6月1日Anker フロンタウン生田、Anker Fieldでは日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会関東大会ノックアウトステージの2回戦が行われ、川崎フロンターレU-18はヴァンフォーレ甲府U-18との試合に臨みました。
【川崎フロンターレU-18 日本クラブユースサッカー選手権(U-18)ノックアウトステージ2回戦 vs ヴァンフォーレ甲府U-18】
6月1日(日) 午後2時キックオフ Anker フロンタウン生田 Anker Field 晴れのちくもり
勝者が日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会の出場権を得ることができる一戦。
FC ASAHIとの1回戦を15-0で制したフロンターレ。
◇フロンターレU18 – FC ASAHI / クラブユース関東予選 1回戦
先発は、GK1松澤成音、最終ラインは右から22山川陽平、3藤田明日翔、15ペイシェンス海翔、13柏村涼太、ボランチは6藤井漣祐、5楠田遥希、右MF17廣瀬寧生、左MF8新堀翔、トップ下10平塚隼人、前線にはゲームキャプテンの9恩田裕太郎。

ヴァンフォーレは1回戦では、横河武蔵野FC U-18に2-0。
先発は、GK1後藤陽翔、最終ラインは右から17宮下阿陸路、4日野原十矢、26篠原咲弥、ボランチはキャプテンの8楠彪、6鶴田青々斗、右に2佐藤湊、左に7手塚太一、2シャドーに22井﨑悠也、20保坂優麗、前線には9太田創大。
青空に白い雲が流れるAnker フロンタウン生田。ピッチ脇の観戦者向けのスペースには、多くの両チームの選手の家族ら、さらにはフロンターレのサポーターの姿も。
多くの幕を出し、選手たちの背中を押す中、キックオフの時間を迎えました。
立ち上がり、フロンターレは、右サイドに展開。山川が浮き球を入れると、セカンドボールを拾い正面へ迫っていきますが、ヴァンフォーレもそれにしっかり対応。
中央の鶴田からエリア外正面右、楠へつなげ、楠はエリア内へ浮き球。これは松澤がセーブ。シュートにはつなげさせず、しのいでいきます。
廣瀬や平塚がかかわり、高い位置でボールを動かす時間をつくるフロンターレ。藤田から右サイド、山川へつながり、山川は中央へ速いパスを入れるなど、間に差し込みながら、ボールをつないでいくと6分には、下がり目でおさめた恩田から藤井へ。藤井は柏村にいったん預け、中央で受け直し右サイドを突くパス。
おさめた廣瀬はエリア外正面へ持ち込み、そのパスに平塚がエリア正面へ。ここはヴァンフォーレは体を張った守りを見せて、右コーナーキックに。
キッカーは平塚。遠いサイドに入れると楠田が折り返しますが、その前にラインを割っていたとの判定。
ヴァンフォーレも、GKの後藤が前線の保坂へ正確なボールを入れていきますが、仕掛けてくる保坂に対しては、山川が対応。
さらに左サイドでスローインを得ると、ヴァンフォーレはロングスローを選択。しかし、フロンターレはそれを跳ね返して、しのいでいきます。
藤田、ペイシェンスが開いて、間で楠田や藤田が受けながら、ボールを動かしていくフロンターレ生田。8分には楠田が右サイドを突くパス。廣瀬が高い位置への動き出し。しかし、オフサイド。
フロンターレはさらに流れの中で新堀が右サイドにも顔を出す一方で、恩田は左サイドへ。恩田のパスを楠田が中央で受け、右サイドに展開。
新堀が高い位置へ動き出していきますが、ヴァンフォーレもしっかりこれにカバーを見せ、決定的な場面にはつながらず。
一方のヴァンフォーレもフロンターレが最終ラインで組み立てを図るところを狙い、保坂がカット。しかし、すぐさま藤井がカバー。
藤井は松澤につなげ、松澤が前にボールを送ると、恩田が動き出していきますが、ここはヴァンフォーレもしっかり対応。
すると14分には、ヴァンフォーレ、左サイドを保坂が仕掛けて、クロスを上げると遠いサイドで佐藤が折り返し。
これに対してはペイシェンスが対応。シュートにはつながりませんでしたが、ヴァンフォーレもチャンスをつくり、ゴールへ迫っていきます。
15分にはさらにヴァンフォーレ、楠のパスに井﨑がエリア外右へ。井﨑のパスに鶴田がエリア右へ進入。しかし、楠田が対応。
ヴァンフォーレはさらに、太田、佐藤が高い位置でかかわってフロンターレのエリア近くでプレーする時間をつくっていきますが、フロンターレはコンパクトに粘り強く対応。間にパスを入れてきたところ、藤井がカット。楠田やペイシェンス、藤田とかかわって再び自分たちでボールを動かす時間をつくっていきます。
18分には、またもヴァンフォーレ、左サイド、手塚のパスに井﨑がエリア左へ。ここは山川が体を張りブロック。
左コーナーキックとなり、井﨑は精度の高いボールを入れていきますが、ボールは右へ流れていきます。
すると21分にはフロンターレ、中央、楠田から新堀、新堀から恩田とつながり、エリア外正面で恩田はシュートを打つもヴァンフォーレは体を張りブロック。
セカンドボールを拾ったフロンターレは、左サイドに展開。柏村がクロスを入れると、後藤が対応するもこぼれ球を拾った恩田が正面でシュート。
ゴールネットが揺れ、1-0。先制点はフロンターレに入ります。

