9月14日は川崎大師近くの中瀬グラウンドへ。川崎市の秋季大会松村杯の予選リーグが始まっており、ここまで2試合を終えて2連勝の川崎フロンターレU-12はこの日は2試合に。まずはFCパーシモンとの試合に臨みました。
【川崎フロンターレU-12 松村杯PUMAカップ争奪秋季少年少女サッカー大会少年の部兼JFA U-12サッカーリーグvsFCパーシモン】
9月14日(土)午前8時56分キックオフ 中瀬グラウンド くもり 15分ハーフ 8人制
フロンターレの先発は、GK16斎藤准也、最終ラインは右から2榎本司、3林駿佑、7柏村涼太、中盤は6楠田遥希、5関徳晴、前線には9佐々木雄基、キャプテンの13新堀翔。
キックオフ前に降り始めた細かい雨は上がったものの、曇り空の中瀬グラウンドは涼しく、秋めいた気候。多くの選手の家族らが見守るなか、試合は始まりました。
立ち上がりにはパーシモン。左サイドで4がカット。縦パスに3が左サイド、高い位置へ。中央へ仕掛けていくもフロンターレは関がこれに対応。さらに左サイドでのスローイン、受けた3が右サイドまで流れていきクロスを入れようとしていきますが、榎本が粘り強く対応していき、右へ流れたボールに対しては楠田がカバー。
さらに36のフィードに、3がエリア右へ向かっていきますが、榎本がブロック。フロンターレはしのいでいきます。
なかなか前へ出られなかったフロンターレも、4分には新堀がボールをおさめ、佐々木を経由して柏村が左サイド高い位置へ。折り返しはブロックされたものの、フロンターレのコーナーキックからカウンターに持ち込もうとするパーシモンの攻めを阻んで、マイボールの時間をつくっていきます。
自陣でボールを落ち着かせた林が左サイドの柏村に展開。関を経由して右の榎本へ渡すなど、幅を使いながら前へ出ていくフロンターレ。林の縦パスを関がダイレクトでさばいて右の榎本へ展開するなどしていくと、8分にはエリア外左でスローインを受けた楠田がファールを受け、フリーキックに。
しかし、これをしのいだパーシモンはカウンターに持ち込み、3がエリア右へ。フロンターレは林がこれに対応。今度はパーシモンの右コーナーキックとなります。キッカーの36が右足でボールを入れると、エリア外左、拾った26がシュート。枠をとらえますが斎藤がセーブ。さらに縦パスに3が正面へ。しかし、フロンターレはここでも体を張り、ブロック。
攻勢にも粘り強く対峙していったフロンターレは12分、左サイド高い位置の柏村へ。柏村がエリア正面やや左へ切れ込みミドルシュートを放つとボールはゴール右へ決まり、1-0。先制点はフロンターレへ。
フロンターレは榎本が中央を仕掛け、左サイドの柏村へ展開。柏村の折り返しはシュートには至りませんでしたが、うまく位置を入れ替えながら前に。パーシモンにボールが渡っても新堀が自陣の右サイドで3にうまく体を入れにいき、さらに中央へ抜け出そうとした3に対して、林がボールをしっかりクリアしにいくなどし、シュートまでは打たせず。前半は1-0でタイムアップとなります。
後半、フロンターレは2分には関が前へ持ち上がり左へ縦パスを入れると柏村が仕掛けていき左コーナーキックに。新堀が右足で入れると、こぼれ球を反応した林がシュートを打つも上に。
一方のパーシモンも左サイドでのスローインから24がエリア左へ。しかし、フロンターレはしっかりクリア。自陣でファールを受けるとリスタートから榎本、林とつなぎ、林が自陣から左サイド高い位置の柏村へつなぐなど、長いボールもまじえて追加点を狙いにいきます。
榎本の縦パスを受けた佐々木が中央の関へ戻し、関から左へ開いた楠田へ渡し、楠田がエリア左へ新堀を走らせるようなボールを入れるなど、各選手がうまくかかわりながら前に出ていくフロンターレ。7分には柏村のパスに、佐々木が左サイド高い位置へ。エリア左、あまり角度のないところからシュートを打ちますが、パーシモンのGK13がセーブ。
パーシモンも直後には22が中央でボールをカット、そのまま持ち上がりシュートを試みますが、フロンターレは榎本がブロック。さらに左サイドで4がボールを奪い、受けた3がエリア外左から中央へ持ち込みにいきますが、新堀がカバー。さらに10分には、右サイドから中央へ仕掛けていこうとした3に対してファールがあり、フリーキックに。エリア外右、36は直接右足で狙いますが、右へ。
最終ラインから声をかけあいながら球際に厳しく対応していくフロンターレ。12分には林が中央で頭で前に送ったボールに、新堀がエリア前に巧みに抜け出してシュート。しかし、ボールはポストへ。
すると13分、パーシモンは、3がエリア正面やや右で巧みにボールを浮かせ、シュートに持ち込むとこれが決まり、1-1。同点に。
追いつかれたフロンターレは14分、佐々木がエリア外正面でファールを受け、フリーキックを得ると新堀が直接放ったシュートは枠をとらえますが、GK13がセーブ。さらに関、楠田と中央でつなぎ、楠田がエリア外右へ持ち上がると再びファールを受け、フリーキックに。新堀の入れたボール、林が合わせるも左へ。
試合はタイムアップとなり、1-1。互いに見事なゴールが決まったかたちとなり、引き分けとなりました。
前半1-0 後半0-1 計1-1
得点:柏村涼太
フロンターレの先発:16斎藤准也、2榎本司、3林駿佑、7柏村涼太、6楠田遥希、5関徳晴、9佐々木雄基、13新堀翔(c)
(文中敬称略)
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