多くのフロンターレアカデミーの選手たちが出場するなどした2021年の大学サッカーリーグ。この記事では、そうした選手たちのシーズンを振り返ってみたいと思います。
【東北大学サッカーリーグ1部】
1位 仙台大
DF5 伊従啓太郎 (4年) フロンターレU-18
出場 4試合 先発 3試合 途中出場 1試合 1ゴール 1アシスト
東北大学サッカーリーグ1部を制した仙台大では、伊従が4試合に出場。うち先発は3試合、途中出場は1試合。1ゴールと1アシストを記録しました。
伊従は、2022年シーズンはカマタマーレ讃岐への加入が決まり、フロンターレU-18では2年先輩の長谷川隼とチームメートとなります。
【関東大学サッカーリーグ1部】
5位 早稲田大
DF25 / DF12 森璃太 (2年) フロンターレU-18
出場 15試合 先発 12試合 途中出場 3試合 SUB 3試合 3アシスト
DF35 / DF 22 神橋良汰 (1年) フロンターレU-18
出場 2試合 先発 1試合 途中出場 1試合 SUB 2試合
DF44 島崎元 (3年) フロンターレU-18
5位の早稲田大では、森が15試合に出場。うち先発は12、途中出場は3、アシストは3。右SB、あるいは左SBとして出場を重ねていきました。
神橋は、前期途中に追加登録選手に名前をつらね、第10節の法政大戦に森との交代で初出場。そののち、1試合に先発出場しました。
東京都社会人サッカーリーグ1部が主戦場となった島崎は、後期の終盤に追加登録選手に名前をつらねました。
6位 筑波大
MF8 池谷祐輔 (4年) フロンターレU-18
出場 6試合 先発 2試合 途中出場 4試合 SUB 5試合
6位の筑波では、池谷が6試合に出場。うち先発出場は2、途中出場は4。全日本大学サッカー選手権でも途中出場しました。
8位 順天堂大
DF5 小川真輝 (4年) フロンターレU-18
出場16試合 先発 8試合 途中出場 8試合 SUB 2試合 1アシスト
8位順天堂大では、小川が16試合に出場、うち先発は8、途中出場は8、アシストを1記録。チームのキャプテンを務めました。
9位 桐蔭横浜大
GK1 早坂勇希 (4年) フロンターレU-18
出場 19試合 先発 19試合
DF5 高吉正真 (3年) フロンターレU-18
出場22試合 先発 22試合
MF24 山内日向汰 (2年) フロンターレU-18
出場 20試合 先発 19試合 途中出場 1試合 2ゴール 7アシスト
FW9 山田新 (3年) フロンターレU-18
出場 22試合 先発 19試合 途中出場 3試合 6ゴール 2アシスト
9位の桐蔭横浜大では、早坂は19試合に先発出場。早坂はフロンターレに加入内定。
高吉はリーグ戦22試合すべてに先発出場。
山内は、先発19、途中出場1の計20試合に出場し2ゴール7アシストを記録。関東大学サッカーリーグ1部のアシスト王として表彰されることに。
また、山田は先発19、途中出場3の計22試合に出場し、6ゴール2アシストを記録しました。
10位 拓殖大
MF16 浅倉廉 (2年) フロンターレU-15→静岡学園
出場16試合 先発 7試合 途中出場 9試合 1ゴール 2アシスト
昨季1部で2位になり、今季久しぶりの1部の舞台に戻ってきた拓殖大では、浅倉が先発7、途中出場9の計16試合に出場。
1ゴール2アシストは、拓殖大が1部残留を争っていた終盤の第21、第22節に記録したもの。1部参入プレーオフ、東京学芸大戦にも先発し、拓殖大の1部残留に貢献しました。
12位 慶應義塾大
MF20小澤星夜 (2年) フロンターレU-15→慶應義塾高校
出場 1試合 途中出場 1試合 SUB 3試合
MF36/MF32 茅野優希 (1年) フロンターレU-15→慶應義塾高校
出場 1試合 途中出場 1試合 SUB 1試合
GK41 川合我空 (1年) フロンターレU-18
SUB 1試合
12位の慶應では、前期のみの登録となった小澤が第1節に途中出場。また、茅野は第11節に途中出場。後期になって追加登録に入った川合は、第18節の明治大戦で控えに入りました。
【関東大学サッカーリーグ2部】
2位 東洋大
MF13 桝谷岳良 (4年) フロンターレU-18
出場 3試合 先発 1試合 途中出場 2試合 SUB 5試合
2位になり、1部昇格を決めた東洋大では、桝谷が3試合に出場。第1節では先発、ほかの2試合は途中出場でした。
4位 日本体育大
MF11 大曽根広汰 (4年) フロンターレU-18
出場 19試合 先発 19試合 4ゴール 2アシスト
MF28 鈴木大登 (1年) フロンターレU-18
出場 1試合 途中出場 1試合
4位となった日本体育大では、大曽根が19試合に先発し、4ゴール2アシストを記録。大曽根は来季ベガルタ仙台に加入が内定しています。
また鈴木は前期のみ出場選手登録され、第1節に途中出場しました。
5位 中央大
MF10 髙岸憲伸 (4年) フロンターレU-15→星稜
出場 20試合 先発 19試合 途中出場 1試合 4ゴール2アシスト
DF12 新井秀明 (4年) フロンターレU-18
出場 19試合 先発 17試合 途中出場 2試合 SUB 2試合 1ゴール
FW22 有田恵人 (2年) フロンターレU-18
出場 19試合 先発 4試合 途中出場 15試合 3ゴール 3アシスト
