12月8日は、Anker フロンタウン生田へ。
プレミアリーグEASTは最終節の第22節を迎え、川崎フロンターレU-18は柏レイソルU-18との試合に臨みました。
【川崎フロンターレU-18 プレミアリーグEAST第22節 vs 柏レイソルU-18】
12月8日(日) 午後1時キックオフ Anker フロンタウン生田 Anker Field 晴れ 389人
前節等々力での昌平高校戦を3-0で勝利したフロンターレは、ここまで10勝2分け9敗、勝ち点32、得点34、失点27、得失点差+7。
先発は、GK16松澤成音、最終ラインは右から2柴田翔太郎、4林駿佑、キャプテンの5土屋櫂大、15関德晴、ボランチは10矢越幹都、14八田秀斗、右MF8知久陽輝、左MF11児玉昌太郎、前線には9香取武、17恩田裕太郎。
11勝5分け5敗、勝ち点38、得点43、失点30、得失点差+13、同じ勝ち点38、得失点差+8の横浜FCユース、得失点差+6の鹿島アントラーズユースを得失点差で上回り首位に立つレイソルにとっては優勝がかかる試合。
先発は、GKキャプテンの1栗栖汰志、最終ラインは右から36上原伶央、4福島大雅、3猪狩鉄太、6藤谷温大、ボランチは30長南開史、27沼端隼人、右MF7黒沢偲道、左MF11吉原楓人、トップ下10戸田晶斗、前線には9ワッド モハメッド サディキ。
5月5日日立柏総合グランドで行われた第5節は、2-0。児玉、藤井漣祐のゴールでフロンターレが勝利しています。
◇フロンターレU18 – 柏レイソルU18 / プレミアリーグEAST第5節
青空の広がったAnker フロンタウン生田。観客席には両チームの家族らが集まり、フロンターレはクラブに七つのタイトルをもたらした鬼木達監督のラストマッチ、レイソルは残留がかかる試合と、それぞれトップチームの大切なJ1での最終戦がある中、多くの両チームのサポーターが集結。
フロンターレもレイソルも、大切な仲間との最後の試合に臨むそれぞれのチームへの想いを多くの幕を出し、表現。熱のこもったいい雰囲気の中、キックオフの時を迎えました。
立ち上がりは、レイソル、浮き球のパスにワッドが左サイド、流れて起点になろうとしますが、フロンターレは柴田に加え、林もこれに対応。ゴールキックにしていきます。
フロンターレも、香取がうまく間で受け、右サイドへ展開すると、知久との連係から柴田が右サイドの高い位置へ。クロスを入れると、セカンドボールを拾い、左サイドに展開。矢越や児玉、関がかかわり、最後は矢越が左サイドの高い位置へ。レイソルの守備の対応に遭いましたが、レイソルが攻撃に転じようとするところを土屋がカバー。
攻撃から守備へ、切り替えの良さを見せていきます。
4分には、恩田が右サイド、高い位置へ抜け出しクロス。左サイドに流れたところ、関のパスに児玉がエリア左への仕掛け。レイソルの体を張った守りが阻んで、フロンターレが左コーナーキックを得ます。
キッカーは柴田。遠いサイドに正確なボールを入れると、八田が飛び込みますが、GKの栗栖がセーブ。今季何度もゴールを生み出してきた、精度の高いキックからフロンターレがゴールを脅かしていきます。
レイソルも、うまく右サイド、黒沢がボールを受け、左サイドを突くパス。これに黒沢が抜け出しそうになりますが、柴田が対応。
レイソルは最終ライン、猪狩や福島、間に沼端や長南が下りながらの組み立て。フロンターレはそれに対し、恩田や香取、八田らが連動してプレス。
6分には、レイソルがプレスをうまくかわし、右サイドに展開。上原がエリア前に浮き球を入れていきますが、土屋が対応。
レイソルの右コーナーキックとなりますが、フロンターレはそれをしのいでいきます。
