2月4日のAnker フロンタウン生田。
川崎フロンターレU-18の練習試合、日本体育大戦に続いて、川崎フロンターレU-15生田の1年生たちが、浦和レッズジュニアユースとの練習試合に臨みました。
【川崎フロンターレU-15生田(1年) 練習試合 vs 浦和レッズジュニアユース】
2月4日(日) 午後0時11分キックオフ Anker フロンタウン生田 Anker Field くもり 25分×3
1本目、フロンターレ生田は、GK51青木馨、最終ラインは右から3出口翔太、5渡邉拓眞、17吉田琉海、7森本信路、ボランチは6望月楓矢、2濱野礼、右MF9土肥瑠星、左MF13川上翔、前線には11冨田嵐丸、15髙越遼平。
U-18の練習試合のころには地面を濡らした雨は上がったものの、冷たい空気が垂れ込めるAnker フロンタウン生田。
それでも、ピッチ脇に設けられた観客席では、多くの選手の家族らが見守る中、練習試合は始まりました。
立ち上がりは、フロンターレ生田、冨田がうまく背後を取り、高い位置へ。左サイド、流れた川上に展開していきますが、浦和の守りも粘り強くこれに対応していきます。
3分には、左サイド、森本が高い位置へ持ち込み。川上に、左サイド下がり目で濱野もかかわってボールを動かしていくと、パス回しから出口がエリア正面へ。
浦和の守りも堅くシュートまでは行けませんでしたが、2023年のフロンターレのトップチームでのDF山根視来を彷彿とさせる動きで、ゴールに迫ります。
一方の浦和も最終ラインからしっかりつないで、間にパスを差し込み、4分にはエリア正面右へ抜け出した85がシュートを打ちますが、青木がセーブ。
さらに浦和が最終ラインの93や88、GKの81も加わり、ボールを回し、うまく正面へ縦パスを付ける場面をつくりますが、青木が対応していきます。
フロンターレ生田も、ボールを縦に付けてくる浦和に対し、吉田が出足の良さを見せ、ボールをカット。そこから渡邊や出口、間に顔を出した望月や濱野、中央に寄った川上も加わってボールを回し、11分には、望月、吉田、濱野がかかわって動かして、右に展開。右サイド、高い位置へ抜け出した土肥が折り返しますが、浦和の守りが阻んでいきます。
12分には、吉田からいったん、左サイド、川上に振り、再び受け直した吉田は正面へフィード。これに冨田が動き出しますが、浦和の守りが阻んでいきます。
フロンターレ生田は、さらにうまく間に顔を出した土肥が受け、最終ラインの吉田に戻し、吉田は右へ展開。出口が高い位置へ仕掛けていきますが、浦和の守りが対応。
それでも、そこから最終ラインに戻し、ボールを回していこうとする浦和に対して、冨田や濱野が連動してプレス。
ボールを奪うことができなくても、間には簡単に入れさせないように、対応していきます。
吉田が少し前に持ち上がり、中盤で受けた濱野の斜めのパスに、髙越が高い位置へ動き出すなどしていくフロンターレ生田。
14分には、中央、望月の縦パスに土肥がエリア正面やや右へ抜け出し、シュート。しかし、左に。
濱野が間で受け、望月が斜めに中央へ持ち出し、そこから土肥へつなげ、出口や渡邉、吉田が多く触れながら、前に出ていこうとするフロンターレ生田。
スローインの流れから渡邉が少し高い位置に顔を出し、出口がエリア外正面右へ上がるなど、攻勢を続けていきます。
19分には、中盤で望月がカット、高越が間で受け、左サイドへ展開。川上がエリア正面を突くパスを出すと、冨田が抜け出しますが、GK81が対応。
23分には、渡邉のフィードを、土肥が競り、髙越につながり、土肥とのパス交換からエリア右へ。しかし、シュートはGK81がセーブ。
25分には、いったん浦和がボールを奪ったところ、望月が奪い返し、いったん最終ラインの吉田、渡邉へ。
右サイド、下がり目で受けた濱野から左サイド、川上へ。川上から間に顔を出した富田につながり、冨田のパスに、森本が背後を取り、高い位置への仕掛け。
