1月8日の初蹴りで各カテゴリーが始動した川崎フロンターレのアカデミー。
1月30日は、川崎フロンターレU-15の二年生たちが、横浜FCジュニアユース戸塚との練習試合に臨みました。
この記事は、フロンターレに取材を依頼し、書かせていただいています。
【川崎フロンターレU-15 練習試合 vs 横浜FCジュニアユース戸塚】
1月30日(日)午前10時半キックオフ 等々力第一サッカー場 くもり 30分×3
1本目、フロンターレのメンバーはGK43斎藤准也、最終ラインは右から27柏村涼太、29佐藤壱隆、35楠田遥希、26陶山響、ボランチは31関徳晴、32藤井漣祐、トップ下に40木村重成、右に30佐々木雄基、左に37山田留偉、前線には39ステンパールカ大翔。
空にはうっすらと雲がかかり、ややひんやりとした気候のなか、始まった試合。
フロンターレは立ち上がり、斎藤や佐藤、楠田や関、藤井らが後ろから組み立てを図りに。一方の横浜FC戸塚はラインを高め、前から奪いにいく姿勢を見せていきます。
2分には高い位置で横浜FC戸塚がカット、右に展開しクロスを入れていきますが、エリア内で佐藤がカバー。
一方の横浜FC戸塚もマイボールにすると、後ろからの組み立てに。フロンターレはそれに対して、ステンパーや木村、山田らが高い位置からプレス。最終ラインの14の縦パスをステンパーがカットし、そこから人をかけた攻めに持ち込むなどしていきます。
両サイドを高め、右サイドで受けた柏村の浮き球に、ステンパーや木村が高い位置へ飛び出すなどして揺さぶっていくフロンターレ。8分には木村がうまく間で受け、右へ展開。抜け出した柏村が高い位置へ仕掛けていき、クロスを入れますが、GK1がセーブ。
フロンターレは関や佐藤、楠田がさらに動かし、ステンパーがボールをキープし、人数をかけて前に。
10分にはステンパーから山田、関、木村とつないで右へ展開。柏村がエリア正面へ浮き球を入れると、山田が飛び込みますが、GK1がセーブ。
12分には、高い位置で横浜FC戸塚の最終ラインに対して、奪いにいき、正面で山田がカット。受けた木村が、エリア正面やや右でシュートを打ちますが、ボールは右へ。
一方の横浜FC戸塚も、フロンターレがボールを回していこうとするところを、狙いにいき、13分には中央でカット、正面へ抜け出した19がミドルシュートを打ちますが、左へ外れていきます。
藤井や関が中央で触れ、右サイドを突くボールで柏村を走らせるなどして、攻めを試みていくフロンターレ。横浜FC戸塚もうまく間で受けたところからサイドに展開し、18分には立て続けに左右からクロスを入れていきますが、フロンターレは佐藤や楠田、斎藤らがゴール前でしっかり対応。
23分には9、24分には23がいずれも右サイドからクロスを入れていきますが、いずれも斎藤がセーブ。25分には正面で15がカット。シュートに持ち込みますが、左へそれていきます。
25分には、フロンターレ、ステンパーが右サイドへ抜け出し、そのパスを受けた佐々木がさらに高い位置へ仕掛け、右コーナーキックに。
キッカーの藤井が右足でボールを入れると、柏村が合わせますが、枠はとらえられず。
直後には、左サイドに展開。陶山の縦パスを間で受けた関が、エリア正面を突くパスを入れると、佐々木が迫りますが、横浜FC戸塚の守備も集中しており、シュートまではいけず。
さらにエリア左へステンパーが抜け出し、仕掛けていきますが、GK1がセーブ。
ステンパーがボールをキープし、柏村や陶山も高い位置をうかがい、攻めを試みていくフロンターレ。一方の横浜FC戸塚は32分にはエリア外右で3がミドルシュートを打つなどしますが、決定的なものにはならず。
1本目は0-0でタイムアップとなります。
2本目、フロンターレは1本目と同様に、GK43斎藤准也、最終ラインは右から27柏村涼太、29佐藤壱隆、35楠田遥希、26陶山響、ボランチは31関徳晴、32藤井漣祐、トップ下40木村重成、右に30佐々木雄基、左に37山田留偉、前線には39ステンパールカ大翔。
立ち上がりから柏村が高い位置へ出ていくなどしていくフロンターレ。横浜FC戸塚も、左コーナーキックを得るなどし、両者の攻防が続いていきます。
