6月1日は、Anker フロンタウン生田へ。
関東ユース(U-15)サッカーリーグ1部は第13節を迎え、川崎フロンターレU-15生田は三菱養和SC巣鴨ジュニアユースとの試合に臨みました。
この日は、川崎フロンターレU-18の日本クラブユース選手権関東予選の2回戦があったため、前半のみとなりますが、書かせていただきます。
【川崎フロンターレU-15生田 関東ユース(U-15)サッカーリーグ1部第13節 vs 三菱養和SC巣鴨ジュニアユース】
6月1日(日) 午後1時キックオフ Anker フロンタウン生田 Nebula Field 晴れ 40分ハーフ
ここまで7勝3分け2敗、勝ち点24、2位のフロンターレ生田。
先発は、GK16青木馨、最終ラインは右から17濱野礼、キャプテンの對馬羽琉、4上野煌士郎、5吉田琉海、ボランチは8渡邉拓眞、26戸澤蓮太、右MF22吉澤映杜、左MF7荒井瑞樹、トップ下11川上翔、前線には9土肥瑠星。
上野、戸澤、吉澤と3人の2年生が名前をつらねる陣容に。

三菱養和巣鴨は、5勝2分け5敗、勝ち点17、5位。
先発は、GK1岩知道栄介、最終ラインは右から12中野陽麻、2鈴木善、6岡田義介、23小野友輔、ボランチはキャプテンの8松田晶、24池田旺太、右MF10川﨑碧真、左MF7徳留碧飛、前線には14髙口大昂、11小林弥太郎。
3月30日三菱養和会巣鴨スポーツセンターで行われた第4節は、3-0。荒井が先制点を決め、土肥が2得点。フロンターレ生田が勝利しています。
◇フロンターレU15生田 – 三菱養和SC巣鴨ジュニアユース / 関東ユース第4節
雲間に青空が顔を出し、やや気温が高まったAnker フロンタウン生田。多くの両チームの選手の家族やフロンターレのサポーターも見守るなか、キックオフの時を迎えました。
立ち上がりは、フロンターレ生田、青木が左サイドに正確なボールを入れるとおさめた土肥は前に持ち運ぶ動きを見せ、荒井や川上とかかわりあい、高い位置でボールを動かしていきますが、三菱養和巣鴨は中野や鈴木、松田らがコンパクトに粘り強い守りで対抗。
1分には再び、青木から左サイドに展開すると抜け出した荒井の折り返しを、エリア正面で土肥がおさめ、シュート。三菱養和巣鴨が体を張り、阻んだところ、さらに川上がシュートを打ちますが、三菱養和巣鴨はゴールの前で粘り強い守り。



セカンドボールを拾ったフロンターレ生田は、渡邉からエリア外正面、戸澤へ。戸澤のスルーパスはシュートにはつながなかったものの、たたみかけるようにゴールを目指す姿勢を見せていきます
對馬や上野、間で渡邉も受けながら、左サイドに展開。川上・荒井が高い位置へ持ち込み、左コーナーキックを得るなどしていくフロンターレ生田。
對馬のフィードに、土肥が高い位置への動き出しを見せるなど、長いボールも交え、吉澤が中央に顔を出し組み立てに加わり、濱野が機を見て、右サイド、高い位置をうかがうなどしていきます。
6分には、對馬から左サイド、吉田へ。吉田のパスをうまく間で受けた川上がエリア左へ持ち込みますが、三菱養和巣鴨は粘り強く守りシュートは打たせず。
直後には三菱養和巣鴨、フロンターレ生田がフィードを入れたところ、こぼれ球を回収し徳留が左サイドから仕掛けていきますが、對馬が寄せてボールを奪い返し、シュートは打たせず。
再びボールを動かして、ゴールを目指していくフロンターレ生田。
8分には、左サイド、川上から中央に下りた土肥へ。土肥のパスに川上がエリア左へ進入。狭いところを抜け出して、角度のないところからシュートを打つも岩知道が好セーブ。

三菱養和巣鴨は間にパスを差し入れ、組み立てを図りますが、フロンターレ生田は渡邉が厳しい寄せを見せ、カット。再びボールを自分たちで回していきます。
10分には、中央でパスをつないだフロンターレ生田。渡邉から吉澤とつながりエリアの前に。
いったんは三菱養和巣鴨が奪ったところ、渡邉が奪い、そのパスに土肥がエリア正面へ。しかし、シュートは三菱養和巣鴨が体を張りブロック。

直後には、中央の戸澤がエリア外正面右、吉澤に預け、エリア内への動き出し。ここでも三菱養和巣鴨の体を張った守りが阻み、シュートにはつながりませんでしたが、いい動き出しを見せていきます。
11分には、上野のフィードを、土肥がおさめ、左サイドに展開すると荒井がエリア左へ。三菱養和巣鴨が体を張って阻んで、左コーナーキックに。
キッカーは渡邉。右足でニアに入れると對馬の折り返しに土肥が反応しますが、決定的なシュートにはならず。

