「攻撃でのアイデアが自分の特長。ゴールやアシストという結果で、サポーターのみなさんへ恩返ししたい」 / 川崎そだちのアカデミー通信・MF6 藤井漣祐 インタビュー


川崎フロンターレのホームゲーム開催時に Uvanceとどろきスタジアムにて配布されている「みんなのチラ裏」。
2025年シーズンより「川崎そだちのアカデミー通信」と題し、フロンターレアカデミーに関する情報を川崎そだちにて担当しています。

今回は5月25日のガンバ大阪戦配布分、MF6 藤井漣祐 選手のインタビューの詳細版となります。
インタビューは4月30日に実施しました。

◯ 自分のプレーの特長を教えてください

自分の特長は、ボールを持ったときのアイデアだったり、パスなんかです。サイドハーフは今季からなんですけど、まだまだアピールが足りないと思っています。ポジション争いが激しいので、もっと積極的に取り組んでいこうと思っています。

◯ どんなところでアピールが足りないと感じていますか?

攻撃が自分の特長ではあるんですけど、プレミアで出し切れていない。もっとボールを受けたり関わったりして良さを出していくのと、サイドハーフですけど、しっかり守備ができるっていうのをアピールしていきたいです。

◯ なるほど。プレシーズンのとき、いろんなポジションでプレーしていましたが

森監督と一緒に、自分に合っている場所を探っていました。自分はいろんなポジションができるっていうのもあるんですけど、色々やった結果、サイドハーフがはまったという感じです。これまでやったことなかったので。初挑戦です。

◯ プレミアリーグでやれるという自信はついてきましたか?

去年は前半戦は出ていたんですけど、後半戦で出られなくなって。やれる自信はあったんですけど、メンバー選考の中で外れてしまっていて。やるだけだと思ってはいましたけど、開幕戦は緊張しました。でも試合に入ってみると、強度は高いけど自分の良さは出せていると思っています。

◯ ありがとうございます。では、今シーズンの目標を教えてください

チームの目標はプレミアリーグ優勝、というのはもちろんあるんですけど、今年掲げている目標として、個人が成長するっていうところにフォーカスしてやってきているので、自分としてもゴールとかアシスト、攻撃参加で怖がらずにボールを受けて、ということを突き詰めていきたいと思っています。

◯ 小さい頃に憧れていた選手とかはいますか?

デ・ブライネ(マンチェスター・シティ)ですね。足が速かったり、ドリブルがすごいという感じではなく、周りを見てパスで散らしたり、いい立ち位置で試合を作るというあたりが自分も似ているなと思っています。

◯ オフの日はどう過ごしていますか?

ゲームが多いですね。イーフト(eFootball)とかスポーツ系、ブラスタ(ブラックスター)です。チーム内でやっている人が多いので。

◯ 同世代で仲の良い選手はいたりしますか?

自分はもともとFC東京のスクールに通っていたので、そのときの選手ですかね。菅原悠太選手(FC東京U-18)は今でも仲が良いです。対戦が楽しみです。

◯ 最後に、サポーターへのメッセージをお願いします

パスや攻撃でのアイデアというのが特長なので、そういうところを見てほしいです。もっとゴールとかアシストという結果で、サポーターのみなさんへ恩返しできるように頑張ります!

◯ ゴールを決めたときはぜひサポーターのほうに来て、一緒に喜びましょう!

はい。ありがとうございました。
(このインタビューの直後、5月3日に開催された5節 昌平高校戦で決勝点を決めた藤井選手は、言葉の通りサポーターの方へ走ってきてくれました)

プレミアリーグEASTは8節までを終え、日本クラブユースサッカー選手権 関東予選による中断期間に突入。中断前までに3連敗となってしまいましたが、クラブユース関東予選の初戦では、FC ASAHIを相手に勝利。久しぶりに公式戦での勝利となり、チームの雰囲気も上向いてきました。藤井選手も攻守に貢献し、2得点をあげる活躍。

全国大会出場をかけた次戦は、6月1日(日)14:00 よりAnkerフロンタウン生田にて開催されます。

これからも藤井選手の活躍にご期待ください。

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