2015/03/29(日)09:40 KO @大井第二球技場
東京都社会人サッカーチャンピオンシップ(東京カップ)3位決定戦
早稲田ユナイテッド 3-1 FC KOREA
桜は7分咲き。快晴のもと開催された東京カップ3位決定戦は,伝統のエンジに身を包んだ早稲田ユナイテッドと,準決勝ではPK戦の末惜しくもLB-BRBに敗れたFC KOREAの対戦となりました。
キックオフ直前,何やら相談をする早稲田ユナイテッドの選手たち。今シーズンより専修大学より加入した背番号9 山口慎史と亜細亜大学から加入した背番号16 今野昭は,ともに川崎フロンターレU18(2010)の出身です。今シーズンより横浜Fマリノスに加入した仲川輝人やFC岐阜に加入した苅部隆太郎と同学年の選手たちですね。
両選手とも,揃ってスタメンでした。
前半はFC KOREAが主導権を握りました。ロングボールを主体とした攻撃に前線で21 朴世訓(パク セフン)が落ち着いたボールさばきを見せ,何度も早稲田ユナイテッドゴールを脅かします。そんな流れの中,前半15分に高く上がったクロスを押しこみ,FC KOREAが先制。
先制されても焦ることなく後方からビルドアップを続ける早稲田ユナイテッド背番号6 菅田恭介。この落ち着きがゲーム終盤に功を奏します。また,菅田選手は終盤に交代でベンチに退いた後も,ピッチ内の誰よりも声が出ていました。こういったムードメーカーはたいへんありがたいですね。
後半15分過ぎからは早稲田ユナイテッドが一気に主導権を握ります。交代で入った背番号7 中島健太が左サイドハーフに,その位置に居た背番号9 山口慎史がツートップの一角に入ります。FC KOREAに疲れが見え始め,後方からのビルドアップに続く前線でのパス交換についていけません。そんな中,後半30分ごろにゴール前で早稲田ユナイテッドの華麗なパス交換から7 中島健太が難なくゴールに蹴りこみ同点。
中盤の底でパスワークの中心になっていた背番号16 今野昭。監督からは最も多くの指示を受けていた様子でした。期待も大きいのでしょう。そして同点ゴールからわずか5分後,ツートップの一角に入っていた背番号25 長谷川健太がゴールを決め,ついに逆転します。
更にその3分後,ゴール前右寄りで獲得したFKを背番号9 山口慎史が直接ゴール。勝利を決定付ける得点となりました。
そのままタイムアップ。どちらのチームも激しく当たり全力を尽くしました。
監督とがっちり手を取り合います。
笑顔もたくさん。
良い春の一日でした。(この後,すぐに決勝が行われました。その様子は次のエントリで。)
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