4月20日は、川崎フロンターレ麻生グラウンドへ。
プレミアリーグEASTは第3節を迎え、川崎フロンターレU-18は流通経済大柏との試合に臨みました。
【川崎フロンターレU-18 プレミアリーグEAST第3節 vs 流通経済大柏】
4月20日(日) 午後2時キックオフ 川崎フロンターレ麻生グラウンド くもり 205人
2023年6月24日の第9節、横浜F・マリノスユース戦(〇4-0)以来、約2年ぶりの麻生グラウンドでの開催となったプレミアリーグEAST。
前節市立船橋とのアウェイゲームを1-1、1勝1分けのフロンターレ。
先発は、GK1松澤成音、最終ラインは右から7平内一聖、キャプテンの4林駿佑、15ペイシェンス海翔、3藤田明日翔、ボランチは14小川尋斗、5楠田遥希、右MF6藤井漣祐、左MF8新堀翔、トップ下10平塚隼人、前線には9恩田裕太郎。
U-17日本代表として、サウジアラビアで行われていたU-17アジアカップに臨んでいた藤田がチームに戻り、初出場初先発。
流通経済大柏は2連勝。
先発は、GK1藤田泰士、最終ラインは右から2乙川宙、3廣瀬煌、16大徳剛矢、6増田大空、ボランチにキャプテンの4島谷義進、右に15古川蒼真、左に7上田哲郎、トップ下10安藤晃希、前線には18金子琉久、20大藤颯太。
藤田明日翔とともにU-17日本代表に選出されていたフロンターレU-15生田出身のDF5メンディーサイモン友はベンチスタート。
昨シーズンの戦績は流通経済大学龍ケ崎フィールドで行われた第7節は、1-2、流通経済大柏が勝利。Anker フロンタウン生田で行われた第16節は3-2、フロンターレが勝利。1勝1敗という戦績。
曇り空に時折強い風が吹き抜ける麻生グラウンド。
ピッチを見下ろす観客席には、多くの両チームの選手の家族らが集まり、フロンターレサポーターの姿も。流通経済大柏が多くののぼりを出せば、フロンターレも多くの青い幕を出す。それぞれのチームへの想いを感じさせられる雰囲気の中、キックオフの時を迎えました。
立ち上がりは流通経済大柏が中盤の上田がうまく前に持ち出し、左サイドで受けた島谷が浮き球を右サイドに入れるなどしながら流通経済大柏がフロンターレの陣内へ。
しかし、フロンターレはペイシェンスがしっかり跳ね返し、右サイドで流通経済大柏が乙川がエリア右を突くパスを出す場面では、藤田が対応していきます。
2分には、流通経済大柏、増田がフィードを入れると、セカンドボールを拾い、左サイドに展開。安藤がエリア内へ仕掛けていきますが、ペイシェンスが対応。
フロンターレは粘り強く、1対1でしっかり対応をしながら、しのいでいきます。
フロンターレも中央で受けた楠田が左サイドを突くパス。新堀がうまく相手を剝がし、中央へ持ち込み、小川尋斗や楠田とかかわってボールを動かしていこうとしますが、流通経済大柏は球際の強さを見せ、ボールを奪ってそこからエリア前にフィード。しかし、松澤がカバー。
6分には流通経済大柏、右サイド、乙川から中央で受けた上田は浮き球のパス。古川が右サイドから正面へ動き出していきますが、ペイシェンスが対応。最後は松澤がセーブ。
松澤はすぐさまリスタート。中央へ新堀が持ち上がり、新堀から受けた恩田はエリア正面左でキープし、エリア外正面右へパス。抜け出した平内がミドルシュートを打ちますが、これは右に。得点とはなりませんでしたが、フロンターレもチャンスをつくっています。
平塚が左サイド、上手く流れ相手を剝がして仕掛けるなどしていくフロンターレ。
それに対して、流通経済大柏は高い位置で大藤や金子がよくおさめて起点に。しかし、金子から右サイド、乙川につながり、乙川がスペースを突くパスを出してきたところでペイシェンスがカバーするなど、簡単には前には行かせずにしのいでいきます。
10分には流通経済大柏、高い位置で大藤、金子とつながり、最後はエリア外正面左で上田がミドルシュート。しかし、上に。
さらに流通経済大柏が、高い位置で金子がおさめ、上田や島谷、乙川もかかわって高い位置でボールをつないでいくと、13分には、島谷の左サイドを突くパスに、安藤が抜け出し、エリア左へ持ち込もうとしていきますが、平内が対応。ゴールキックにしていきます。
