桐蔭横浜大学 – YSCC / 天皇杯神奈川県予選準決勝


不安定な天気が続き,この日も小雨が断続的に降り続くなか,第102回 天皇杯神奈川県予選 準決勝がレモンガススタジアム平塚にて開催されました。SC相模原がエスペランサを2-0と下して決勝へ駒を進めた第1試合から1時間後,近年関東大学サッカーリーグでも存在感を示している桐蔭横浜大学と,J3のYSCCが第2戦で相見えました。

桐蔭横浜大学のスターティングメンバーはGK1 北村海チデイ,DFは右から2 羽田一平,30 鍋田純志,3 中野就斗,13 五十嵐聖己,中盤はボランチに5 高吉正真,8 山内日向汰,右に15 楠大樹,左に10 水野颯太,FWは9 山田新,11 寺沼星文となりました。川崎フロンターレアカデミー出身の山田,高吉,山内は揃ってスターティングメンバーとなりました。

対するYSCCのスターティングメンバーはGK40 石井僚,DFは2 花房稔,3 宗近慧,4 土館賢人,14 菊谷篤資,MFに19 和田幹大,22 松井大輔,10 柳雄太郎,32 古宿理久,FWに5 宮内寛斗,24 林友哉。川崎フロンターレに所属する脇坂泰斗を兄にもつ34 脇坂崚平はこの日はベンチ外となりました。

ちょうど小雨が止んだタイミングでキックオフとなった試合,最初にボールを握ったのはYSCC。
3分,19 和田幹大がペナルティエリア右寄りでボールを受けるとそのままシュート。しかしこのシュートは枠外へ。
4分,14 菊谷篤資の折返しからFW24 林友哉へのボールが収まると,反転してシュート。これはクロスバーをかすめて上へ外れます。
しかし6分,左からビルドアップしてきた5 宮内寛斗から中央で待つ林にボールが通ると,林は冷静にゴール隅へボールを送ってネットを揺らしゴール。試合開始早々,スコアが動きます。

対する桐蔭横浜大学は11分,3 中野就斗が中盤の底でインターセプトすると,そのままドリブルで持ち上がり並走してきた10 水野颯太へ。水野はペナルティエリア内へ切り替えしてシュートを放ちますが,これはYSCC DFにコースを限定され枠外へ。
更に12分,右サイドを駆け上がった2 羽田一平のスルーパスに9 山田新が抜け出すもこれはオフサイド。

16分にはYSCC。左サイドで菊谷がボールを持つと,アーリークロスに合わせたのは林。ヘディングで枠を捉えますが,これは桐蔭横浜GK1 北村海チデイがセーブ。
対して桐蔭横浜は20分,15 楠大樹のクロスはクリアされますが,こぼれ球に詰めた山田がシュートを放つも枠を捉えず。
リスタートからのチャンスはYSCC。林が中央でキープし落ち着いて菊谷に落とすと,これをダイレクトでシュート。しかしこれはクロスバーに阻まれます。
24分,桐蔭横浜の攻撃。後方からのパスを中央で受けた水野がフリック出前を向くと,ドリブルで前進し11 寺沼星文とワンツーで抜け出しシュートを放つもこれはYSCC GK40 石井僚ががっちりキャッチ。

25分,ゴールに向かって左サイド,距離のある位置でFKを得た桐蔭横浜。キッカーは8 山内日向汰。長く山なりのボールをファーサイドに入れると,競り合いを制した寺沼が逆サイドに強くヘディング。これがゴール左サイドに突き刺さりゴール。1-1。試合を振り出しに戻します。

前半の中盤になり勢いを増してきた雨。試合は膠着状態になっていきます。

28分,桐蔭横浜はFKのくずれから13 五十嵐聖己がシュートを放ちますがうまく枠を捉えられず。
更に29分,山内が自陣深くからドリブルでボールを運び,左へのスルーパスに抜け出した水野がシュートを放ちますがこれはGKがセーブ。
立て続けに30分,中野がインターセプトから持ち上がってミドルシュートを放ちますがこれもGKへ。

