夏の大学サッカー日本一を決める総理大臣杯の予選を兼ねた、「アミノバイタルⓇ」カップは、7月25日、最終日を迎え、川崎フロンターレアカデミー出身の選手たちもそれぞれの試合に臨みました。
この記事では、そうした選手たちのことを記していきたいと思います。
【「アミノバイタルⓇ」カップ第10回関東大学サッカートーナメント大会】
7月25日(日)
・7位8位決定戦
●日本大 vs 流通経済大〇
前半0-0 後半2-2 延長前半0-1 延長後半0-0 計2-3
※日本大※
DF26 栗田悠巨 (2年) フロンターレU-18 先発
日本大と流通経済大との一戦では、栗田が先発し、68分まで出場。
試合は流通経済大が菊地泰智のゴールで先制するも、日本大が80分に千葉隆希、84分に熊倉弘達が決め逆転。しかし、流通経済大は86分に仙波大志が決めて追いつき、延長戦へ。
延長前半、95分に仙波が決めたゴールが決勝点となり、流通経済大が勝利しています。
なお、フロンターレ加入内定の流通経済大のDF佐々木旭(4年)は先発し、フル出場しています。
・5位6位決定戦
〇東洋大 vs駒澤大
前半0-0 後半3-0 計3-0
※東洋大※
FW13 桝谷岳良 (4年) フロンターレU-18 先発、1アシスト
東洋大と駒澤大との一戦では、桝谷が先発し、ゲームキャプテンも務めフル出場。試合は47分に飯澤良介のゴールで先制した東洋大が、64分に桝谷のアシストから伊藤恵亮が決め、2-0に。
84分には高柳郁弥のゴールで突き放し、3-0で勝利しています。
・決勝
〇産業能率大 vs 法政大●
前半0-0 後半0-0 延長前半0-0 延長後半1-1 計1-1 PK9-8
※産業能率大※
MF33 猪狩祐真 (1年) フロンターレU-15→日大藤沢 途中出場
産業能率大と法政大との一戦では、猪狩が85分から出場。延長までもつれこんだ試合は、産業能率大が小野寺亮太のゴールで先制するも、法政大がオウンゴールで追いつき、120分では決着はつかず。
PK戦を9-8で制した産業能率大が、「アミノバイタルⓇ」カップ初優勝を果たしました。
なお、フロンターレ加入内定の法政大のMF松井蓮之(4年)は先発し、フル出場しています。
他地区の大学サッカーに目を移せば、東海学生サッカーリーグ1部では、東海学園大のMF常安澪(2年)=フロンターレU-18、静岡産業大のFW服部功汰(3年)=フロンターレU-12→多摩大目黒中→多摩大目黒高=が先発。
東京都大学サッカーリーグ2部では、創価大のDF鈴木康平(2年)=フロンターレU-15→創価高=が先発出場。
また、関東地区のインディペンデンスリーグでは、立教大のDF道間雄生(2年)=フロンターレU-18=は先発し、FW宮本ディアウ勇守歩(2年)=フロンターレU-18、山梨学院大のMF平田流衣(1年)=フロンターレU-18=が途中出場。早稲田大のDF島崎元(3年)=フロンターレU-18、産業能率大のMF小川達也(3年)=フロンターレU-18、DF松永竜之介(1年)=フロンターレU-18=がそれぞれ控えに入りました。
関東大学サッカー新人戦では、立教大のMF戸澤龍人(1年)=フロンターレU-15→東海大相模=がメンバー入りしています。
さらに北信越フットボールリーグ2部では、新潟経営大のGK藤田航大(1年)=フロンターレU-18=が’09経大FCの選手として、先発出場しています。
7月31日には関東大学サッカーリーグの後期が開幕するなど、暑いさなか、続いていく2021年の大学サッカー。川崎そだちでは、これからも選手たちの軌跡をつづっていくことを楽しみにしています。
(文中敬称略)
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