フロンターレU18 – 米子北 / JYPSL 2017


川崎フロンターレの新体制発表があった1月22日、前日に続いて、時之栖スポーツセンター裾野グランドへ。ジャパンユースプーマスーパーリーグは2試合目。作陽戦は1-2という結果となった川崎フロンターレU-18は、鳥取県の強豪チーム、今季からプレミアリーグWESTに参入することになった米子北との試合に臨みました。

【川崎フロンターレU-18 ジャパンユースプーマスーパーリーグ vs 米子北】
1月22日(日)午前10時半キックオフ 時之栖スポーツセンターE2グラウンド 晴れ 40分ハーフ

フロンターレの先発はGK16早坂勇希、DFは右から30島崎元、34高吉正真、22新井秀明、23デューク・カルロス、中盤は底に15池谷祐輔が入り、その前には13奥山璃空と18村田聖樹、右に29横田大祐、左に7桝谷岳良、FWは26宮代大聖

米子北はGK86佐藤壮太、DFは右から88赤嶺孝愛、97宮本薫、34三原貫汰、55馬場隆聖、ボランチは8高橋諒、75佐野海舟、右MF5馬場琢未、左MF64坂田二千翔、FW35小林鷹斗、28門村幸亮

晴天には恵まれたものの、強く冷たい風が吹き付ける中、試合は始まりました。

立ち上がりから最終ラインの高吉、新井に池谷や早坂がかかわり、後ろから組み立てて、いいテンポでパスを回して米子北のエリア内へフロンターレは迫っていきます。

4分にはコーナーキックを得ると右から池谷が入れたボールを新井が頭で合わせ、米子北の選手が弾いたボールに詰めた村田が押し込んで、1-0。幸先よく先制点はフロンターレへ。

直後には高橋のパスにうまく抜け出した小林がエリア右へ迫りますが、新井がすばやくカバー。さらに小林を起点に米子北はゴールへ迫りますが、高吉がねばり強く対応。シュートには至らず。

フロンターレは池谷、村田、奥山の中盤が距離感よくかかわって、桝谷も奥山とポジションチェンジをするなどして米子北のエリア前へ。15分には池谷のスルーパスにエリア右、横田が抜け出しますが、クリアをされてコーナーキックに。右から池谷がボールを入れるとまたも新井が合わせますが、今度はGK88が弾きながらもしっかり外へボールを出してフロンターレの追加点とはならず。

すると次の1点は米子北へ。右サイドから馬場がゴールへ迫ると、折り返したボールを小林が合わせて1-1とされてしまいます。

フロンターレは勝ち越しを狙って、高吉が高い位置まで上がって米子北のエリア内へ、縦パスを入れるなどして攻勢に。米子北のコーナーキックをしのぐと、早坂がすばやく前線へスロー。受けた奥山とデュークの連係からゴールへ迫るなど、いい時間帯が続いていきます。26分にはスルーパスに抜け出した宮代がエリア右からシュートを打つもGK佐藤壮太が足で止める好守。30分にも島崎との連係からエリア右へ迫った横田のスルーパスに桝谷が抜け出て、エリア内で1対1となりますが、これはオフサイド。直後には池谷のスルーパスに宮代がエリア右へ抜け出て、シュートを放ちますが、上へ。

ゴールへ迫る場面が多かったのはフロンターレでしたが、次の1点は米子北へ。31分エリア内でファールがあったとして、PKが与えられると、坂田がこれを決めて1-2。勝ち越されてしまいます。

フロンターレは横田が右から仕掛けて、ボールを受けた村田のパスに宮代が抜け出したり、奥山のスルーパスに宮代がまたも抜け出てエリア前へ迫るなどしますが、米子北の選手もねばり強く対応。前半は1-2でタイムアップとなります。

後半のフロンターレは横田に代わって28山田新が右サイドに入り、早坂に代わって19韓東焌がGKに。

1分にはフロンターレ、左サイドから攻勢に出ると、デュークが低い弾道の速いクロスをエリア内へ入れ、宮代が反応してシュートを打つも、GK佐藤が好守を見せてゴールとはならず。

8分には高い位置でボールを奪った米子北、エリア前へボールが入るとうまく門村が前を向きシュートを打つも韓が反応して得点は許さず。

12分にはフロンターレも宮代がやや下がり目の位置から左サイドへパスを送ると、デュークがこれを受けて仕掛けてエリア内へボールを送り、桝谷がエリア左、シュートを打ちますが、GK佐藤の好守に阻まれます。

