4月21日は、Anker フロンタウン生田へ。
プレミアリーグEASTは第3節を迎え、川崎フロンターレU-18は前橋育英との試合に臨みました。
【川崎フロンターレU-18 プレミアリーグEAST第3節 vs 前橋育英】
4月21日(日) 午後2時キックオフ Anker フロンタウン生田 Anker Field くもり 492人
ここまで2連勝。好スタートを切ったフロンターレ。
先発は、GK16松澤成音、最終ラインは右から2柴田翔太郎、4林駿佑、23楠田遥希、15関德晴、ボランチは10矢越幹都、14八田秀斗、右MF8知久陽輝、左MF11児玉昌太郎、前線には7加治佐海、9香取武。
前節FC東京U-18戦に続いて、キャプテンの5土屋櫂大は不在。
フロンターレにとっては、プリンスリーグ関東に所属していた2014年から同じカテゴリーで競い合ってきた相手である前橋育英は、ここまで2敗。
先発は、GK1藤原優希、最終ラインは右から29瀧口眞大、20久保遥夢、5山田佳、16立木堯斗、ボランチは4青木蓮人、キャプテンの14石井陽、右MF7白井誠也、左MF10平林導琉、前線には8オノノジュ慶吏、15佐藤耕太。
昨年のプレミアリーグEASTでは、フロンターレが2勝。3月に行われたJ-VILLAGE CUP U-18決勝では、2-2、PK7-6でフロンターレが優勝、前橋育英は準優勝という結果。
夏のような陽気だった前日とは打って変わって、空にはうっすらと雲がかかり、やや暑さの和らいだAnker フロンタウン生田。
ピッチ脇に設けられた観客席には、フロンターレ側も前橋育英側も多くの選手の家族らが集まり、多くのフロンターレのサポーターが幕を出す。
集まった人々の期待を感じる、いい雰囲気の中、試合は始まりました。
立ち上がりはフロンターレ、右サイドで柴田、知久がかかわり、低い位置で受けた八田は縦パス。柴田が粘り、スローインを得ると、その流れから柴田が右サイド、高い位置へ。クロスをエリア内でおさめた加治佐に対しては、前橋育英のCB陣が粘り強い寄せ。加治佐が右サイドからクロスを入れると、これを跳ね返した前橋育英は、ボールを佐藤がおさめ、落ち着かせに。
左サイドでのスローインの流れから、オノノジュがエリア外左へ抜け出し、クロスを入れていきますが、これはラインを割っていたとの判定。
互いに、相手陣内に入り込む。いい立ち上がりを見せていきます。
前橋育英が右サイドに展開する場面では、香取も低い位置まで戻り、厳しい寄せを見せるなど、球際の強さを見せていくフロンターレ。強度の高いプレーからボールをものにしていくと、3分には、左サイドでのスローインの流れから、児玉がエリア左へドリブル。これに対しては、前橋育英は体を張り、ブロック。左コーナーキックに。
キッカーは柴田。右足でボールを入れると、加治佐が競ったボール、エリア正面右で拾ったのは八田。左足を振りぬいたシュートは、ポストを叩きながらもゴールネットを揺らします。1-0。
八田の今季初ゴールで、先制点はフロンターレへ。
ゴールを全員で喜びながらも、またピッチへ戻り、プレーを再開させるフロンターレは、左サイド、児玉や関、矢越の連係でボールを動かしていくと、下がり目で受けた八田は浮き球のパス。これは前橋育英がクリア。しかし、セカンドボールを拾い、再び左サイドで、矢越、児玉、関がかかわってボールを回していくと、高い位置へ抜け出した関が左サイドからエリア内へ折り返し。ここも前橋育英の守りが集中しており、クリア。
直後には、左サイドでスローインを得ると、加治佐が競り、ボールを受けた児玉がエリア左へ持ち込み、シュート。これは藤原がセーブ。
前橋育英はフロンターレの組み立てを狙い、中盤で厳しい寄せを見せていきますが、奪われても知久が中央に寄りカバーするなど、フロンターレはそれに対抗。
最終ラインの林や楠田もボールに触れ、パス交換から間に八田が顔を出し、右サイド、柴田が高い位置へ仕掛けていくなど、前橋育英陣内でのプレーを続けていきます。
10分には、前橋育英も、中央、平林の縦パスに、佐藤がうまく入れ替わり、正面へ。しかし、これには林が対応。うまくボールを奪う好プレー。
さらに前橋育英はスペースを突くパスからフロンターレの陣内へ入り込もうとしますが、楠田が対応。そこから林へつながり、林は左サイドに展開。
児玉が高い位置へ持ち込み、追い越した関につながると、関はクロス。これは右サイドに流れましたが、さらにセカンドボールを拾うフロンターレ。
