フロンターレU15生田(2年) – 岸根高校 / K6リーグ第4節(コーチ・選手インタビュー)


 

7月27日、Anker フロンタウン生田で行われたK6リーグ第4節、岸根高校戦を14-0で勝利した川崎フロンターレU-15生田の2年生。

 

試合後に、狩野健太コーチ、4ゴールの佐藤慶、先制点を決めた月見里遥希、1ゴールを決めた藤崎琉久に話を聞きました。

 

試合の記事は◇フロンターレU15生田(2年) – 岸根高校 / K6リーグ第4節

 

 

「メトロとKリーグでやってきたことを、もう1回積み上げていく、成長に目を向けてやりたいというなかで、役割みたいなものを決めずに、いろんなことをできるようにしたい

狩野健太コーチ

 

狩野健太コーチ

 

 

〇試合を振り返ってみて、率直な感想などをお願いします。

そうですね。Kリーグの、高校生の間合いだったりそういうのに少しずつ慣れてきたところがあって。

その中で、個人で戦える部分も少しずつ増えてきているのかなって。

ドリブルでかわしたりとか。1対1でボールを奪えたりとか。

そういうところはちょっとずつ増えてきているのかなって。収穫ではありますね。

 

〇立ち上がりは1対1で止められて、という場面もあったと思うんですけど、それも試合の中でうまく修正していたように感じました。

そうですね。グループとしてコンビネーションで崩していきたいところと。個人で打開できるところ。

そこらへんはうまく。相手に守られたときにいろんな手段を駆使して攻撃できるように。

そういうところはちょっとずつできてきているのかなって。ありますね。

 

〇ただ技術を発揮するだけじゃなくて、球際に厳しくいくとか、そういうところもやっているからこそ、結果にも結び付いているように感じます。

そうですね。個人として、そういう局面局面の球際の強さだったり。切り替えだったり。そういう部分は学年に関係ないと思うので。

「チームとして、負けてはいけない」というのは話もしていますし。

そういうのも徐々に慣れてきているのかなというのは感じています。

 

〇後半は、途中からは3バックになったんですね?

そうですね。もともとスリーでやっていたりしたところもあって。いろんなバリエーションというか、形ではないと思うので。

いろいろ引き出しとして持っているのがチームとして強みになるのかなと思います。

 

〇いろんなフォーメーションでやって。違うポジションでも選手がプレーしてというのがまたいいところなのかなと思います。

そうですね。個人としてできることを増やしたいというのもありますし。

チームとして考えたときに、いろんな引き出しがあったほうがいいと思いますし。

この夏はメトロとKリーグでやってきたことを、もう1回積み上げていくっていうか。成長に目を向けてやりたい、というなかで。

そんなに役割みたいなものを決めずに、いろんなことをできるようにしたいというのはありますね。

 

〇センターバックの選手でもすごい前に出てきたりとかして、それがまた面白いなあと思うんですけど。

そのまま攻撃参加したら相手も守りづらいと思いますし。

アイデアありきなサッカーなので。相手がいやなことをしていこうと。相手がいやなことは何なのかというのをわかるような。

そういうところに目を向けてやっていきたいと思います。

 

〇フロンターレのサポーターの方にメッセージをお願いします。

今日も暑いなか、横断幕を掲げてくれて、本当に選手たち、やっぱり励みになっていますし。

ありがたいな、と思うので。

将来トップチームに、うまく、フロンターレらしい、うまい、面白い選手を育てられるように、気を引き締め直して、この夏取り組んでいければと思いますので。

引き続き、応援よろしくお願いします。

 

 

 

「この夏はもっともっと点をたくさん取って、

チームに貢献できるように頑張っていきたいと思います」

FW30 佐藤慶

 

佐藤慶選手

 

〇試合を振り返ってみて、率直な感想などをお願いします。

個人としてもチームとしても圧勝して勝てたということは、すごい良かったです。

 

〇個人としては今日は4点決めましたけど、振り返ってみてどうですか?

やっぱり、まだまだ。あと2点、3点取れるようにやっていきたいです。

 

〇K6リーグ、ここまで4試合やって、自分が得られたものはどんなものですか?

大きい選手となかなか対峙することができないので。

大きい選手との間合いの取り方とか、そういう部分が成長したなって思います。

 

〇逆にもうちょっとこういうことができれば、というものがあれば。

やっぱり40分ハーフなので。

後半の最後ぐらい、もう少し体力を上げていきながら、走るところだったり戦うところをもっと、やっていきたいと思います。

 

〇40分ハーフだと、来年も(関東ユース⦅U-15⦆サッカーリーグが)40分ハーフで。そういうところにもつながっていくのかな、と思うんですけど。どうですか?

やっぱりそういうところで負けない、といつも言われているので。日ごろの練習の走りから、体力を上げていきたいと思います。

 

〇ここまで4勝。ゴールをたくさん取って、すべて無失点で勝っていますけど、その要因はなんだと思います?

やっぱりチームで最後まで走って、無失点で行って大差で勝つっていうのは、話しているので。

そういう部分で気持ちのところでも圧倒できているのかなって思います。

 

〇この夏の目標は何かありますか?

この夏はもっともっと点をたくさん取って、チームに貢献できるように頑張っていきたいと思います。

 

〇クラブユースに行きたい気持ちもあると思うんですけど、どうですか?

行きたいです。

 

〇こういったプレーを見せたいというのがあれば。

やっぱり泥臭くても点を取るところだったり。背後からの抜け出しだったり。

チームのためにおさめるっていうところだったり。

見せたいです。

 

〇サポーターの前でプレーするのはどうでした?

