順天堂大学 – 金沢星稜大学 / 全日本大学サッカー選手権プレーオフ


11月23日はJ1復帰をJ2優勝で決めた大宮アルディージャへのお祝いムードを醸し出す大宮駅前の商店街を抜けてNACK5スタジアムへ。12月に行われる全日本大学サッカー選手権の出場チームの最後の一枠をを決めるプレーオフが行われ、来季川崎フロンターレに加入するMF長谷川竜也が在籍する順天堂大(関東1部6位)と川崎フロンターレU-18出身のFW西原樹がいる金沢星稜大(北信越1部2位)が対戦しました。

【全日本大学サッカー選手権プレーオフ 順天堂大vs金沢星稜大】
11月23日(月) NACK5スタジアム大宮 くもり一時雨
順天堂の先発はGK30今川正樹、DFは右から3吉永哲也、4矢部純也、13宮本和輝、12原田鉄平、ボランチはキャプテンマークをつける10長谷川竜也、8新里涼、右MF27杉田真彦、左MF11米田隼也、FWは29名古新太郎、9佐野翼。監督は堀池巧。

順天堂の先発メンバー
順天堂の先発メンバー

長谷川竜也選手はゲームキャプテンをつとめた
長谷川竜也選手はゲームキャプテンをつとめた

一方の金沢星稜はGK28今岡亮介、DFは右から4赤松秀哉、18舟橋侑輝、6ウェバー ジェイコブ見季、右サイドに3塩田恵大、左サイドに14大谷内蒼、ボランチにキャプテン8阿羅功也、10原遥介、トップ下に22山下泰明、FWに12米倉拓巳、9西原樹。なお、監督はかつてフロンターレでプレーした小松崎保。全国大会出場となれば一昨年の総理大臣杯以来。

金沢星稜の先発メンバー
金沢星稜の先発メンバー
フロンターレU-18出身の金沢星稜FW西原樹選手
フロンターレU-18出身の金沢星稜FW西原樹選手
フロンターレでかつてプレーをした金沢星稜の小松崎保監督
フロンターレでかつてプレーをした金沢星稜の小松崎保監督

試合は両サイドが最終ラインに下がり5バックとなってボールを奪ってからの速攻を狙ってくる金沢星稜に対し、パスを回して何とか穴を突こうとする順天堂という構図で進んでいきました。

吉永がサイドから上がり前線の佐野にボールを入れて攻撃のスイッチを入れようとしますが金沢星稜の選手たちの寄せが速くなかなかシュートまで順天堂は持ち込めません。

20分にはエリア左でリターンを受けた米田がようやく枠内にシュート。しかし、これは金沢星稜のGK今岡のもとへ。直後には大谷内が左から好クロスを上げますが西原に対して順天堂のDF陣が体を寄せてシュートまでは持ち込めず。

28分には長谷川が高い位置で奪い新里にボールがわたるとエリア右の杉田がシュートを放ちますがこれはサイドネット。

名古が中盤まで下がり何とかボールを引き出そうとするなど試行錯誤が続いた順天堂。35分にようやく試合が動きます。エリア前でボールを受けた長谷川竜也がエリア内の佐野に縦パスを入れて前線へ。エリア内で再び佐野からボールを受けた長谷川が選択したのはループ気味のシュート。これが決まって1-0。先制点は順天堂。

長谷川竜也選手がゴールを決めて順天堂が先制する
長谷川竜也選手がゴールを決めて順天堂が先制する
長谷川竜也選手に順天堂の選手たちが駆け寄って喜ぶ
長谷川竜也選手に順天堂の選手たちが駆け寄って喜ぶ

直後には原田が高い位置まで持ち込み上げたクロスに佐野が頭で合わせますがこれは右へ。

ここで金沢星稜は負傷したウェバーに代わって5鍛治勇介、そのまま左CBに。41分にはその鍛治がコーナーキックに頭で合わせますがこれは上へ外れてしまいます。前半は1-0でタイムアップ。

中盤で高さのある新里が効いていてセカンドボールも拾えていた順天堂でしたが、ボールを持ってからは金沢星稜が守備から入っていたこともあってやはり攻めあぐねていたという印象の前半。長谷川竜也はゴール時の佐野とのコンビネーションがここまでの積み重ねを感じさせるものでした。

