川崎フロンターレU-18が12月25日から参加しているGO FOR 2018 CUPも最終日。予選リーグを2勝1分け3敗、7位で終えたフロンターレは決勝トーナメントには進むことはかなわず、最終日は予選の別グループの8位旭川実業と対戦しました。
【川崎フロンターレU-18 GO FOR 2018 CUP vs旭川実業】
12月28日(日)午前9時キックオフ レッズランド 晴れ 35分ハーフ
フロンターレの先発はGK16新居俊介、DFは右から20横山尚貴、26伊従啓太郎、29新井秀明、24川崎晶弘、ボランチは18田中碧、30桝谷岳良、右MF15小泉靖弥、左MF36大曽根広汰、トップ下25栗脇拓人、FW38宮代大聖
一方の旭川実業はGK1小林侑太、DFは右から2幸田玄、13佐藤玲那也、20中嶋悠人、10吉田優真、ボランチは6伊藤和稀、11松井煕、右MF22君ヶ袋海成、左MF17内海三矢、FW19谷口海斗、14高見樹幹
試合は立ち上がりから押し込んだのは旭川実業。4分左コーナーキックのこぼれ球を拾った高見の右クロスに内海が合わせますがこれは右へ。さらにカウンターから再び内海がゴール前に迫りますが新居がエリア外へ出て胸にボールをおさめて前線へ送る好プレーを見せます。
フロンターレもエリア左を抜け出して宮代がシュートを放ち、こぼれ球に栗脇が詰めますがシュートを打つことはできず。
さらに攻めに出たのは旭川実業。12分中嶋のフィードに抜けた君ヶ袋がエリア右からシュートを打ちますが新居が足でこれを止める好守。さらに右コーナーキックのこぼれを高見が右クロスを上げると内海が合わせますがこれは左。しかし、なかなか迫力のある攻撃を見せてきます。
15分にはエリア前でボールを奪った伊藤がミドルシュートを放ちますが再び新居が足で止める好守を見せて得点は許しません。
なかなか旭川実業のゴールへ迫れないフロンターレでしたが、20分には栗脇が右の裏へ出したパスに小泉が抜け出して仕掛けると中へ切れ込みシュートを打ちますがこれはGK小林へ。
一方の旭川実業は25分には幸田の右クロスに谷口の頭。左へそれたもののひやりとする攻撃をさらに見せます。
伊藤と松井の両ボランチにセカンドボールを拾われ、君ヶ袋、内海の両サイドを生かした攻めに押され気味のフロンターレでしたが、次第に田中や桝谷に栗脇が絡んでボールを回せるようになり、27分にはパス交換からエリア左へ進入した田中がシュート。
さらに直後には田中の裏へのパスに抜けた小泉がまたもシュート。これはGK小林に阻まれますが、このコーナーキックのセカンドボールを拾ったところから小泉が左サイドを突破し、低いクロスを上げるとエリア前の新井がこれをスルーし最後は栗脇が受けて放ったシュートがネットを揺らします。1-0。29分、先制はフロンターレ。
たたみかけるフロンターレは30分、パスに抜け出した栗脇が今度はGK小林との1対1を制してループシュートを決めて2-0。突き放します。
34分には栗脇からパスを受けた宮代がエリア左からシュート。これは小林が阻み、こぼれ球を拾った大曽根のシュートもまたも小林が止める好守。対戦相手ながらなかなかのプレー。前半は2-0でタイムアップとなります。
後半はGKを16浅川将輝に代えてのスタート。立ち上がりに旭川実業の反撃、エリア前へ押し込まれるとボールを拾った伊藤のミドルシュートはエリア内へこぼれて最後は谷口に押し込まれて2-1。
5分にはフロンターレ。エリア前でボールを奪った田中がミドルシュートを打ち、こぼれ球を拾った小泉のシュートは右へ。さらに9分には左を強引に突破した宮代が折り返し最後は桝谷がシュートを打ちますが、これは小林のもとへ。
ここでフロンターレは小泉に代えて37奥山璃空、横山に代えて34小川真輝。奥山が左MFに、大曽根が右MF、小川は右SBに。18分には縦パスを入れたところからフロンターレに追加点。栗脇と宮代が浮きだまを交えてさらに縦へボールを運び最後は再びボールを受けた栗脇がエリア左からGK小林との1対1を制して流し込み3-1。栗脇は見事にハットトリックを達成します。
ここで桝谷に代わって31池谷祐輔がボランチに、さらに川崎に代わって35デューク・カルロスが左SBに。
直後には旭川実業、左からボールを入れられると吉田がこれに合わせますが右へ。少しひやりとする場面を作られます。
27分には伊従、新井が下がり、27養日幹大、28森陽平がそのままCBに。
終盤には旭川実業も猛反撃。幸田の右クロスに合わせた吉田のシュートは浅川が阻み、さらに32分にはコーナーキックのセカンドボールを拾われたところから中嶋にシュートを打たれますが、再び浅川がこれを止めてゴールを許しません。前半の新居も好守を見せましたが、浅川もなかなかの好守を見せてゲームを引き締め、試合は3-1でタイムアップとなりました。
フロンターレU-18の2015年の活動はこの試合で終わりました。昨年の4位という成績に比べると物足りない結果に思えるかもしれませんが、試合ひとつひとつを見れば逆転勝利や追い付いての引き分け、数的不利の試合でも好機もつくるなど、粘り強さを見せたフロンターレ。岸晃司や三笘薫のような存在はいないかもしれませんが、23藤井柾人や36大曽根広汰、最終戦では25栗脇拓人がゴールを重ねたのもこれからが楽しみになるものでした。
前半2-0 後半1-1 計3-1
得点:栗脇拓人3(川崎) 谷口海斗(旭川実業)
フロンターレの先発:16新居俊介、20横山尚貴、26伊従啓太郎、29新井秀明、24川崎晶弘、18田中碧、30桝谷岳良、15小泉靖弥、36大曽根広汰、25栗脇拓人、38宮代大聖
交代:新居→19浅川将輝 小泉→37奥山璃空 横山→34小川真輝 桝谷→31池谷祐輔 川崎→35デューク・カルロス 伊従→27養日幹大 新井→28森陽平
旭川実業の先発:1小林侑太、2幸田玄、13佐藤玲那也、20中嶋悠人、10吉田優真、6伊藤和稀、11松井煕、22君ヶ袋海成、17内海三矢、19谷口海斗、14高見樹幹
交代:谷口→32澤田卓磨 高見→21番
(文中敬称略)
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今回も楽しく拝見させて頂きました!今後もフロンターレu18選手の活躍が楽しみですね〜^ – ^チーム力で頑張り勝利し年末にはプレミア参入戦へ。ずっと応援します‼︎
読んでいただきありがとうございます! 1月も下旬になれば強化の試合も始まると思いますので、その際にまた書かせていただきます!