プレミアリーグEASTは1カ月近い中断を経て、再開を迎え、6月24日、川崎フロンターレU-18は、横浜F・マリノスユースとの一戦に臨みました。
【川崎フロンターレU-18 プレミアリーグEAST第9節 vs 横浜F・マリノスユース】
6月24日(土) 午後2時キックオフ 川崎フロンターレ麻生グラウンド くもり一時晴れ 194人
今季初めての麻生グラウンドでの開催となったプレミアリーグEAST。
第8節の旭川実業戦を9-0で勝利したフロンターレU-18は、ここまで4勝3分け1敗。
先発はGKゲームキャプテンの16菊池悠斗、最終ラインは右から江原叡志、20山中大輝、30林駿佑、4元木湊大、ボランチは25矢越幹都、10尾川丈、右MF22加治佐海、左MF7志村海里、トップ下28香取武、前線には9岡崎寅太郎。
タイで行われているU-17アジアカップにU-17日本代表のメンバーとして、臨んでいるDF土屋櫂大、DF柴田翔太郎は不在。1年生の林がプレミアリーグ初先発に。
マリノスは、ここまで3勝2分け3敗。
先発は、GK1福井大次郎、最終ラインは右から3舩木大輔、キャプテンの4畑野優真、6埜口怜乃、5池田春汰、ボランチは27上西遥喜、14德田佑真、右MF17飯村太基、左MF7白須健斗、トップ下11濱田心太朗、前線には12大當侑、
こちらも、U-17アジアカップのため、MF望月耕平が不在。
フロンターレとマリノスは、昨年4月の第4節(麻生グラウンド)ではフロンターレが3-1で勝利。11月の第21節は4-4で引き分けています。
この日の麻生グラウンドは、湿度が上がり、じっとりと汗が出てくるような蒸し暑さに。
それでも、選手の家族らに加え、多くの両チームのサポーターらが集まり、多くの幕を出して、選手らを後押しするいい雰囲気をつくるなか、キックオフの時を迎えました。
立ち上がり、ともに最終ラインから組み立てる姿勢を見せるフロンターレとマリノス。
フロンターレは、菊池や山中、林が多く触れ、長いボールに加治佐が高い位置へ動き出すなどしながら、攻撃の糸口を探りにいきます。
マリノスも、福井や畑野、埜口がかかわり、右サイド、舩木が前線へフィード。しかし、林が対応。
フロンターレがエリア前で回していこうとするところを狙って、パスをカットしていきますが、ここでも林がカバー。
次第にフロンターレが、林や山中、志村や加治佐も中央に顔を出しながら、ボールを動かす時間を増やしていきます。
矢越や尾川が間に顔を出し受け、左サイドの元木が浮き球を正面へ入れ、前線での香取、岡崎の連係からゴール前に迫っていくフロンターレ。
6分には、元木のスルーパスに、岡崎が左サイド、高い位置へ抜け出し、クロス。エリア内、飛び込んだ加治佐がヘディングシュート。
ここはマリノスの守備に遭い、ゴールとはなりませんでしたが、セカンドボールをものにしたのはフロンターレ。右に展開し、江原が高い位置へ。マリノスも、そこを狙って、カットするも、尾川が体を張り、前には行かせずに対応していきます。
マリノスが、右サイドに浮き球を入れていく場面では、元木が対応。中へ寄った加治佐がセカンドボールをものにしていきます。
9分には、マリノス、中央の上西から右へ展開。いったんはフロンターレがカットするも、奪い返したマリノスは、舩木がエリア外右へ。
舩木は正面へ折り返そうとしますが、林が体を張り、ブロック。落ち着いた、いい対応を見せていきます。
11分には、畑野から左へ展開。池田が高い位置からスルーパスを送ると、エリア外左、濱田がシュート。しかし、上に。
さらにマリノスが、フロンターレが間に付けるところを狙い、カット。そこから前に出ようとしますが、林がカット。
林のパスを、間で香取が受け、これに対してマリノスはファール。主審はアドバンテージを取り、岡崎がエリア外正面へ。
岡崎のパスに、加治佐がエリア右へ。ここは、マリノスの埜口が粘り強く対応し、シュートにこそいけませんでしたが、守備から攻撃へ、切り替えの良さを見せていきます。
マリノスは、さらに畑野、埜口が開いて、間にボールをつけていきますが、フロンターレは矢越が足を伸ばして、ブロックするなどし、マイボールに。
再び最終ラインで動かし、林のサイドチェンジを、右に開いた江原がおさめ、江原から受けた加治佐が高い位置へ仕掛けていくなどしていきます。
17分には、林が前線へフィードを送ると、セカンドボールを拾った矢越はスルーパス。これに加治佐が正面へ抜け出しそうになりますが、マリノスも集中したいい守りを見せていきます。
それでも、ボールを保持していくのはフロンターレ。香取や加治佐、志村も中央に顔を出し、奪われても、岡崎がプレスバック。
左サイド、下がり目に開いた元木の浮き球に、志村が斜めの動き出しを見せるなどして揺さぶっていきます。
20分には、マリノス、中央で德田がカットし、右に展開するも、奪い返したフロンターレは、右サイドに展開。高い位置へ開いた江原が正面へ折り返すも、マリノスはクリア。