浦和の守備が阻んで、左コーナーキックとなりますが、1本目はここでタイムアップ。0-0。
2本目、1本目と同じくGK51青木馨、最終ラインは右から3出口翔太、5渡邉拓眞、17吉田琉海、7森本信路、ボランチは6望月楓矢、2濱野礼、右MF9土肥瑠星、左MF川上翔、前線には11冨田嵐丸、15髙越遼平。
2分にはフロンターレ生田、浮き球のパスに髙越がエリア正面左へ。これは浦和の守備が阻んで、左コーナーキックに。
キッカーの出口は右足でニアに入れていきますが、浦和はクリア。サイドの左コーナーキックとなり、これをGK81がセーブ。
GK81はすぐさまリスタート。右サイド、高い位置へ85が抜け出しますが、森本が戻り、これに対応。カウンターを阻み、切り替えの良さを見せていきます。
4分には再びフロンターレ生田、中盤で望月がカット。縦にボールを付けると、こぼれ球を正面で拾った髙越がシュート。しかし、GK81がセーブ。
5分には、浦和のエリア前でのボール回しを狙い、GK81のパスを髙越がカット。髙越はためをつくり、正面左へ進入した川上にラストパス。
しかし、シュートはGK81の好守に阻まれて、惜しくも決まらず。
7分には出口の縦パスを、冨田がエリア外正面のスペースで受け、そのパスに髙越がエリア正面へ。しかし、ここでは浦和の粘り強い守りに遭い、シュートは打てず。
立て続けにチャンスをつくるフロンターレ生田ですが、浦和の守りも素晴らしく、しのいでいきます。
浦和も、1本目と同様、後ろからしっかりつないでいく意識を見せ、フロンターレはそれに対して、前から連動してプレス。
12分には、正面で川上がカットし、シュート。しかし、上に。
高い位置で85や中盤の94が加わり、ボールを回していく浦和に対し、コンパクトに対応。
奪った森本が高い位置へ持ち出すなどしていくフロンターレ生田。川上もプレスバックでボールをものにするなど、献身的にプレーしていきます。
19分には、出口のクロスに、エリア内へ髙越が飛び込みますが、浦和の集中した守りに遭い、シュートは打てず。
さらに望月が間でうまくボールを奪い、髙越もプレスバック。そこから前に出ていくフロンターレ生田。
20分には、中央に寄った富田の縦パスに土肥が抜け出しそうになりますが、これはオフサイド。
浦和もしっかりフロンターレ生田のエリア前に、テンポの良いパス回しから迫りますが、吉田が対応。吉田は森本にいったん預け、高い位置へ持ち出す動きを見せ、攻撃へのスイッチを入れようとしていきます。
21分には、浦和、下がり目で96が浮き球のパス、エリア正面へ90が抜け出しそうになりますが、渡邉が対応。
22分には、森本の縦パスを髙越がおさめ、受け直した森本から渡邉とつながり、渡邉は右へ展開。出口から土肥とつながり、土肥のパスに髙越がエリア右へ。
髙越は折り返しますが、浦和の集中した守りが阻んでいきます。
浦和も左サイドの79がうまく正面へ持ち出し、右へ展開すると92がクロスを入れていきますが、ここは青木がセーブ。
直後にはフロンターレ生田、土肥が高い位置で粘り、右コーナーキックに。
キッカーは森本。左足でボールを入れると、浦和のクリアに遭い、再度の右コーナーキックに。
キッカーは森本。セカンドボールを拾い、望月がゴールへ決めましたが、これはオフサイド。
浦和も25分には、正面の79から左へ展開。しかし、吉田がカバー。2本目も0-0でタイムアップとなります。
3本目、フロンターレ生田はGK51青木馨、最終ラインは右から3出口翔太、17吉田琉海、7森本信路、2濱野礼、ボランチは6望月楓矢、5渡邉拓眞、右MF11冨田嵐丸、左MF13川上翔、前線には15髙越遼平、9土肥瑠星。
立ち上がりは浦和、しっかりボールを動かし、組み立てを図りますが、2分にはフロンターレ生田、ルーズボールを拾い、髙越がエリア正面やや左へ。
シュートを打ちますが、GK81がセーブ。