林のフィードに、香取や加治佐が高い位置へ動き出し、中盤では八田や矢越がボールを動かし、左サイド、下がり目に加治佐も顔を出し、児玉が正面へ持ち込むなどしながら、前に出ていきます。
すると15分、フロンターレは右サイド、開いた林がフィード。これを香取が競り、中央へ抜け出した知久が、前に持ち出し、スルーパス。エリア右、抜け出した柴田のシュートは藤原がセーブ。しかし、こぼれ球を拾ったのは加治佐。シュートを打つとこれが決まり、2-0。
素晴らしい連係からフロンターレが突き放します。
17分にはさらにフロンターレ、前橋育英が縦パスを入れてきたところ、林のカバーでマイボールにすると、楠田から八田とつながり、八田はスルーパス。
これに長い距離を駆け上がった柴田は、エリア外右からクロス。これは前橋育英が体を張って阻み、シュートには結びつきませんでしたが、さらにゴールを狙うフロンターレは、守備でも林がしっかり競った後のセカンドボールを、八田がものにするなど、プレーをしっかり積み重ねていきます。
一方の前橋育英も最終ラインの山田がうまく前に持ち出すなどし、ラインを高め、前に出る場面をつくっていくと、19分には、中盤でボールを奪った石井から右サイド、白井へ。白井はクロスを入れていきますが、加治佐がエリア正面をカバー。
22分には、さらに前橋育英、左サイド、流れた佐藤がボールを引き出し、そこから右へ展開。オノノジュが持ち込んで折り返すとエリア左、立木が鋭いターンからシュート。
しかし、関が体を張り、ブロック。
さらに高い位置でボールをカットした前橋育英。エリア左、オノノジュが抜け出しますが、楠田が粘り強く対応。
23分にも前橋育英、平林が右サイドを突くパス。これに抜け出した瀧口がクロス。しかし、八田がエリア正面をカバー。守備でもいいプレーを見せていきます。
前橋育英は、オノノジュや佐藤、白井が高い位置でポジションを入れ替えながら連係。それに対してフロンターレはコンパクトに、焦れずに対応。
さらに前から圧力をかけ、フロンターレが後ろに戻したところを狙い、オノノジュがエリア前に迫る場面では、林がカバー。
27分にはパス交換から平林がエリア左へ抜け出しますが、松澤がカバー。速い反応を見せ、セーブしていきます。
しかし、29分前橋育英は、平林からオノノジュとつながり、立木が左サイド、高い位置から中央へ持ち込む動きを見せると、いったんはフロンターレがボールをものにするも、奪い返したオノノジュの折り返しに、エリア正面、シュートを打ったのは白井。これが決まり、2-1。前橋育英が1点をかえします。
フロンターレは、児玉も中央に寄ってボールをものにするなど対抗。前橋育英が右サイドから攻勢に出るところでは、香取がカバー。コンパクトに、焦れずに対応。
前に持ち上がった山田の縦パスに、オノノジュが抜け出しそうになりますが、林がカバー。最後のところで集中した対応で対抗していきます。
すると34分には、フロンターレ、セカンドボールをものにした八田が左サイドを突くパス。抜け出した矢越が折り返すと、エリア正面、知久がシュート。
しかし、惜しくも左に。
36分には前橋育英、右サイド、瀧口が縦パスを入れると、オノノジュがおさめ、佐藤がエリア右へ抜け出しそうになりますが、松澤がカバー。
林もボールを預けたところから前に顔を出すなどし、再び攻めに厚みを加えていくフロンターレ。楠田も関や矢越との連係から高い位置へ顔を出すなどしていきます。
37分にはボールを中央で奪った矢越がスルーパス。これに抜け出した児玉はエリア左へ。シュートを打ちますが、前橋育英は体を張り、ブロック。
39分には今度は前橋育英、右サイドでスローインを得ると、その流れからオノノジュが高い位置へ。しかし、林が体をうまく入れ、ボールをものに。最後にはオノノジュのファールに。
40分にはフロンターレ、左サイド、関や楠田、児玉、矢越がかかわり、楠田が前にドリブルで運ぶ動きを見せるなどし、高い位置へ持ち込んでいくと、関の縦パスに児玉がエリア左へ。ここでも前橋育英は粘り強い守り。ゴールには結びつきませんでしたが、テンポの良いボール回しと好連係、意欲的な仕掛けからフロンターレがゴールをおびやかしていきます。
42分には、香取から右サイド、柴田から矢越とつながり、矢越はクロス。エリア左、児玉が飛び込みますが、惜しくもさわることはできず。
直後には矢越がボールをカット。そのスルーパスに、児玉がエリア左へ。しかし、シュートは右。