コーナーキックのセカンドボールを拾い、右サイド、香取・加治佐の連係から迫りましたが、最後は香取のファールに。
21分には、マリノス、右に展開。裏を取った飯村が、エリア右へ向かっての仕掛け。しかし、元木が体を張り、カバー。最後は飯村のファールに。
フロンターレはすばやくリスタート。矢越のスルーパスに、香取が正面やや左へ。香取のパスに、岡崎がエリア内右へ抜け出し、シュートを打ちますが、オフサイド。
マリノスも、前線の大當や濱田がおさめるなど起点に。24分には中央でボールをカットしたところから左に展開し、白須が高い位置へ抜け出してきますが、クロスはラインを割り、シュートにはつながらず。
25分には、再びフロンターレ陣内でカット。大當がエリア左へ。しかし、山中が粘り強く寄せていき、シュートは菊池がセーブ。
さらに27分には、マリノス、池田から左サイド、高い位置の白須へ。白須はエリア内へクロス。しかし、元木がしぼってクリアする好対応。
マリノスはさらに福井や畑野、埜口が動かし、持ち上がった畑野が縦に付けていきますが、元木がインターセプト。林につなげ、自分たちで動かす時間につなげていきます。
29分には、元木がフィードを送ると、、セカンドボールをものにし、左サイド下がり目の矢越から正面の尾川へ。尾川はミドルシュートを打ちますが、上に。
マリノスは後ろで組み立てを図りながら、浮き球を入れていきますが、山中が対応。セカンドボールを拾い、加治佐がエリア正面へ。ミドルシュートを打ちますが、左に。
マリノスも直後には、左サイド、下がり目で受けた池田がフィードを入れるも、ここでもエリア前を元木がカバー。
すると、32分フロンターレは山中から右サイド、間で受けた香取へ。香取は後ろにいた江原へ戻すと、江原はクロス。相手に当たり、軌道が少し変わったボールが、エリア内、岡崎へ。
岡崎はヘディングシュート。これが決まり、1-0。
岡崎のリーグ戦10得点目となるゴールで、フロンターレが先制に成功します。
リードを奪ったフロンターレ。林の速いパスを矢越が間で受けるなど、速いパスが間で入るように。
マリノスも、GK福井が正確なキックをエリア前に入れていきますが、林がカバー。
さらにマリノスが中央から持ち込むも、フロンターレはコンパクトにして対応。35分には、自陣で岡崎がカット。右サイドに展開。エリア外右、持ち込んだ加治佐が切り返しを入れると、これに対して、池田がファール。
フロンターレのフリーキックに。
キッカーは加治佐。右足でボールを入れると、エリア左、山中がヘディングシュート。ボールはゴールへ決まりましたが、しかし、副審の旗が上がり、オフサイド。それでも、フロンターレがゴールをおびやかす場面をつくっていきます。
間につけ、そこから前に出ようとするマリノスに対し、粘り強く、あと一歩足を伸ばし、マイボールにする、チーム全体が持つ良さを見せていくフロンターレ。簡単には前に行かせない。そして、強度の高さも見せ、対峙していきます。
37分には、マリノス、畑野から左へ展開。高い位置へ持ち込んでいきますが、加治佐がブロック。
マリノスは、最終ラインに戻し、後ろから組み立てていこうとしますが、フロンターレは岡崎を先頭に前から連動。自分たちのスローインにつなげていきます。
左へ開いた岡崎のパスに、斜めに動き出した志村がエリア前に仕掛けていくなど、相手陣内で時間をつくっていくフロンターレ。
中央で矢越や尾川が動かし、右へ展開。江原から正面へつながり、エリア右へ志村も顔を出すなど、流れの中で立ち位置を変えながら、ゴールへ迫る場面をつくっていきます。
40分には、マリノス、下がり目でおさめた飯室は縦パス、エリア正面へ濱田が動き出しますが、林がカバー。
良い対応を続けていくと、41分には、林がカット。その縦パスを岡崎がおさめ、ボールはエリア右、香取へ。香取はシュートを打ちますが、福井がセーブ。
マリノスも、42分には高い位置で濱田がカット。ボールは右サイド、飯村へ。飯村は右クロスを入れますが、エリア内で山中が対応。
さらにマリノスは、間につけようとしていきますが、山中がカット。山中から尾川へボールが通り、フロンターレが動かす場面につなげていきます。
43分には、マリノス、左へ展開。池田の速いパスは、エリア正面へ。受けた濱田はシュートを打ちますが、枠はとらえられず。
マリノスは44分、濱田に代わり29横山俊介。
さらにマリノスは、GK福井が前線へ正確なボールを供給。ゴールの前に迫りますが、山中が対応。チャンスはつくらせず、前半はタイムアップ。
1-0でハーフタイムへ。
後半フロンターレは、矢越に代わり26齊名優太。齊名はプレミアリーグ初出場。
ここまで、活気あふれるその声で、チームに活力を与えてきた齊名の登場に、ピッチを見下ろす観客席から見守っていた選手たちも盛り上がりを見せます。
立ち上がり、菊池に左サイド、元木。間で齊名や尾川も受け、動かしていくフロンターレ。縦パスに、高い位置へ志村が動き出し、前に出る場面をつくっていきます。
