7月10日ニッパツ三ツ沢球技場で行われた天皇杯2回戦、横浜FC vs 仙台大学。仙台大は、川崎フロンターレU -18出身、2年生のDF伊従啓太郎選手がベンチ入りしました。
試合は、前半、仙台大は前からの守備がはまり、何度も決定機をつくるのに対して、キャプテンマークを巻いた三浦知良選手ら、リーグ戦での出番が少ない選手が出場した横浜FCは、なかなかチャンスをつくれず、ハーフタイムにはゴール裏のサポーターからブーイングも漏れるような展開に。
すると後半3分、仙台大は鯰田太陽選手のフリーキックで入れたボールを、藤岡優也選手が押し込み、先制に成功。
なかなか波に乗れない横浜FCは三浦知良選手に代わり斉藤光毅選手を入れるなどして流れを変えると、30分にコーナーキックのこぼれ球を、松井大輔選手が決めて、1-1に。さらに6分後にはコーナーキックから途中出場の戸島章選手が決めて、2-1と勝ち越し。交代で入った選手たちの働きで息を吹き返した横浜FCが仙台大を下すことになりました。
出場機会はなく、チームの敗戦を見届けることになった伊従選手。プレーするところを見られなかったのは少し残念ですが、それでも時にはベンチから立ち上がり、身ぶり手ぶりを交えて、ピッチの上のチームメートに声をかけ、勝利に貢献しようと力を尽くすその姿を見られたことに、嬉しさを覚えました。
リーグ戦では先発で出場する試合も増えており、充実したシーズンを送りつつあるように思える伊従選手。リーグ戦はもちろん、総理大臣杯や全日本大学サッカー選手権といった大きな大会での活躍を楽しみにしています。
【天皇杯2回戦 横浜FC vs 仙台大学】
7月10日(水)午後7時キックオフ ニッパツ三ツ沢球技場 くもり 2030人
前半0-0 後半2-1 計2-1
得点:松井大輔、戸島章(横浜FC) 藤岡優也(仙台大)
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