋がエリア前をカバーするなどしていきます。
18分には、ヴェルディ、槇原から右サイドに展開。スペースを突くパスに、石川がエリア内へ。
しかし、フロンターレ生田はコンパクトに粘り強く対応。
20分には、エリア外右、抜け出した児玉のシュートは枠をとらえますが、中島嵩登の好セーブ。またもしのいだフロンターレ生田。
しかし、ヴェルディはこれで得た右コーナーキック、児玉が左足でボールを入れると、石川がヘディングシュート。これが決まり、1-2。再びヴェルディがリード。
フロンターレ生田は直後には、中央、吉澤から最終ラインの藤崎へ。藤崎は前に持ち上がり、スルーパス。抜け出した中島温に対して、ヴェルディはファール。
フロンターレ生田のエリア外右でのフリーキックに。
キッカーは笠倉。遠いサイドに入れていきますが、折り返すことはできず。
しかし、さらに攻勢を続けるフロンターレ生田、志田から都島と左サイドでつながり、都島のパスに志田がエリア左へ。志田のパスに吉澤がエリア内への飛び出し。
最後はヴェルディの守りが阻みますが、うまく連係しながらフロンターレ生田がゴールに迫っていきます。
GKの中島嵩登も左サイド、佐々木や吉澤に正確なボールを入れるなどし、そこから前に出ていくのはフロンターレ生田。
25分には、吉澤から左サイド、佐々木につながり、佐々木がドリブルで前に持ち込み、中央の吉澤へ。吉澤から笠倉、笠倉からエリア外正面左、髙橋につながると、髙橋のミドルシュートは枠をとらえますが、小野がセーブ。
26分には、右サイドで中島温がカット。そのパスにエリア正面右、抜け出した吉澤がシュート。枠内上をとらえますが、小野が手を伸ばし、これを阻む好セーブ。
左コーナーキックとなり、笠倉がボールを入れると、望月、吉澤が飛び込みますが、ヴェルディの守りが阻んでいきます。
高い位置で球際に厳しく、ボールを奪うプレーを続けていくフロンターレ生田。
28分には、正面で中島温がカット。そのパスに都島がエリア正面へ。シュートはワンタッチあり、右コーナーキックに。
キッカーは笠倉。ボールを入れると、セカンドボールを拾ったフロンターレ生田は志田がエリア正面右へ持ち込み、その縦パスにエリア内、抜け出した髙橋がシュート。
しかし、小野のセーブに遭い、左コーナーキックに。
キッカーは笠倉。セカンドボールを拾ったフロンターレ生田は、志田がフィード。吉澤がエリア右へ抜け出しますが、ヴェルディの守りも集中しておりシュートは打てず。
直後にはヴェルディも左サイドを突くパスに、山野内が抜け出しますが、藤崎が粘り強く対応。前には行かせず。
32分には再びフロンターレ生田、うまく右に開いて受けた中島温のパスに、都島がエリア正面へ。しかし、GKの小野がクリア。
さらに藤崎が持ち上がり、そのパスに背後をとった中島温がエリア右へ仕掛けていきますが、ヴェルディはそれを阻止。
攻撃に転じたヴェルディは、左サイド、流れて受けた大井が前に持ち込もうとしていきますが、藤崎が粘り強く対応。最後は大井のファールに。
フリーキックを得たフロンターレ生田。
笠倉がボールを入れると、セカンドボールを拾い、志田や藤崎、望月、間で笠倉や高橋も受けながら、ボールを動かしていくと、34分には、吉澤から佐々木と左サイドでつながり、間で受けた髙橋のスルーパスに都島が抜け出しそうになりますが、小野がカバー。
アディショナルタイムは2分。
37分にはヴェルディ、正面からのパスに児玉がエリア右へ。決定的な場面でしたが、シュートは左へ。前半は1-2でタイムアップとなります。
後半フロンターレ生田は、藤崎にかわり15月見里遥希が入り、最終ラインは右から13志田龍彦、3望月輝夢、15月見里遥希に。
立ち上がりにはフロンターレ生田、月見里のフィードに都島が高い位置へ。これはヴェルディが阻むも、セカンドボールを拾ったフロンターレ生田。
笠倉から志田につなげていくも、ヴェルディはカット。左サイドに展開したところ、フロンターレ生田は志田・中島温が対応。
さらにヴェルディが大井、石川が高い位置で連係。フロンターレ生田のエリア前で動かしていきますが、フロンターレ生田はコンパクトに対応。
するとボールをものにした髙橋の右サイドを突くパスに、抜け出した中島温が折り返し。正面で吉澤が放ったシュートは小野のセーブに遭いましたが、決定的な場面をつくっていきます。
ヴェルディも3分には、うまく間で受けた松並木が仕掛けて、エリア正面右へ。しかし、笠倉がカバー。
さらに浮き球のパスに、槇原がエリア外左へ。しかし、志田が寄せ、シュートは中島嵩登がセーブ。
4分には、さらに松並木が持ち上がり、右サイドに展開。児玉が抜け出しそうになりますが、オフサイド。
だんだんとヴェルディがボールを持つ時間が多くなり、6分には、朝倉のフィードを、左サイドで松並木がキープ。梅野が正面へ顔を出し、左サイド、山野内につながると、山野内は正面へパスを出しますが、望月が対応。
7分には、右サイド、児玉がクロス。こぼれ球を拾った松並木が正面でシュート。しかし左に。
8分には多いから右サイド、児玉へつながり、エリア外右で児玉はシュート。しかし、中島嵩登がセーブ。
さらにヴェルディが、うまく縦パスを間に入れ、右サイド、流れて受けた槇原が正面へ持ち込み、スルーパスを狙うなどしていきまうが、フロンターレ生田はコンパクトに。都島もプレスバックに行くなどしていきます。