フロンターレは、平塚が右MF、廣瀬が恩田とともに前線へ。
22分には、中央で楠田から新堀とつながり、新堀から受けた柏村が左クロス。ここはヴァンフォーレが体を張りブロック。
さらにフロンターレは、ペイシェンス、藤田に間で楠田や藤井が受けながら動かしていき、藤田が少し前に持ち上がり、縦パス。
廣瀬が高い位置への動き出しを見せるなどしていきます。

ヴァンフォーレも、26分には、左サイドでボールを奪い、保坂が前に持ち込むとフロンターレがこれを阻んで、左サイドでのスローインに。
スローインを得たヴァンフォーレは鶴田がロングスロー。セカンドボールを拾い、右サイド、佐藤がクロスを入れていきますが、松澤がセーブ。
松澤はすぐさまリスタート。恩田を高い位置へ走らせますが、ヴァンフォーレは宮下が対応。それでも、前にヴァンフォーレが出ようとしたところ、廣瀬がプレス。
すぐには前には行かせずに、対応していきます。
27分にはさらにヴァンフォーレ、フロンターレにファールがあり、エリア外右でのフリーキックに。
キッカーは、井﨑。右足で遠いサイドに入れていきますが、松澤がセーブ。

すると直後にはフロンターレ、山川が右サイドを持ち上がり、低い位置で受けた恩田は最終ラインに戻し、フロンターレは後ろからの組み立てを選択。
藤田やペイシェンス、柏村がかかわってボールを動かし、最後は松澤が前へ送ると、廣瀬が競ったボールを恩田がおさめ、下がり目で受けた藤井のパスに柏村が左サイド、高い位置へ。
高い位置へ抜け出した柏村が折り返しますが、ヴァンフォーレもエリア内で粘り強い守りを見せていきます。


さらにフロンターレは、新堀がうまく間で受けて右サイドに展開。山川のクロスを、恩田がエリア内左で競るとヴァンフォーレは体を張って阻んでフロンターレの左コーナーキックに。
左コーナーキック、新堀が入れるとセカンドボールを拾ったフロンターレは、恩田が左クロス。遠いサイドで楠田が折り返しますが、ヴァンフォーレはクリア。

右サイドでスローインを得たフロンターレは、その流れから高い位置へ持ち込み、右コーナーキックに。平塚が左足で入れるも、ヴァンフォーレはそれをしのいで、左サイドでのフロンターレのスローインに。その流れから恩田から新堀へつながり、高い位置へ新堀が持ち込むも、ここでもヴァンフォーレは粘り強い守り。
再びフロンターレの左コーナーキックとなり、新堀が入れると廣瀬が合わせますが、枠をとらえることはできず。


