「一番はプロになるために。これからどうやっていくか。自分次第だと思うので。それを目指して頑張りたい」 / MF秋葉拡人

8月26日法政大城山サッカー場で行われた法政大と立命館大による「第66回法政立命館定期戦」。1本目にフル出場、2本目の途中まで出場したのは、川崎フロンターレU-18出身、立命館大のMF秋葉拡人。

トップ下として出場すると、ミドルシュートを打ち、味方との連係からエリア内へ進入。パスを引き出すなど、ゴールを狙って、積極的にプレーを続けました。

定期戦のあと、秋葉拡人に大学3年目のこれまでと、これからについて話を聞きました。

〇大学3年目半ばまで来ましたけど、ここまで成長したなって思える部分などはありますか？

チームのために走るところだとか、止める蹴るの技術っていうのは、より安定したかなと思います。

〇今はフォワードでプレーしているような感じですか？

はい。

〇前はサイドバックでもプレーしていましたが。

そうですね。去年はサイドバックとかもやっていたんですけど、今年はフォワードとかトップ下とかで勝負するというのを監督と話して。

今年からはそうですね。

〇目標としてどういう選手になりたいとかそういったものってありますか？

前期とか去年とかおととしとか、あんまりチームとして勝てていなくて。自分が結果を残すことで、チームを勝たせられる選手になりたいと思います。

〇立命館、なかなかうまくいっていないことも多かったと思うんですけど、その状況をどう思っています？　自分がこうしたいとかそういったものは？

あんまりチームの役に立てていなくて。去年とかあんまり試合に出ていなくて。今年最初、けがをしていて。

途中から復帰して出してもらったんですけど。あんまり結果というところを残せなくて。

ここからチームのために頑張りたいです。

〇大学あと1年半ぐらいになりましたけど、ここからこうなりたいとかそういったものってありますか？

やっぱり一番はプロになるために。これからどうやっていくか。自分次第だと思うので。それを目指して頑張りたいと思います。

〇ちなみに今年は背番号47になりましたけど、(昨年は背番号24をつけてプレーしていた)　あれは自分でつけたんですか？

マンチェスターシティのフォーデン選手が好きで。

〇それにちなんで。

はい。変えました。

〇大学でけっこう同期の選手も試合に出ていますけど、それについて思うところなどはありますか？

みんな試合に出て頑張っているというのは見ているので。

刺激になって、自分もやんなきゃなって思います。

〇卒団してからU-18がプレミアで優勝争いをしたりして、U-15生田もこの前優勝したりして、それについて思うところってありますか？

勝負強くなった。

〇なるほど。

自分たちは中学の頃は最後(高円宮杯で)3位まで行けたんですけど。高校とか勝負強さは、リーグとしては強かった (2021年プリンスリーグ関東で初優勝) ですけど。

一発勝負の勝負強さはついてこなかったので。

〇またフロンターレのサポーターにメッセージをいただいてもいいでしょうか？

自分自身戻りたいと思っているので。まだプレーしているので。いい結果を、そういった結果を届けられるように頑張りたいと思います。

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フロンターレU-18時代は、攻撃的なMFとして、たびたびゴールを決め、2021年のプリンスリーグ関東優勝と、プレミアリーグ昇格に貢献した秋葉拡人。

昨年見せたサイドバックでのプレーも、なかなか堂々としたものでしたが、この日ミドルシュートを打つ姿を見て、「やはりゴールをするところをもっともっと見たい」と思わされるものがありました。「今年はFWやトップ下で勝負したい」という言葉からも期するものを感じさせられます。

9月下旬から再開となる関西学生サッカーリーグ1部。現在10位の立命館大にとっては、1試合1試合勝利が求められる試合が続きます。

厳しい戦いのなか、チームを救うような活躍をすることを願っています。

(文中敬称略)

Kawasaki Youth Grown-Ups