『矛先は常に自分自身に』
 〜テルのカンボジア蹴記〜


カンボジアに来てもうすぐで4ヶ月が経とうとしています。
3月にリーグが開幕してから5試合が終わりました。
開幕3連敗を経験し、かなり厳しいチーム状況でしたが、4月に入ってから2連勝と徐々に結果を残せるようになってきました。
個人としても直近の2試合で3ゴール1アシストと結果を残す事ができています。
その1つの要因として挙げられるのはベクトルを自分に向けて行動できるようになった事です。
「矛先は常に自分自身に」。
簡単にこの言葉の意味を説明すると、起こる事象の原因を全て「自分」の責任にするという事です。
開幕3連敗を経験したとき、「何故勝てないのか」を考えました。
CBとボランチの距離が遠すぎる。
オフザボールの動きが少なすぎる。
などなど色々な理由が出てきましたが、
その理由のほとんどが、周りのチームメイトの事でした。つまりはベクトルが自分ではなく周りのチームメイトに向いてしまっていました。
4月になり、ある方との会話の中で矛先は常に自分に向けて行動するとまた違った景色が見えてくるという事を聞きました。
周りのせいにして、自分に非がある事を認めない。それは結果として自分の成長や進化を妨害してしまう要因であったことに気付く事ができました。
それからはベクトルを自分に向けて行動する事を意識しました。意識する事で練習でも自分の足りない部分が明確に見えてきて毎日成長を感じる事ができました。

それが結果としてチームの勝利や個人の結果へと繋がっていく。その事を今回2連勝、そしてゴール、アシストという目に見える結果で証明することができました。
未来の自分を作り上げるのは今の自分です。成長がなければ1年後も2年後も今と変わらない自分がいます。
「矛先は常に自分自身に」。
これからもこの言葉を胸に自分の成長へと繋げていきます。
では👋

CC BY-NC-ND 4.0 This work is licensed under a Creative Commons Attribution-NonCommercial-NoDerivatives 4.0 International License.

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