ヴァンフォーレも、33分には、左サイド、背後を取り、手塚が高い位置へ持ち込んでいきますが、藤井が対応。
ボールを奪い、受けた恩田はキープ。恩田のパスに、新堀がエリア左へ進入。しかし、ヴァンフォーレは宮下がカバーしていきます。
ラインを高め、前に出てくるヴァンフォーレに対し、コンパクトに粘り強く対応。
藤田のパスを間で受けた楠田がキープ。新堀も中央間で受けながら、自分たちでつないでいく姿勢を見せていくフロンターレ。
すると37分には、右サイド、山川がクロスを入れると、エリア外正面でおさめた藤井がシュート。これは惜しくもクロスバーに。
直後には、藤田・ペイシェンスと最終ラインでつないでいき、左サイド、下がり目で受けた藤井へ。
藤井はエリア外正面へ斜めに速いパス。抜け出した平塚に対して、ヴァンフォーレはファール、フロンターレのフリーキックに。
キッカーは平塚。左足で直接狙いますが、後藤がセーブ。

40分には平塚から中央、新堀へ。新堀のスルーパスに廣瀬が抜け出しますが、宮下がカバー。最後は後藤がセーブ。
直後には廣瀬が競ったボールを新堀がおさめ、左サイド、背後を突くパス。抜け出した恩田はエリア外左へ。角度のないところからミドルシュートを打ちますが、これは枠外。

直後にはヴァンフォーレ、右サイドで佐藤がカット。高い位置へ持ち込み、クロスを入れると、左サイドへ流れたボールを手塚が拾い、エリア左へ持ち込もうとしていきますが、楠田がカバー。
さらにヴァンフォーレは、左サイド、手塚、保坂が仕掛けて、フロンターレのエリア近くへ。しかし、フロンターレは粘り強く、これに対応。廣瀬や平塚も低い位置に顔を出し、ボールをものにししのいでいきます。
藤田やペイシェンス、中央で楠田や藤井、平塚もかかわって再びボールを動かしていくフロンターレ。
43分には、楠田の縦パスに廣瀬がエリア正面へ。しかし、ヴァンフォーレはブロック。
ヴァンフォーレは、太田が右サイド、高い位置へ動き出し、パスを引き出していきますが、藤田がカバー。体を粘り強く入れゴールキックにしていきます。
アディショナルタイムは1分。
46分にはフロンターレ、松澤が前線へ送ると、恩田が抜け出し、エリア内へ。しかし、ヴァンフォーレは体を張りブロック。
左コーナーキックとなり、新堀が入れるとペイシェンスがヘディングシュート。しかしここでもヴァンフォーレは体を張りブロック。

そこから攻撃へ転じ、左サイドからのパスに太田が正面へ。しかし、フロンターレの戻りも速く、体を張り、しのいでいきます。
前半は1-0。フロンターレがリードしてハーフタイムへ。
後半フロンターレは廣瀬に代わり14小川尋斗が入りボランチに。藤井が右MF、平塚がトップ下に。
立ち上がり、フロンターレは柏村が左サイド、高い位置をうかがう動き。これに対して、ヴァンフォーレは宮下が粘り強くじれずに対応。
フロンターレは小川尋斗やペイシェンス、山川、藤田もかかわって細かいボール回しを見せていきますが、ヴァンフォーレもコンパクトに、粘り強い対応を見せ、なかなか前には行けず。
4分には、中央でボールをものにしたヴァンフォーレ、右サイドへ展開すると佐藤が高い位置でクロス。左サイドへ流れたボールを保坂がキープ。
最後は、保坂から受けた手塚が左クロス。遠いサイドに入りますが、松澤が粘り強くパンチング。シュートは打たせずにしのいでいきます。
さらにヴァンフォーレは、手塚が左サイド、高い位置へ持ち込む動きを見せていきますが、山川が粘り強く対応。
サイドを変え、右サイドに展開していきますが、ペイシェンスがカバー。再びフロンターレのボールにしていきます。
フロンターレは、6分藤田のフィードを恩田が高い位置でおさめ、山川が右サイドの高い位置へ。しかし、ヴァンフォーレも人数をかけ、しっかりこれに対応。
藤田やペイシェンスのCBに、中央で小川尋斗も受けながらさらに動かしていくフロンターレ。ヴァンフォーレはそれに対して、中央で鶴田がボールをものにしていきますが、小川尋斗がすぐさま奪い返し、そのパスに恩田が右サイドの高い位置へ。ヴァンフォーレの戻りも速かったため、決定的な場面にこそつなげることはできませんでしたが、守りから攻撃へ持ち込む姿勢を見せていきます。
ヴァンフォーレは、7分には、下がり目で受けた手塚のフィードに、保坂がエリアの前に。しかし、楠田がカット。
8分には、中央でボールを奪ったヴァンフォーレ、保坂が持ち込んでいきますが、藤田が体を粘り強く入れ、ゴールキックに。
ヴァンフォーレがボールを奪ったところから前に出てくる中、フロンターレは守りで体を張り、しのいでいきます。
藤田、ペイシェンス、柏村、山川、間で楠田も受け、恩田も下がり目に顔を出しながら、攻撃の糸口をさぐっていくフロンターレ。
10分には、恩田がエリア正面へ抜け出しますが、ヴァンフォーレの守りも粘り強くシュートまでは行けず。