マリノスも、横山がうまくボールをおさめ、起点になろうとしていきますが、フロンターレは尾川が粘り強く寄せ、前に行かせず。
さらにマリノスは、最終ラインの埜口が持ち上がり、左へ展開していきますが、江原が対応。
4分には、德田から、右サイド、間に顔を出した上西につながり、上西の縦パスに、大當が正面へ。大當はシュートを打とうとしますが、元木がブロック。ここでも素晴らしい対応を見せていきます。
フロンターレも、前から連動して奪いに行き、岡崎が高い位置でマイボールに。エリア内へ持ち込む場面をつくり、ボールを競り合う場面では強度の高い寄せ。
ボールをものにした齊名が声を出し、チームに活力を与えていきます。
8分には、マリノス、畑野から間で上西が受け、上西はスルーパス。池田が高い位置へ抜け出し、折り返すと、ニアで大當がシュートを打ちますが、菊池がセーブ。
菊池は素早くリスタート。右サイド、加治佐からエリア右、岡崎へつながり、岡崎は持ち込みますが、マリノスの守備に遭い、シュートにはつながらず。
マリノスも左サイドに展開。攻勢に出ますが、最後は林が対応。さらに浮き球を横山に入れていきますが、ここでも林が対応。林は志村へつなげ、守備から攻撃へのつながりを持たせていきます。
11分には、フロンターレ、志村が左サイドから斜めに持ち込み、ボールは左サイドへ流れた岡崎へ。岡崎はエリア前に持ち出し、正面へパスを送ると、齊名が迫りますが、シュートには行けず。
直後にはマリノス、最終ラインの埜口が前に持ち出し、速いパス。しかし、ここでも山中が対応。
さらに中盤の大西の浮き球に、左サイド、高い位置へ池田が抜け出しますが、池田の折り返しは、山中が対応。
マリノスは、畑野や埜口、間に飯村も顔を出しながら、動かしていきますが、エリア前へのボールに対しては、山中が落ち着いた対応。
山中は岡崎へつなげ、岡崎は左サイドの高い位置へ。エリア左、持ち込んでシュートを打ちますが、福井がセーブ。
さらにマリノスは、右サイドで大當、飯村、船木がかかわって、動かしていきますが、齊名が間でカットしていきます。
15分にはフロンターレ、加治佐が右サイドでボールをカット、江原に預け、エリア外右へ。加治佐はミドルシュートを打とうとしますが、マリノスは体を張った守り。
マリノスも直後には、畑野の裏を突くパスを、横山がおさめ、左へ展開。左サイドからのフィードに、エリア右、飯村が抜け出しますが、オフサイド。
フロンターレは、左サイド、元木の浮き球を間で、香取が受け、そこから左へ開いた岡崎へつながり、岡崎は正面へ仕掛ける姿勢を見せていきます。
18分には、フロンターレ、齊名が中央で縦パスを入れると、セカンドボールを左サイド、下がり目で受けた元木はミドルシュート。これは枠をとらえられませんでしたが、思いきりの良いプレーでゴールをおびやかす場面をつくっていきます。
ピッチ脇で見守っていたキャプテンの濱﨑も、ピッチ上の選手たちに声を出し続けるなど、一体となって戦っていくフロンターレ。
マリノスも、下がり目で受けた大當の縦パスに、横山がエリア内へ向かって動き出していきますが、林が対応していきます。
21分には、フロンターレ、山中から江原、江原から間で尾川が受け、ボールは江原へ。江原のパスに、加治佐が高い位置へ、加治佐は切れ込んで、エリア外右からミドルシュート。しかし、福井がセーブ。
直後にはマリノス、左サイド、池田の縦パスが、エリア左、大當へ。大當はシュートを打ちますが、菊池がセーブしていきます。
すると23分、フロンターレは、マリノスが後ろからつないでいこうとしたところ、岡崎がカット。岡崎は前に持ち出し、ボールは正面の香取へ。
香取がシュートを打つとこれが決まり、2-0。フロンターレに大きな追加点が生まれます。
突き放されたマリノスも、右へ流れて、横山がボールをおさめていきますが、元木が寄せ、前には行かせず。そこから中央の加治佐へつながり、自分たちで動かす場面につなげていきます。
マリノスは、フィードを横山に入れ、さらに起点をつくろうとしますが、林が対応。マイボールにした林は、浮き球のパス。受けた香取が粘り、左へ展開。志村につながり、前に持ち出した志村は、エリア外正面へ。
ミドルシュートは左へそれましたが、ゴールに迫る場面をつくっていきます。
28分には、マリノス、右サイド、下がり目の上西から左サイド、池田へ。池田の縦パスを、正面やや左でおさめた横山は反転からシュート。しかし、枠はとらえられず。
さらにマリノスは、下がり目で横山が受け、右へ展開、高い位置へ飯村が抜け出し、折り返していきますが、林がブロック。
右コーナーキックとなり、池田が左足でボールを入れると、遠いサイドで折り返し。エリア右、埜口がヘディングシュート。しかし、叩きつけたものとはならず、菊池がセーブしていきます。
すると、直後にはフロンターレ。中央の齊名はスルーパス。これに背後を取った香取が、エリア外正面やや左へ抜け出すと、畑野がファール。提示されたのはレッドカード。
