フロンターレU18 – 横浜FCユース / 新人戦 2015


3月12日は日本工学院八王子グラウンドへ。川崎フロンターレU-18は神奈川県内のクラブチームによって競われる新人戦、準決勝で湘南ベルマーレユースに0-3で敗れ3位決定戦に回りました。フロンターレの対戦相手は横浜FCユース。今季初めてプリンスリーグ関東に昇格し、4月から始まる新しいシーズンでもしのぎをけずるであろうライバルとの試合となりました。

【川崎フロンターレU-18 新人戦3位決定戦vs横浜FCユース】
3月12日午前11時4分キックオフ 日本工学院専門学校八王子グラウンド くもり

川崎フロンターレの先発はGK21早坂勇希、DFは右から20横山尚貴、34小川真輝、29新井秀明、24川崎晶弘、ボランチはキャプテン18田中碧、32村田聖樹、右MF23藤井柾人、左MF17道本大飛、トップ下25栗脇拓人、FW38宮代大聖。

横浜FCの先発はGK16加茂剛、DFは右から30藤森隆汰、2菅原道人、4神山京右、5藤富涼南、中盤の底に8小澤知也、その前に7山本凌太郎、6西条正輝、右に17飯澤良介、左に10服部剛大、FW13瀬長直亮。

立ち上がりは出足のよい横浜FCが攻勢をかけてフロンターレのゴールへ迫っていきます。

2分に西条が仕掛けたところを小川が倒してエリア前やや左で横浜FCがフリーキックを得るとキッカー藤富が直接狙ったシュートはニアをとらえますがここは早坂が反応。弾き出してゴールを割らせません。

さらに攻めに出る横浜FCは飯澤が右から仕掛け折り返しに左から中へ入ってきた服部がシュートを打ちますがこれは枠外。しかし、捕まえにくそうな動きでフロンターレのゴールをおびやかしていきます。

序盤の横浜FCの攻めをしのぐとフロンターレも次第にボールを回す時間が長くなり、11分には左から道本がサイドチェンジを送ると右から藤井が仕掛けていきます。エリア前やや右で対面の選手を振りきり、中へボールを送るとエリア内左抜け出した道本がゴールネットを揺らします。1-0。先制はフロンターレ。

直後にもフロンターレ。エリア左で宮代がボールをキープすると最後は栗脇がエリア左からシュートを放ちますがこれは枠外。

16分、一方の横浜FCも山本がワンツーからエリア内右へ抜け出しシュート。さらにセカンドボールを拾うと、服部がエリア外左から狙ってきますがいずれも枠外となります。

21分には人数をかけてきた横浜FCの攻めをしのいだところからフロンターレが攻勢に。中盤に空いたスペースを田中が持ち上がり左へパスを送ると道本がシュートを放ちますがこれはサイドネットに。追加点のチャンスを生かすことができません。

直後には横浜FC。右から瀬長が仕掛けて折り返したボール、エリア左でフリーで受けたのは服部。放ったシュートは早坂が反応。またも好守を見せてピンチを摘んでいきます。

25分には横浜FCの最終ラインでのボール回しへプレスをかけたところからフロンターレが攻勢に。藤井が神山からボールを奪い仕掛けていくとエリア右からシュートを放ちますが、これはGK加茂が反応。追加点とはなりません。

一方の横浜FCも27分にはエリア正面で得たフリーキック、山本がゴール右を狙ってきますがここは早坂がまたも弾き出す好守。さらに32分にも横浜FC、左サイドでのスローインからそのまま服部が仕掛けてエリア左へ進入。シュートのこぼれ球に瀬長が反応しさらにゴール左を狙ってきますがまたも早坂が反応します。

再三の好守でしのいできたフロンターレでしたが、前半終了間際にコーナーキックを与えると左から山本が上げたボール、ニアに飛び込んできた神山に頭で合わせられるとこれがネットを揺らします。1-1。ここで主審の笛が鳴り、ラストワンプレーで追い付かれて前半はタイムアップとなりました。

フロンターレの先発メンバー
フロンターレの先発メンバー
横浜FCの先発メンバー
横浜FCの先発メンバー
試合を前にした選手たち
試合を前にした選手たち
キャプテン田中碧選手と新井秀明選手
キャプテン田中碧選手と新井秀明選手
早坂勇希選手
早坂勇希選手
小川真輝選手
小川真輝選手
ゴール前でフリーキックを与える
ゴール前でフリーキックを与える
早坂勇希選手が反応
早坂勇希選手が反応
道本大飛選手㊧と栗脇拓人選手
道本大飛選手㊧と栗脇拓人選手
横山尚貴選手
横山尚貴選手
藤井柾人選手
藤井柾人選手
村田聖樹選手
村田聖樹選手
エリア左から道本大飛選手が決めて先制する
エリア左から道本大飛選手が決めて先制する
ゴールを喜ぶ選手たち
ゴールを喜ぶ選手たち
横山尚貴選手
横山尚貴選手
藤井柾人選手㊧と宮代大聖選手
藤井柾人選手㊧と宮代大聖選手
再三早坂勇希選手が好守を見せる
再三早坂勇希選手が好守を見せる
宮代大聖選手
宮代大聖選手
村田聖樹選手
村田聖樹選手
栗脇拓人選手
栗脇拓人選手
田中碧選手
田中碧選手