5位中央大では、髙岸が先発19、途中出場1の計20試合に出場し4ゴール2アシスト。また、新井は先発17で途中出場は2の計19試合に出場。1ゴールは髙岸のアシストによるもの。
有田は4試合に先発し15試合は途中出場。第9節でヘディングにより初ゴールを決めたのを皮切りに計3ゴール、3アシストを記録しました。
髙岸は水戸ホーリーホックへの加入が決まりました。
6位 関東学院大
MF11/MF35 西牧蓮 (3年) フロンターレU-12→横浜FC鶴見ジュニアユース→桐光学園
出場 7試合 途中出場 7試合 SUB 1試合
6位の関東学院大では、西牧が7試合に出場。すべて途中出場でした。
8位 日本大
DF26 栗田悠巨 (2年) フロンターレU-18
出場 8試合 先発 5試合 途中出場 3試合 SUB 6試合
8位の日本大では栗田が先発5、途中出場は3の計8試合に出場しています。
9位 産業能率大
FW26 猪狩祐真 (1年) フロンターレU-15→日大藤沢
出場 6試合 途中出場 6試合 SUB 1試合
9位の産業能率大では、後期になり登録された猪狩が6試合に出場。すべて途中出場によるもの。
総理大臣杯の予選を兼ねた「アミノバイタル®」カップでは、2回戦の筑波大戦でトップチーム初出場すると決勝ゴールを決めるなど、産業能率大の初優勝に貢献しました。
12位 神奈川大
MF2 三本木達哉 (4年) フロンターレU-15→流通経済大柏
出場 16試合 先発 13試合 途中出場 3試合 SUB 1試合
MF16 藤田雄士 (4年) フロンターレU-15→市立船橋
出場 18試合 先発 10試合 途中出場 8試合 SUB 2試合
12位の神奈川大では、三本木が先発13、途中出場3の計16試合、藤田は先発10試合、途中出場8試合の計18試合に出場。ともにMF登録ですが、DFとして出場する機会が多いシーズンとなりました。
三本木はアルビレックス新潟シンガポールへの加入が決まりました。
【東海学生サッカーリーグ1部】
1位 東海学園大
MF13 常安澪 (2年) フロンターレU-18
出場 10試合 先発 7試合 途中出場 3試合 SUB 1試合 2ゴール 1アシスト
東海学生サッカーリーグ1部を制した東海学園大では、常安が先発7、途中出場3の計10試合に出場し、2ゴール1アシストを記録。出場機会のなかった1試合でも控えに入り、11試合行われたリーグ戦すべてでメンバーに入りました。
5位 静岡産業大
FW9 服部功汰 (3年) フロンターレU-12→多摩大目黒中→多摩大目黒高
出場 11試合 先発 6試合 途中出場 5試合 1アシスト
5位静岡産業大の服部は、先発6、途中出場5の計11試合に出場。1アシストを記録しました。
【北信越大学サッカーリーグ1部】
2位 新潟経営大
MF12 鈴木大翔 (3年) フロンターレU-15→東京実業高
出場 17試合 先発 15試合 途中出場 2試合 7ゴール 2アシスト
北信越大学サッカーリーグ1部の2位新潟経営大では、鈴木が先発15、途中出場2の計17試合の出場。7ゴール2アシストを記録しました。
【関西学生サッカーリーグ1部】
9位 立命館大
MF33 戸水利紀 (1年) フロンターレU-18
出場 23試合 先発 23試合 2ゴール 1アシスト
関西学生サッカーリーグ1部で9位となり1部残留を決めた立命館大。戸水はリーグ戦24試合中23試合に出場。
すべて先発メンバーに名前をつらね、2ゴール1アシストを記録しました。
【東京都大学サッカーリーグ1部】
1位 上智大
FW10 池田総一郎 (4年) フロンターレU-15→川和
出場 17試合 先発 16試合 途中出場 1試合 12ゴール
東京都大学サッカーリーグ2部を制し、1部昇格を決めた上智では、池田が先発16、途中出場1の計17試合に出場。12ゴールを決め、2部の得点王となりました。
7位 創価大
DF5 鈴木康平 (1年) フロンターレU-15→創価高
出場 18試合 先発 18試合 2ゴール
7位創価大の鈴木康平はリーグ戦18試合すべてに先発、2ゴールを記録しました。
2021年の川崎そだちの記事は、これにて、おしまいとなります。
今年は3月に名古屋へ転勤となりましたが、新型コロナウイルスの影響も受けるなか、できる範囲で活動を続けることができました。
今年も試合会場などで多くの方々にあたたかく迎えられた一年でした。
2022年がより良い一年となりますように。
つたない文章を読んでいただき、ありがとうございました。
(文中敬称略)
※神奈川大の藤田雄士は12月28日にブラウブリッツ秋田、中央大の新井秀明は1月6日に福島ユナイテッドFCへの加入がそれぞれ発表されました。
※順天堂大の小川真輝は2月1日、テゲバジャーロ宮崎への加入が発表され、フロンターレU-12時代に指導を受けた髙﨑康嗣監督のもとで、ふたたびプレーすることになりました。
※筑波大の池谷祐輔は、2022年よりフロンターレのスクールコーチになることが決まりました。コーチとしてどんな選手を育てていくのか、見られることをとても楽しみにしています。
※東洋大の桝谷岳良は、3月11日、九州リーグのヴェロスクロノス都農への加入が発表されました。
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今年もお忙しい中、遠征や記事ありがとうございました。
来年も記事を楽しみにしております。
ありがとうございます! 今年もよろしくおねがいします。今年も多くのプレーを見られることを楽しみにしています。