それでも関や佐藤らがうまくボールをものにするなど、次第に自分たちでボールを動かす時間を増やしていくフロンターレ。右サイドを柏村が仕掛けるなど、相手陣内で時間をつくっていくと、9分には陶山が左サイドの高い位置へ、クロスを入れると、正面へ木村が迫りますが、シュートにはつながらず。
さらに関や藤井、楠田や斎藤も加わって、ボールを動かしていくと、11分には柏村の縦パスを呼び水に、ステンパーがエリア右へ、シュートを打つと、これが決まり、1-0。ついにフロンターレがゴールをものにします。
フロンターレはさらに高い位置から連動してボールをものに。奪われても素早い寄せで奪い返していきます。
15分には、佐藤が高い位置でカットし、そのパスから木村が仕掛けていき、左コーナーキックに。藤井がボールを入れると、こぼれ球を拾ったステンパーがシュートを打ちますが、横浜FC戸塚の選手に当たり、ボールはポストへ。
今度は左コーナーキックとなり、藤井がボールを入れ、セカンドボールを拾ったフロンターレは、藤井の左クロスから、最後は正面で木村がシュートを打ちますが、わずかに左。
直後には柏村から佐々木とつなぎ、佐々木が高い位置で折り返しますが、横浜FC戸塚はクリア。
フロンターレはさらにセカンドボールを多くものにし、関や藤井、佐藤や柏村、楠田、時には斎藤も加わりながら、ボールを動かしていきます。
飲水タイムをはさんで21分にはフロンターレは、GK43斎藤准也、最終ラインは右から29佐藤壱隆、24ペイシェンス海翔、25林駿佑、26陶山響、ボランチは34平塚隼人、35楠田遥希、トップ下40木村重成、右に42恩田裕太郎、左に36平内一聖、前線には30佐々木雄基。
22分には、左からの折り返しに、エリア右、恩田が抜け出し、ゴールネットを揺らしますが、オフサイド。それでもメンバーが代わってもフロンターレがチャンスをつくっていきます。、
23分には、ペイシェンスから木村とつながり、木村の左サイドを突くパスに、平内が抜け出し、仕掛けていきますが、横浜FC戸塚の守備に遭いシュートまではいけず。
横浜FC戸塚も、25分には右コーナーキックを得ると、19が合わせますが、左へ外れていきます。
すると25分、フロンターレは右からの攻めに、佐藤が高い位置へ抜け出し折り返すと、エリア正面の選手たちはスルー。エリア左、木村が抜け出し、シュート。いったんは防がれるも、こぼれ球を木村が決めて、2-0。好連係で突き放します。
直後には楠田がボールを奪い、左へ展開。陶山が仕掛け、折り返すなど、さらにフロンターレは攻勢に。
27分には、左サイドを仕掛けた陶山が折り返すと、ボールは右サイドへ。今度は恩田が折り返し、左サイドへ流れたボールを拾った陶山が折り返すと、正面で木村がシュートを打ちますが、上に。
フロンターレはさらに平塚の縦パスに、佐々木がエリア左へ抜け出し、右コーナーキックに。平塚が左足でボールを入れると、遠いサイド、楠田やペイシェンスが迫りますが、さわることはできず。
一方の横浜FC鶴見も28分には高い位置でボールをカットし、19がエリア右へ仕掛けますが、陶山がブロック。右コーナーキックとなり、横浜FC戸塚は、こぼれ球を拾いシュートを打ちますが、斎藤がセーブ。
楠田や平塚、木村らが多く触れ、恩田が高い位置で仕掛けるなどしながら、攻めていくフロンターレ。32分には、正面やや左へ抜け出した佐々木が鋭い仕掛けを見せ、エリア内左、あまり角度のないところからシュートを打つとこれが決まり、3-0。ピッチ脇で見守っていた選手たちもどよめく鮮やかなゴールで突き放し、2本目は3-0でタイムアップとなります。
3本目、フロンターレはGK21松澤成音、最終ラインは右から29佐藤壱隆、24ペイシェンス海翔、25林駿佑、26陶山響、ボランチは34平塚隼人、35楠田遥希、トップ下40木村重成、右に42恩田裕太郎、左に36平内一聖、前線には30佐々木雄基。
立ち上がり、左サイドで平内、陶山の連係から相手陣内で時間をつくるなどしていくフロンターレ。2分には、平内とのパス交換から陶山が高い位置へ抜け出し、左サイドからエリア正面へボールを送ると、抜け出した佐々木が、GK16もかわし、シュートを打ちますがボールはサイドネットに。
さらにフロンターレは、パス交換から平塚もエリア内へ飛び出すなどし、左サイドで木村や楠田、陶山や平内がボールをテンポよく動かすなど、相手陣内で時間をつくっていきます。