なかなかセカンドボールを拾えなかったフロンターレも15分には、平内が右サイドを仕掛けてクロス。左サイドへ流れたボールを新堀が拾い、楠田・小川尋斗と中央でつながり、楠田から左サイド、開いた藤田へ。藤田はエリア正面へ斜めに速いパス。平塚が反応するもシュートにはつながらず。
しかし、自分たちでアクションを起こし、いい連係も見せながらチャンスをつくろうとしていきます。
流通経済大柏は右サイド、高い位置へ展開。大藤がおさめようとしますが、ペイシェンスが体を入れ、マイボールに。
さらにフロンターレが恩田に入れたところ、セカンドボールを拾った流通経済大柏は、右サイド、上手く流れて金子がボールを引き出していきますが、ここでもペイシェンスが体を粘り強く入れていきます。
フロンターレも、流通経済大柏が浮き球を入れてきたところ、楠田がしっかり競り、セカンドボールを中央で拾った平塚が前に持ち出す動き。
流通経済大柏のファールがあったところ、リスタートしたフロンターレは、楠田のパスに平塚、新堀が左サイドから正面への動き出し。流通経済大柏の対応に遭いましたが、裏を狙いながらゴールに迫ろうとしていきます。
藤井が中央に寄り、ボールを奪い、そこから楠田や小川尋斗がかかわってボールをつないでいこうとするフロンターレ。
それに対して、流通経済大柏は上田がカットするなど、簡単には前には行かせず。
22分には、流通経済大柏、うまくエリア外正面で受けた金子が前に持ち上がり、そのパスに安藤が左サイドから正面へ。しかし、林がカバー。最後は松澤がセーブ。
直後には左サイドでスローインを得た流通経済大柏。島谷のロングスローからゴールを狙いますが、それを跳ね返したフロンターレは、新堀が中央を持ち上がり、左サイド、駆け上がった恩田に預けると、恩田のパスに新堀がエリア左へ。しかし、流通経済大柏は増田がカバー。体を張った守りを見せてシュートは打てず。
フロンターレは藤田が機を見て、左サイドの高い位置へ。
思い切った攻撃参加も見せ、流通経済大柏の陣内へ入り込んでいきます。
26分にはさらにフロンターレ、新堀から藤井と高い位置でつながり、藤井のパスに恩田がエリア左へ。決定的な場面でしたが、シュートは流通経済大柏のGK藤田がセーブ。
フロンターレはさらに中央で楠田がカット。そこから平内へつながり、中央へ。平内のパスに新堀が高い位置へ動き出していきますが、流通経済大柏はクリア。
藤田のフィードに、恩田が高い位置へ動き出していくなど、長いボールも交えて糸口をさぐっていくフロンターレ。
流通経済大柏も、セカンドボールを回収。そこから左サイドに展開していきますが、平内が対応していきます。
30分にはフロンターレ、中央で平塚、小川尋斗がかかわって左サイドに展開。藤田につながるといったん新堀に預け、高い位置で受け直した藤田は、エリア外左へ。
最後は流通経済大柏がブロック。フロンターレの左コーナーキックに。
フロンターレはショートコーナーを選択。セカンドボールを拾い、林の縦パスに恩田がエリア内へ抜け出しそうになりますが、流通経済大柏はカット。
攻撃に転じた流通経済大柏は、右サイド、高い位置で古川がうまく入れ替わり、乙川につながると乙川はエリア外右から折り返しますが、エリア内を新堀がカバー。
直後には、さらに流通経済大柏、エリア外正面で増田がカット。そのパスに、エリア正面左、大藤がシュートを打ちますが、サイドネット。
流通経済大柏の攻勢は続き、右サイドで乙川、古川、中央で島谷が受けながら、ボールをつないでいき、最後は乙川がエリア右への仕掛け。しかし、藤田が対応。右コーナーキックに。
林が痛めてピッチの外へ出て10人となったところでの右コーナーキック。
流通経済大柏のキッカーは、増田。左足で入れると、大藤が合わせますが、これは左に。
林が戻り再び11人となったフロンターレ。
36分には恩田が浮き球を競り、平塚がエリア左へ持ち込んでいきますが、流通経済大柏は大徳がカバー。
すると直後には流通経済大柏、右サイドで安藤、金子、古川がかかわってボールをつないでいき、最後は金子がエリア右へ進入。
ここは林がカバー。流通経済大柏の右コーナーキックに。
増田が入れたボール、頭で合わせたのは大徳。ゴールへ決まり、0-1。先制のゴールは流通経済大柏に入ります。
追いかけるフロンターレは、楠田が中央でボールを奪い、そのパスに平塚、恩田が左サイド、高い位置へ。