さらにGK81やCBの93や88がかかわって、ボールを回していく浦和。しかし、フロンターレ生田は土肥や髙越が前からプレス。間に入れたところでは望月がうまく体を入れ、マイボールに。土肥もプレスバックからボールをものにするなどしていきます。
フロンターレ生田も、吉田や森本、渡邉や望月がかかわって、自陣からボールを動かし、それに対して、浦和はラインを高め、コンパクトに。中盤でボールを奪う姿勢を見せてえ行きますが、フロンターレ生田は、12分、吉田からうまく間に顔を出した髙越へ。高越のパスに冨田がエリア右へ抜け出し、シュート。
これは左にそれましたが、しっかり自分たちでチャンスをつくっていきます。
濱野の裏を突くパスに、川上が高い位置へ動き出すなど、出し手と受け手の息が合ったところを見せるフロンターレ生田。
13分には、森本が高い位置へ顔を出し、その縦パスに土肥が動き出し、中盤の望月へ。望月のパスに、濱野が左サイド、高い位置へ抜け出し、折り返しますが、浦和の
守りが阻んでいきます。、
14分には、さらにフロンターレ生田。速い寄せからエリア正面で髙越がカット。シュートを打ちますが、惜しくもポスト。
直後には縦パスに、髙越がエリア正面右へ。これは浦和の守りが阻んで、右コーナーキックに。
キッカーは森本。左足でニアに精度の高いボールを入れると、吉田が反応。浦和の選手は処理しきれず、ボールはゴールのなかへ。1-0。
ついにフロンターレ生田がゴールをものにします。
16分にさらにフロンターレ生田、浦和のエリア前でのパス回しをカットし、髙越が正面やや左へ進入。シュートを打つとこれが決まり、2-0。
浦和も、右サイドの高い位置で94が受け、中盤の89から最終ラインの88へつながり、左へ展開。再び間で89が受け、最終ラインの93の縦パスに、85が高い位置へ抜け出しますが、フロンターレ生田もしっかり寄せて、前には行かせず。
右サイドでのスローインの流れからボールを回していく浦和。しいかし、川上がプレスバック。
20分には、浦和の90がエリア正面へ持ち込みますが、吉田が対応。セカンドボールを拾った90はシュートを打ちますが、左にそれていきます。
浦和の左クロスを、濱野がエリア内でしぼって対応するなどし、決定機をつくらせないフロンターレ生田。
22分には、右サイド78から正面の85へつながり、85は鋭い動きからシュートを打ちますが、青木がセーブ。
すると再びフロンターレ生田は、最終ライン、森本に、間に川上も顔を出すなどしてボールを動かし、望月や少し前に上がった森本、中へ寄った川上や渡邉がかかわって相手陣内で時間をつくっていきます。
すると25分にはフロンターレ生田、浦和がエリア前でボールを回そうとしたところ、土肥、渡邉がプレス。ボールを奪った渡邉がシュートを打つとこれが決まり、3-0。
3本目は3-0でタイムアップ。この日の練習試合が終わりました。
この日は、流動的にポジションが入れ替わり、右SBの出口が正面へ顔を出すなど、新たな一面も見せたことが印象的なフロンターレ生田の選手たち。
さらにトレーニングを積んで、どんな進化を見せていくのか、とても楽しみにしています。
①0-0
フロンターレのメンバー:51青木馨 3出口翔太 5渡邉拓眞 17吉田琉海 2濱野礼 6望月楓矢 2濱野礼 9土肥瑠星 13川上翔 11冨田嵐丸 15髙越遼平②0-0
フロンターレのメンバー:51青木馨 3出口翔太 5渡邉拓眞 17吉田琉海 2濱野礼 6望月楓矢 2濱野礼 9土肥瑠星 13川上翔 11冨田嵐丸 15髙越遼平
③3-0
得点:吉田琉海、髙越遼平、渡邉拓眞
フロンターレのメンバー:51青木馨 3出口翔太 17吉田琉海 7森本信路 2濱野礼 6望月楓矢 5渡邉拓眞 11冨田嵐丸 13川上翔 9土肥瑠星 15髙越遼平
(文中敬称略)
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