5月3日、等々力陸上競技場で行われたJ1リーグ第10節、川崎フロンターレvsベガルタ仙台。脇坂泰斗選手が初めて、リーグ戦で先発出場。前半13分にそのパスで小林悠選手のゴールを導けば、前半37分には、右サイドからの折り返しで長谷川竜也選手の得点をアシスト。後半19分にはエリア右へ抜け出し、決定的なシュートを放つなど、チャンスを演出していきました。
中村憲剛選手、家長昭博選手、阿部浩之選手や車屋紳太郎選手、奈良竜樹選手らを欠き、苦しいチーム状態だったこの日のフロンターレ。そんななかで、U -18の後輩、田中碧選手や同期の守田英正選手とともに、中盤を担い、攻守に好プレーを重ねていくさまは、チームに新しい風を吹き込んでいくよう。
フロンターレはもちろん、多くのベガルタのサポーターも駆けつけ、2万5000を超す人々がつどった等々力で、脇坂選手が堂々と、生き生きとプレーしていったことは、家族の方々をはじめ、ずっと見守ってきた多くの人々には、とりわけ、うれしくなるものだったのではないでしょうか。
これからのフロンターレに何をもたらしていくのか。とても楽しみにしています。
【J1リーグ第10節 川崎フロンターレvsベガルタ仙台】
5月3日(金)午後3時3分キックオフ 等々力陸上競技場 晴れのちくもり 2万5789人
前半2-0 後半1-1 計3-1
得点:小林悠2=PK1、長谷川竜也(フロンターレ) 大岩一貴(ベガルタ)
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