しかし、流通経済大柏は乙川が対応。
39分には、平内が右サイド、1人をかわし高い位置へ持ち込んでいきますが、流通経済大柏、大徳がカバー。
流通経済大柏も40分には中央でボールを奪い、左サイドに展開すると金子が高い位置へ。しかし、林が粘り強く寄せていき、最後は金子のファールに。
小川尋斗が中央で受け、右サイド、平内へ展開。正面を突くパスに平塚が動き出しを見せるなど、再び相手陣内でプレーする時間をつくっていくフロンターレ。
42分には、林が自陣でボールを奪い、中央の平塚につなげると、平塚が正面へ持ち込んだところで流通経済大柏はカット。
しかし、藤井が奪い返し、最後は平内がエリア外右でミドルシュート。ここは流通経済大柏の体を張った守りに遭い、右コーナーキックに。
キッカーは新堀。地を這うようなボールを入れると、セカンドボールを拾ったフロンターレは、ペイシェンスがエリア外正面左でミドルシュート。
しかし、これは左に。
流通経済大柏は43分、安藤に代わり8昇純希。
さらにフロンターレは、小川尋斗や平塚、藤井もかかわってボールを動かしていくと、44分には林の右サイド、高い位置を突くフィードに平内が抜け出しエリア外右へ。
しかし、流通経済大柏はブロック。
左コーナーキックとなり、新堀が遠いサイドに入れると楠田が飛び込みますが、折り返すことはできず。
アディショナルタイムは2分。
46分には流通経済大柏、エリア正面左、金子が反転からシュート。しかし、これは上。
さらに流通経済大柏は右サイドに展開。金子がエリア右へ持ち込もうとしていきますが、フロンターレは藤田やペイシェンスが粘り強く対応。
フロンターレも浮き球のパスに恩田が抜け出しそうになりますが、流通経済大柏、廣瀬が粘り強く対応。
前半は0-1でタイムアップとなります。
後半フロンターレは林に代わり13柏村涼太が入り、最終ラインは右から平内、ペイシェンス、藤田、柏村に。
立ち上がり、左サイドから持ち込んでいこうとするフロンターレ。それに対して、流通経済大柏はボールを奪うと、島谷のパスに金子がエリア外右へ。
しかし、松澤が外に出てカバー。
セカンドボールを拾った流通経済大柏は、大藤からいったん右サイドに展開。
中央で受けた昇のスルーパスに、大藤がエリア左へ進入しますが、松澤がカバー。
藤田の縦パスを中央で藤井が受け、左サイドに展開。恩田が高い位置へ動き出すなどしていくフロンターレ。
4分には、右サイドで平内、小川尋斗がかかわり、サイドを変えて左サイド、開いた柏村へ。新堀とのパス交換から高い位置へ柏村が持ち込み、左サイドでのスローインに。
その流れから恩田が中央へ持ち込み、受けた新堀はエリア正面へ持ち込もうとしていきますが、流通経済大柏はカット。
しかし、そこから右サイドに展開したところ、小川尋斗が粘り強く体を入れ、最後は流通経済大柏のファールに。高い位置でボールを取り返す姿勢を見せていきます。
5分には流通経済大柏、金子がおさめ、そのパスに大藤が右サイド、高い位置へ。しかし、藤田がうまく体を入れ最後は大藤のファールに。
直後には浮き球のパスに、大藤がエリア正面右へ。しかし、ペイシェンスが粘り強く寄せていき、シュートには持ち込ませず。
右サイドでスローインを得た流通経済大柏は、昇がエリア右へ持ち込んでいきますが、フロンターレはコンパクトに、粘り強く対応していきます。
フロンターレも、間で小川尋斗が受けて、藤井が中央に顔を出すなどしながら、ボールをつないでいく時間をつくり、7分には中央の新堀、楠田とつながり、楠田から左サイド、柏村へ。柏村のクロスに、藤井が遠いサイドへ。しかし、折り返すことはできず。
フロンターレはここで楠田に代わり26木下勝正が入り右MF、藤井がボランチに。
9分には、フロンターレ、右サイドで受けた平塚はサイドチェンジ。柏村が左サイドでおさめ、中央の小川尋斗、藤井とつながり、藤井のパスに平内が右サイド、高い位置へ。平内はクロスを入れますが、遠いサイド、柏村はさわることはできず。
さらにフロンターレは多くの選手がかかわってエリア外正面でパスを回していき、右サイドに展開。
平内がクロスを入れると、遠いサイドに飛び出した新堀のシュートは枠をとらえますが、藤田のセーブに遭い、左コーナーキックに。