9分には、松並木のパスに、児玉が右サイド、高い位置へ。しかし、最後のところで望月がブロック。10分には、正面でボールを奪ったヴェルディ。
エリア右、児玉が抜け出しますが、中島嵩登が飛び出して、セーブ。ここでも好守を見せていきます。
フロンターレ生田は、最終ラインの左右を入れ替え。志田が左、月見里が右に。
11分には、保坂から都島、都島から吉澤と高い位置でつながり、吉澤のパスに、右サイド、中島温がクロス。左へ流れたところ、佐々木がドリブルで仕掛け、左コーナーキックに。
笠倉がボールを入れると、望月が競るもこぼれ球を拾ったヴェルディは、右サイドに展開。児玉のパスに抜け出した松並木は、中島嵩登が前に出て阻もうとしたところ、ループシュート。これが決まり、1-3。ヴェルディがカウンターから突き放します。
直後にはさらにヴェルディ、エリア外右、うまく抜け出した大井がエリア右へ。ニアをとらえたシュートは中島嵩登がセーブ。
14分には大井が正面へ持ち込み、右サイド、児玉へつなげると、児玉はカットインからシュート。
しかし、左に。
直後には右クロスに、エリア外正面左、梅野がシュート。しかし、中島嵩登がセーブ。
しかし、16分にはヴェルディ、石川のスルーパスにエリア右、抜け出したのは松並木。シュートが決まり、1-4。
さらにフロンターレ生田は突き放されてしまいます。
飲み水タイムを挟んでフロンターレ生田は保坂に代わり22星野吉平。
ボランチを笠倉、髙橋にするなどしたフロンターレ生田。21分、左サイドに展開すると佐々木のパスにエリア正面やや左、抜け出したのは都島。シュートを打つとこれが決まり、2-4。好連係からフロンターレ生田に1点が入ります。
さらにフロンターレ生田は、志田が前に持ち上がり、間で吉澤が受けると、吉澤の縦パスに正面へ抜け出した中島温が切り返しからシュート。
しかし、ヴェルディは体を張り、ブロック。
攻撃に転じたヴェルディは、小野から正面へ正確なボールが通り、おさめた梅野から右へ展開。受けた大井はカットインからシュート。しかし、中島嵩登がセーブ。
23分には、正面からのパスを間で受けた石川がシュート。しかし、上に。
フロンターレ生田も、右サイドでのスローインの流れから高い位置で都島、笠倉が粘り右コーナーキックを得ますが、笠倉が入れたボールは、小野がセーブ。
すばやくリスタートしたヴェルディは、河野から石川とつながり、石川は右サイドに展開、クロスは左サイドに流れ、ヴェルディが前に出ようとしますが、笠倉が粘り強く体を入れ、ゴールキックにしていきます。
ヴェルディは27分矢坂に代わり20橋爪英太。
29分にはフロンターレ生田、星野が下がり目で受けて、左サイド、吉澤へ。吉澤から中島温につながり、中島温のパスに、都島が左サイド高い位置へ。
いったんヴェルディがボールを奪ったところ、吉澤が高い位置で奪い返すと、エリア外正面で髙橋がミドルシュート。しかし、小野がセーブ。
さらにフロンターレ生田は、笠倉から中央の吉澤、髙橋へつながり、髙橋の縦パスに背後をとった中島温がクロス。しかし、ヴェルディの守りに、シュートにはつながらず。
ヴェルディも高い位置で、橋爪、石川、大井がかかわってボールを回していきますが、フロンターレ生田はコンパクトに、これに対応。
中島温・髙橋が挟み込んでボールをものにするなどしていきます。
32分には、星野が高い位置でボールを奪い、シュート。しかし、ヴェルディは体を張って、これを阻止。
さらに月見里の縦パスを、右サイドでおさめた星野が鋭いターンから入れ替わるなどして、前に出ていくフロンターレ生田。
35分には、笠倉から左サイド、佐々木へ。佐々木がうまく入れ替わって前に持ち出していくと、そのパスに都島がエリア左へ。しかし、オフサイド。
フロンターレ生田はヴェルディがエリア前に入れてきたところ、望月が競り、セカンドボールを笠倉が回収。
自分たちでボールを持つ時間をつくっていきます。
アディショナルタイムに入り、36分には、ヴェルディ、右サイド、児玉がクロスを入れてきたところ、月見里が対応。都島につながると、都島から受けた笠倉は左サイド、吉澤へ展開。吉澤から左サイド、高い位置へ流れて受けた都島はクロス。しかし、小野がセーブ。
試合はタイムアップとなり、2-4。勝利したのはヴェルディに。
しかし、フロンターレ生田としては、年齢が上の選手たちに対して、少なからず自分たちでボールを動かし、チャンスもつくり、ゴールを二つものにしたのは大きな成果。必ずこれからにつながるものになると思います。
前半1-2 後半1-2 計2-4
得点：吉澤映杜、都島ダヒル光真(フロンターレ生田) 槇原悠翔=PK、石川大雅、松並木絆吏2(ヴェルディ)
フロンターレ生田の先発：50中島嵩登 4藤崎琉久 3望月輝夢 13志田龍彦 8笠倉蓮央(ｃ) 14髙橋一真 10吉澤映杜 17中島温 20佐々木風雅 9保坂俊哉 18都島ダヒル光真
交代：藤崎→15月見里遥希 保坂→22星野吉平
控え：51根岸佑成
ヴェルディの先発：51小野和紘 42矢坂仁 32河野宏太郎 36朝倉啓介 16松並木絆吏 18石川大雅 28山野内創 22児玉都武 23梅野琥南 47大井然 34槇原悠翔
交代：矢坂→20橋爪英太
(文中敬称略)
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