マリノスは10人に。
これで得たフリーキック。加治佐は直接右足で狙いますが、枠はとらえられず。
フロンターレはここで加治佐に代わり14岡田泰輝。香取に代わり18八田秀斗。
すると35分にはフロンターレ。うまく間で八田が受け、前に持ち出し、そのパスに、志村がエリア左へ。志村のシュートは枠をとらえられず。
しかし直後にはフロンターレ。山中から八田とつながり、八田のパスに、岡崎がエリア右へ。岡崎がシュートを打つと、こぼれ球をエリア外正面で拾った尾川は左足でミドルシュート。
ボールはゴールのなかへ。フロンターレが突き放します。
マリノスは、德田に代わり28関野愛紀。
38分にはフロンターレ、左サイド、下がり目に下りた八田の縦パスに、岡崎が正面へ。岡崎のパスに、岡田がエリア右へ。岡田は反転からシュート。しかし、福井がセーブ。
フロンターレはさらに交代。志村に代わり8名賀海月が左MF。岡崎に代わり13髙橋宗杜。
数的不利にも、マリノスは右サイド、流れた横山へ預け、起点をつくろうとしますが、フロンターレは名賀が厳しい寄せ。体をうまく入れ、マイボールにしていきます。
40分にはさらにマリノス。下がり目の飯村はエリア右を突くパス。これに関野が抜け出しそうになりますが、菊池がカバーしていきます。
と
スローインの流れから、八田がエリア左へ抜け出していくなど、ゴールへ向かうプレーを続けていくフロンターレ。41分には名賀のスルーパスに、岡田がエリア右へ抜け出しますが、マリノスの守備に遭い、シュートは打てず。
しかし、直後にはフロンターレ。尾川のスルーパスに、八田が正面へ。いったんはマリノスが奪い返すも、高い位置で八田が奪い返し、スルーパスに。岡田がエリア右へ。岡田がシュートを打つとこれが決まり、4-0。
うれしい岡田のプレミアリーグ初ゴールでフロンターレが突き放します。
マリノスはここで飯村に代わり30和田悠青。上西に代わり43浅田大翔。
43分にはマリノスも、右サイドからの攻めに。横山が高い位置から折り返しますが、エリア内を尾川がカバーする好対応。
攻めに転じたフロンターレは八田から右へ展開。江原へつながり、江原から高い位置で受け直した八田は、エリア外右から折り返し。尾川のヘディングシュートは枠をとらえますが、福井がセーブ。
さらに左サイド、名賀のパスに、髙橋宗杜が正面へ、マリノスの守備に遭い、シュートまではいけませんでしたが、フロンターレが相手エリア前で時間をつくっていきます。
44分には、左サイドでのスローインの流れから、八田は左へ展開。名賀が高い位置で浮き球を入れると、エリア内、岡田、髙橋宗杜が迫りますが、福井がセーブ。
マリノスもうまく左サイドへ展開。正面へフィードを入れていきますが、シュートにはつながらず。さらに右サイド、開いた横山がクロス。しかし、菊池がセーブ。
菊池は正面の岡田へつなげ、岡田は右へ展開。開いた江原が、エリア内へ地を這うようなボールを入れると、髙橋宗杜が飛び出しますが、惜しくもさわれず。
マリノスも、フロンターレの攻めをしのいだところから右へ展開。高い位置へ和田が抜け出し、折り返していきますが、名賀がブロック。フロンターレの体を張った守りが際立っていきます。
アディショナルタイム、マリノスは、池田が左サイドの高い位置へ。シュートを試みますが、フロンターレはここでも体を張った守り。
さらに右サイド、高い位置へ迫っていきますが、林がここでもカバー。
試合はタイムアップとなり、4-0。
初スタメンの林。初出場の齊名。さらに初ゴールの岡田。そうした選手たちが活躍し、チームの力がさらに増している―。そう思わされる、うれしい初めてが重なるかたちで、フロンターレは勝利をおさめました。
前半1-0 後半3-0 計4-0
得点:岡崎寅太郎、香取武、尾川丈、岡田泰輝
フロンターレの先発:16菊池悠斗(c) 2江原叡志 20山中大輝 30林駿佑 4元木湊大 25矢越幹都 10尾川丈 22加治佐海 7志村海里 28香取武 9岡崎寅太郎
交代:矢越→26齊名優太 加治佐→14岡田泰輝 香取→18八田秀斗 志村→8名賀海月 岡崎→13髙橋宗杜
控え:1濱﨑知康 3髙橋悠斗
マリノスの先発:1福井大次郎 3舩木大輔 4畑野優真(c) 6埜口怜乃 5池田春汰 27上西遥喜 14德田佑真 17飯村太基 7白須健斗 11濱田心太朗 12大當侑
交代:濱田→29横山俊介 德田→28関野愛紀 飯村→30和田悠青 上西→43浅田大翔
控え:21中嶋陸斗 22古谷真基 9中原彈
◇試合後、先制ゴールの岡崎寅太郎、初出場の齊名優太、ゲームキャプテンの菊池悠斗、初先発の林駿佑の4選手と、長橋康弘監督に話を聞きました。
「チームをプレミアのファイナルに連れていく、という意味では、自分がもっとチャンスを多くつくらないといけない」
〇お疲れさまでした。まずは勝利おめでとうございます。
ありがとうございます。
〇どうですか、この勝利の味は?