長谷川竜也選手
長谷川竜也選手

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西原は前線から積極的にプレスをかけにいくプレースタイルはフロンターレU-18のころと変わらぬ姿。懐かしい思いがしました。

西原樹選手
西原樹選手

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後半はともに交代なしで始まった試合。立ち上がりには順天堂の原田が左から切れ込んでミドルシュート。枠をとらえますがGK今岡が弾いて追加点とはなりません。

直後には右のスペースへボールが出て名古がGK今岡と1対1になりますが、シュートは上へ。さらに高い位置で奪って新里が右からシュートを放ちますがこれは左へ。

14分には順天堂、杉田に代わって7進藤圭介が右MFに。

17分には金沢星稜。ショートカウンター、米倉からエリア左でボールを受けた西原がシュートを放ちますが、これは惜しくもサイドネット。

24分には原に代わって17斉藤和也。ここから金沢星稜も積極的に前へ人数をかけていき反撃に転じていきます。30分にはオフサイドぎりぎりて斉藤が抜け出しエリア内で順天堂のGK今川と1対1になりますがシュートは打てず。さらに塩田が右サイドから精度の高いロングスローを投げるとこれに西原が合わせますがこれは今川が抑えて同点とはならず。

さらに順天堂を脅かしたのが塩田のロングスロー。34分にもそのこぼれだま、米倉がシュート。枠をとらえますがGK今川へ。37分にはオーバーラップした鍛治が縦パスを受けてエリア内でシュート。これがポストに当たりこぼれに西原が詰めますが決めることはできず。

41分には順天堂佐野に代わって18松島奨真、金沢星稜は大谷内に代わって24杉田幸平。金沢星稜はDF二人を残してさらに攻勢をかけようとしていき、セットプレーを次々に獲得。ロスタイムには斉藤の右コーナーキック、こぼれ球を拾った米倉がエリア前シュートを放ちますがこれはバー。

最後までゴールへ迫った金沢星稜でしたが、同点とはすることはできず。全国大会行きの残り一枠を手にしたのは順天堂となりました。

長谷川竜也選手に体を寄せていく西原樹選手
長谷川竜也選手に体を寄せていく西原樹選手

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後半は金沢星稜がロングスローなどから反撃した
後半は金沢星稜がロングスローなどから反撃した

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順天堂が全国大会行きを決めた
順天堂が全国大会行きを決めた
金沢星稜は反撃実らず
金沢星稜は反撃実らず
順天堂の選手たちと金沢星稜の選手たちが健闘をたたえあう。長谷川竜也選手が西原樹選手をねぎらう場面も
順天堂の選手たちと金沢星稜の選手たちが健闘をたたえあう。長谷川竜也選手が西原樹選手をねぎらう場面も

試合後は人目もはばからず涙する金沢星稜の選手たちのなかには西原の姿もありました。四年生となる来年は全国でまたそのプレーを見られたらいいな、と思います。

順天堂は12月8日午前11時ゼットエーオリプリスタジアム(旧市原臨海)にて全日本大学サッカー選手権1回戦を迎え、大阪学院大と対戦します。ここぞというところでゴールを決め全国大会行きにチームを導いた長谷川竜也、学生生活の最後にさらにいいプレーを見せられたらとても嬉しいものです。

前半1-0 後半0-0 計1-0
得点:長谷川竜也(順天堂)

順天堂の先発:30今川正樹、3吉永哲也、4矢部純也、13宮本和輝、12原田鉄平、10長谷川竜也=cap、8新里涼、27杉田真彦、11米田隼也、29名古新太郎、9佐野翼
交代:杉田→7進藤圭介 佐野→18松島奨真
控え:1志和大貴 12坂圭祐 6青木翼 15毛利駿也 22貫場貴之

金沢星稜の先発:28今岡亮介、4赤松秀哉、18舟橋侑輝、6ウェバー ジェイコブ見季、3塩田恵大、14大谷内蒼、8阿羅功也=cap、10原遥介、22山下泰明、12米倉拓巳、9西原樹
交代:ウェバー→5鍛治勇介 原→17斉藤和也 大谷内→24杉山幸平
控え:1永井建次 2森雅俊 13廣田和将 7田中祐真 32西出拳太 27松田優也

(文中敬称略)

CC BY-NC-ND 4.0 This work is licensed under a Creative Commons Attribution-NonCommercial-NoDerivatives 4.0 International License.

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