キッカーは新堀。右足でボールを入れると、相手に当たったところ、小川尋斗が押し込み、1-1。小川尋斗のプレミアリーグ初ゴールで、ついにフロンターレが追いつきます。
12分にはさらにフロンターレ。平内から中央、平塚へつながり、平塚のパスに小川尋斗がエリア外左へ。ここは流通経済大柏の体を張った守りに遭いましたが、さらにフロンターレは中央の藤井井から右サイドに展開。平内が左足でクロスを入れると、遠いサイドに新堀、柏村が飛び込みますが、さわることはできず。
勝ち越しのゴールを狙う流通経済大柏も、うまく右サイドで動き出した金子がエリア右へ持ち込む動き。しかし、ペイシェンスが体を張り、うまくマイボールに。
さらに左サイド、増田のパスに金子が高い位置へ。しかし、平内、さらに木下が粘り強く対応していきます。
流通経済大柏は大藤に代わり29大友悠生。
17分にはフロンターレ、中央に顔を出した木下から左サイドに展開。新堀から藤井につながり、藤井は左サイド、高い位置から折り返し。
木下がエリア内へ飛び出しますが、流通経済大柏の守備の対応があり、シュートまでは行けず。しかし、うまくかかわりあいながら、ゴールに迫っていきます。
平塚が下がり目に顔を出し、小川尋斗とかかわり、右サイドに展開。平内が高い位置へ持ち込むなどしていくフロンターレ。
藤田のフィードを恩田がおさめ、柏村が高い位置への動き出しを見せていきます。
18分には、中央で新堀がスルーパス。木下がエリア内へ動き出していきますが、その前に新堀に対するファールがあり、フロンターレのエリア外正面でのフリーキックに。
キッカーは新堀。直接狙いますが、これは上に。
さらにフロンターレはうまく恩田がおさめ、そのパスに新堀が左サイド高い位置へ。流通経済大柏もそれにしっかり対応していきますが、うまく前を向いて、ゴールへ向かう姿勢を続けていきます。
流通経済大柏も、21分には中央で上田がカット。いったんはペイシェンスが奪うも奪い返した流通経済大柏は右クロス。セカンドボールを拾い中央の島谷から昇へつながり、右サイドに展開。大友が仕掛けようとしますが、柏村が体を入れ、右サイドでのスローインに。
その流れから流通経済大柏は、上田がシュートを打ちますが、松澤がセーブ。
フロンターレは再び木下や平塚が右サイド、高い位置でつながるなどして相手陣内へ。流通経済大柏が金子に入れてきたところ、ペイシェンスが対応。すぐさま柏村につなげ、守備から攻撃へ転じようとしていきます。
24分には、藤井から中央、新堀へ。新堀の縦パスに正面へ動き出した恩田に対しては、流通経済大柏、廣瀬がカバー。右サイドでスローインを得たフロンターレは、その流れから平内がエリア外右へ。平内は遠いサイドを突いてクロスを入れていきますが、これはシュートには結びつかず。
さらにフロンターレは藤井がうまく間を持ち上がり、右サイドに展開。平内がクロスを入れたところ、セカンドボールを拾い、藤井が右サイドの高い位置へ。
クロスはシュートには結びつきませんでしたが、こぼれ球を回収し、それを攻撃に結び付けていきます。
流通経済大柏も、島谷が中央をうまく持ち上がり、左サイドに展開すると増田から受けた昇がエリア外左へ。昇は折り返していきますが、藤井がエリア内をカバー。
左サイドでスローインを得た流通経済大柏は、島谷が高い位置へ持ち込み、折り返し。しかし、藤井がここでも対応。
28分にはさらに、上田から左サイドに展開すると昇がエリア左へ持ち込んでいきますが、ペイシェンスがカバー。
すると29分にはフロンターレ、藤田から中央、藤井へうまくつながり、藤井のパスに平内が右サイド、高い位置へ。
右サイドでボールをつないでいき、正面の新堀へ。新堀から左サイドに展開すると柏村が高い位置へ持ち込んでいきますが、流通経済大柏はブロック。
フロンターレの左コーナーキックとなり、新堀は遠いサイドに入れますが、飛び込んだペイシェンスに対しては大徳の対応があり、さわることはできず。
流通経済大柏が右サイドに展開してきたところでは、藤田が対応。
後ろからつなごうとするところでは厳しく前から追い込んでいき、ボールをものにしていくフロンターレ。
32分には、ペイシェンスから右サイド、藤井へつながり、藤井は左サイドを突くパス。柏村から正面、木下につながると木下は巧みにおさめ、そのパスに新堀がエリア左へ。
