フロンターレU-18から2023年トップチームに昇格し、今季はJ3の福島ユナイテッドFCに育成型期限付き移籍することとなったMF大関友翔とDF松長根悠仁の2選手。
1月28日からは、静岡県御前崎市で行われている福島ユナイテッドFCのキャンプに参加。新たなシーズンへ向けての準備を進めています。
2月3日の御前崎ネクスタフィールド。背番号14は自分で選んだという大関は、ピッチの上では、狭いところにパスを何度も通し、自らゴールを奪う場面も。チームメートに、身振り手振りを交え、要求する姿からは、中心選手になる予感を漂わせるものがありました。
トレーニング後には「しんどいです」と漏らしつつもチームメートとともに、歩いて宿舎へ向かった松長根も、チームに溶け込んでいる様子。
U-18時代と同様、最終ラインから精度の高いフィードを供給。また、オーバーラップし、攻撃に厚みを加える動きも見せるなど、ここまで培ってきたものを、懸命に表現しているように思いました。
長年フロンターレの最終ラインを支え、トップチームのコーチも務め、初めてJクラブを指揮する寺田周平監督や、かつてフロンターレのゴールを守った相澤貴志GKコーチ、そして、関塚隆テクニカルダイレクターと、フロンターレの歴史には、欠かすことのできないメンバーが集まった福島ユナイテッドFC。そこで2人がプレーすることになったのは、フロンターレのサポーターの一人としても、とても嬉しく、そして楽しみなものがあります。
多くの試合を経験し、そのプレーで福島のサポーターに、多くの喜びをもたらしますように。
そして、大きな飛躍を遂げ、等々力に帰ってきますように。
これからも、大いに応援しています。
(文中敬称略)
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