フロンターレU18 – 柏レイソルU18 / プレミアリーグEAST第6節(監督・選手インタビュー)


5月5日ゼロワットパワーフィールド柏(日立柏総合グランド)で行われたプレミアリーグEAST第6節、柏レイソルU-18戦を2-3で終えた川崎フロンターレU-18。

試合後に森勇介監督、初スタメンの川村求、2ゴールを決めた恩田裕太郎の2選手に話を聞きました。

 

試合の記事は◇フロンターレU18 – 柏レイソルU18 / プレミアリーグEAST第6節

 

「失点がどうしても多すぎるので。

これはチームの問題なのか、個人の問題なのかも含めて。もう1回映像を見てやっていければと思います」 

森勇介監督

 

森勇介監督

〇試合の率直な感想をお願いします。

こっちの選手には足をつっている選手もいなかったし、中1日の中でも、全然できるかなと思ったんですけど。

やっぱり技術的なところだったり。判断のところだったりが足りない。あとは詰めの甘さが攻撃でも守備でも出ちゃったかなと。

ちょっと残念だったかなと。この中1日でも十分勝てたかなあっていう感じでしたけどね。

 

〇先制しながらも自分たちから崩れてしまって、というのがもったいなかったような感じでしょうか?

ビルドアップでたいしたプレッシャーじゃないのに、勝手に自分たちで、っていうところと。

2点目も奪っていいカウンターをできるかなと思ったら、取られて、カウンターのカウンター。

3点目もただのセットプレーなので。

マークはたぶんペイシェンスだと思うけど、ちょっと多いかなって。

これはちょっと見過ごせない、看過できないかなということで言いましたけど。

そもそもセットプレーの数、フリーキックの数も多いですし。

もっともっと相手コートでサッカーをすることをしていかないと、ここからまた負けちゃうんじゃないかなっていう思いでいます。

 

〇次は前橋育英が相手で。アウェイで難しい試合になるんじゃないかなとおもうんですけど、どういったことをやっていきますか?

まずは選手のところ。誰を使うべきかというところを見せてもらって。

別にやることはたいして変わらないので。

あとは選手がどれぐらい試合でできそうかというのを見て、決めようかなと思っています。

〇今日は川村君が初スタメンで廣瀬君が2試合連続の先発で。これまであまり経験がなかった選手が経験を積んだこともこれからにつなげればいけないことだと思うんですけど、どうですか?

絶対的な選手というのはそんなにいないので。自分としては。

やっぱり調子がいい選手だったり、コンディションがいい選手だったり。

あとは下の学年の選手たちも経験を積まさないとチームとしての底上げもできないと思うので。

本当にそこも含めて競争だと思うので。

絶対な選手はいないので、数人しか。

もっともっと、トレーニングしかないかなと思っています。

〇今日出た課題を解消するには、練習を。

練習。あとは失点がどうしても多すぎるので。

これはチームの問題なのか、個人の問題なのかも含めて。もう1回映像を見てやっていければと思います。

 

〇またフロンターレのサポーターにメッセージをお願いします。

混んでいるなかで来ていただいて、勝ちをプレゼントできなかったのは残念ですけど。

まだまだ多分、選手たちはやってくれると思うので。

またぜひ見に来てください。いつもありがとうございます。

 

 

「まず点を取りたいというのと。

見に来てくれた人が楽しめるような面白いプレーをしたいです」

FW36 川村求

 

川村求選手

 

 

〇まずは試合を振り返って。率直な感想をお願いします。

連戦できつかったと思うんですけど。

先制もできたし、勝ち切りたかった、という感じです。

 

〇今日スタメンというのはいつ?

試合前に。

〇当日に聞いた感じですか?

はい。

〇どういう気持ちでした?

びっくりでしたね。

でも「やってやろう」って思っていました。

〇今日は先制点は川村君のシュートがつながったもので。自分のプレーについてはどうでした?

いや、けっこう良かったとは思うんですけど、決めて勝てたらもっと完ぺきだったんじゃないかなって思います。

〇クロスバーに当たったシュートのほうが悔しい?

そっちですね。

〇いいシュートだと思ったんだけど。

入ったとおもったんですけど、またチャンスはあると思うので、次決めたいです。

〇横河武蔵野からフロンターレに入って、どうですか?

練習からみんな上手くて。すごい楽しいです。

〇去年は2回フロンターレとも対戦しましたけど、(日本クラブユース選手権の関東予選と本選で対戦した) チームメートになってみてどうですか?

みんな仲良くしてくれて。やりやすいです。

〇サポーターに自分のどういうところを見てほしい?

やっぱりゴール前ですかね。

もう決めるので。

〇今自分に足りていないものは?

