川崎フロンターレのホームゲーム開催時に Uvanceとどろきスタジアムにて配布されている「みんなのチラ裏」。
2025年シーズンより「川崎そだちのアカデミー通信」と題し、フロンターレアカデミーに関する情報を川崎そだちにて担当しています。
今回は11月30日のサンフレッチェ広島戦配布分、MF26 木下勝正 選手のインタビューの詳細版となります。
インタビューは11月26日に実施しました。

◯ チラ裏では今季最後の選手インタビューです。よろしくお願いします。まずは、長期離脱からの復帰おめでとうございます
よろしくお願いします! ありがとうございます。肺気胸になってしまって、手術もしたので長くなってしまいました。(発症した)試合中はアドレナリンが出ていたのか大丈夫だったんですけど、帰った後に苦しくなってきました。
怪我しないのを今年の目標にしていたので、成長できない時期があったのは悔しかったです。ただ、みんなより少ない時間、しっかり意識して練習に取り組めていたと思います。
◯ ちょうど試合に絡んできていたタイミングだったし、胸中察します。今季、短かったと思うんですが、振り返ってみてどうですか?
前期はベンチに入ったり入らなかったりで悔しい思いをしたんですけど、腐らず、声を出す・戦うってところは意識してやっていました。残り試合も少なくなってしまいましたが、本気でスタメンを狙っています。
◯ すごい気合、いいですね。ではまずご自身のプレーの特長を教えてください
フィジカルはあまりない方なので、頭を使って相手の嫌なところを突いたり、自分たちの特長であるボールの扱いっていうのを活かすためのプレーを心がけています。
◯ 自分の適性ポジションはどう考えていますか?
前はボランチをやっていたりもしたんですが、今は基本的に右サイドハーフですね。ゴールの感覚はあるほうなので、前目のポジションでやれたらなって思っています。
◯ 両サイドハーフは、なかなか強者が揃っていますね(笑)
両サイドにはルカ選手(ステンパールカ大翔・3年)や一聖選手(平内一聖・3年)がいるし、最近だと恩田選手(恩田裕太郎・3年)がサイドをやったりしていて大変なんですけど。みんな速いので(笑)
カウンターとか、ついていけない感じがするときもあるんですけど、うまく下についていって、その人達の特長であるスピードを活かすボールだったりを供給できればなって思っています。
◯ プレミア初ゴールも、後方から走り込んでフリーになって決めたものでした(プレミアリーグEAST第12節 東京ヴェルディユース戦)
誰かが前を走っていれば、シュートやキーパーからのこぼれ球が必ずあると思っているので。いいボールがきて良かったです。
◯ もうリーグも終盤になってしまいましたが、残りの試合に向けて意気込みをお願いします
1試合1点取ることを意識しています。前目のポジションであれば、1試合で1回は得点のチャンスが来ると思うので、その1回にどれだけ気持ちを込めてプレーできるかが大事だと思っています。将来的には、トップチームに昇格することができれば一番いいんですけど、それが無理でも必ずフロンターレに帰って来ることを目標としています。
◯ ありがとうございます。ではプライベートなことなんかも聞かせてください。サッカーをやっている時間以外はどういうことをしていますか?
そうですね、映画を見るのに結構ハマっています。幹太郎(岩田幹太郎・2年)が海外の恋愛映画を教えてくれて、よく観てます。最近は「世界一キライなあなたに」というのを観ました。恋愛ものというよりは、勧められたものを観る感じです。
◯ なるほど、では同世代で仲のいい選手などはどうでしょう?
栞汰(岡本栞汰・2年)・幹太郎のキーパー2人ですね。休みになるといつも僕の家でお泊りしてます(笑)
基本的にインドアで、夜中にホラー映画を観るとかです。
◯ 等々力でのホームゲーム(2025/12/07(日)プレミアリーグEAST 第21節 浦和レッズユース戦)があります
等々力っていう大きなところでやれるので、観客をワクワクさせられるようなプレーができたらなって思っています。5000人くらい来るってことで、楽しみにしています!
◯ 最後に、サポーターへのメッセージをお願いします
本当にいつも生田だったり、遠くのアウェイの試合でも応援してくれて、応援の声が僕達に届いて力になっています。諦めそうになったときも、応援のおかげで頑張れるシーンもあったので、本当に感謝しています。いつもありがとうございます!
◯ ありがとうございました!


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プレミアリーグ中断空け、首位鹿島アントラーズユース、2位青森山田高校とのハードな戦いで連敗となった川崎フロンターレU-18。
木下選手をはじめ、 今季序盤から中盤にかけて様々なポジションでチームを支えていた藤井漣祐(3年)・来季トップチームへ昇格が決まっている関德晴(3年)も怪我から復帰して選手層が厚くなったこのタイミングで、再び息を吹き返してくれることでしょう。
次回のプレミアリーグEASTは、12月7日(日)14:00 Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu にてホーム最終戦となる浦和レッズユース戦。
木下勝正選手のこれからの活躍にご期待ください!
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