11分には、新堀から左サイド、平塚へ。いったんはヴァンフォーレがボールを奪うも、フロンターレはすぐさま奪い返し、平塚がエリア左へ。
平塚は折り返しますが、シュートにはつながらず。

直後にはヴァンフォーレ、左コーナーキックを得て、井﨑が右足でボールを入れると、セカンドボールを拾い、佐藤が左クロス。これに対しては、藤田がエリア内で対応。
15分には、フロンターレにファールがあり、エリア外右でフリーキックを得たヴァンフォーレ。
井﨑が遠いサイドに入れると、宮下が合わせますが、枠をとらえることはできず。
17分にはさらに、ヴァンフォーレ、右サイドで佐藤、井﨑、楠がかかわってボールを動かしていくと、井﨑のパスに右サイド、高い位置へ抜け出した井﨑がクロス。
しかし、松澤がセーブ。ヴァンフォーレがフロンターレの陣内でプレーする時間をつくるなか、シュートは打たせずにしのいでいきます。
フロンターレも藤田やペイシェンス、楠田や小川尋斗、藤井も中央に顔を出しながら、ボールを動かす時間を再びつくり、19分には小川尋斗から間で受けた新堀がエリア外正面へ。新堀からエリア外正面やや左で受け直した小川尋斗がミドルシュート。しかし、後藤がセーブ。

さらに右サイドから藤井が中央へ持ち込み、恩田へ。恩田は藤井にいったん預けて、受け直しエリア外左へ持ち込んでいきますが、ヴァンフォーレの粘り強い守りに遭い、シュートは打つことはできず。
ヴァンフォーレは20分井﨑に代わり10清水大稀。
21分にはヴァンフォーレ、中央で楠が奪い、左サイド、手塚へ。手塚のパスに楠がエリア外正面へ。しかし、藤田が対応。
さらにヴァンフォーレは左サイドから攻勢に。しかし、フロンターレは藤井が体を張り、さらに山川が対応。しのいでいきます。
清水大稀や保坂、鶴田もかかわってフロンターレのエリア近くでボールを動かすヴァンフォーレに対し、体を張り、コンパクトに粘り強い守りを見せていくフロンターレ。
23分にはヴァンフォーレが左コーナーキックを得て、手塚が遠いサイドにきわどいボールを入れていきますが、松澤がセーブ。