8分にはフロンターレ、GKの松澤が中央、矢越にうまくボールを入れ、そこから左サイドへ展開。児玉がうまく背後を取り、仕掛けるも、レイソルの守備の対応に遭い、左サイドでのスローインに。
その流れから児玉から関とつながり、関がクロスを入れると、エリア内へ香取、恩田が飛び込むも、レイソルの守りが対応。
レイソルはそこから右サイド、黒沢につなげるも、関が戻り、粘り強く対峙。最後はエリア右へワッドが持ち込もうとしますが、土屋が対応していきます。
レイソルにボールを奪われても、八田が回収。林や土屋、矢越や八田、香取も中央に顔を出しながらボールを動かしていくのはフロンターレ。
10分には、香取から関へつながり、関の左サイドからのフィードに、恩田がエリア正面左へ。しかし、シュートは上。いい動き出しからチャンスをつくっていきます。
一方のレイソルも、11分には、エリア正面右、戸田がうまく持ち込みますが、林が体を張りブロック。最後は松澤がセーブ。
決定的な場面でしたが、上回ったのはフロンターレの素晴らしい守り。
知久が中央に顔を出し、セカンドボールをものに。その流れから知久が左サイドにも顔を出すなど、位置を入れ替えながら前に出ていこうとするフロンターレ。
レイソルも左サイドで、藤谷、吉原がうまく連係。12分には、藤谷の左クロスに遠いサイド、ワッドが迫りますが、松澤がセーブ。
シュートは打たせずに、しのいでいきます。
林のフィードに、恩田が高い位置へ動き出し、レイソルがそれに対応、最終ラインから組み立てを図ろうとするところでは香取や矢越が高い位置からプレスをかけにいくフロンターレ。
レイソルはそれに対し、ワッドにボールを入れ、フロンターレ陣内でのプレーを試みますが、矢越に加え、香取も自陣の中央に戻り、ボールをものに。
さらにレイソルは、フロンターレが右サイドから攻勢に出てきたところ、ボールを奪い、左サイドに展開。戸田が高い位置へ仕掛けていきますが、柴田がカバー。
15分から17分にかけてはレイソルが、GKの栗栖もかかわって、ボールをつないでいく時間をつくっていきますが、フロンターレは焦れずに粘り強く対応。
栗栖が左サイドに正確なボールを入れる場面では、柴田が厳しく寄せ、自分たちのスローインに。
17分には、うまく左サイドを突くパスに、吉原が高い位置へ抜けだそうとしますが、柴田がカバー。最後は吉原のファールに。フロンターレの守りが上回っていきます。
フロンターレも、18分には、浮き球のパスを、エリア正面やや右で恩田がおさめ、スルーパス。エリア内へ香取が抜け出しそうになりますが、レイソルの守りも集中しており、これに対応。
セカンドボールを拾ったフロンターレは、左サイドに展開。児玉のパスに高い位置へ抜け出した関がクロス。
これは遠いサイドに流れ、シュートにはつながらず。それでも、そこから前に出ようとするレイソルに対しては、しっかりプレーを切るように対応。
簡単には前には行かせず。流れを渡さずにプレーしていきます。
レイソルが浮き球を入れてきたところ、土屋が競り、セカンドボールは矢越が回収するなどしていくフロンターレ。
レイソルはフロンターレが右サイドに展開してきたところ、藤谷が対応。すぐさま吉原に預けた藤谷は高い位置へ抜け出していきますが、林がカバーしていきます。
21分には、矢越の左サイドを突くパスに、児玉が抜け出し、エリア左へ持ち込もうとしますが、レイソルはカット。
そこから右サイドでのスローインを得たレイソルは、ワッドが左サイドを突くパス。吉原が抜け出しそうになりますが、林がまたもこれに対応。
さらにレイソルは中央にボールを差し入れ、リズムをつくろうとしますが、フロンターレは児玉が中央に寄りカット。
再び林や土屋、八田も間に顔を出しながら、ボールを動かしていくと、24分にはフィードに抜け出した恩田が、左サイド、高い位置から折り返し。