対するYSCCは36分。32 古宿理久が右サイドからのクロス。林が収めようとしますが,ここは桐蔭横浜30 鍋田純志がブロック。チャンスを与えません。
40分にもYSCC。宮内が左サイドからクロスを上げると,中央で林が頭で合わせ枠を捉えますが,これはGK正面。
更に10 柳雄太郎がペナルティエリア外からミドルシュートを放ちますが,立て続けにGK北村がセーブし得点を与えません。
ここで前半が終了。勝負は後半に持ち越されます。

後半,YSCCは選手交代。14 菊谷,22 松井に代わって7 神田夢実,27 古山蓮が入ります。
まずチャンスを作ったのはYSCC。7 神田が左サイドから中央へドリブルでボールを運ぶと,DFとのギャップを狙ってシュート。しかしこれはゴール右に外れます。
対する桐蔭横浜は山内のFKから中野がヘディングでゴールを狙いますが,これはゴール左へ。
ここでYSCCにアクシデント。後半から出場していた神田が足を痛め交代を余儀なくされます。代わって入ったのは20 田場ディエゴ。

12分,桐蔭横浜は山内が抜け出したところをファウルで止められFKを獲得。これをけるのはもちろん山内。中央やや右で待つ山田の頭には当たりますが,コントロールが効かずゴール右へ。更に18分,山内のスルーパスに水野が抜け出そうとしますがこれはDFにブロックされます。
19分にも桐蔭横浜。羽田のクロスに反応した寺沼でしたが,DFとのやりとりでうまく態勢を整えられず。
しかし直後の21分,羽田のパスがオーバーラップしてきた楠に渡ると,中央への低い弾道のクロスは水野のスルーを経て五十嵐へ。ダイレクトではなったシュートはゴール左隅へ。桐蔭横浜が逆転に成功します。

後半ここまでなかなかチャンスを作れないYSCCは23分,林がペナルティエリア内でドリブルからDFをかわしてシュートを放ちますがこれはGKの正面。
26分,桐蔭横浜は3選手を同時に交代。8 山内,11 寺沼,15 楠に代わって7 笠井佳祐,16 左部開斗,19 国谷敦史が入ります。

29分,YSCCは和田から13 河邉駿太郎とつないでクロス。しかしこれは味方には届かず。
逆に桐蔭横浜は32分,16 左部開斗が中盤をドリブルで持ち上がり,うまくDFをかわしてシュートを放ちますがGK正面。
33分,YSCCは柳がつくって最後は河邉がシュートをうちますが,これは枠外へ。なかなか同点ゴールとはなりません。
しかし迎えた37分,YSCCは柳のクロスにファーサイドで合わせたのは20 田場ディエゴ。叩きつけるヘディングでシュートを突き刺し,同点に。試合が再び振り出しに戻ります。

この間,桐蔭横浜は5高吉,10 水野に代わって28 神田洸樹,32 久永瑠音,YSCCは24 林に代わって28 ベベニョン日高アレクサンドルが交代出場。
示されたアディショナルタイムは4分。

このまま延長戦に突入するかと思われた47分,左サイドでのスローインを得た桐蔭横浜は五十嵐がロングスロー。左部が受けて五十嵐に戻すと,五十嵐からのクロスをファーで折り返したのは羽田。そしてゴール前で28 神田洸樹が頭で押し込み勝ち越し。喜びを爆発させます。

最終盤,YSCCにCKのチャンスがありましたがこれは実らず。
3-2で桐蔭横浜が勝利し,5/8(日)にニッパツ三ツ沢球技場で行われるSC相模原との決勝へと駒を進めました。

桐蔭横浜 – YSCC
前半 1-1
後半 2-1
合計 3-2

写真はなつこさんからいただきました。いつもありがとうございます!


 

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