そうですね、久々のリーグ戦だったので。リーグ戦が待ち遠しかったので。久々にこうやって勝って。勝ちにつなげることができて、めちゃくちゃうれしいです。
〇個人的には1ゴール、1アシストですかね。
はい!
〇ちょっと1点目振り返ってもらっていいですか?
1点目は右で。あれ、叡志(江原叡志)ですかね。叡志がクロスの体勢に入ったので、 結構叡志もフリーな状態で受けれたので。中に上がってくるなってところと、自分と海(加治佐海)の間にいたディフェンスが海の方に釣られたので。 海の上、こぼれてきたボールを狙おうかなと思ったのが、ドンピシャ、そこにこぼれてきてくれて。あとはキーパーが切ったコースの逆に、流すことができました。
〇狙って、あのコース?
一応、はい。一瞬動いたので。「こっちかなあ?」というふうに思いました。
〇アシストも落ち着いて。相手のミスを奪ったんでしたっけ?
はい!
〇打ってもいいのかな、と思いましたけど。どういう判断だったんですか?
前々節くらいに、自分が仕掛けて、一瞬フリーの選手がいたときに、使えてなかったところがあって。そこを課題として、持っていて。出す判断とか、監督さんからも言われていたので。
打つのが最初に浮かんだんですけど。武(香取武)が完全にフリーだったので。横に出して。武が決めてくれたので。決まれば、何でも大丈夫です。
〇あそこでパスを出せるのはすごいことだと…。
ありがとうございます!
〇今日、相当気持ち入っていたでしょう?
はい! 久々だったので。
〇その後チームは大量得点で勝ちましたけど、どうですか? 手応えありましたか?
前半は守備がきつくて。全然はまんなくて。前から行っても、ロングパス一本通されちゃったり。間、うまく使われちゃったりして。なかなか、自分たちの時間にすることができなかったんですけど。
それも、今日初スタメンだった駿佑(林駿佑)が、後輩とは思えないくらい声出してくれて。指示出したりしてくれて。
後半はだいぶ、修正ができて。前からはまっていたので。ああいった追加点につながったと思います。
〇代表2人がいなくて。代表帰りの直後の子(濱﨑知康)もいて。チーム状況、大変なのかな、というふうに思うんですけど。そこは引っ張る立場として、どうですか?
そうですね、個人的に、あとは由井(由井航太)もそうだと思うんですけど、代表外れたというところでちょっと悔しさもあったんですけど。
それはやっぱり、こっちは残っている人たちで代表より強度高くやるっていうのは当たり前ですし。本当に練習から争いというのは多くあって。
少しでも気を抜くと、ポジションが入れ替わるという状況であると思うので。一人一人がそこは意識して、毎週取り組んでいます。
〇1点目入ってから、チーム全体で大胆にいいところにパスが入るようになったのかな、とそういうような感じがしたんですけど、それはどうですか?
なかなかシュートまでは行けていなかったので。ほぼ完ぺきな崩しになって、シュートまで行けたのはあれが最初だったと思うので。
それがちゃんと決め切れたというのは、個人としても大きいですし、チームに勢いをつけられたというのは、自分としてもうれしい結果です。
〇これで10点目。
はい。
〇どうですか? ここまで10点を決めているということで。
去年は自分は一番調子がいいときに離脱をして。二桁とれずに終わったので。まずは二桁得点を取れて、今日はほっとしているというところと。
まだまだ、チームをプレミアのファイナルに連れていく、という意味では、自分がもっとチャンスを多くつくらないといけないな、と思っているので。
得点王はもちろんですけど、後半戦、前半戦あと2戦残っていますけど。決定力、磨きかけないといけないと思っています。
〇今日は初めて麻生での試合となりましたけど、どうでしたか? 今週はユースも練習に参加してやった、というふうに聞いていますが。実際、試合でやってみて、違いとか感じましたか?