これに対しては、レイソルも集中しており、シュートにはつながらず。しかし、長短のパスを交えて、フロンターレが揺さぶっていきます。
ラインを高め、猪狩や福島もフロンターレの陣内へ入り込みながら、レイソルもボールを動かしていき、27分には、右サイド、上原のフィードに藤谷がエリア左へ。
しかし、フロンターレは体を張り、ブロック。レイソルの右コーナーキックとなり、キッカーの沼端が左足で入れると、左サイド、流れたボールを藤谷が拾いますが、関がカットしていきます。
土屋や林、松澤もかかわって再びボールを動かしていくフロンターレ。香取が間にうまく顔を出し、左サイド、児玉が仕掛けるなどしていくと、30分には、右サイド、柴田から八田、八田から知久、知久から再び八田とつながり、いったんはレイソルにボールが渡りそうになるも、粘り強く奪い返したフロンターレは、恩田がエリア右へ。
しかし、レイソルも粘り強く、コンパクトな守りでしのいでいきます。
32分にはさらにフロンターレ、左サイドで関や児玉がかかわってボールをつないでいくと、エリア左、うまく受けた知久のスルーパスに児玉がエリア内への動き出し。
それに対して、レイソルはカット。浮き球のパスに、ワッドがエリア右へ抜け出しそうになりますが、松澤がカバー。
互いに攻守に譲らないプレーを重ねていくフロンターレとレイソル。34分には、GKの栗栖、福島や猪狩、沼端もかかわってボールをレイソルが回していくと、中央の沼端のパスに、藤谷がエリア左へ抜け出しそうになりますが、知久がカバー。
すると37分にはフロンターレ、矢越の左サイドを突くパスに抜け出した児玉がクロス。右サイドに流れたところ、拾ったのは柴田。
柴田は左足でクロス。これにエリア内、うまく頭から飛び込んだのは恩田。ゴールネットを揺らし、1-0。先制点はフロンターレへ。
ピッチの選手。ベンチの選手。メンバー外の選手。さらには家族やサポーター。多くの人々が喜びをあらわにするフロンターレ。
優勝するためには、追いつき、逆転をしなげればならないレイソルも、直後には、フィードに左サイド、吉原が正面への動き出し。
セカンドボールを拾い、右サイドから上原が持ち込んでいきますが、フロンターレはコンパクトに、粘り強い守り。
再びフロンターレは左サイドで、関や児玉、矢越が連係。そこから右サイドにつなげていくと、柴田がクロス。
レイソルが跳ね返したところ、セカンドボールを拾った八田はエリア内へ浮き球のパス。これに恩田が飛び出しますが、栗栖が阻んでいきます。
レイソルも、中央にワッドが下り、うまく間で受け、フロンターレの陣内で時間をつくり、右サイド、黒沢が高い位置へ。
しかし、フロンターレはコンパクトに、粘り強く対応。児玉も自陣の低い位置をカバーするなど、しのいでいきます。
40分には、左サイドでのスローインの流れから児玉がエリア外左に持ち込むと、レイソルにファールがあり、フロンターレのフリーキックに。
柴田がニアに入れると、恩田が飛び込みますが、左にそれていきます。
レイソルも、左サイド、藤谷や吉原、中央で長南が受けるなどし、最終ラインの猪狩や福島、GKの栗栖もエリア外に出て組み立てを図りますが、フロンターレはコンパクトに、恩田や香取がプレスをかけるなどしながら対応。
浮き球のパスに高い位置へ戸田が抜け出しそうになるところでは林が対応するなど、チャンスはつくらせず。
45分には、レイソル、中央で長南が縦パス。うまく間で受けた沼端から右サイド、上原へ。上原は右クロス。しかし、柴田が対応。
セカンドボールを拾ったレイソルは、戸田から右サイド、上原へ。上原は高い位置から折り返していきますが、松澤がセーブ。
前半は1-0。フロンターレのリードでハーフタイムへ。
やや冷たい風が吹き、気温がだんだんと下がっていく中での後半。