すると44分には前橋育英、GKの藤原がエリア正面へボールを送ると、平林がエリア右へ抜け出しますが、林がブロック。右コーナーキックとなり、山田が左足でボールを入れると、セカンドボールを拾った前橋育英は、エリア内に浮き球を入れていきますが、松澤が対応。
前半は2-1。フロンターレが1点をリードしてハーフタイムへ。
後半前橋育英は佐藤、立木が下がり、6平良晟也、11黒沢佑晟がピッチへ。平良がボランチに入り、最終ラインは右から瀧口、久保、青木、山田。平林がトップ下に入り、黒沢が左MFへ。
立ち上がりには前橋育英、左サイド流れたオノノジュから中盤の平良へ。平良から最終ラインに戻したところから瀧口が連係から高い位置からのクロス。
しかし、フロンターレはコンパクトに。これに対応。
4分にはフロンターレ、中央でボールをものにした知久が右サイドを突くパス。これに反応した柴田がエリア右へ。しかし、前橋育英のGK藤原がカバー。
5分には、右サイドでのスローインの流れから、知久の縦パスに柴田が高い位置へ。ここは前橋育英の守りが阻んで右コーナーキックに。
柴田がボールを入れると、林のヘディングシュートが枠をとらえますが、藤原がセーブ。
前橋育英も、左サイドを黒沢が仕掛けていきますが、柴田が対応。
7分には、石井のスルーパスに、平林がエリア左へ。柴田が対応したところ、こぼれ球を拾った平林のシュートは枠をとらえますが、松澤がセーブ。
右コーナーキックとなり、山田が左足で精度の高いボールを入れていきますが、松澤がパンチング。集中したいい守りの連続でしのいでいきます。
スペースを突くパスに香取が動き出し、セカンドボールを加治佐がものに。そこから左サイドに展開。児玉が仕掛ける場面につなげていくフロンターレ。
前橋育英にボールを奪われても、八田がすぐさま寄せて奪い返すなどしていきます。
10分には、前橋育英、白井が縦に仕掛けてきたところ、関がカバー。そこから知久につながり、知久は一気にエリア正面へ。そのパスに加治佐が抜け出し、シュート。
しかし、藤原がセーブ。
さらに中央で加治佐がボールをものにし、右サイドへ流れた香取から柴田へつながり、いったん香取に預けた柴田は高い位置で受け直し、仕掛けてますが、これには前橋育英、黒沢が対応。前橋育英も粘り強い献身的な守りで、フロンターレに対抗していきます。
それでも、相手陣内で多くのプレーを重ねるのはフロンターレ。児玉がスローインの流れから仕掛け、最終ラインでは林や楠田が多くボールに触れ、知久も中央に顔を出して、うまく間で受けるなどしていきます。
14分には、児玉から関と左サイドでつながり、関が折り返すと、エリア左、飛び出した香取がシュート。これは惜しくも右のポストに。
フロンターレはここで知久に代わり17恩田裕太郎が入り、前線へ。加治佐が右MFへ。
16分には、フロンターレ、楠田がドルブルで仕掛け、左サイド、流れた恩田に展開。恩田のパスに、エリア外左、受け直した楠田がシュート。これは枠をとらえられませんでしたが、素晴らしい攻撃参加。ピッチ脇で見守っていたサポーターを沸かせるプレーに。
前橋育英は、藤原にCBの2人がかかわってボールを動かしていこうとしますが、フロンターレは恩田を先頭に連動してプレス。簡単にはつなげさせず、自分たちのスローインにしていきます。
18分には、左サイド、仕掛けた児玉が折り返し。これにエリア内、恩田が飛び出し、こぼれ球を拾った香取がエリア左でシュート。これは前橋育英の守りが阻んで惜しくもゴールとはならず。
前橋育英は、オノノジュに代わり9四方田泰我、白井に代わり13中村太一が入ります。
21分には、前橋育英、GKの藤原がエリア内を突く正確なキック。しかし、加治佐がカバー。加治佐から香取へ縦パス。香取に対しては、前橋育英のファールがあり、前には出られませんでしたが、守備から攻撃へしっかりつなげようとしていきます。
22分には、林から関、関から児玉とつながり、児玉は左サイドから折り返し。恩田が飛び込みますが、前橋育英はブロック。
左コーナーキックとなり、セカンドボールを拾った正面の児玉から、左サイド、残っていた柴田へ。柴田は仕掛けていきますが、これには前橋育英、平良が対応。
前橋育英は最終ラインから青木が持ち上がり、縦に速いパスを入れていきますが、楠田がこれには対応。こぼれ球を拾った関から中央、加治佐へつながり、そこから右サイド、柴田へ。柴田が浮き球を入れると、右サイド、高い位置で恩田が粘り右サイドでのスローインに。その流れから恩田がエリア右へ仕掛けていくと、右コーナーキックに。
キッカーは柴田。遠いサイドに入れると、香取がヘディングシュート。しかし、藤原がセーブ。
