2025年の関東大学サッカーリーグの開幕(4月5日、6日)まであと少し。
大学最後のシーズンを迎えるのが、川崎フロンターレU-18出身、日本体育大のGK青山海。
3月30日日本体育大健志台キャンパスグラウンドで行われた川崎フロンターレU-18と日本体育大との練習試合の際に、話を聞かせてもらいました。

〇去年は振り返ってみて、いかがでしたか?
チームとしては1部昇格を目標としていた部分があったので。
それが達成できたのは良かったんですけど、個人としてはスタメンとしてあまりかかわることはなかったですけど、自分が試合に出たときにはしっかりいいパフォーマンスができたので。そういう部分では満足していますけど、まだスタメンでは。スタートで出ないといけないなというふうに思っています。
〇今年始動してここまで。チームの出来には手ごたえを感じたりしていますか?
今年から1部ということで日体大としては8年ぶりだと思うんですけど。まず始動のときから「やってやるぞ!」というような感じでチームは活動していて。
来週(4月5日)開幕戦で明治とやりますけど、そこに向けていい雰囲気でできているという感じですね。
最初の明治はチーム全員で「倒してやるぞ」という。
昨年の1位なので、僕らが2部の2位で一番ギャップがあるところだと思うので。
そこは一泡吹かせてやろうというか、「やってやろう」という雰囲気にチームはなっていますね。
〇ここまで自分自身のプレーについてはどうですか?
そうですね。いい感じで来ていますね。
〇試合により多く出られそうな感じはしますか?
現時点だとまだベンチというところだと思うんですけど。
いつでも準備できている、という感じですね。
〇大学4年目でキーパーとして自分がこういうところが伸びたと思うところはどこですか?
細かいところでいうと、日体のキーパーの求められているのが背後のスペースという感じなので。
そこはキーパーコーチ、監督含め要求されているところなので。
ユース卒業してこの3年間で伸びたところかなと思います。
あとはシュートストップのところも、だんだんと伸びている気がしています。
〇個人的に大学最後のシーズン、楽しみな対戦相手などはありますか?
1部だと日大に同期の田中慶汰とか、あとは中央にカンタ(田中幹大)とか。あとはほかにも1部でフロンターレの同期とか後輩がいるのでそこは楽しみ。
あとは明治とか筑波とか強いといわれているチームと戦えるということが楽しみかなと思います。
〇大学4年目で今後のことも考えていると思うんですけど、進路についてはどう考えています?
そうですね。とにかく一日一日頑張るっていうところが次に向けてのステップだと思っているので。
あとのことを考えずに一日一日頑張っているところです。
〇こうしてフロンターレの後輩たちの試合を見て、どう感じます?
うまいですね。それが45分見て、「うまい」と感じたのと。監督とかも代わっていたので。そういうところは楽しみというか「どういうサッカーをするんだろう」と思ったんですけど、あんまり大本は変わっていなかったので。「うまいな」というのが第一印象ですね。
〇長橋さんや佐原さんはずっと知っている存在だと思うんですけど、佐原さんはU-12の監督でしたし。2人がトップに行かれたことに関してはどう感じました?
トップの人にとってやりやすいのかなと思って。大関とかコウタ(高井幸大)とかはすごいやりやすい環境なのかなって勝手に思っています。
〇またフロンターレのサポーターの方にメッセージをいただいてもいいですか?
いつもあたたかいご声援ありがとうございます。
ユース卒業しても、僕だったり。ほかの同期と話していても「応援してくれている」って言っているので。
「すごくあたたかいな」って感じています。
ラストシーズン、一日一日頑張ってできるように頑張っていきます。
◇
昨年は2部で2試合出場にとどまったものの先発した第7節の拓殖大は4-2で勝利、前半34分から急遽出場した第14節の山梨学院大戦(△0-0)では無失点と、日本体育大の8年ぶりとなる1部復帰に少なからず貢献した青山海。
多くのフロンターレU-18の同期や後輩たちとの対戦も待っている今季も、一日一日を大切にしながら、しっかり活躍するための準備をしています。
日々の積み重ねが大きなものをもたらすような大学最後のシーズンとなりますように。
活躍をとても楽しみにしています。

(文中敬称略)
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