4分には左サイドで横浜FC戸塚がボールをカット。24が仕掛けていきますが、ペイシェンスが粘り強く守り、シュートまではいかせず。
再び攻めに転じたフロンターレは、5分には、ペイシェンスのパスを間で受けた楠田から左へ展開。陶山へつながり、陶山がクロスを入れると、遠いサイドで恩田が折り返しますが、横浜FC戸塚も守っていきます。
ボールを奪われても木村がすばやく奪い返すなど、いい距離感でプレーを重ねていくフロンターレ。9分には木村から左に展開し、陶山のパスに、佐々木が抜け出しますが、オフサイド。
さらに11分には、高い位置で佐々木、恩田が連動してプレス。正面で奪った恩田がシュートを打ちますが、GK16が好セーブ。惜しくも決まりませんでしたが、高い位置からの守備でチャンスをつくっていきます。
12分には、平塚の左サイドを突くパスに平内が抜け出し、平内から受けた陶山が左クロス。しかし、GK16がセーブ。
フロンターレはここで5人を交代。佐藤に代わり27柏村涼太、陶山に代わり31関徳晴、楠田に代わり32藤井漣祐、木村に代わり37山田留偉、佐々木に代わり39ステンパールカ大翔が入り、平内がトップ下、山田が左に。
フロンターレは、関のパスをうまく平内が間で受けるなどし、松澤や林、ペイシェンスも多く触れながら前へ。林のフィードをステンパーがおさめるなどしながら、時間をつくっていきます。
24分には山田から受けた関が、正面へ持ち込み右へ展開。柏村につながり、柏村がクロスを入れると、ステンパーがエリア正面やや右でシュート。1-0に。
一方の横浜FC戸塚も26分には、高い位置で15がカット。正面やや左でシュートを打ちますが右へ。
ふたたびテンポよく動かしていくフロンターレ。28分にはステンパーのパスに、恩田がエリア右へ。仕掛けて右コーナーキックとなり、平塚がボールを入れ、セカンドボールを正面で平内が拾い、ふたたび右へ展開。エリア正面へ持ち込んだ平塚がシュートを打ちますが、左に。
30分には平内の左を突くパスに、山田が抜け出しますが、横浜FC戸塚も、粘り強い守りを見せ、シュートまではいけず。
フロンターレはさらに横浜FC戸塚がエリア前に迫る場面でも、ペイシェンスが強さを見せ、林のサイドチェンジを、恩田が高い位置でおさめるなど、ピッチの幅を使って、攻めを試みていきます。
3本目はタイムアップとなり、1-0。フロンターレは計4-0でこの日の練習試合を終えることになりました。
関東ユース(U-15)サッカーリーグが始まるまで、どんなチームになるのか、とても楽しみにしています。
1本目:0-0
フロンターレのメンバー:43斎藤准也、27柏村涼太、29佐藤壱隆、35楠田遥希、26陶山響、31関徳晴、32藤井漣祐、40木村重成、30佐々木雄基、37山田留偉、39ステンパールカ大翔
2本目:3-0
得点:ステンパールカ大翔、木村重成、佐々木雄基
フロンターレのメンバー:43斎藤准也、27柏村涼太、29佐藤壱隆、35楠田遥希、26陶山響、31関徳晴、32藤井漣祐、40木村重成、30佐々木雄基、37山田留偉、39ステンパールカ大翔
交代:柏村→24ペイシェンス海翔 藤井→25林駿佑 関→34平塚隼人 ステンパー→42恩田裕太郎 山田→36平内一聖
3本目:1-0
得点:ステンパールカ大翔
フロンターレのメンバー:21松澤成音、29佐藤壱隆、24ペイシェンス海翔、25林駿佑、26陶山響、34平塚隼人、35楠田遥希、40木村重成、42恩田裕太郎、36平内一聖、30佐々木雄基
交代:佐藤→27柏村涼太 陶山→31関徳晴 楠田→32藤井漣祐 木村→37山田留偉
(文中敬称略)
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こんにちは以前フロンターレU-12に所属していた前田陽向の父親です。
1/30当日、ネット裏で挨拶させていただきました。陽向の弟が対戦相手の横浜FCU-15に入っています。
で、対戦相手が「横浜FC鶴見」となっておりますが「横浜FC戸塚」の間違いです。
出来れば訂正お願いします。
では失礼いたします。
前田様
大変失礼しました。そしてご指摘ありがとうございます。
ただちに修正させていただきました。
前田陽向くん、懐かしいです。U-12在籍時に記事を書かせていただき、ありがとうございました。