フロンターレU15生田(2年) – FC東京U15むさし / メトロポリタンリーグ (コーチ・選手インタビュー)


 

12月25日FC東京U-15むさしとのメトロポリタンリーグの最終戦を1-1。優勝でシーズンを終えた川崎フロンターレU-15生田(2年)。試合後に狩野健太コーチ、先制点を決めた佐藤慶に話を聞きました。

 

試合の記事は◇フロンターレU15生田 – FC東京U15むさし / メトロポリタンリーグ

 

「個人としてできることを増やしてあげたいっていう思いがあってやってきた中で。

本当に前向きでトライしてくれながら、チャレンジしてくれて。

技術的な部分もそうですけど、できることが増えたんじゃないかなって感じています」

狩野健太コーチ

 

狩野健太コーチ

 

〇試合を振り返ってみて、率直な感想をお願いします。

試合前に選手たちにも伝えましたけど、このメンバーでU-14としてやる最後の試合なので。「楽しんでいこう」と言って送り出しましたけど。

もちろん、勝ち負けが大事ですけど。1年間頑張ってきて、最後プレーできる喜びを感じながら、プレーをしようっていう話をしました。

 

〇1年間振り返ってみて、いかがでしたか?

個人戦術を、個人としてできることを増やしてあげたいっていう思いがあって、やってきた中で。

本当にそれを前向きでトライしてくれながら、チャレンジしてくれて。

技術的な部分もそうですけど、できることが増えたんじゃないかなって感じています。

 

〇K6リーグや、U-14の神奈川県の選手権(KCJY U-14リーグ)などいろんな大会、たくさんの試合を経験できたと思うんですけど、それについてはどうですか?

いい経験、いろんな相手とやらしてもらって。たくさんの選手が経験できたと思うので。

もちろん悔しい思いをしている選手もいるだろうし。それも含めて来年に生かしてほしいなって。

フロンターレのエンブレムをつけている以上、技術のところは負けちゃいけないっていうのは思いますし。

選手個々に伸ばしてほしいと思います。

 

〇来年彼らは中3になりますけど、こういったことをやってほしいということはありますか?

あくまで通過点ではありますけど。

やっぱり個人戦術ありきの能力だったりチーム戦術だったり。やっぱり覚えていくことはこれからたくさんあると思いますし。

ただ別のところで個人で局面を変えられる選手に、守備でも攻撃でも、なってほしいと思います。

 

〇大事になってくるのは、それぞれ「こういう武器があるんだ」というものでしょうか?

やっぱりプロになりたい、プロになる以上は、武器は強く持っていないといけないですし。

そこは、いち元選手としての伝えていくべきことなのかなと。もちろんそこは強く話をしていることなので。

それを磨きながら、上のチームで活躍していってもらえればうれしいですね。

 

〇1年間指導してみて、どうでした?

楽しかったのが一番で。もちろん勝ち負けで、負けていい試合はないと思うんですけど。

それぞれ個人が成長して、いろんな経験をしながら、成長してくれたんじゃないかなって思っているので。

楽しい1年を過ごせたと思います。

 

〇フロンターレのサポーターの方にメッセージをお願いします。

1年間、本当に、横断幕を張ってくれたり。熱い応援をしてくれて、感謝しかないので。

僕の仕事はやっぱりフロンターレらしい、技術のある選手を育てていきたいっていうのは仕事だと思っていますし。

引き続きあたたかい目で、見守っていただけたらと思います。

 

 

「クラブユースも得点王になって、関東リーグも得点王になって、高円も。

チームが苦しい状況でも点が取れる選手になって、チームを勝たせたいと思います」

FW30  佐藤慶

 

佐藤慶選手

 

 

〇試合を振り返ってみて、率直な感想をお願いします。

優勝できたので。このメンバー全員で。吉澤(吉澤映杜)だけ来れなかったですけど。

このメンバーで優勝することができたので、とても良かったです。

 

〇得点場面について振り返ってもらってもいいですか?

温(中島温)がすごいハイプレスで、ボールを取ってくれたので、あとはワンタッチで決めるだけでした。

 

 

〇1年間振り返ってみて、今年はどうでした?

自分の代では通用するなと感じていて。クラブユースや高円では悔しい思いもあって。

高円では出られたんですけど、あんまり仕事ができなくて。

うれしい年でもあるし、悔しい思いもありました。

 

〇個人としては、自分の学年だけではなく上の学年でも通用しないといけないという思いがありますか?

やっぱり高円の1回戦の名古屋FC・EAST戦でも、自分が決めて勝たせたかったですし。そこはこだわってやっていきたいです。

 

〇1年間やってみてこういうところが伸びたと思うところはどこですか?

健太コーチの指導でリフティングをやっていて、ダブルタッチとかワンタッチとか、すごいおさめるところのレパートリーがすごい増えたので。

感謝しかないです。

 

〇来年は中3になりますけど、どんなシーズンにしたいですか?

来年は今年1個上ができなかった3冠。クラブユース優勝、関東リーグ優勝、高円宮杯優勝、3冠を目指して頑張っていきたいです。

 

〇個人としてはどういう1年にしたいですか?

自分としてはクラブユースも得点王になって、関東リーグも得点王になって、高円も。

チームが苦しい状況でも点が取れる選手になって、チームを勝たせたいと思います。

 

〇1年間応援してくれたフロンターレのサポーターの方にメッセージをお願いします。

今年1個上が取れなかった3冠を来年は絶対取るので、また声援よろしくお願いします。

 

 

U-18年代の選手たちと対戦するK6リーグでは、7戦全勝。神奈川県下の同年代のチームと対戦するKCJY U-14リーグの決勝では横浜FCジュニアユースに3-1と勝利し優勝。結果も積み重ねながら、選手それぞれが成長していったフロンターレ生田。

その一方で、「もっと試合に出たい」「もっと点を決めたい」。さまざまな思いをした選手もいたと思います。

 

中学3年となり、迎える2026年。それぞれが個を磨いて、どんな武器を身につけるのか。

それが合わさって、どんな川崎フロンターレU-15生田になるのか。

とても楽しみにしています。

 

 

(文中敬称略)

 

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