今日けっこう走っていたと思うんですけど。

守備の理解とかそういうのが足りていないなって。あとはフロンターレのダイレクト。ゴール前でも連係があるんですけど。

それがちょっとずれちゃうなっていうのを思います。練習とか練習試合で。

〇たぶんいくつか選択肢があったと思うんですけど、フロンターレに来たのはどういったことが決め手でした?

今までずっと横河武蔵野でやってきて。競争とかがあんまりなくて。

「競争してみたいな」っていうのと、自分に逆に合っていない。

自分らしくないチームみたいな。もっと自分らしいチームもあったんですけど。

でもフロンターレのいいところも取り入れられたら、もっといい選手になれるんじゃないかって思ってフロンターレを選びました。

〇こういう選手になりたいとか、あるんですか?

流れとか関係なく、もう一人でも決められるようなスーパーな選手になりたいです。

〇ユースを卒業するころにはどういった選手になりたいですか?

毎試合数字も残して、観客も沸かせて。そういう面白い選手になりたいです。

〇またJユースカップもありますし、次の日にはプレミアもありますけど、どういったことをしたいですか?

まず点を取りたいというのと。

見に来てくれた人が楽しめるような面白いプレーをしたいです。

〇自分なりにプレミアでこういった数字を残したいというものはありますか?

具体的な数字とかはないですけど。毎試合アシストとかゴールとか、絡まなければいけないって思っています。

出たからには。

〇またフロンターレのサポーターの方にメッセージをいただいてもいいでしょうか?

そろそろプレミアでも点を取るので。

見に来てください。

 

「自分がもっと決められていればと思いますし。チームとしても、もう少し力を上げていければと思います」 

FW9  恩田裕太郎

 

恩田裕太郎選手

 

 

〇今日の試合の率直な感想をお願いします。

自分たちとしては絶対に落としたくはないゲームだったかなと思いますし、連戦の中でも先制もできましたし、やりたいこともできた部分もありましたし。

自分がもっと決められていればと思いますし。チームとしても、もう少し力を上げていければと思います。

〇今日は2ゴールを決めましたけど、それについては?

いや全然満足していないですし。3本ほど決められるところもあったので。

そこをもっと詰めていかないといけないと思います。

〇今日決められなかったところを決めるためには何をしていきますか?

やっぱり決めるべきところを決めるには練習もそうですし。やっぱり自分以外にも決めてくれる選手はいっぱいいるので。

今日最後の尋斗(小川尋斗)のところも自分が台無しにしてしまったところがあったので。

もっと周りを使えるように、自分が決められるようにやっていけたらと思います。

〇連戦の中でスタメンでしたけど、体はどうでした?

いやまだきつくないですし、もっともっとやれる部分があると思うので。

守備のところも攻撃のところももうちょっとギアを上げてやっていけたらと思います。

〇レイソルとはジュニアユースの時からやっていると思いますけど、今日の試合に臨むにあたって何かイメージとかはありました?

みんな身長が高いですけど、足元がある人たちが多いので。

前線もみんなドリブルが上手ですし。

そのなかで1対1対応するために自分たち、1週間ドリブルの対策とかやってきましたけど。

それでもまだまだ負けていた部分はあったので。

こういう相手にも勝てるように、守備のところとか攻撃のところをもっと練習していきたいと思います。

 

〇後期レイソルとやったときにはフロンターレらしいサッカーをやって?

はい。圧倒して勝ちたいです。

〇次の前橋育英戦に向けてはどういった準備をしていきますか?

前橋育英は上位で戦っていて、自分たちが上位で折り返すためには絶対に勝たなければいけないと思うので。

絶対落とさないように、絶対勝てるように、来週からまたいい練習をしていきたいと思います。

〇またフロンターレのサポーターにメッセージをいただいてもいいでしょうか?

今日も熱い応援ありがとうございます。

自分たちが今日もいい流れをつくったところで決められて負けてしまったので。残念ですけど。

自分たちがまた来週勝てるように頑張るので、応援よろしくお願いします。

 

 

今季初黒星を喫したフロンターレU-18。それでも厳しい連戦の中、川村求や廣瀬寧生、菊池京といった選手が先発で多くの時間でのプレーを経験するなどしたことはこれからに必ずつながるものになるはず。まだまだプレミアリーグでの出場の機会がない選手たちのも大きな刺激になり、さらなる競争を生んでいくはずです。

先制してもそこから相手に流れを引き寄せられたり、失点が多かったりと、解消されない課題と向き合いながら、フロンターレU-18がこれからどういった戦いを見せていくのか。

どういったプレーをできるようになっていくのか。とても楽しみにしています。

CC BY-NC-ND 4.0 This work is licensed under a Creative Commons Attribution-NonCommercial-NoDerivatives 4.0 International License.

コメントを残す