フロンターレは、2分、左サイド、抜け出した児玉がクロス。エリア内へ、香取が飛び出しますが、レイソルはこれに対して、集中した守り。
しかし、レイソルが左サイドに展開してきたところ、奪い返したフロンターレは知久のパスに、柴田が右サイドからクロス。レイソルはクリア。
フロンターレの右コーナーキックに。
柴田がボールを入れると、セカンドボールを、右サイド、高い位置で土屋が拾い、土屋のパスに柴田がエリア外右へ仕掛けると、レイソルはファール。フロンターレがフリーキックを得ます。
キッカーは柴田。ゴール前正面に入れると、土屋がヘディングシュート。栗栖のセーブに遭い、得点とはなりませんでしたが、ゴールへ迫っていきます。
レイソルも、戸田が高い位置へ持ち込み、左サイド、藤谷へ。藤谷、吉原が連係。間で沼端が受け、最終ラインの猪狩や福島もかかわってボールを動かしていきますが、フロンターレはコンパクトに、うまく対応。簡単には背後を取らせず、しのいでいきます。
7分には、レイソル、エリア外正面、戸田から右サイドに展開すると、中央で受けた長南から、再び右サイドで受けた戸田は、エリア内へ浮き球のパス。
しかし、松澤がセーブ。
フロンターレも浮き球を香取が競り、恩田がおさめ、そのパスに児玉が左サイド、高い位置へ。これに対してはレイソルも集中しており、チャンスには結びつけられませんでしたが、うまくかかわりあいながら、前に出ようとしていきます。
再び後ろから組み立て。中央にうまく藤谷が顔を出すなどしながら、動かしていくレイソル。それに対して、フロンターレは知久や恩田が前からプレス。
恩田がプレスバックからボールを奪うなどし、再び自分たちでボールを動かす時間をつくっていきます。
10分には、児玉が左サイドで厳しい寄せからボールを奪うと、関の折り返しに、恩田がエリア内へ。しかし、栗栖が粘り強さを見せ、最後にはセーブ。
さらに土屋が前に出て、カット。すぐさま左サイドを突くパスを出すと、児玉が抜け出しますが、レイソルは上原が粘り強く対応。
レイソルも12分には、左サイド、藤谷がいったん吉原に預け、高い位置へ。藤谷は折り返し。しかし、土屋の対応で、レイソルの左コーナーキックに。
キッカーは戸田。ゴール前に右足で精度の高いボールを入れていきますが、松澤がセーブ。
フロンターレはすばやくリスタート。恩田が左サイド、高い位置へ抜け出し、恩田のパスに児玉がエリア左へ。
児玉のパスに正面で香取がシュート。しかし、レイソルは体を張って、ブロック。
左コーナーキックとなり、柴田がボールを入れると、エリア内、混戦となったところを林がシュート。ここでもレイソルの体を張った守りに遭い、得点とはなりませんでしたが、チャンスをつくっていきます。
レイソルは15分、沼端に代わり40佐藤桜久、上原に代わり8加茂結斗。
最終ラインは右から長南、福島、猪狩、佐藤、ボランチに黒沢、藤谷、右MFに戸田、左MFに加茂、前線には吉原、ワッド。
しかし、相手陣内へ入り込んでいくのはフロンターレ。矢越や八田、香取も中央に顔を出しながら、ボールを回していくと、16分には、知久のパスに恩田がエリア右へ。
恩田は折り返しますが、レイソルはブロック。フロンターレの右コーナーキックに。
右コーナーキック。柴田がボールを入れると、セカンドボールを拾ったフロンターレ。関から受けた柴田がクロス。エリア内、林が競り、左サイドに流れたところ、粘り強く追い込んだフロンターレは今度は左コーナーキックを得ます。
すぐ横で見守っていたサポーターたちが沸くなか、柴田がボールを入れ、セカンドボールを拾ったフロンターレは、矢越のパスに関がエリア内へ。
レイソルのクリアに遭いましたが、ゴール近くでプレーする時間を重ねていきます。