本当にトップのスタッフにありがたい限りなんですけど、ものすごいいい芝で。ドリブルもしやすいですし、パスも思った以上の回転がかかって、すごいやりやすいんで。
もう、これ以上ないくらいの環境でやらせてもらえて。
本当は今日、決めた後に膝スラやるように言われていたんですけど。チームメートから言われていたんですけど。ちょっと忘れてしまって。
せっかく、いい芝でやらせてもらったのに忘れてしまって。そこだけは心残りですけど。それ以外は、めちゃくちゃありがたかったです。
〇今日、トップの試合がある前ですけど、サポーターの方が幕を出してくれていて、いい雰囲気をつくってくれていたのかなあ、と思うんですけど。それはどうですか?
毎週なんですけど、自分たちの試合に足を運んでくれて。自分たちは結果で返すしかないので。気持ちの入ったプレーだったり。
見ていて楽しいな、と思ってもらえたらありがたいと思います。
また、会場に足を運んでもらえるように、自分たちはプレーしたいと思います。
「クラブユースも控えてる中で、トレーニングから、本当にいい意識で、高い意識でやってくれている」
〇4点差での勝利でした。
内容はどちらに転んでもおかしくない時間帯はありましたし、はい。
〇前半はわりと我慢の試合だったんじゃないかな、と思うのですが。握っているように見えていたんですけど。
私たちスタッフが想定したような内容では実はなくて、 ちょっと暑さにやられてるような感じで、どうしても怖いパスをさせることができるずに。相手も警戒してるところはあったと思うんですけれども。
やっぱりこう、そこをかいくぐるような トレーニングをしている中で、もうちょっとできたかなっていう印象があります。
〇先制点とアシストをしてくれた寅くんですけど、引っ張ってくれたな、という印象はありますか?
そうですね、彼らしいプレーをしてくれたと思います。いろいろな意味で。
〇交代は、そういうところもあったんですかね? (イエローカードを)1枚もらっていたということで。 ※異議で警告を受けていた。
やっぱりあのへん、自分をコントロールできるようになれば、もっと怖い選手になれると思いますし。これから改善してくれると思います。
〇今Uー17で、代表に行ってる、土屋選手の代わりと言ってはあれなんですけど、林選手が出られていて。すごく良かったように見えたんですけど。
良かったです。
〇いかがでしたか?
素晴らしかったです。1年生とは思えないような落ち着きと、後ろを彼がコントロールしていてですね。非常にいい声を出してくれていたと思います。素晴らしい出来でした。
〇初スタメンでしたけど、林選手。自信をもってスタメンで送り出したということですか?
もうトレーニングで、本当にこう、非常にいいパフォーマンスを見せてくれていて。試合に出れるタイミングっていうのはなかったんですけど。全く下を向くことなく、 もうとにかくこう成長しようっていう姿があったので。
もっともっと伸びる選手だと思います。
〇今日、途中出場の選手が結果を残して、チームを盛り立てましたけれども、そういった意味で、チーム全体として、この試合、どんな意味を持ちましたか?
これから暑くなってくる中で、ベンチの選手たち全員で、戦っていかなければならない。クラブユースも控えてる中で、トレーニングから、本当にいい意識で、高い意識でやってくれているので。
そうした選手たちを積極的に使うことを、なんとか結果を出してくれないかなっていうふうに思ったんですけど。見事にやってくれたと思います。自信にしていいと思います。
〇それこそ八田君だったり、齊名君だったり、しっかりピッチで自分の力を発揮できたっていうのが、ちょっと個人としても大きそうですね。
はい、そうですね。もう齊名なんかも、トレーニングから、あの、非常にこう、まあ、頑張る子で。 あんまり、こうしゃべる子がいないんですけど。彼一人で雰囲気をつくってくれるようなところもあり、そんなところも、こう、非常に出てたと思います。はい、こっから伸びると思います。
〇また、今日もたくさんサポーターの人たちで、いい雰囲気をつくってくれていたと思うんですけど、それについては、いかがですか?
毎試合そうなんですけど、アウェーでもそうなんですけど、本当にね、もう、こういうホームの雰囲気をつくってくれて。選手たちもそれに応えようと、必死に頑張ってますけれども。ま、本当にやっぱりこういつも言うんですけど、絶対感謝の気持ちを忘れちゃいけないってことと、これが当たり前にならないようにですね。私らも常にこう、内容と結果にこだわりながら、
そういうような気持ちに応えようというふうにやってます。まだまだ内容に満足している選手はいないので、これからもっともっとフロンターレらしいサッカーを展開して、 サポーターの皆さんにお応えできるように頑張っていきたいと思います。引き続き応援をよろしくお願いいたします。
「自分も得点に絡んでいけるような選手になって。試合に出れるような選手になっていきたい」
〇元気印、だそうで。
元気は、いつも元気です。
〇今日、初めて出た?
今日初めて、出ました?
〇どうでした?
いえ、ちょっとびっくりしました。
〇メンバー、入った時は、イメージしてましたか?