ともに交代はなしで始まった後半。フロンターレはゴールへ迫るもののパスがずれたり、相手の守備に阻まれてしまいなかなかシュートを打つことができません。すると9分にエリア内へ抜け出した瀬長を早坂が倒してしまいイエローカード。横浜FCにPKを与えるとこれを瀬長に左に決められてしまい1-2。逆転されてしまいます。

14分には横浜FCが最初の交代。飯澤に代わり11中村拓貴が入りFWに。瀬長が右MFへ。

16分には藤井の右からの仕掛けからフロンターレ。折り返したボールを宮代がスルーすると最後は道本がミドルシュートを放ちますがこれは枠外。

19分には横浜FC。サイドチェンジを受けた瀬長が右から仕掛けてシュートに持ち込みますがここは早坂が対応。

攻守が目まぐるしく変わるようになった時間帯、次はフロンターレ。左から宮代が仕掛けて対面する相手を振りきるとエリア内左から中へボールを送りますがここはわずかに藤井が触れず。決定機を生かすことができません。

横浜FCが最終ラインにプレスをかけてきてなかなか前へボールを運べない時間帯が続き、25分には栗脇に代えて15小泉靖弥が右MF、藤井がFWに。直後にはコーナーキックのセカンドボールを拾ったところから田中がエリア左から中へボールを送ると中には新井がいましたがここは横浜FCの選手がクリア。同点とはなりません。

27分には横浜FC。リスタートから瀬長が右をドリブルで仕掛けて中へボールを送ると流れてきたボールを拾った中村がシュートをエリア内左から放ちますがこれは力が入ったのか枠外。ひやりとさせられます。

なかなか流れをつかむことができないフロンターレ、38分には小泉に代えて30桝谷岳良がボランチ、村田が右MFに。横浜FCも40分西条に代わって34平松功輝が中盤に。

さらに41分フロンターレは藤井に代わり14山田新がFW、横浜FCは藤森に代えて14白川浩人が左SB、藤富が右SB、さらに瀬長に代えて20三木結斗が右MFに。

終盤にはU-15から昇格の山田新の仕掛けから最後はエリア左、宮代がシュートに持ち込みますがここは相手がブロック。コーナーキックを得るとセカンドボールを拾ったところから左からボールを上げて最後は村田がシュートを放ちますがこれは枠外。フロンターレは4位でこの大会を終えることになりました。

横浜FCは小気味良くボールを前に運んでくるのが印象的。服部や瀬長らが起点となりシーズンに入っても手強い相手になりそうです。

この試合のフロンターレは終盤には前で藤井や宮代らがボールをキープしてもフォローが遅く攻守の切り替えがうまくいかなかったという印象でした。新しいシーズンへ向けてさらに積み上げたいところです。

前半1-1 後半0-1 計1-2
得点:道本大飛(川崎) 神山京右、瀬長直亮=PK(横浜FC)

川崎フロンターレの先発:21早坂勇希、20横山尚貴、34小川真輝、29新井秀明、24川崎晶弘、18田中碧=cap、32村田聖樹、23藤井柾人、17道本大飛、25栗脇拓人、38宮代大聖
交代:栗脇→15小泉靖弥 小泉→30桝谷岳良 藤井→14山田新
控え:16新居俊介 26伊従啓太郎 27養日幹大 31池谷祐輔 35デューク・カルロス 37奥山璃空

横浜FCの先発:16加茂剛、30藤森隆汰、2菅原道人、4神山京右、5藤富涼南、8小澤知也、7山本凌太郎、6西条正輝、17飯澤良介、10服部剛大、13瀬長直亮
交代:飯澤→11中村拓貴 西条→34平松功輝 藤森→14白川浩人 瀬長→20三木結斗
(文中敬称略)

ハーフタイム、今野章監督がボードを使って説明する
ハーフタイム、今野章監督がボードを使って説明する
円陣を組む選手たち。田中碧選手がキャプテンマークを巻き直す
円陣を組む選手たち。田中碧選手がキャプテンマークを巻き直す
栗脇拓人選手
栗脇拓人選手
田中碧選手
田中碧選手
PKを決められ勝ち越されてしまう
PKを決められ勝ち越されてしまう
道本大飛選手
道本大飛選手
川崎晶弘選手
川崎晶弘選手
小泉靖弥選手
小泉靖弥選手
新井秀明選手が攻撃参加で厚みを加える
新井秀明選手が攻撃参加で厚みを加える
宮代大聖選手
宮代大聖選手
田中碧選手がボールを前へ運ぶ
田中碧選手がボールを前へ運ぶ
短い時間で存在感を見せた山田新選手
短い時間で存在感を見せた山田新選手
この大会を4位で終えた
この大会を4位で終えた

CC BY-NC-ND 4.0 This work is licensed under a Creative Commons Attribution-NonCommercial-NoDerivatives 4.0 International License.

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