レイソルも、中央でボールをカット。加茂が高い位置へ持ち込んでいきますが、フロンターレは土屋がカバー。土屋から矢越につながり、矢越から受けた恩田は一気にエリア正面右へ。そのパスに知久がエリア正面へ。知久のシュートは枠をとらえますが、栗栖がセーブ。
こぼれ球を拾ったフロンターレは、浮き球を恩田がオーバーヘッドで競り、最後は香取が合わせますが、左へ。得点とはなりませんでしたが、青森山田戦以降、こぼれ球への反応で相手を上回る場面の続くフロンターレ。この日もその姿勢を継続。ゴールへ迫っていきます。
レイソルも、20分にはうまく間で受けた吉原から右サイド、戸田へ。戸田のパスにワッドがエリア右へ抜け出しますが、林がカバー。
21分には、右サイドからの折り返しに、正面で藤谷がシュート。しかし、上。
レイソルは、藤谷のパスに、佐藤が左サイド、高い位置へ抜け出そうとしていきますが、柴田が対応。
さらに中央に入れてきたところ、児玉が寄ってボールをものに。そこから関へつながり、関のパスに香取が左サイド、高い位置をうかがうなどしていきます。
24分にはレイソル、フロンターレのエリア前でルーズーるを拾ったワッドが左サイドに流れ、そこからエリア内へ持ち込もうとしますが、林が対応。
すると25分にはフロンターレ、香取から恩田と中央でつながり、恩田から右サイド、知久へ。知久から受けた柴田は右クロス。
香取がヘディングシュートを打ちますが、これは上に。
26分には左サイドでスローインを得たフロンターレ。関はロングスロー。Gkの栗栖が対応したところ、こぼれ球に詰めた知久がシュート。惜しくも左。
さらにフロンターレは、恩田が浮き球を競り、知久が正面へ持ち込むなど、レイソルのゴールを目指してプレーを続けていきます。
フロンターレは29分知久に代わり7加治佐海。
直後にはフロンターレ。左サイドでスローインを得るとその流れから児玉がエリア外左へ。児玉はシュートを打つもレイソルは体を張りブロック。
レイソルが右サイドに展開してきたところ、関がカット。児玉につなげ、そこから前に出ていくフロンターレ。
31分には、矢越から右サイド、加治佐へ。加治佐からうまく間で受け直した矢越はエリア正面へ持ち込もうとしますが、レイソルは粘り強く対応。
しかし、ここでもゴールを目指す姿勢を継続。チャンスをつくろうとしていきます。
レイソルも32分、栗栖から左サイドに展開すると、佐藤の浮き球のパスに吉原が正面へ。しかし、土屋が対応。セカンドボールを八田が拾い、八田は左サイドに展開。
抜け出した関に対しては、レイソルの対応があり、今度はレイソルが前に出る展開に。戸田が下がって受け、加茂や黒沢もかかわってレイソルがボールを動かしていきますが、スペースを突くパスを出してきたところで、土屋が対応。攻撃に転じたフロンターレは恩田のパスに香取がエリア内へ飛び出しますが、レイソルも集中した守り。
33分にはレイソル、パス交換から佐藤が左サイド、高い位置へ。しかし、柴田がカバー。
34分にはさらにレイソル、エリア前でのルーズボールをワッドが拾いますが、土屋が寄せ、最後はワッドのファールに。土屋はいったんはピッチの外へ戻るもプレーを続行。
さらにレイソルが、戸田のパスに吉原が高い位置へ。しかし、関が対応。
37分には右サイドでボールを動かしていき、折り返し。しかし、林がカバーしていきます。
勝利し、優勝をするためにはまずは追いつかねばならないレイソル。最終ラインの間に黒沢が顔を出し、猪狩が持ち上がり、左サイド、佐藤にうまくつなげ、ワッドも下がり目で受けるなど、ボールをつないでいく時間をつくり、38分にはエリア右、抜け出したワッドがシュート。決定的な場面でしたが、枠をとらえることはできず。
39分には、さらにレイソル、猪狩のフィードをワッドが競り、加茂がエリア左へ飛び出しますが、土屋がカバー。