いや、あんまりイメージしてなくて。「今日出ないだろうな」って、正直、自分の中で思ってたんですけど。言われた瞬間、びっくりして。で、それで出ました。
〇縦に付けるボールとか、積極的に入れていて、活性化していたと思うんですけど、そういうところはどう意識してやっていましたか?
あそこはまあ、自分の得意でもあるので、まあ、そこは、自分でも、イメージしてやりました。
〇得点にも絡みましたし、パスについて振り返ってもらえますか?
やっぱり、自分の特長である、前にどんどんつけてかかわっていくっていうところは自分の得意でもあるんで。自分の得意なところは出そうと思って、イメージして入ったら、試合で、実現できたんじゃないかな、と思います。
〇チームとしても、途中から入る選手が、活性化というか、流れもより良くしていったと思うんですけど、そういったチームの競争というのは、どう受け止めていられますか?
そうですね。スタメンで幹都(矢越幹都)も出てますし。自分がなんとかしてやらないと、また、スタメンに食い込んでいけないかなって思っていたので。
途中交代で流れを変えられたのは、良かったと思います。
〇齊名君自身も、トレーニングから声を出してチームを盛り上げてるっていうことで、ま、性格的なところもあるかもしれないけど、どんな意識してます?
いや、とりあえず、まあ、元気出して。けっこう、声出てないんで。チーム的に。自分が声出して、率先してやろうという感じでいつもやっています。
〇最近はチーム全体としても声出るようになりましたよね?
そうですね。声、活気出てきて、練習も激しくできています。
〇あの、香取君に出したの齊名君でしたよね、
はい、そうです。
〇レッドカードの。
そうです。
〇あれもいいパスだな、と思ったんですけど。
ありがとうございます。
〇ああいうのは得意なんですかね、縦パスとか? 急所突くようなパスとか?
そうですね、武がいい動きをしていたので。
〇青森山田戦で初めてベンチ入りしていましたよね。
はい、そうです。
〇じゃあ、そこまで長かった?
ベンチ入りするまで長かったです。
〇そこから出るまで時間がかかったイメージ? とんとん拍子な感じ?
いや本当に出るまで時間がかかったので。
〇これからどういうところをアピールしていきたいですか?
ああいうプレーもそうですし、自分も得点に絡んでいけるような選手になって。試合に出れるような選手になっていきたいです。
〇気持ちの動きとしては最初緊張もあったと思うんですけど、試合に入っていく中で、どんな動きがありましたか?
そうですね、最初ちょっと緊張していて。でも後ろから悠斗君(菊池悠斗)とか、湊大君(元木湊大)とかいっぱい声出してくれたので。試合入ったら緊張とか関係なくなって。
うまく試合に入れました。
〇実際にサポーターが見る環境下でプレーすることってなかなかなかったと思うんですけど、実際にプレーしてみてどうでしたか?
本当に楽しい試合でした。
〇じゃあ、またプレーできるように。
はい、頑張ります。
〇ちなみにピッチの芝はどうでした?
本当にやりやすい環境でした。
「駿佑は全然やれているので。本当に1年生とは思えないパフォーマンスしている」
〇今日の結果についてひとこといただけますか?
そうですね、複数得点で勝って、無失点で勝てたっていうのは、本当にいいことだなっていうふうに思いますね。最近は本当にゼロっていうのが続いていたんで、本当に。ゼロにこだわってたっていうのがあります、はい。
〇最終ライン、今日、新しい林君が入って、通常と違う形だったと思うんですけど、 意識していたことなんかあるんですかね?
特にないです。駿佑は全然やれているので。本当に1年生とは思えないパフォーマンスしているんで。本当に駿佑はすごいです。
〇つまり信頼関係がある?
そうですね、はい。
〇そんな中で、相手は途中から29番(横山俊介)を入れてきて、ワンチャン長いボールでっていう怖さはあったと思うんですけど、このへんはどういうふうに見ていました?
ターゲットとなる選手を、しっかり管理しながら、声かけて、見させながら、背後にも自分が出れるようにっていう。その対応をしてたって感じで、声かけながらやって、しっかり抑えられたって感じですね。
〇途中、3点目ぐらいからだれてもおかしくないなと思いながらも、多分心の中で無失点と思っていたと思うんですけど。大量得点になって、かつゼロで言ったということについてはどうですか?
そうですね、まあ、点取ることで、ま、前に前になるってあるんですけど、そのなかでリスク管理という、攻めてる時のカウンターされてもいいような準備っていうのを心掛けて。
そうすることで、守備も安定を感じてゼロで抑えられたらなって思います。
〇キーパー、しかしレベル高いね。
ありがとうございます。
〇でも、トップの合宿にも来ているしね、経験をうまくつなげてほしいな、と思います。
はい。
〇今日もトップの試合の前に、サポーターの人がこれだけ来てくれていたんですけど、それについてはどうですか?
そうですね、もう本当に多くのサポーターの方に来ていただいて、本当その中で勝てたっていうのがやっぱり一番大きいかなっていうふうに思います。今後も一緒に勝利を分かち合えるように頑張りたいなっていうふうに思います。
「いつものことを、いつものようにやればできるって自信を持っていた」
〇初スタメンということで、緊張もあったと思うんですけど、最初は入りはどうでしたか。試合の入りは?
