新型コロナウイルス感染拡大防止のため、茨城県内で無観客、映像を配信するなどして、行われている関東大学サッカーリーグ。9月12日は1部の第10節の5試合 (立正大 vs 順天堂大は延期) 、13日には2部の第10節の6試合が行われました。
今節も多くのフロンターレアカデミー出身の選手たちが、それぞれ、試合に臨んでいます。
【関東大学サッカーリーグ1部第10節 中央大 vs 国士舘大】
9月12日(土)午後3時キックオフ RKUフットボールフィールドB面
前半0-1 後半1-3 計1-4
※中央大※
MF7髙岸憲伸(3年) フロンターレU-15→星稜 途中出場
ここ最近の公式戦で、先発に名前をつらねていた髙岸は、この日はベンチスタート。この日は71分から出場しています。
中央大は、第2節で駒澤大学に勝利したのち、勝てない試合が続いており、暫定10位。巻き返しに期待したいところです。
【関東大学サッカーリーグ1部第10節 桐蔭横浜大 vs 駒澤大】
9月12日(土)午後5時半キックオフ RKUフットボールフィールドB面
前半1-0 後半1-0 計2-0
※桐蔭横浜大※
GK1早坂勇希(3年) フロンターレU-18 先発
FW26山田新(2年) フロンターレU-18 先発
桐蔭横浜は、前節に引き続いて、早坂がGKに入り、山田も先発。早坂は正面で打たれた枠をとらえたシュートを、はじきながらも防ぐなど守備で貢献。前線に入った山田は、シュートこそなかったものの、エリア内へたびたび入り込み、前からのプレスをかけるなどしていき、56分で交代に。
桐蔭横浜は第5節以降は5勝1分け、暫定2位まで浮上。16日には神奈川県の代表として、山梨学院大ペガサスとの天皇杯1回戦に臨みます。
【関東大学サッカーリーグ1部第10節 筑波大vs慶應義塾大】
9月12日(土)午後5時半キックオフ 流通経済大学龍ケ崎フィールド
前半1-0 後半2-0 計3-0
※筑波大※
MF15池谷祐輔(3年) フロンターレU-18 先発、1ゴール
筑波大は、池谷が左MFとして先発出場。7分にコーナーキックの流れからファールを受けて、PKを得ると、これを自ら決め、筑波が先制することに。筑波はその後、追加点を重ねて勝利しています。池谷は79分まで出場。シュートは計3本と、その後もゴールを狙い続けました。
筑波大は、茨城県の代表として16日、東京国際大との天皇杯1回戦に臨みます。三笘薫(現フロンターレ)らが活躍した3年前のような躍進を成し遂げることを願っています。
【関東大学サッカーリーグ1部第10節 法政大vs順天堂大】
9月12日(土)午後5時半キックオフ RKUフットボールフィールドA面
前半1-0 後半0-2 計1-2
※順天堂大※
MF19小川真輝(3年) フロンターレU-18 途中出場
第8節、第9節が延期となり8月15日以来のリーグ戦となった順天堂大は、小川が88分から交代でピッチへ。法政大が先制したものの、順天堂大が追いついた状況での登場になりました。順天堂は92分に塩浜遼がゴールを決めて、逆転で勝利をおさめています。
【関東大学サッカーリーグ2部第10節 関東学院大 vs 日本大】
9月13日(日)午後3時キックオフ RKUフットボールフィールドB面
前半1-0 後半4-1 計5-1
※関東学院大※
MF30西牧蓮(2年) フロンターレU-12→横浜FC鶴見ジュニアユース→桐光学園 先発
※日本大※
DF25栗田悠巨(1年) フロンターレU-18 先発
関東学院大と日本大との一戦では、関東学院大は西牧、日本大は栗田が先発。西牧は右サイドから切れのある動きで、ゴール前に仕掛けるなどしていき存在感を見せ、63分に交代となりました。
栗田は第3節の神奈川大戦以来の先発、CBとしてピッチに。コーナーキックのこぼれ球を拾って惜しい場面もつくるなどしました。結果としては悔しいものと思いますが、さらなる成長につながりますように。
【関東大学サッカーリーグ2部第10節 拓殖大 vs 明治学院大】
9月13日(日)午後3時キックオフ RKUフットボールフィールドA面
前半1-0 後半0-0 計1-0
※拓殖大※
MF28浅倉廉(1年) フロンターレU-15→静岡学園 途中出場
拓殖大と明治学院大との試合では、浅倉が後半頭から出場。58分にエリア外右へ抜け出し、エリア内へ速いボールを送ると、田中幸大がゴールを決めて、1-0に。そのまま勝利をおさめた拓殖大は、立教大と引き分けた流通経済大に代わり、首位に浮上しています。
【関東大学サッカーリーグ2部第10節 日本体育大 vs 神奈川大】
9月13日(日)午後3時キックオフ 流通経済大学サッカー場
前半0-1 後半0-0 計0-1
※日本体育大※
MF11大曽根広汰(3年) フロンターレU-18 途中出場
※神奈川大※
DF18三本木達哉(3年) フロンターレU-15→流通経済大柏 先発出場
MF25藤田雄士(3年) フロンターレU-15→市立船橋 途中出場
日本体育大と神奈川大との一戦では、神奈川大は三本木が先発。日本体育大の大曽根は64分から、73分には神奈川大の藤田が出場。フロンターレU-15で3年間プレーした選手たちが同時にピッチに立ったことにはうれしいものがありました。
関東大学サッカーリーグは、前期の最終節となる第11節が、9月19、20日に行われます。新型コロナウイルスの影響を受けて、立正大が第6節から出場を見合わせるなど、延期となった試合も残されていますが、シーズンがここまで進んだ背景には、多くの人々の尽力があったと思わされます。
選手やそれを支えるスタッフのみなさんが、サッカーのある日常を思う存分、過ごせますように。これからも楽しみにしています。
(文中敬称略)
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