松澤はすぐさまリスタート。受けた柏村が前に持ち込み、中央に顔を出した小川尋斗へ。ここではヴァンフォーレにファールがあり、前に行くことはできませんでしたが、しっかり守り、そこから攻撃へ転じようとしていきます。
25分にはフロンターレ、藤田のフィードを恩田が競り、中央で平塚、藤田、楠田とつながり、左サイド、新堀へ。
新堀のパスに恩田がエリア正面への動き出しを見せていきますが、ヴァンフォーレ、楠がカット。攻撃に転じたヴァンフォーレは清水が右サイド、高い位置へ。
しかし、柏村が体を入れ、ゴールキックにしていきます。
フロンターレはここで平塚、楠田に代わり36川村求、35木村風斗。
川村が前線、最終ラインは右から柏村、藤田、ペイシェンス、山川。藤井が再びボランチに入り、新堀が右MF、木村が左MFに。
すると26分には、フロンターレ、川村が中央でボールをおさめ、間で受けた新堀から右サイド、柏村へ。
柏村がクロスを入れると、遠いサイド、木村が飛び込むもヴァンフォーレの対応があり、ファールに。
シュートにこそいけませんでしたが、交代で入った選手がかかわってチャンスをつくっていきます。
ヴァンフォーレも、28分にはフロンターレにファールがあり、センターサークルやや手前でフリーキックを得て、GKの後藤が入れていくとセカンドボールを拾い、右サイドからクロス。遠いサイド、飛び込んだ保坂のヘディングシュートは枠をとらえますが、松澤がセーブ。
決定的な場面でしたが、松澤がしっかりこれに対応。しのいでいきます。

30分にはフロンターレ、恩田が右サイド、開いて受けてキープ。ヴァンフォーレはこれに対して、人数をかけた寄せ。
セカンドボールを川村が拾ったフロンターレは、川村のパスに新堀がエリア外正面右へ。新堀のミドルシュートは枠をとらえますが、後藤がセーブ。
ヴァンフォーレも直後には左サイド、下がり目で受けた手塚がエリア外左へ持ち込んでいきますが、藤田が対応。
32分にはフロンターレ、中央で小川尋斗、川村がかかわってボールを動かしていき、小川尋斗の縦パスに新堀がエリア正面へ。しかし、日野原が体を寄せていき、対応。
さらにフロンターレは左サイド、山川から木村へつながり、木村から間で受けた藤井、川村と中央でつないで新堀へ。
新堀から左サイドに戻すと間で受けた小川尋斗、藤井とつながり、左サイド、山川から最終ラインのペイシェンスへ。ペイシェンスは右サイドへ展開。柏村のパスに川村がエリア外右へ持ち込んでいきますが、ヴァンフォーレは体を張りブロック。

ボールをものにしたヴァンフォーレは、左サイド、手塚へつなげていきますが、フロンターレは戻りが速く、すぐさま寄せて前には行かせず。自分たちのスローインにしていきます。
ヴァンフォーレは33分保坂に代わり11堀内浩貴。
35分にはフロンターレ、左サイド、木村が仕掛けてクロス。右サイドへ流れたボールを拾った柏村がエリア内へ左足で精度の高いクロスを入れていきますが、後藤がセーブ。


さらに間で小川尋斗や藤井が受けて、ボールを動かしていくフロンターレ。36分には、小川尋斗から左サイド、木村へ。木村のパスに小川尋斗がエリア左へ。
しかし、ヴァンフォーレもコンパクトな粘り強い守りで対抗。フロンターレの左コーナーキックに。

フロンターレはここで山川に代わり24長崎亘佑。

左コーナーキック、フロンターレのキッカーは新堀。ヴァンフォーレは体を張って阻んで、再び左コーナーキックに。
新堀がボールを入れると、こぼれ球を拾ったフロンターレは右クロス。
こぼれ球を拾ったフロンターレはペイシェンスがエリア内でキープ。最後は正面で小川尋斗がシュート。しかし、後藤がセーブ。
後藤はすぐさまリスタート。堀内が左サイド、高い位置でおさめますが、柏村がカバー。守備から攻撃への切り替えの速さを見せるヴァンフォーレに対し、しっかり対応していきます。
38分には再びフロンターレ、新堀が中央へ持ち込み、そのパスに木村がエリア正面左へ。しかし、シュートはヴァンフォーレが体を張り、ブロック。
さらに長崎から木村と左サイドでつながり、うまく中央間で受けた新堀のパスから柏村が右クロス。エリア外左で木村がおさめ、そのパスに川村がエリア正面へ。
しかし、ヴァンフォーレはブロック。
ヴァンフォーレもフロンターレが自陣からつなごうとしたところ、太田がカット。右サイドに展開していきますが、木村、長崎が対応。
40分には、右サイドでパスを回したところから、ヴァンフォーレが右クロスを入れていきますが、藤田がエリア内で対応していきます。
ヴァンフォーレは佐藤、手塚に代わり15梶原慎太郎、16清水透矢。
42分にはヴァンフォーレ、右クロスを遠いサイドで折り返すも長崎がエリア内でクリア。ボールは右サイド、恩田へつながり、高い位置へ持ち込んだ恩田は右クロス。エリア外正面川村はバイシクルシュートを打とうとしますが、ヴァンフォーレは体を張り、阻んでいきます。