サイドラインとか行っても、「ナイス!」とか声をかけてくれるので。そのへんはすごくうれしいです。

 

〇そういったサポーターの方にメッセージをお願いします。

いつもご声援ありがとうございます。

これからも圧勝して勝つので。引き続き応援よろしくお願いします。

 

 

「遠目からシュートを狙える選手ってこわい選手だと思うので。それを意識しています」

DF34 月見里遥希

 

月見里遥希選手

 

〇試合の率直な感想をお願いします。

自分では1得点1アシストできて。自分の結果もそうですし。チーム的にも14得点という大勝で勝てて。

チームでも個人でも、いいプレーを見せられたかなと思います。

 

〇最初は少し攻めあぐねていて、あの先制点が大きかったのかなと思うんですけど、どうですか?

自分がその流れをつくるっていうことを、すごく意識していたので。

決めきれて、チームにいい流れが来たなって思いました。

 

〇けっこう距離のあるところからのシュートだったと思うんですけど、どう思って打ったんですか?

ゴールが見えたら狙うっていうのは意識していたので。

 

〇その結果ですか?

その結果、ゴールにつながって、良かったと思います。

 

〇後半クロスバーに当たるシュートもあったりしましたけど。そういうロングシュートも自分の武器にしているところですか?

武器にしていきたい部分ですね。

遠目からシュートを狙える選手ってこわい選手だと思うので。それを意識しています。

 

〇今はサイドバックとか3バックの左とかをやることが多いと思うんですけど、個人的にはどんなポジションをやりたいですか?

個人的にはサイド。前とかでもいいんですけど。今はサイドバックが自分には似合うかなという感じです。

 

〇上下動がけっこう得意なところ?

はい。

 

〇こういうプレーを見てほしいというところがあれば。

前で受けたときの縦突破とか、ビルドアップの部分。得意としているので。

そこはやっぱり見てほしいと思います。

 

〇お手本にしている選手はいるんですか?

お手本にしている選手は、川崎フロンターレの三浦選手もそうですけど。湘南ベルマーレの鈴木淳之介選手 (デンマーク・FCコペンハーゲンへの移籍が決まった) はうまいなって。守備もそうですし、前にも運べるので。お手本にしています。

 

〇将来こういう選手になりたいというものがあれば、

将来的にはやっぱり得点とかに絡める、守備でも安定感のある選手になっていきたいです。

 

〇これからまだシーズンが続いていきますけど、こういったところを伸ばしたいというものを教えてもらってもいいですか?

守備の強さの部分。個人的には課題があると思っているので。

そこを意識してやっていきたいと思います。

 

〇高校生とやってみるとそういうところは感じたりしますか?

高校生とやるときにはすごい良い刺激になって。

守備で弱いなって感じるときは、メトロ(メトロポリタンリーグ)とか、自分たちの代の選手たちとやるときにすごく感じています。

 

〇1対1でも負けないような選手に?

はい。なりたいです。

 

〇フロンターレのサポーターの方にメッセージをお願いします。

こういった暑い中、忙しい中、応援に来てくれて。勇気とか。応援をもらっていることで、ラスト一歩、足を出せるとかあるので。

本当に助かっています。

 

「守備でも存在感を出せて、攻撃でも存在感の出せる選手になりたいなと思っています」

DF25 藤崎琉久

 

藤崎琉久選手

 

〇試合を振り返ってみて、感想などをお願いします。

あんまり守備のシーンはなかったので。攻撃でうまくからめるようにしました。

 

〇得点も取りましたけど、それについて振り返ってもらってもいいですか?

ファーが空いていたので。ファーに行って。ちょうどボールが来たので、トラップしてフリーだったので、落ち着いて決めました。

 

〇セットプレーで点を取るのは得意だったりするんですか?

いや、あんまり。あんまり得意じゃないです。

 

〇じゃあ、これから伸ばしていきたい?

はい。伸ばしていきたいです。

 

〇今はセンターバックをやっていますけど、これからもセンターバックをやっていきたい?

そうです。

 

〇お手本にしている選手はいるんですか?

ベッカム選手にあこがれていて。キックの精度が。

 

〇後ろからでもチャンスをつくりだせるような選手に?

そうです。

 

〇高校生と試合をやってみて、どうですか?

当たり負けをしないように。くらいついています。

 

〇フロンターレに入って2年目になると思うんですけど、自分のこういうところが伸びたなってところを教えてもらってもいいですか?

やっぱり技術が一番伸びた気がします。

 

〇こういうセンターバックになりたいというのがあれば。

守備でも存在感を出せて、攻撃でも存在感の出せる選手になりたいなと思っています。

 

〇これからシーズン続いていきますけど、個人的に目標があれば。

無失点で。無失点で行きたいです。

 

〇40分やることで、来年の関東リーグ(関東ユース⦅U-15⦆サッカーリーグ)につながるものもあるのかなと思うんですけど、どうですか?

やっぱり自分は体力がないので。

いっぱい試合に出て、体力をつけたいです。

 

〇フロンターレのサポーターの方にメッセージをお願いします。

いつも応援ありがとうございます。

これからも応援に応えられるようにプレーするので。

これからも応援よろしくお願いします。

 

 

 

K6リーグでの連勝を4まで伸ばした川崎フロンターレU-15生田の2年生たち。

得点は32、失点は0、得失点差は+32。少し上の年代の選手たちの持つフィジカルや間合い、スピードなどにも対応しながら、球際や戦う部分などもしっかり出しながら、それぞれの持つ強みも出しながら、結果と経験を積み重ねています。

 

 

K6リーグの次節は、8月30日午後5時10分、Anker フロンタウン生田にて、金沢総合高校との試合。

トレーニングや、遠征、練習試合などがある1カ月を経て、どんな成長した姿を見せるのか。とても楽しみにしています。

 

 

(文中敬称略)

 

 

 

 

 

 

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