4月10日は等々力に少し寄ってから麻生グラウンドへ。長いプレシーズンを経て川崎フロンターレU-18がプリンスリーグ関東の開幕戦を迎えました。
【川崎フロンターレU-18 プリンスリーグ関東第1節vsヴァンフォーレ甲府U-18】
4月10日(日)午後3時キックオフ 麻生グラウンド くもり
フロンターレの先発はGK1新居俊介、DFは右から2横山尚貴、14小川真輝、22新井秀明、3川崎晶弘、ボランチはキャプテン10田中碧、15池谷祐輔、右MF17大曽根広汰、左MF8栗脇拓人、トップ下18村田聖樹、FW26宮代大聖。
対戦相手はヴァンフォーレ甲府U-18。先発はGK1関敦也、DFは右から3田中亜祈、15長田光生、4酒井匠、5入間川景太、ボランチはキャプテン7西海那海、17若月太聖、右MF16大橋勇斗、左MF8加々美登生、前線は6岡野将也、10宮川瑞希。
試合は立ち上がり、エリア左裏を甲府の宮川が取ると新居が前へ出たところをかわしてシュートを放ちますがここは新井がカバー。ひやりとした場面でしたが、事なきを得ます。
一方のフロンターレのファーストシュートはセットプレーから。エリア外左でファールを受けると小川がフリーキックで狙います。シュートは枠内左をとらえますがここは甲府のGK関が反応。対戦相手ながら素晴らしい守備を見せます。
フロンターレは短いパスから組み立てつつ宮代がサイドチェンジで起点となり、左右に揺さぶってゴールへ迫っていきます。
すると22分には宮代が右へサイドチェンジをすると、大曽根がこれを受けて、甲府の選手たちはこれに対処しようとしますが、フロンターレも人数をかけてマイボールに。これを左へふると川崎が高い位置で上げたクロスが甲府の選手のオウンゴールを誘い1-0。先制はフロンターレ。今野章監督からは「大聖、ナイスボール!」。攻撃につながった宮代のプレーを称える声が出ます。
しかし、ここから攻勢に出たのは甲府。24分にはエリア右大橋が裏を取り仕掛けてきますがここは新居が焦れずにシュートに対応。好守でゴールを許しません。
一方のフロンターレも直後には田中の右うらへのボールに大曽根が反応しますがここは関が前へでて対応。追加点を奪うことはできません。
前半の終盤にかけては甲府。33分にはエリア外右で宮川のフリーキックらいいボールが入りますが誰も触ることはできず。さらに宮川のクロスにエリア右大橋が抜け出し頭で合わせますがここは新居が素晴らしい反応。スタンドで見ていた甲府のベンチ外の選手からも「あのGKすごい」。感嘆の声が漏れます。
一方のフロンターレも終盤には縦パスが入ったところ、池谷がエリア正面へ出るとエリア左ラストパスに反応した宮代がシュートを放ちますがこれはGK関の正面。前半は1-0でタイムアップとなります。
後半は立ち上がりから甲府。左クロスからニアで合わされますがこれは右に。
一方のフロンターレも田中を起点に宮代が右サイドへ。リターンを受けた大曽根がエリア正面からシュートを放ちますがこれはGK関野に。
さらに畳み掛けるフロンターレ、田中が右サイドから仕掛けてシュートを放ちますがこれもGK関が反応。
7分にはコーナーキックのセカンドボールを拾ったところから宮代がエリア右シュートを放ちますがここはブロック。
ここで甲府は岡野に代わり6馬場智哉、左MFに。加々美が前線へ。
さらに攻勢に出る甲府。右の裏を加々美が取るとシュートを放ちますがここは新居が粘り強く対応。
13分にはコーナーキックからフロンターレ。右から小川が上げたボールをファーで栗脇が競りこぼれだまを拾った宮代がエリア内左シュートを放ちますがわずかに右。追加点とはなりません。
直後には甲府ワンツーから左SB入間川エリア内へ抜け出しシュートを放ちますがここもフロンターレの守備陣がわずかに触りボールは右へ。
なかなかセカンドボールを拾えなくなったフロンターレは21分大曽根に代わり6小泉靖弥。そのまま右MFに。
甲府も大橋に代わり11小澤輝、右MFに。
フロンターレは25分右から崩して田中がシュートを放ちますがこれはGK関の正面。
さらに左の裏をとった村田がシュートを放ちますがこれもGK関が対応。
29分にはフロンターレ、栗脇に代わり28山田新。一年生の山田はこれがプリンスリーグデビュー。宮代と山田の2トップとなり、村田が左MFに。36分には田中からのパスに村田が抜け出しシュートを放ちますがこれもGK関が対応。さらに、40分には左サイドのスローインから山田がシュートを放ちますがこれは惜しくも右へ。
41分には甲府長田に代わり2依田章汰。こちらも追い付くべく選手を交代させていきます。
フロンターレは小川のフリーキックから田中がエリア内へ。シュートを放ちますがこれは甲府の選手がブロック。
ロスタイムは2分、フロンターレはゴールに近い位置でファールを与えてしまい、セットプレーからおびやかされますが体を張った守備でしのぎ何とかタイムアップ。
後半は甲府の西海、若月によくセカンドボールを拾われ苦しい展開となりましたが、新居をはじめとした守備の対応でしのいでの白星発進となりました。
前半1-0 後半0-0 計1-0
得点:オウンゴール
フロンターレの先発:1新居俊介、2横山尚貴、14小川真輝、22新井秀明、3川崎晶弘、10田中碧=cap、15池谷祐輔、17大曽根広汰、8栗脇拓人、18村田聖樹、26宮代大聖
交代:大曽根→6小泉靖弥 栗脇→28山田新
控え:16早坂勇希 4伊従啓太郎 34高吉正真 30島崎元 7桝谷岳良 11道本大飛 13奥山璃空
ヴァンフォーレ甲府U-18の先発:1関敦也、3田中亜祈、15長田光生、4酒井匠、5入間川景太、7西海那海=cap、17若月太聖、16大橋勇斗、8加々美登生、6岡野将也、10宮川瑞希
交代:岡野→20馬場智哉 大橋→11小澤輝 長田→2依田章汰
プリンスリーグ第2節は4月17日午後4時キックオフ、対戦相手は三菱養和ユース。会場は三菱養和会巣鴨スポーツセンターグラウンドとなります。巣鴨駅から徒歩10分足らずで行ける素晴らしい立地のグラウンドです。お時間があれば是非とも足をお運びください。
(文中敬称略)
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