9月18日、明治大八幡山グラウンドで行われたインディペンデンスリーグ関東1部Dブロック、明治大U-22 vs 慶應義塾大U-22A。
慶應義塾大U-22Aは、3-1と明治大U-22がリードする82分、フロンターレU-15→國學院大久我山のMF村瀬悠馬(1年)が出場。間でうまく受けて前にも顔を出す動きで、リズムをつくりだすと85分にはエリア正面やや右にうまく入り込み、シュートを打つとこれがゴールとなり、1点差に。
その後もあわや同点ゴールの場面をつくりだすなど、短い時間の中でもチームに流れを引き寄せるプレーを見せました。



明治大U-22の選手として、先発していたフロンターレU-18出身のDF柴田翔太郎(1年)とはU-15の同期対決ともなった村瀬悠馬。試合後に話を聞かせてもらいました。

〇試合を振り返ってどうですか?
今日は明治さんとやるということで、明治さんのほうがメンバーが豪華なので。
ちょっと受けになっていて、チャンスがあったら点取りたいと思っていて。
いいところにこぼれてきて良かったです。
できれば、もう1点、チャンスがあったので取れれば良かったと思っています。
〇だいぶ間で受けて前にも顔を出してチャンスをつくっていた印象があるんですけど、自分のプレーについてはどう考えています?
そこで受けるのはフロンターレにいたころから得意にしていたプレーなので。
そこをうまく、一個スペースをつくってできるっていうところは意識してやってました。
〇大学に入ってここまで、どうですか?
最初入った時点ではトップでやらせてもらっていたんですけど。
大学の強度っていうところで足りないところが多くて。
Bになって。しっかり土台をつくってトップでやれたらなって思います。
〇自分の持ち味としては、攻撃で違いを出せるところですか?
そうですね。
〇フロンターレでやってきたことも生きている?
そうですね。当時から、中で受けてテンポよくやるっていうことをやっているので。
自分が入って、テンポを変えられたら、と思ってやって、攻撃のリズムをつくることを意識してやっています。
〇今日は対戦相手、柴田君がいましたけど、それはどうでした?
前回の新人戦(6月1日、慶應義塾大が3-1で勝利)のときに、柴田に1回会っていて。その時は出場機会がなかったんですけど。
今日は同じサイドで出て、一個久しぶりにやれて良かったと思います。
〇大学サッカーを通じての目標があれば教えてもらってもいいですか?
大学サッカーは、関東1部、今年残留して。関東で活躍するっていうことと。柴田みたいに、ほかのフロンターレの選手と。幹都、矢越(日本大)とか。昔からの同期がいっぱい関東リーグに入るので。
そこと対戦して勝てたらなと思います。
〇選手として4年間終わったときにはどうなっていたいですか?
サッカー、自分は最後4年間やりきろうかと思っているので。
しっかり最後、後悔のないようにしたい、と思っています。
〇フロンターレのサポーターの方にメッセージをお願いします。
選手権の時に、一部の人で、決勝が帝京とだったんですけど。(全国高校サッカー選手権大会東京都Aブロック決勝、國學院久我山は帝京と対戦し、1-2。帝京が勝利した)
田所(田所莉旺、フロンターレU-18→帝京→V・ファーレン長崎)と自分と太田陽彩(フロンターレU-15→國學院久我山のGK)がいて。
ツイートでつぶやいてくれている人もいて、あったかいサポーターだなと思って。応援、ありがたかったです。

◇
この日プレーを見られたのは、10分ほどでしたが、明らかに入ってきた瞬間に違うリズムを生みだしている。
そう思わされるものがあった村瀬悠馬。
しっかりと大学サッカーでできる強度の高さを身につけたときに、どんなプレーを見せるのか。
とても楽しみなものがあります。
関東大学サッカーリーグの舞台に立ち、そこで繰り広げられるフロンターレU-15時代のチームメートたちとの対戦が、どんなものになるのか。
とても楽しみにしています。
(文中敬称略)
」
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