18分にはフロンターレはデュークに代わって4伊従啓太郎が入り、最終ラインは右から島崎、伊従、高吉、新井に。村田や池谷、奥山がいい距離感でかかわってボールを回していくフロンターレ。20分には奥山がスルーパスを出すと、宮代が抜け出してシュート。これはゴールへ決まって、2-2。ついに攻勢が実ることに。

ここで米子北は小林に代わって99奥石龍世がFWに。直後には米子北がゴール前へ。坂田が左から中へ切れ込んでエリア正面から左へパスを送ると、門村が抜け出してシュート。これが決まって、2-3。再び米子北がリード。さらに畳みかける米子北は、左から佐野のクロス、うまくエリア右で奥石が合わせて、2-4。フロンターレは突き放されてしまいます。

26分にはフロンターレ、やや低い位置に下がった村田からエリア右へパスが出るとうまく抜け出した山田が折り返すもシュートには至らず。さらに高い位置で伊従がボールを奪って、村田につなげて縦パスに、山田が抜け出し、そのスルーパスに宮代が抜け出しますが、シュートを打つことはできず。さらに31分には村田の浮き球に池谷が抜け出して、右へ展開。ボールを受けた山田の折り返しに池谷がシュートを放つもブロックに阻まれてしまいます。

米子北はここで右MFの馬場琢未に代わり、92安田竜大。左SBの馬場隆聖に代わり13山本里央真。

さらに攻勢に出るフロンターレは36分には桝谷から左サイドへ展開すると、新井が低く速いクロスを入れエリア左、宮代がシュートを放つもブロック。さらにエリア前でボールを回して池谷がミドルシュートに持ち込みますが、左へ。直後にも宮代のスルーパスにエリア右、山田が抜け出て折り返しますが、シュートにはつながらず。直後には村田のスルーパスに山田が反応。右サイドからうまくエリア前へ、斜めに入ってボールを受けてシュートに持ち込みますが、GK佐藤に阻まれ決めることはできず。直後にも宮代のスルーパスに島崎が抜け出て、右からシュートを放ちますが、これもブロックに阻まれゴールにはつながらず。

最後までいい形をつくりましたが、3点目を奪うことはできず。試合は2-4でタイムアップとなりました。

ジャパンユースプーマスーパーリーグは1月28日には丸岡、29日はジュビロ磐田ユースとの試合が予定されています。この2日間は連敗とはなりましたが、新しい形に取り組み始めたばかりのフロンターレ。次にどんな試合を行うのか、期待が高まります。

前半1-2 後半1-2 計2-4

得点:村田聖樹、宮代大聖(川崎)小林鷹斗、坂田二千翔=PK、門村幸亮、奥石龍世(米子北)

フロンターレの先発:16早坂勇希、30島崎元、34高吉正真、22新井秀明、23デューク・カルロス、15池谷祐輔、13奥山璃空、18村田聖樹、29横田大祐、7桝谷岳良、26宮代大聖
交代:早坂→19韓東焌 横田→28山田新 デューク→4伊従啓太郎

米子北の先発:86佐藤壮太、88赤嶺孝愛、97宮本薫、34三原貫汰、55馬場隆聖、8高橋諒、75佐野海舟、5馬場琢未、64坂田二千翔、35小林鷹斗、28門村幸亮
交代:小林→99奥石龍世 馬場琢未→92安田竜大 馬場隆聖→13山本里央真

(文中敬称略)

円陣を組む選手、スタッフ
タッチを交わして試合へ
早坂勇希選手

宮代大聖選手
奥山璃空選手
デューク・カルロス選手
村田聖樹選手が押し込み1-0
喜ぶ選手たち

桝谷岳良選手
新井秀明選手
池谷祐輔選手
島崎元選手
横田大祐選手
村田聖樹選手
横田大祐選手
高吉正真選手
新井秀明選手
早坂勇希選手
デューク・カルロス選手
桝谷岳良選手
宮代大聖選手
池谷祐輔選手
奥山璃空選手
ハーフタイム、言葉をかける長橋康弘コーチ。前日に続き今野章監督は不在だった
小川達也選手
養日幹大選手
古屋雄帆選手
森陽平選手
GK陣に声をかける浦上壮史GKコーチ
後半へ
高吉正真選手
韓東焌選手
池谷祐輔選手
山田新選手
奥山璃空選手
島崎元選手
宮代大選手が決めて2-2
島崎元選手
奥山璃空選手
池谷祐輔選手

伊従啓太郎選手
伊従啓太郎選手
宮代大聖選手
コーナーキックからゴールを狙う
山田新選手
2-4でタイムアップとなった

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