11月11日に栃木SC宇都宮フィールドで行われた高円宮杯全日本(U-15)サッカー選手権大会関東大会の決勝で勝利し、高円宮杯全日本(U-15)サッカー選手権大会の出場権を得た川崎フロンターレU-15。開幕まで1週間を切った12月16日は、神奈川県平塚市の馬入ふれあい公園にて、湘南ベルマーレジュニアユースとの練習試合に臨みました。
【川崎フロンターレU-15 練習試合 vs 湘南ベルマーレジュニアユース】
12月16日(日)午前11時7分キックオフ 馬入ふれあい公園天然芝グラウンド くもり
40分2本、15分1本行われた練習試合。
1本目のフロンターレのメンバーは、GK21青山海、最終ラインは右から2高畠捷、23高井幸大、3田鎖勇作、25松長根悠仁、ボランチは8秋葉拡人、10小室愛樹、右MF22石原央脩、左MF18入江流星、FW11五十嵐太陽、9田中幹大。
立ち上がり、セットプレーからゴールを狙うベルマーレの攻勢を、青山のセーブなどでしのぐと、3分、秋葉の右クロスにエリア内で五十嵐が頭で合わせ、1-0に。しかし、8分にエリア前での連係がうまくいかなかったところをベルマーレに突かれ、1-1に。
それでもボールをものにすると、人をかけて前に出てくるベルマーレの攻めを切り替えよくしのいでいき、マイボールの時間をつくっていくと、23分、高畠の右サイド、高い位置からのクロスを田中幹大、入江が競り、最後はエリア左から石原が放ったシュートが決まり、2-1に。
さらに36分には松長根の左クロスを、田中幹大が競り、こぼれ球に走り込んだ入江が決めて、3-1。
1本目と同じメンバーでスタートした2本目は、3分に松長根のスルーパスにうまく抜け出し、1対1となった田中幹大が決め、1-0。
10分に石原に代わり13山田新己が入り、14分には右サイドからの攻勢、抜け出した高畠がエリア外右に仕掛けて折り返すと、こぼれ球を拾った田中幹大のシュートが決まり、2-0。
さらに16分人をかけて攻めに出ていくと、エリア正面、秋葉がスルーパスを出し、抜け出した五十嵐が流し込み、3-0に。
19分には五十嵐に代わり4佐々木輝大、入江に代わり17レオニ楓真、さらに24分には小室に代わり28浅岡飛夢と、次々に選手を交代。
27分、ベルマーレに1点を返され、3-1とされるも田鎖に代わり5安江海ラウルが入った直後のコーナーキックから高畠捷が頭で合わせ、4-1。さらに33分にはエリア外左、秋葉のフリーキック、高畠がうまく足で押し込んで、5-1に。
36分には松長根に代わり15南暖がピッチへ。
39分にベルマーレが右サイドからの攻勢からゴールを決め、5-2とされるも2本目はここでタイムアップとなります。
3本目は、GK16宮地健輔、最終ラインは右からレオニ、安江、田鎖、浅岡、ボランチは山田、小室、右MF入江、左MF石原、FWは佐々木、南。
4分に高い位置でボールを奪ったベルマーレに決められ、0-1とされると、7分には左サイドから斜めにエリア内へ仕掛けた14が決め、0-2に。
その後のセットプレーをしのいだフロンターレは14分、佐々木からエリア右へ展開し、南がシュートを打つと、これが決まり、1-2に。3本目はここで終了。3本計9-5とし、全国大会前の最後の練習試合を終えました。
①3-1 得点:五十嵐太陽、石原央脩、入江流星
②5-2 得点:田中幹大2、五十嵐太陽、高畠捷
③1-2 得点:南暖
関東予選から1カ月を経て、さらに連係が深まっているように思えるフロンターレ。関東ユース(U-15)サッカーリーグ2部でも熱戦を繰り広げたベルマーレの厳しいプレスをうまく打開し、そこから攻撃へつなげる速さが増したことが印象に残るものとなりました。
高円宮杯全日本(U-15)サッカー選手権大会は12月22日に開幕。フロンターレは午後1時20分、J-GREEN堺にてファジアーノ岡山U-15と対戦します。
このチームで臨む最後の大会。さまざまな強豪が集う全国大会の舞台で、選手それぞれの力が結集したかたちで、攻守に好プレーを重ね、そして結果もすばらしいものとなることを願っています。
(文中敬称略)
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