めちゃくちゃ緊張したっていうのはあるんですけど。頼もしい先輩方が声をかけてくれて。思いっきりやれっていうふうにスタッフの方も言ってくれたので、その声かけもあって、自分のプレーを落ち着いてできたかなと思います。
〇気を付けていたことってなにかあるんですか?
特に何かを気を付けていたというわけじゃないんですけど。プレーの中で自分の特長を出そうと思っていたことと、
粘り強く守備をするっていう、いつものことですけど、いつものことを、いつものようにやればできるっていうふうに自信を持っていたので。そこだけ、自信を失わないように。うまくできたかな、と思います。
〇相手は結構フロンターレが持ってて、握ってる中で、相手がカウンターみたいな感じなのかなと思ってたんですけど。そういうところで何を気を付けていました?
もう1人の(CBの)山中大輝君と話してていたのは、1人が競って、1人がカバーっていうところもそうですし、両方競って、2人が2人とも競って、裏行かれないようにしようってところだったりとか、
あとは、相手がでかいっていうことで、相手に収められて、攻撃の起点になってしまうと良くないので。つぶせるところをつぶすっというところで、どっちが行くのか常に声を掛けながら。無失点、絶対無失点で行こうっていう話はしました。
〇その中で先制点取ってくれて。前半ゼロで折り返したことで、追加点取れたのかなって思うんですけど、 前の取ってくれた選手どうですか。頼もしさとか。
いつもそうですし、必ず得点を取ってくれるっていうので、自分たちはもう無失点で抑えるっていうのもそうですけど。
それ以上に、4点取ってくるっていうのは、心の余裕っていう部分でもそうですし やっぱり本当に練習でも非常に高い強度で、そういった人たちとやれてるのが自分の成長にもつながっていると思います。
〇後半、18分くらいに足を伸ばして、ちょっと気にしていましたけど。けっこう来ていた?あの時間帯。
前半の終わりぐらいから、ちょっとやばいなって思ってて、ま、でも、レッドカードが出たぐらいから、試合が落ち着いた展開になってきて。きつかったですけど、どうにか最後まで持ちました。
〇2点目が入って、レッドカードが出るまではきつかった?
そうですね、はい。
〇今週、またトップチームに参加してますよね。山田君(山田新)にふっとばされていた?
はい、そうです。
〇そういうのは自信になったとか励みになったとかあります?
もちろん、山田選手に吹き飛ばされたっていうところもそうですし、やっぱりプレーの強度、プレスの速さっていうところでも、もう1段階 もう2段階ぐらい強いものを感じたので、あ、やっぱり自分をもっと強くするっていう、 まあ、フィジカル的な部分もそうですし、技術的な部分ももっと上げていかないと、あのレベルに達せないかなっていうのは思ったんで、やっぱり刺激になったと思います。
〇じゃあ、基準がふたつぐらい上がったというか。なるほど。芝でもできたし、今日のこの練習場でできたっていうのも、結構?
環境確かめるっていうんで、やりやすい環境かな、と思います。
〇ここまでセンターバック以外で、ボランチでも出ることが多いと思うんですけど、U-15でもボランチってやっていました?
U-15の時に、「ちょっとやってみようか」って言われて、13(U-13)の時はちょっとやってたんですけど。やり始めたのは中学2年生から。まだまだまだな部分はあるんですけど。もっとボランチでもセンターバックでも、もっとうまくプレーできる選手になっていきたいなと思います。
〇将来的には、じゃあ両方できるような?
複数のポジションできるっていうのは、やっぱり大きなことだと思うので。センターバックだけじゃない、ボランチだけじゃないっていうところで自分のレベルをもっと上げていければ。
ま、両方高いレベルでできるに越したことはないので、やっぱりもっともっとここからやっていく必要あるかなと思います。
〇今日たくさんサポーターの人が来ていたと思うんですけど、 どうですか。あの、実際U-15まではコロナもあって、サポーターの人の前でプレーすることってなかなかなかったと思うんですけど、どうですか?
プレミアの開幕戦の時から多くのサポーターの方々が来てくれていて。 試合中の声かけっていうの、すごい励みになりますし、まあ緊張するところもあるんですけど、 やっぱりその声かけっていうので、自分も今日も頑張れたところとかあって。あとはいいプレーの時の拍手だったりっていうのは、すごい自分の励みとかっていう部分にもなるので、やっぱりそこは毎試合毎試合アウェイまで来てくれるのはほんとにありがたいことかなと思います。
〇次の試合に向けての意気込みなど教えてください。
今日は4対0っていうことで。
得点と無失点っていうところで、まあいい試合できたと思うんですけど、今日だけじゃなくて、その次の試合もそうですし、その次の試合まで、より自分もいいプレーをして。 チームも、いい内容、いい結果で勝てるように、もう一回引き締めて練習していきたいと思います。
(文中敬称略)
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