さらにフロンターレ生田は、川上が背後を取り、左サイドの高い位置へ。それに対し、三菱養和巣鴨は中野が対応。右サイド、高い位置へ展開しようとしていきますが、吉田がカバー。青木につなげて、再びフロンターレ生田がボールを動かす時間をつくっていきます。
14分には、フロンターレ生田、渡邉から最終ライン、上野へ。上野から吉田、吉田から中央、間に顔を出した川上へつながり、荒井との連係から川上はエリア左へ進入。
ここは三菱養和巣鴨の守りが阻んで左コーナーキックに。
渡邉が入れるとこぼれ球を土肥が折り返すと最後は川上が頭で押し込んで、1-0。ついに先制点はフロンターレ生田に入ります。

追いかける三菱養和巣鴨も直後には、高い位置でボールを奪うと徳留がエリア外左へ持ち込んでいきますが、吉澤がカバー。ゴールキックに。
17分にはさらにエリア外正面で三菱養和巣鴨、髙口がボールを奪い、そのパスに徳留がエリア外正面左へ。徳留はシュートを打つも青木がセーブ。
すると直後にはフロンターレ生田、荒井がエリア外左へ持ち込んでいくと三菱養和巣鴨にファールがあり、フロンターレ生田のフリーキックに。
キッカーは渡邉。遠いサイドに入れると、ヘディングシュートを打ったのは川上。2-0。
フロンターレ生田が再び精度の高いセットプレーから追加点が生まれます。


飲水タイムを挟んで、三菱養和巣鴨は、左サイドに展開。徳留が仕掛けていきますが、對馬が対応。對馬から青木に戻すと青木は右サイドに展開。
濱野が高い位置へ持ち込もうとしていきますが、三菱養和巣鴨は池田がボールを奪い、そのパスを間で受けた髙口が高い位置へ持ち込もうとしていきますが、フロンターレ生田は囲い込むようにして寄せて、再び自分たちのボールに。
さらに三菱養和巣鴨は、中央に寄って受けた川﨑から右サイドに展開。中野が高い位置へ動き出していきますが、上野が対応。
22分には、三菱養和巣鴨、右サイド、高い位置で受けた中野から左サイドに正確なサイドチェンジ。小野へつながりますが、吉澤が対応。
三菱養和巣鴨はさらにエリア前でボールを奪い、左サイド、開いた髙口へ。池田や徳留もかかわって左サイドでボールを動かす時間をつくっていきますが、最後には吉澤がボールをものに。再びフロンターレ生田がボールを動かしていきます。
23分には、戸澤から吉澤と中央でつながり、吉澤の縦パスをおさめた土肥がキープ。エリア右へ動き出した濱野へ。
正面へ持ち込んだ濱野に対しては、三菱養和巣鴨がブロック。
こぼれ球を拾った吉澤がエリア外正面でミドルシュートを打ちますが、ここでも三菱養和巣鴨は体を張り、ブロック。最後は岩知道が対応していきます。



24分にはさらにフロンターレ生田。三菱養和巣鴨が左サイドに展開してきたところ、濱野がボールを倍、エリア正面右へ。
いったんは三菱養和巣鴨のボールとなるも、奪い返した濱野はエリア外正面右でシュート。枠はとらえられませんでしたが、すぐさまボールを奪い返す姿勢を見せて、シュートにまでつなげていきます。
上野や吉田、間で戸澤がかかわりながら、ボールを打と化していくフロンターレ生田。26分には、三菱養和巣鴨が左サイドでボールを奪ったところ、渡邉が体を入れて奪い返し對馬へ。對馬は左サイドに正確なサイドチェンジ。おさめた荒井がエリア左へ持ち込んでいくと、三菱養和巣鴨にハンドがあり、フロンターレ生田はPKを得ます。
キッカーは吉田。これを決めて、3-0。フロンターレ生田がさらに突き放します。

