ファジアーノ岡山 – 水戸ホーリーホック / J2第14節


川崎フロンターレU-15から星稜高校、中央大を経て、今季水戸ホーリーホックに加入した髙岸憲伸。

4月10日、高校時代を過ごし“第二の故郷”ともいえる金沢市の石川県西部緑地公園陸上競技場でのツエーゲン金沢戦でJリーグ初出場を果たし、その後の試合でも出場を重ねています。

5月4日、シティライトスタジアムで行われたJ2リーグ第14節、ファジアーノ岡山 vs 水戸ホーリーホックでは、2-0と岡山がリードした後半22分からピッチへ。

中央でパスの出し手になるだけではなく、両サイドや時にはエリア内へ顔を出し、ゴールに向かっていき、同点を、そして勝利を目指していく水戸のために奮闘していきました。

後半44分には、髙岸から右へ展開し、ボールは黒石貴哉へ。高い位置からゴール前に速いボールが入ると、椿直起が決めて、2-1に。


その後も左サイドからのクロスに、エリア内へ飛び出すなど、献身的にプレーを重ねていきました。

試合はそこからスコアは動かず、岡山が2-1で勝利。

チームとして目指していたものには、届かなかったかもしれませんが、苦しい展開に、流れを変えるため、ピッチに立つ場面を見られたことに、これからが楽しみになるものがありました。

 

また、この試合では、元フロンターレのタビナス・ジェファーソンもベンチ入り。

前半43分にチアゴ・アウベス、後半9分にはハン・イヴォンと岡山がゴールを決めた場面では、真っ先にピッチの脇に飛び出していき、声をかけてチームを鼓舞。

後半31分に交代でピッチに立つと、最終ラインだけではなく、終盤には前線に上がり、中央や左サイドに流れて攻撃の起点に。

ピッチ内外で闘志あふれるその姿を見られたことは、しあわせなものがありました。

 

現在18位と波に乗り切れていない水戸ですが、この日の序盤は、上位につける岡山と攻守の切り替えの良さから拮抗した試合を演じるなど、ポテンシャルを秘めているようにも思えました。

そんな水戸のなかで、髙岸、そしてタビナスが、そのプレーでチームを浮上させる原動力となりますように。

そして、水戸を応援する人々に大きな喜びをもたらしていきますように。

これからも、応援しています。

 


【J2リーグ第14節 ファジアーノ岡山 vs 水戸ホーリーホック】

5月4日(水)午後2時キックオフ シティライトスタジアム 晴れ 7629人

前半1-0 後半1-1 計2-1

得点:チアゴ・アウベス、ハン・イヴォン(岡山) 椿直起(水戸)

 

 

 

ベンチスタートの髙岸憲伸選手
元フロンターレのタビナス・ジェファーソン選手も控えに入った
試合前練習後、片づけを手伝う髙岸憲伸選手
ファジアーノ岡山のマスコット、ファジ丸は元気いっぱい
ファジアーノ岡山の先発メンバー
水戸ホーリーホックの先発メンバー
7,000人超の観客が集まったシティライトスタジアム。水戸のサポーターたちもつどった
失点をしたシーンでは、進んで鼓舞する姿が印象的だったタビナス・ジェファーソン選手
出場に臨む髙岸憲伸選手

タビナス・ジェファーソン選手も途中出場

髙岸憲伸選手が右に展開
右からの折り返しを椿直起選手が決め水戸が1点を返す

終盤は前線でプレーしたタビナス・ジェファーソン選手
髙岸憲伸選手もエリア内へ積極的に飛び出した
タイムアップ。勝利したのはファジアーノ岡山

試合後ガンバ大阪でのチームメート、岡山の白井陽斗選手と再会を喜ぶタビナス・ジェファーソン選手
シーズンは続いていく

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