レイソルがエリア近くに迫る場面は続き、40分には、佐藤がエリア外左へ。ここでフロンターレにファールがあり、レイソルのフリーキックに。
フロンターレはここで香取に代わり13増田陽太。八田に代わり23楠田遥希。
レイソルのフリーキック。キッカーは戸田。遠いサイドに入れると、ワッドが折り返しますが、加治佐がクリア。
43分にはレイソル、藤谷が中央をうまく持ち上がり、そのパスに黒沢がエリア内へ。しかし、オフサイド。
増田が前からプレス。うまくサイドに追い込んで自分たちのスローインを得るなどしていくフロンターレ。矢越のパスから児玉が高い位置へ動き出すなど、相手陣内でプレーする時間をつくろうとしていきます。
アディショナルタイムは3分。
レイソルがエリア前に入れてきたところでは林が対応。レイソル、栗栖が左サイドに展開してきたところでは加治佐がカット。加治佐から受けた矢越のパスに恩田が高い位置へ動き出すなど、フロンターレはしっかり守り、そこから前に出る時間をつくっていきます。
46分にはレイソル、フィードに加茂が正面へ抜け出しそうになりますが、土屋が対応。
さらに藤谷のパスに佐藤が左サイド、高い位置へ抜け出そうとしますが、柴田が対応。
47分には、左サイド、戸田が正面へ持ち込もうとしますが、楠田が足を延ばしてマイボールに。フロンターレの守備の対応がレイソルの前に出る姿勢を上回っていきます。
フロンターレは、48分、恩田に代わり25平内一聖。平内が右MF、加治佐が前線へ。
レイソルはさらに中央にボールを差し込み、前に出ようとしますが、児玉が中央に寄り、カット。前には行かせず。
試合はタイムアップとなり、1-0。
多くの日常を共にしたAnker フロンタウン生田で迎えた今季ラストマッチっを、フロンターレは勝利で締めくくることになりました。
他会場では、アントラーズが尚志高校に2-1で勝利。また、横浜FCは大宮アルディージャU-18に1-0で勝利。
この結果、横浜FCが初優勝。アントラーズが2位。レイソルは3位。また、尚志高校が11位となり、来季はプリンスリーグ東北で戦うことが決まりました。
フロンターレは、11勝2分け9敗、勝ち点35、得点35、失点27、得失点差+8、5位でプレミアリーグ3年目のシーズンを終えました。
後期は勝利が遠い時期もあったフロンターレ。しかし、第20節の青森山田戦、第21節の昌平高校戦、そしてこの日の柏レイソルU-18戦は、いずれも攻守に素晴らしいプレーを積み重ねてのもの。
来季もU-18でプレーする1、2年生はもちろんのこと、フロンターレのアカデミーから旅立ち、それぞれの道へ進む3年生にも大きなものをもたらした3試合だった、と思います。
2025年もプレミアリーグという日本最高峰のリーグでの戦いに臨むフロンターレ。どんな試合を重ね、どんな成長を遂げ、それぞれがどんな選手になっていくのか。どんなフロンターレU-18になっていくのか。とても楽しみにしています。
前半1-0 後半0-0 計1-0得点:恩田裕太郎
フロンターレの先発:16松澤成音 2柴田翔太郎 4林駿佑 5土屋櫂大(c) 15関德晴 10矢越幹都 14八田秀斗 8知久陽輝 11児玉昌太郎 9香取武 17恩田裕太郎
交代:知久→7加治佐海 香取→13増田陽太 八田→23楠田遥希 恩田→25平内一聖
控え:21岩田幹太郎 29藤田明日翔 6齊名優太
レイソルの先発:1栗栖汰志(c) 36上原伶央 4福島大雅 3猪狩鉄太 6藤谷温大 30長南開史 27沼端隼人 7黒沢偲道 11吉原楓人 10戸田晶斗 9ワッド モハメッド サディキ
交代:上原→8加茂結斗 沼端→40佐藤桜久
控え:41金子遙真 12石津輝 14升掛壮梧 22徳田波音 34越川翔矢
(文中敬称略)
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