2015/05/05(火)15:30 KO @三菱養和会 調布グラウンド
プリンスリーグ関東 第5節
三菱養和SCユース 0-3 川崎フロンターレU18
暑いくらいに晴れたGWの関東。そんなおひさまが少し傾いた15:30,多摩川のほとりにある三菱養和会 調布グラウンドにてプリンスリーグ関東 第5節,三菱養和 – 川崎フロンターレがキックオフ。
前年プレミアリーグに所属した三菱養和は序盤から球際の強さを見せます。フロンターレがパスワークで崩しに掛かりますが,一瞬の隙を突かれ何度も高速カウンターを浴びてしまいます。
そんな三菱養和攻勢の中,フロンターレのキャプテン,長谷川くんからロングフィード一本。前線で宮代くんが反応し,冷静にゴールへ流し込み先制。苦しい展開の中,光明を見出します。
それからしばらく拮抗した状況が続きましたが,フロンターレにアクシデント。攻守の要になっていた長谷川くんが足首の負傷で伊従くんとの交代を余儀なくされます。長谷川くんに代わってディフェンスラインの指揮を取る武田くんのクレバーな対応とGK名良橋くんの的確なコーチングもあり,前半はこのまま終了。
後半に入ると両チームとも持ち味を存分に出したサッカーを展開します。
三菱養和は右サイドバックが常に高い位置を保ち,フロンターレを押し込みます。ここにロングボールを入れて中央に展開という形が基本。向かって左サイドを押し込まれるフロンターレは,左サイドバックの原島くんがいつものように前へ出られません。この日は主に守備面での貢献となりました。逆に右サイドの島崎くんは何度もタッチライン沿いを上下。凄まじい運動量だったかと思います。
両チームとも決定機を決められずに迎えたゲーム終盤,やっと試合が動きます。
右サイドから展開したフロンターレ,中央に切れ込んできた田中碧が左に走りこんできた三笘くんに落ち着いてラストパス。これを難なくゴールに流し込み,追加点。
その直後に中央付近でボールを受けた岸くん。足の止まりかけた三菱養和ディフェンスラインに突進し,鄭大世を彷彿とさせる強引なドリブルでゴールまで最短距離を駆け抜け,そのままゴール。三菱養和を突き放し,これで勝負あり。
結果は0-3と差がつきましたが,緊張を一瞬でも切らすとやられる。ピリピリした雰囲気の試合でした。こういった試合をモノに出来たことは本当に大きい。
次節(5/10(日)14:00 KO)はこちらもプレミアリーグからの降格組である東京ヴェルディユースとの対戦です。昨年はクラブユース予選で負けていることもあり,リベンジが期待されます。お時間のある方はぜひ麻生で後押ししましょう!
写真はかんちさんのものを使わせていただきました。いつもありがとうございます。
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