新堀のシュートは枠をとらえられず。しかし、決定的な場面をつくっていきます。
34分にはさらにフロンターレ、いったんは流通経済大柏がボールを奪うも、奪い返してエリア外正面持ち込んだ平塚はスルーパス。
エリア正面左、恩田が抜け出しますが、オフサイド。
36分には、右サイド、平内からうまく間で受けた木下、再び右サイド、平内につながり、平内から中央右で受けた藤井は左サイドを突くパス。
これを受けた柏村はエリア外正面左でミドルシュート。これは右に。
流通経済大柏も38分には、右サイドでスローインを得ると、島谷がロングスローを入れてきたところ、こぼれ球を拾った上田がエリア外正面でシュート。しかし、上に。
さらに流通経済大柏は中央でボールを奪い、金子が正面へ迫りますが、フロンターレは体を張りブロック。
柏村や新堀、小川尋斗、藤井がかかわりうまく左サイドを突きながら、前に出ようとしていくフロンターレ。再び相手陣内でプレーする時間を増やしていきます。
フロンターレは、41分恩田、平塚に代わり17廣瀬寧生、18奥田悠真。
42分には流通経済大柏、右サイドでボールを奪うと、高い位置へ抜け出した金子がクロス。しかし、松澤がセーブ。
さらに流通経済大柏は、昇が抜け出し左サイド、高い位置へ持ち込んでいきますが、フロンターレはそれを奪い、木下が右サイド、高い位置へ。流通経済大柏のカバーに遭い、決定機にはつながりませんでしたが、守りから攻撃へ持ち込む姿勢を見せていきます。
流通経済大柏はさらに左サイド、大友が仕掛けていき、そのパスに金子がエリア内へ。しかし、藤田やペイシェンスがカバー。さらに右サイド、下がり目からクロスを入れていきますが、エリア内を小川尋斗がカバー。
44分には、左サイドに展開しクロス。しかし、松澤がセーブ。
攻撃に転じたフロンターレは、藤田のフィードに、平内が右サイドの高い位置へ。しかしクロスはシュートにはつながらず。
セカンドボールを拾った流通経済大柏は、古川がエリア左を突くパス。しかし、ペイシェンスが対応。
次第に流通経済大柏がフロンターレのエリア前でプレーする時間を増やす中、最後のところで集中したいい対応を続けていきます。
アディショナルタイムは4分。
フロンターレは47分新堀に代わり36川村求。
流通経済大柏は48分金子に代わり5メンディーサイモン友が入り前線へ。
フロンターレは、柏村から中央、藤井につながると藤井のスルーパスに廣瀬がエリア正面への動き出しを見せていきますが、流通経済大柏はクリア。
フロンターレの左コーナーキックとなり、木下が右足でボールを入れ、セカンドボールを拾ったフロンターレは、後ろからフィードを入れていくもオフサイドがあり、シュートには結びつかず。
試合はタイムアップとなり、1-1。勝ち点1を分け合うことになりました。
前半0-1 後半1-0 計1-1
得点：小川尋斗(フロンターレ) 大徳剛矢(流通経済大柏)
フロンターレの先発：1松澤成音 7平内一聖 4林駿佑(ｃ) 15ペイシェンス海翔 3藤田明日翔 5楠田遥希 14小川尋斗 6藤井漣祐 8新堀翔 10平塚隼人 9恩田裕太郎
交代：林→13柏村涼太 楠田→26木下勝正 恩田→17廣瀬寧生 平塚→18奥田悠真 新堀→36川村求
控え：21岡本栞汰 22山川陽平
流通経済大柏の先発：1藤田泰士 2乙川宙 3廣瀬煌 16大徳剛矢 6増田大空 4島谷義進(ｃ) 15古川蒼真 7上田哲郎 10安藤晃希 18金子琉久 20大藤颯太
交代：安藤→8昇純希 大藤→29大友悠生 金子→5メンディーサイモン友
控え：17丸山ジェフリー 22菊地琥大郎 9山元琉士 26熊木虎太郎
後半はギアを上げ、多くの選手がかかわりあいながら、相手陣内での時間を長くし、何度もゴールに迫ったフロンターレ。依然として、立ち上がりからなかなか力を発揮できないという課題はありますが、ここまで培ってきたものは確かなもの。また、トレーニングを積んで、いかに自分たちの技術を高め、それを公式戦で発揮できるかを突き詰めていけば、必ず結果にもつながるはずです。
(文中敬称略)
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