直後には、フィードを恩田が競り、加治佐がエリア内へ抜け出しそうになりますが、前橋育英はクリア。
前橋育英も、四方田、平林との連係から黒沢がエリア外左へ。しかし、林が寄せていき、前橋育英の左サイドでのスローインに。
その流れから黒沢が左サイドから折り返しますが児玉が対応。前橋育英も見事な連係を見せ、ゴールの前に迫っていきますが、フロンターレの守りが上回っていきます。
前橋育英は、再びGKの藤原もかかわり、ボールを後ろからつないでいこうとしますが、フロンターレは厳しく前からプレス。
恩田がスピード感あふれるプレスで、前から追い込んでいき、前橋育英のパスのずれを誘います。
それでも、前橋育英は黒沢が左サイドから正面へ持ち出し、左サイドに流れた四方田へつなげていきますが、林がカバー。
さらに青木が持ち上がり、右サイド、高い位置へ抜け出した立木につなげていきますが、関が体を張り、ブロック。右サイドでのスローインとなり、エリア前で混戦となりますが、楠田がクリア。
さらに前橋育英は、中央からエリア内へ縦に速いパスを通していきますが、楠田が対応。37分には、左サイドでボールをカットした前橋育英。パスに正面へ四方田が抜け出しそうになりますが、これには林が対応。最後は四方田のファールとなります。
フロンターレは39分、矢越に代わり6齊名優太がピッチへ。齊名は今季初出場。
前橋育英はさらに青木から右サイドに開いた平林に展開。間にうまく中村が顔を出し、エリア前に迫っていきますが、関が中央をカバー。そこから左サイドに展開すると、恩田が粘り左サイドでのスローインに。しっかり最後のところで守り、そこから相手陣内へ入り込もうとしていきます。
前橋育英は平林に代わり2井上萩斗。
41分には、前橋育英、中村が右サイドから折り返すと、四方田がエリア正面へ。しかし、楠田・齊名がこれには対応。ボールをものにした楠田がフィードを送ると、エリア右、恩田が抜け出しますが、これには前橋育英の守りがあり、シュートは打てず。
フロンターレはここで香取に代わり20藤井漣祐、児玉に代わり25平内一聖。
44分には前橋育英、フロンターレのコーナーキックをしのぐと、山田のフィードに四方田がエリア左へ。しかし、松澤がカバー。
さらに中盤に浮き球を交え、前橋育英が前に出ていこうとする時間が続きますが、楠田や齊名が競り、左サイドに展開。平内が仕掛ける場面につなげていきます。
四方田が下がり目でキープ。山田が前に持ち上がり、縦に鋭いパスを入れるなどしていく前橋育英。
しかし、フロンターレはコンパクトに、粘り強く球際の厳しさも見せて対応。八田がパスをカットするなどしていきます。
アディショナルタイムは3分。齊名の浮き球のパスに、恩田が高い位置へ動き出し、前橋育英のボールになっても、恩田や藤井、齊名らが連動して前から追い込んでいくフロンターレ。前橋育英、四方田に長いボールが入っても、楠田が対応していきます。
48分には、前橋育英、四方田から右サイドに展開。瀧口がクロスを入れると、正面で石井がシュート。しかし、これは上。
試合はタイムアップとなり、2-1。
フロンターレは、3連勝を達成しました。
昨シーズンは終盤に同点ゴールを許し、いくつかの試合で勝ち点を落とすことになったフロンターレとしては、1点差が続く中、次のゴールも目指す姿勢も見せて、得たこの勝利は大きな成功体験になるはず。これからのシーズンを戦ううえでも、大きなものをつかんだのではないでしょうか。
前半2-1 後半0-0 計2-1得点:八田秀斗、加治佐海(フロンターレ) 白井誠也(前橋育英)
フロンターレの先発:16松澤成音 2柴田翔太郎 4林駿佑 23楠田遥希 15関德晴 10矢越幹都 14八田秀斗 8知久陽輝 11児玉昌太郎 7加治佐海(c) 9香取武
交代:知久→17恩田裕太郎 矢越→6齊名優太 香取→20藤井漣祐 児玉→25平内一聖
控え:1山本健翔 24柏村涼太 29藤田明日翔
前橋育英の先発:1藤原優希 29瀧口眞大 20久保遥夢 5山田佳 16立木堯斗 4青木蓮人 14石井陽 7白井誠也 10平林尊琉 8オノノジュ慶吏 15佐藤耕太
交代:佐藤→6平良晟也 立木→11黒沢佑晟 白井→13中村太一 オノノジュ→9四方田泰我 平林→2井上萩斗
控え:12西野心陽 23鈴木蓮大
(文中敬称略)
写真はかんちさんからもいただきました。ありがとうございます!
◇かんちさん撮影
◇だいち撮影
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