高い位置でスローインを得るとロングスローからゴールを狙うヴァンフォーレに対し、集中した守りを見せていくフロンターレ。
攻撃に転じ、新堀が右サイドからエリア右へ持ち込んでいきますが、ヴァンフォーレは日野原がカバー。
しかし、そのフィードに対しては、柏村が対応していきます。
すると45分にはフロンターレ、恩田が高い位置でカット。エリア正面左へ持ち込みますが、後藤の粘り強い寄せに遭い、シュートは右に。決定的な場面でしたが、惜しくも追加点とはならず。

アディショナルタイムは4分。宮下を前線へ上げ、ゴールを狙ってくるヴァンフォーレは、47分にはフィードに、太田がエリア内へ。
決定的な場面でしたが、長崎がカバー。最後は松澤がセーブ。

さらに前にボールを入れてくるヴァンフォーレに対し、新堀がエリア外正面、しぼってマイボールに。
右サイドに展開。川村が粘り強く厳しい寄せで、自分たちのスローインにするなどしていくフロンターレ。
ヴァンフォーレは中央でフリーキックを得ると、GKの後藤がエリア内へボールを入れていきますが、フロンターレはしっかり体を寄せて、最後はヴァンフォーレのファールに。シュートは打たせずにしのいでいきます。
試合はタイムアップとなり、1-0。
フロンターレの日本クラブユース選手権大会出場が決まりました。

FC ASAHIとの1回戦では、廣瀬がハットトリック。GK33植木琉斗が初先発。途中出場のMF32加藤昊が初ゴール。2回戦でも途中出場の長崎が素晴らしいカバーを見せるなど、プレミアリーグEASTではずっとピッチに立っている選手はもちろんのこと、徐々に出場時間を延ばしていたり出場の機会の少なかったりした選手も、それぞれにいいプレーを見せ、フロンターレは二つの勝利を得ることができました。そのことは日本クラブユース選手権はもちろんのこと、プレミアリーグEASTにも必ずつながっていくはずです。
6月15日に再開となるプレミアリーグEAST、そして日本クラブユース選手権で選手たちがどんなプレーを見せて、チームにどんなものをもたらすのか。
とても楽しみにしています。
前半1-0 後半0-0 計1-0
得点:恩田裕太郎
フロンターレの先発:1松澤成音 22山川陽平 3藤田明日翔 15ペイシェンス海翔 13柏村涼太 6藤井漣祐 5楠田遥希 17廣瀬寧生 8新堀翔 10平塚隼人 9恩田裕太郎(c)
交代:廣瀬→14小川尋斗 平塚→36川村求 楠田→35木村風斗 山川→24長崎亘佑
控え:16井澤明己 23菊池京 28笹倉拓真 34武内勇人 37十河晟央
ヴァンフォーレの先発:1後藤陽翔 17宮下阿陸路 4日野原十矢 26篠原咲弥 8楠彪(c) 6鶴田青々斗 2佐藤湊 7手塚太一 22井﨑悠也 20保坂優麗 9太田創大
交代:井﨑→10清水大稀 保坂→11堀内浩貴 佐藤→15梶原慎太郎 手塚→16清水透矢
控え:32中村光佑 3岩村一佐 29中込惺介 5雨宮汎来 18釼持芭宇
(文中敬称略)



























































































































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