三菱養和巣鴨もうまく愛にパスを差し入れ、髙口が高い位置へ迫りますが、フロンターレ生田は囲い込むようにして、粘り強い守り。
最後は對馬が対応。
すると27分にはフロンターレ生田、濱野が右サイドから中央へ持ち込み、左サイド、川上へ。川上・荒井がエリア外左でかかわって回していき、川上がエリア左へ。
三菱養和巣鴨がしのいだところ、土肥が奪い返してエリア左へ。ここでも三菱養和巣鴨の守りがあり、シュートまではいけませんでしたが、さらにボールを回していくのはフロンターレ生田。
28分には、上野から中央に寄った吉澤、吉澤から戸澤へつながり、戸澤から左サイド、吉田へ。吉田から受けた荒井はクロス。
エリア内、飛び込んだ土肥はヘディングシュート。しかし、上に。
さらにフロンターレ生田は、川上が下がり目でキープ。最終ラインに戻し、吉田や上野、對馬がボールを動かしていき、對馬のフィードに、土肥が右サイド、高い位置へ。下がり目で濱野が受けて、三菱養和巣鴨の陣内でプレーする時間をつくっていきます。
31分には、吉田から中央、間で受けた川上、左へ開いた土肥へつながり、土肥のパスに川上がエリア外正面へ。シュートは三菱養和巣鴨がブロック。
左コーナーキックに。キッカーは渡邉。ニアに入れるとバックヘッドで合わせたのは吉澤。岩知道は反応するも、防ぎきることはできず。
4-0。またもセットプレーからフロンターレ生田がゴールをものにします。



對馬や上野、渡邉が多く触れ、濱野が高い位置をうかがい、川上が間で受けながら、ボールを回していくフロンターレ生田。
三菱養和巣鴨も中央でボールを奪うと、池田がエリア外正面へ持ち込んでいきますが、フロンターレ生田は吉澤がしぼって対応。
34分には、さらに三菱養和巣鴨、縦パスに小林が正面へ。しかし、上野がクリア。
35分にはフロンターレ生田、右サイド、濱野から中央間で受けた戸澤はスルーパス。エリア正面右、土肥が抜け出しますが、シュートは岩知道がセーブ。
37分には、濱野の浮き球のパスに、戸澤がエリア内へ飛び出すも、三菱養和巣鴨はクリア。
右サイドでのスローインを得たフロンターレ生田は、濱野のパスに吉澤がエリア外右へ。吉澤はエリア内へ持ち込もうとしていきますが、三菱養和巣鴨はブロック。
右コーナーキックを得たフロンターレ生田。渡邉がボールを入れると川上がヘディングシュート。しかし、これは左に。


38分には、中央で受けた渡邉のパスに川上がエリア正面左へ。川上はシュート。しかし、左に。

39分にはさらにいったんは三菱養和巣鴨が奪ったところ、右サイドで渡邉が奪い返し、そのパスに吉澤が右サイドからエリア正面右へ。ここは三菱養和巣鴨がブロック。
フロンターレ生田の左コーナーキックに。
ここまでの流れの中で、三菱養和巣鴨は小野が負傷し、26田中孝之介が入ります。
左コーナーキック、渡邉が入れるとこぼれ球を拾ったフロンターレ生田は上野がシュート。しかし、岩知道がセーブ。
セカンドボールを拾ったフロンターレ生田は、右サイドでボールを動かし、高い位置へ戸澤が持ち込んでいきますが、三菱養和巣鴨はブロック。
前半はタイムアップとなり、4-0。
後半はともにゴールはなく、4-0。フロンターレ生田は勝利をおさめました。
関東ユース(U-15)サッカーリーグ1部は、中断期間に入り、次節の第14節は9月7日の浦和レッズジュニアユース戦。
フロンターレ生田は、8勝3分け2敗、勝ち点27、得点32、失点15、得失点差+17。
勝ち点25で首位に立っていたFC LAVIDAが、第13節では横浜F・マリノスジュニアユースに1-2で敗れたため、首位に浮上しての中断期間入りとなりました。
リーグ戦での出場時間が当初は長くはなかった選手も、ゴールを決めるなど、選手それぞれが力をつけ、それがまた新たなチームの力になっていると思わされるものがあります。
6月7日には、日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会の関東予選、関東クラブユースサッカー選手権(U-15)大会の初戦に臨むフロンターレ生田。
連戦もある中、ピッチに立つ選手がそれぞれの力を発揮することができれば、必ず全国大会行きへの切符をつかむことができるに違いない。
そう思います。
前半4-0 後半0-0 計4-0
得点:川上翔2 吉田琉海 吉澤映杜
フロンターレ生田の先発:16青木馨 17濱野礼 3對馬羽琉(c) 4上野煌士郎 5吉田琉海 8渡邉拓眞 26戸澤蓮太 22吉澤映杜 7荒井瑞樹 11川上翔 9土肥瑠星控え:1小村風人 2出口翔太 18森本信路 6望月楓矢 10中野大虎 14夏目瑛斗 20冨田嵐丸 13髙越遼平 30佐藤慶
三菱養和巣鴨の先発:1岩知道栄介 12中野陽麻 2鈴木善 6岡田義介 23小野友輔 8松田晶(c) 24池田旺太 10川﨑碧真 7徳留碧飛 14髙口大昂 11小林弥太郎
交代:小野→26田中孝之介
控え:18内田瑛達 3古川太陽 27澤木真幸 22内藤睦人 29井上斗蘭 13大賀瑛司 15小池星伊 16見山煌芽
※出場メンバーなどは前半終了時
(文中敬称略)




























































































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